45. - Accessing User Data and Resources
- ユーザーのプライバシーは最も重要である
- ユーザデータやリソースの使用法について透明性を確保する必要がある
- 例えば以下のようなデータにアクセスする場合は許可を求める必要がある
- 位置情報、健康情報、財務情報、連絡先情報、その他の個人識別情報を含む個人データ
- 電子メール、メッセージ、カレンダーデータ、連絡先、ゲームプレイ情報、 Apple Musicアクティ
ビティ、HomeKitデータ、およびオーディオ、ビデオ、写真コンテンツなどのユーザが作成した
コンテンツ
- Bluetooth周辺機器、ホームオートメーション機能、 Wi-Fi接続、ローカルネットワークなどの保
護されたリソース
- カメラやマイクなどのデバイス機能
4. アプリのアーキテクチャ(App Architecture)
46. - Accessing User Data and Resources
- アプリで明らかに必要な場合にのみ、権限を要求すること
- できれば、アクセスを必要とする機能を使うときに初めて許可を求めること
- アプリを使うために必要な場合にのみ、起動時に権限を要求すること
- 権限要求アラートに表示するテキストで権限が必要な理由を明確に記載すること
- テキストは端的で具体的、かつ理解しやすい、簡潔で完全な文章を目指すこと
4. アプリのアーキテクチャ(App Architecture)
47. - Accessing User Data and Resources
- iOS 15以降では位置情報取得用のボタンが用意されている
- アプリの機能のために一時的に位置情報が必要な場合は
そのボタンの利用を検討すること
- ボタンUIはカスタマイズ可能なので、
アプリのデザインに合わせて調整すること
- 注意:カスタマイズした位置情報ボタンに一貫した問題が
あることがシステムによって確認された場合、
ユーザーがボタンをタップしても、アプリにデバイス
の位置情報へのアクセスが与えられません
4. アプリのアーキテクチャ(App Architecture)
48. - Accessing User Data and Resources
- iOS 15以降ではShazamKitという音声認識が利用可能
- 音声認識のためにデバイスのマイクが必要な場合は、各種データ
/リソースへのアクセス
と同様に、マイクへのアクセスを要求する必要がある
- 録音は可能な限り早く停止すること
- 認識した音声をiCloudライブラリに保存できる場合、保存するかどうかはユーザに選択さ
せること
4. アプリのアーキテクチャ(App Architecture)
49. - Accessing User Data and Resources
- アラートの前にカスタムメッセージを表示する場合、システムのアラートを出すアクション
のみが可能な状態にすること
- 理想的には、カスタムメッセージなしで文脈で許可を要求する理由が理解できること
- ユーザに遅延戦術と解釈させないように、カスタムメッセージを閉じたら必ずシステムアラート
が表示されること
- アクションのタイトルは「続行」のような言葉を使い、「許可」のようなカスタム画面内で許可を
与えたり他のアクションが実行できるような言葉を使わないこと
4. アプリのアーキテクチャ(App Architecture)
50. - Accessing User Data and Resources
- アプリのトラッキングについて
- システムが提供するアラートの前に、人々を混乱させたり誤解させたりするようなカスタム
メッセージを表示しないこと
- アプリのトラッキングはデリケートな問題であり、適切な表示でない場合などは
App Store
Reviewでリジェクトされる可能性があるため、ガイドラインを良く確認しておくこと
4. アプリのアーキテクチャ(App Architecture)