Oracle Cloud PaaS & IaaS：2019年3月度サービス情報アップデート

Oracle Cloud
PaaS & IaaS
日本オラクル株式会社
クラウドプラットフォーム戦略統括
2019年3月14日
2019年3月度サービス情報アップデート

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OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明す
るものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いか
なる契約にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリア
ルやコード、機能を提供することをコミットメント（確約）するも
のではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さ
い。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースお
よび時期については、弊社の裁量により決定されます。
2

• Cloud Documentation
(英語版：最新情報はこちらをご覧ください)
• クラウドのドキュメント
(日本語版)
– Oracle Autonomous Data Warehouse
– Oracle Database Cloud Service
– Oracle Cloud Infrastructure
• アップデートは各サービスのド
キュメントの”What‘s New”から
確認できます
3
各サービスのアップデートはこちらから確認できます

• Oracle Cloud Infrastructure
– セルフサービスでのパスワードリセット
– Ubuntu images (18.04 and Ubuntu 16.04)
– Monitoring/Notifications/Resource Manager
– Compute Autoscaling
– VNCコンソール接続 (ベアメタル)
– Storage Gateway 1.2.1
– リージョナル・サブネット
– Health Checks
– Web Application Firewall
– MarketplaceがOCIコンソールに統合
– AMD VMシェイプでWindows Serverが利用可能に
– トロント・リージョン開設
4
主要サービスのアップデート・サマリー(2019年1-3月)
• Oracle Autonomous Data Warehouse
– 既存インスタンスのクローン
– Service Gatewayに対応
– Application Continuityに対応
– Parquetフォーマットへの直接アクセスに対応

• Oracle Cloud 全体
– Universal Credits フェージング
• Oracle Cloud Infrastructure
– Web Application Firewall 提供開始
5
サービス・ステータスのアップデート

Universal Credits
C
Bring Your
Own License
to PaaSC
Oracle Cloud (PaaS/IaaS) の購入・利用を簡素化する
革新的な価格モデル
6
クラウド向け価格モデル: Universal Credit / BYOL to PaaS

Universal Credits: 2つの購入モデル
セルフサービスでの利用
に最適なモデル
利用頻度が少なく気軽に利用したい場合や、
継続利用を検討中の場合に最適
• 新サービスのトライアル
• 迅速なプロトタイピング
• 柔軟なスケーリング
• 初期の開発プロジェクト
• 利用したい期間が短い場合
コスト削減を最大化でき
る月額モデル
月単位のワークロードが安定している場合
や、利用コストを最小化したい場合に最適
Monthly FlexPay As You Go
• ワークロードが予測可能な本番環境
• 長期の開発プロジェクト
• 長時間実行される大きなアプリケーショ
ン (人事システム、給与システム、分析
システム等)
振り返り
7

Universal Credits: 2つの購入モデル
Monthly FlexPay As You Go
Universal Creditsの価格表に載っている全てのPaaS&IaaSサービス
(将来追加されるサービスも含む)
毎月利用した分を後払い決まった月額クレジットを先払い
* 最低月12万円、超過分は毎月後払い
対象
サービス
利用レート
期間特に指定なし最低1年
*2つの購入モデルは併用できません、Exadata Cloud at Customer/Database OCPUはMonthly Flexのみ
ディスカウントなし契約年数・クレジット額で割引あり
支払い
価格表「Pay as You Go」のレート価格表「Monthly Flex」のレート
* PaaSはPAYGの2/3>
振り返り
8

各サービスの利用料がクレジットから消費
• あらかじめ設定した月額クレジットから、各サービスが利用した分
を消費していきます
月額クレジット
Universal Credits: Monthly Flexの利用イメージ
契約期間(1年以上)
1ヶ月目2ヶ月目3ヶ月目・・・
利用超過分
(毎月追加請求)
未使用分
(1ヶ月ごとに失効)
毎月の利用イメージ一ヶ月間の利用イメージ
IaaSサービスA
PaaSサービスB
PaaSサービスC
月額クレジット
月単位でクレジット額を目安にサービスを利用
振り返り
9

Universal Credits: Monthly Flex Phasing
• 月額クレジット金額を月毎もしくは四半期毎に増やして設定できる
購入方法
– 最低金額：月額$1,000以上(通常と同様)
– 契約期間中、金額を減らす設定はできません
– 契約後、しばらくは開発・検証利用のため、利用が少ないような場合に最適
10
2019年1月

Universal Credits
C
Bring Your
Own License
to PaaSC
Oracle Cloud (PaaS/IaaS) の購入・利用を簡素化する
革新的な価格モデル
11
クラウド向け価格モデル: Universal Credit / BYOL to PaaS

※Oracle Database以外にもWebLogic ServerやSOA, BI等も同様
Oracle Database を Oracle Cloud で利用する
保有している
Oracle Database
のライセンスを活
用したい
完全に従量制で
利用したい
BYOL to IaaS
BYOL to PaaS
PaaS
✓ 自由な環境でOracle Databaseが利用できる
✓ 任意のバージョン/OS等の要件がある場合
✓ 自動化や効率化機能が実装されたOracle
Databaseが利用できる
✓ 通常のPaaS利用に比べ、料金が低減される
✓ 自動化や効率化機能が実装されたOracle
Databaseが利用できる
✓ 利用しない場合PaaS料金をゼロにできる
12
振り返り

BYOL to PaaS:
保有ライセンスを活用して、さらに安価にクラウドが利用可能
• クラウド移行の際に、お持ちのライセンスを活用すること
で、通常に比べて、大幅に低い料金でPaaSを利用できます
• DBCS EE の場合、64%低減できます
Compute
+
Compute Support
Automation
EE License Entitlement
+
EE License Support
EEのBYOL
BYOLレート
Compute
+
Compute Support
Automation
SEs License Entitlement
+
SEs License Support
BYOLレート
SE/SE1/SE2のBYOL
13
1CPU 34.8円/時
(BYOLのDBCS)
1CPU 96.8円/時
(通常のDBCS EE)
振り返り

BYOL to PaaS: 並行稼働期間について
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オンプレミス
C
Public Cloud
ライセンス
BYOL
オンプレミス利用停止
並行稼働期間
最長100日間
クラウドの利用を開始
(BYOL to PaaSのインスタンスを作成)
オンプレミスから
環境移行する作業期間として、
ライセンスを一時的に並行利用できます
2018年

オンプレミスからのクラウド移行
“BYOL to PaaS”の活用例
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オンプレミス
IPSec VPN
インターネット
監視システム
基幹システム
業務システム群
N/W Gateway
⚫ 本番環境：オンプレミスライセンスを活用して、一定リソ
ースを安価に利用 (＋PaaSによる運用効率化)
⚫ ステージング/開発環境：必要な時のみ起動して、停
止時には費用は発生させないPaaS利用
VPN Gateway
Compute
アプリケーションサーバーが稼動
Database Cloud Service
開発ステージング
Oracle Cloud
本番
BYOL to PaaS
PaaS
ライセンス

LONDON
ASHBURN, VAPHOENIX
FRANKFURT
Oracle Cloud Infrastructure: リージョン (~2019年末)
Commercial
Edge Points of Presence
Government
SYDNEY
CHICAGO
TORONTO
SAO PAULO
TOKYOSEOUL
MUMBAI
ZURICH
OSAKA
16
Commercial (Planed)
2019年1月
トロントリージョンが開
設されました

参考：リージョンと提供サービスの確認
• 各リージョンにおいて提
供しているサービスは以
下のサイトで公開してい
ます
• https://cloud.oracle.com/da
ta-regions
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Oracle Cloudを最前線で保護するエッジ・サービス
ユーザー
[顧客、パートナー、
社員、あらゆる物] IT
[DevOps、管理、
アーキテクト]
期待
[高品質なエクスペリエンス]
アイデンティティ
コンピュートブロック・
ストレージ
データベースネットワーキング
オブジェクト・
ストレージ
Edge
メッセージング
名前の
解決
分散された
コンテンツ
トラフィック
ステアリング
次世代のクラウド
インターネット
監視
可用性
パフォーマンス
セキュリティ
コントロール
エッジ
ネットワーキング
エッジ
セキュリティ
Core+

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Oracle Cloud Infrastructure Web Application Firewall 概要
顧客アプリケーション
• オリジンを非表示
• サーバからの送受信トラ
フィックを常時検査
• 人によるリクエストか機械によ
るリクエストかを特定
• 人以外の不審なリクエストを
制御・ブロック
• 重要なWebアプリケーション、
データ、およびサービスへの
アクセスを制限または制御

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アクセス制御
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重要なWebアプリケーション、データ、サービス
へのアクセス制御と管理
特定の地域または特定の国からのデータへの
アクセスを制限する
一般データ保護規則（GDPR、PCIDSS）コン
プライアンス要件を満たす

サイバー攻撃からの保護 (WAF プロテクションルール)
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250を超えるルールを事前提供。Open Web
Access Security Project（OWASP）準拠
リクエストに攻撃ペイロードが含まれているかどうか
を判断するために受信トラフィックと比較
SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティン
グ、HTMLインジェクションなど、リクエストを
ブロックまたは警告

ボット対策
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JavaScript と CAPTCHA チャレンジの構成により
機械によるアクセスを識別・防止
ボットのホワイトリスト化により、ユーザーはどのボッ
トが資産にアクセスできるかの選択が可能
WAFのルールセットにチャレンジとホワイトリスト
を合わせることにより、さらに善良なボットと
悪意のボットを見分ける

価格
サービス価格 [円] (*) 課金単位
Oracle Cloud Infrastructure - Web Application Firewall
- Requests
72.00 1,000,000 Incoming Requests Per Month
- Good Traffic
18.00 Gigabyte of Good Traffic Per Month
- Non-OCI Endpoint
240,000.00 Endpoints Per Month
- Bot Management
480.00 1,000,000 Incoming Requests Per Month
*Pay as You Go / Monthly Flex ともに同価格になります。

MW PaaS
24

•Integration
25

環境移行の基本的な流れ
① 移行元からアセットをエクスポートし、OCI Object Storageに保存
• アーカイブには統合、セキュリティ構成、エンドポイントの構成を含む
② Object Storageに格納したアセット（アーカイブ）を移行先にインポート
③ その他必要な後続作業を実施
Confidential – Oracle Internal/Restricted/Highly Restricted 26
ICS
OIC-UM
OIC
OICObject
Storage
REST APIで
エクスポート
REST APIで
インポート

移行対象のオブジェクト
• 統合、接続、ルックアップ、エージェントグループ、カスタムアダプタなど
• エンドポイントの構成
• ユーザー定義の資格証明
• ユーザー定義の証明書
• 全てのセキュリティ・ポリシー（既存のポリシーは上書きしない）
• CSFストアに格納された接続パスワード
• データベース設定や通知設定などの設定情報
• 推奨エンジンの詳細とAPI Platform接続の詳細

参考ドキュメント
Exporting Oracle Integration Cloud Service Data Objects into Oracle Integration Cloud
https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/integration-cloud/integration-cloud-
auton/move-assets-environments.html

•Content
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Home メニューの追加 – Web UI
• ナビゲーションに「ホー
ム」が追加
– 最近のアイテム(直近操作し
たメニューやコンテンツに簡
単アクセス)
– 操作ガイド(マニュアル)への
リンク
– 各種メニューへのクイック・
リンク
– デスクトップクライアントの
ダウンロード
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Home メニューの追加 – Mobile App
• ナビゲーションに
「ホーム」が追加
– アセットの承認 (*1)
– 会話のフラグ通知
– お気に入りドキュメント
– お気に入り会話
• 割当て
– 使用領域、空き領域
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(*1) Enterprise ユーザーのみ表示

翻訳ジョブの管理
• コンテンツ・アイテムの翻訳ジョブを管理
– 翻訳対象コンテンツ・アイテムのエクスポート/イン
ポート
– 翻訳ジョブにの翻訳ステータスを管理
• Download(エクスポート完了/ダウンロード準備完了)
• In Progress(ダウンロード済/翻訳中)
• Complete(インポート済/翻訳完了)
• Failed(翻訳ジョブの失敗)
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VBCS 連携 (VBCS コンポーネント)
• VBCS アプリケーションを、VBCS コンポー
ネントとしてサイト上に配置可能になりま
した
– Visual Applications 対応
• 公開(LIVE)された VBCS アプリケーションの URL を指
定
– 利用条件
• CEC および VBCS が、同じアイデンティティドメイ
ンに所属すること (SSO 必須)
• 連携設定は CECEnterpriseUser ロールが必須
• VBCS → Tenant Settings で CEC のサービス URL を
Allow Origin として登録 (CORS 有効化)
• VBCS アプリケーションは埋め込み可能 (Allow
Embedding in any application domain)であること
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クラウドストレージサービスとのコネクタ
• 下記３サービスに対応
– Google Drive
– Microsoft OneDrive
– Dropbox
• 有効化すると、アセットの「追
加」メニューに表示されます
34

マーケティング関連
情報
35

関連プレスリリース
• 2018/12/17：オラクル、包括的なクラウド・ネイティブ・フレームワークを開
発者に提供
• 2019/01/10：BlueMeme、アジャイル開発サービス対応基盤としてOracle Cloudを
採用
• 2019/01/16：全国約2,000万件超の賃貸物件を掲載するakibaco、オラクルのクラ
ウドを活用し、カスタマー・サービスを強化したWebサイトとして刷新
メディア記事
• オープン技術をベースにCloud Native開発を積極的にリードするオラクル【デブ
サミ2019】
• PoCを終え本稼働に入ったオラクルのブロックチェーン基盤ユースケース
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セミナー/イベント予定
• Oracle Cloud (PaaS/IaaS)：セミナー情報
– https://blogs.oracle.com/oracle4engineer/oracle-cloud-platformpaasiaas-v4
• 今後実施
– 2019/03/15：Oracle Cloud Infrastructure ハンズオン～Compute＆Database～
– 2019/03/26：Autonomous Data WarehouseおよびAnalytic Cloudによるデータ利活用ハンズオン
– 2019/03/29：Oracle Database Technology Night ～集え！オラクルの力（チカラ）
– 2019/04/12：Oracle Cloud Infrastructure Day 第二世代クラウドの実力 Oracle Cloud Infrastructure
最新情報とお客様活用事例
– 2019/04/19：Business Application Innovation Day PaaS活用によるビジネス環境の変革
– 2019/05/14：Oracle Cloud Infrastructure Day 第二世代クラウドの実力 Oracle Cloud Infrastructure
最新情報とお客様活用事例（大阪）
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