2011年2月1日開催された「経産省 第4回 新世代ＩＴ政策尖端研究会 ~世界にはばたけ！日本のＩＴ~」（ニコニコ生放送：http://live.nicovideo.jp/gate/lv38742904）中で使った説明用スライドです。

1. MR&MI社会
MR: mixed reality
MI: mixed identity

2. Mixed Reality
• 複合現実
–現実と仮想現実（VR）の間
–拡張現実（AR）も含む
Milgram, Paul; H. Takemura, A. Utsumi, F. Kishino (1994).
"Augmented Reality: A class of displays on the reality-virtuality continuum”
http://vered.rose.utoronto.ca/publication/1994/Milgram_Takemura_SPIE1994.pdf

3. ユーザー視点から見たMixed Reality
• 「できること」を増やすには この領域に
行けない
できる 「制度」の
(＋)
こと 裏付けを
欠くから
現実 見る・
(ー) 拡張 (＋) 聞くこと
仮想 現実
現実
(ー)

4. Mixed Identity
• さまざまな「自分」のあり方
– 現実の自分、ネット上の自分、職場での自分、・・
• アイデンティティを複数持つこと
– 自分と社会との関わり方をコントロールできる
• 必要なこと
– 「もう１人の自分」ができることを増やす

5. MIのための社会インフラ
• 「分身」登録制度
– メールアドレスやアカウントの登記
– ID等での取引
– ネット上で会社設立
– 遠隔操作ロボットによる社会参加
• 「通り名」・「字（あざな）」・「幼名」制度
– 「身代わり防壁」
• 「合人」民主主義
– 三次元「キャラクラシー」
– 集合知メカニズムの活用