J-SOL TWO での分科会発表用スライド

1. Ｊ－ＳＯＬ2 分科会Ⅱ
２００９年６月２７日
解決志向
ＳＦで１０名のチームを活性化させる方法
ソリューション・フォーカス
～組織にＳＦをインストールことは可能だ！～
ソリューショニスト 五島 光
2009年６月2７日

2. 自己紹介
■年齢不詳ってよく言われます。
■何を考えているかわからない、もよく言われます。
→何も考えていないので安心してください。
■仕事は「歯科専門経営コンサルタント」です。
■若い女の子に囲まれていいね、と言われますが
そんなに優雅（？）な仕事じゃないです。
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3. 自己紹介２
■ブログ『ザ★ソリューショニスト』
http://ameblo.jp/solutionist/
（ソリューションフォーカスで検索すればＯＫ）
■あまり日本に紹介されてないＳＦ関連書を
勝手に訳したりもしてます。
■Ｊ－ＳＯＬ ＬＡＢも。
■勉強会もしたい！
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4. 仕事の
仕事の内容
■院内を見る、スタッフと面談する、ドクターと話す。
■よくある歯科医院のスタッフ構成
■歯科医院に勤務する女性のよくある特徴
・基本的に仕事したくないです。
・目標は持ってないです。
・最近は親が悪い影響を与えています。
・ネガティブです。
■院内は不和なことが多い
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5. 本日のアジェンダ
① SFインストール・デザイン
② 小さな組織「再生」の手法
③ 質疑応答（時間があれば）
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6. 適用範囲
※会社で言えば、ＳＦがインストールされた
小さな組織を作ること
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7. 組織再生の２つのタイプ
■外科手術
結果が出るまで待つ時間がない場合
副作用はある（が、必ず良くする）
けっこうブラック
どちらにとっても不幸な場合
■体質改善
出血していない場合
５～６ヶ月くらいかかる
副作用はほとんどない
みどころがありそうな人が複数いる場合
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8. 「ソリューション・フォーカス」とは
Solution-Focused
Thinking & Action
■解決志向的な思考（発想・マインド）
■解決志向的な行動
■２つないとソリューションフォースト
行動
■解決のためならＳＦも捨てる
思考（発想・マインド）
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9. SFインストール・デザイン①
■小さな組織へのソリューションフォーカスの展開は
３段階に分かれる
ＳＦの自己増殖
ＳＦの自己増殖
ＳＦ体質の完成
ＳＦ体質の完成
ＳＦの導入
ＳＦの導入
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10. 10
ＳＦ体質の完成
ＳＦ体質の完成
■実は、最初のステップだけが重要！
SFインストール・デザイン②
ＳＦの自己増殖
ＳＦの自己増殖
ＳＦの導入
ＳＦの導入

11. ＳＦイントール・デザイン③
流れはわかった。
で、どこから手を付けたらいいの？
トップ
お客さん
従業員
取引先
スタッフ
患者さん
答：３つに同時アプローチ
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12. 組織トップへのアプローチ
解決の主体は誰なのか？
■トップは「雪が降っても自分のせい」
■トップがダメなら、下もダメ
・・・とは限らない
→長続きはしない カスタマー
■カスタマーになってから
来てください コンプレイナント
ビジター
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13. トップのためのＳＦ的トレーニング
■トップはＯＫメッセージの出し方をマスター
→１円玉メソッド
■感謝を言葉に出す
■「～してあげてる」思考の封印
■いちばん恐いのは「慣れ」
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14. 組織内メンバーへのアプローチ
ここでもやっぱり
解決の主体は誰なのか？
■ＳＦの導入とはスタッフ自らが「解決の主体」
になること
■すでに「解決の主体」となっている人を探す
■「解決の主体」になりそうな人を育てる
■「自分がやらなくちゃ」というチームを作る
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15. 「７つのステップ」で言うでいうと・・・
ここに乗せるの
がとても難しい
©Yasuteru Aoki
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16. ここでちょっぴり稲盛和夫
自燃物
自ら燃える人
可燃物
自然物に燃やされて燃える人
不燃物
燃やそうとしても燃えない。それどころか・・・
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17. 可燃物の例
末次由紀『ちはやふる』第５巻
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18. 個別面談
パンドラの箱を開ける！
■不平・不満は洗いざらい
■「うんうん」「そうか、そうか」
■もしトップ自身が面談を行なうときは
反論をしない。
→ダメ、絶対。
■ターニングポイントを探す
→「でも、私だって悪いんですけどね・・・」
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19. 個別面談（リソースの発見①）
■仕事をするときに何を大切にしていますか？
■１００％満足させられる患者さん、得意なタイプの
患者さんはどんな患者さんですか？
■最近、患者さんに感謝されたことはどんなこと？
■仕事で満足するのはどんなときですか？
不平・不満・グチ・文句を言わなさそうな人には
次の質問も有効です。
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20. 個別面談（スケーリング・クエスチョン）
仕事の満足度は１と１０の間で
言えば、どれくらい？
■「１０が十分に満足、１がぜんぜん満足してない」
というスケール
■初めてこの質問を使ったときはドキドキでした
■セオリーどおり、今あるものを訊いてあげる
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21. 個別面談（リソースの発見②）
■これまででいちばんがんばったことは何ですか？
→「いちばん大変だったこと」でも可
「今やっている仕事です」
■それは何があったからがんばれたんですか？
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22. 個別面談（リソースの発見）
※使用上の注意
もちろん、面談の始めの方に「問
題点」と「改善点」は訊いています。
それも十分に。
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23. 目標を書かせるのもソリューション・フォーカスで
■基本的に医院目標を作ってから、個人目標の導入
■目標を立てるのは次の３種類
★組織の目標を達成するための目標
★個人のスキル・知識を高めるための目標
★個人の内面・精神面を高めるための目標
■大切なのは振り返り
→「反省」という名の反省はさせない！
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24. 目標を書かせるのもソリューション・フォーカスで
ＳＦの考えを用いて
修正してみよう！
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25. 目標を書かせるのもソリューション・フォーカスで
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26. 目標を書かせるのもソリューション・フォーカスで
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27. 目標を書かせるのもソリューション・フォーカスで
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28. いいこと探しミーティング
■組織のリソースを共有する
■マーケットに対しての強みである必要はない
→≠ＳＷＯＴ分析
■「どんなに小さなことでもＯＫ」
→ささいなことの重要性を伝えておく
■「かぶってもＯＫ」
→とにかく言ってもらうことを優先
■質より量
→５～１０分考えてから発表
→２～３分で終わる人も「がんばれ！」
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29. いいこと探しミーティング
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30. ミラクル・ミーティング
■組織の未来を共有する
■組織トップのミラクルである必要はない
→個人が考える組織のミラクルの共有
■フューチャー・パーフェクトは理想の未来ではない
→「こうなっていたらいいな」レベルでＯＫ
→若い女の子は現実的
■「こうなったらいいな」をとにかく書く！
→５～１０分考えてから発表
→２～３分で終わる人も「がんばれ！」
■非現実的なものばかり出てきたら、どうする？
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31. ミラクル・ミーティング
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32. トラブルこそチャンス！
■組織に合わない人が辞める
■でも、なぜか数字が上がる
■さらに盛り上げるチャンス。
→ＯＫメッセージの量をさらに増やす。
→徹底したメンバーの「観察」(管理じゃないよ)を！
→ほめる必要はなく、事実の伝達をすればＯＫ
■ただし、この状態に甘えないように
→組織には気持ち余分な人員がいるほうが○
→人間なので、疲れます
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33. ＳＦＴＡの伝え方
■いきなり「ＳＦだ！」は言わないように
■基本路線は「ゲリラＳＦ」
→さりげなくＳＦ
■興味ありそうな人が出てきたら
→「実はね・・・」
■「どうやってるんですか？」
「何やってるんですか？」
はじめはガマン
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34. 組織外リソースの利用
■医療の仕事に興味ある人は、基本的に「誰かの役に
立ちたい」という気持ちが絶対どこかにある。
■誰かの役に立っていることを確認してもらう。
■アンケートを書いてもらう。
ただし、いいところだけ！
※顧客アンケートで改善点を書いてもらおうと
するのは何もわかってない素人です。
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37. まとめ
① SFインストール・デザイン
② 小さな組織「再生」の手法
③ 質疑応答（時間があれば）
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38. ありがとうございました！
ご質問などは、
hikaru@goto.name
今のところ返信率は１００％！
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