統合型 GIS から課題対応 GIS へ
~自治体GISの勘違い(2)~
統合型ってなんだ?
だめだよその地図利用!
じゃあどうすればいいんだよ!
KAZUHITO ASANO
Profile
近畿大学土木工学科卒業
(在学中に奈良県立橿原考古学研究所にてアルバイト)
富田林市上下水道部理事兼次長兼下水道課長
(道路23年 企画 4年 下水道‣浄化槽 8年目)
一般財団法人地理情報システム学会(GISA)
代議員・広報委員・自治体分科会代表
GIS資格認定協会(GISCA)幹事
2
我々の活動を紹介します
https://www.facebook.com/groups/JLGGIS/
Facebookにおける自治体GIS活用推進グループ
国土交通省では、地方自治体におけるGIS
活用人材の育成を目的としたセミナーを開催
されている。毎回多くの自治体関係者が参加
され、実際にGISを体験されるなど、GISを幅
広く行政施策に活用できる人材の育成を図ら
れているところである。一方で、これらのセ
ミナーで得た経験や知識を、それぞれの職場
において活用するためには、単発的なセミ
ナーだけでなく継続的な相談窓口の設置と、
その相談に応えられるスタッフの確保等が課
題である。
このような中、平成24年2月に京都
(2/1~/2)と岐阜(2/8)で開催された「防
災業務におけるGIS高度活用人材育成プログ
ラム」をきっかけとして、このセミナーに参
加したメンバーを中心に Facebookによる自
治体GISの相談窓口を開設し、自治体GISに関
する各種情報の提供と自治体GISの課題等に
ついて意見交換を行っている。行政関係者だ
けでなく、学会、民間企業、NPOなど、様々
な主体が活発な意見交換を行い、互いに研鑽
し、ひいては自治体行政におけるGISの益々
の普及、活用が、自律的に図られることを目
指している。
(発起人 今井修 青木和人 浅野和仁)
https://www.facebook.com/groups/JLGGIS/
自治体GIS活用推進グループはここから始まりました
月別投稿分類
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12.7812.50
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9.17 9.00
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7.00 6.80
5.50 5.50 5.12 4.75
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地図の利用
統計
地図の公開
空中写真
協力協定
安全見守り
アプリ
イベント
オフ会
自治体事例
国の取組
GIS教育
防災
オープンデータ
測量
地域支援
国の動向
ニュース
外注業務
標高データ
GPS
(空白)
平均 / コメント数
平均 / いいね数
データの個数 / 分類
分類別平均「コメント」「いいね」と投稿数
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協力協定
安全見守り
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イベント
オフ会
自治体事例
国の取組
GIS教育
防災
オープンデータ
測量
地域支援
国の動向
ニュース
外注業務
標高データ
GPS
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平均 / コメント数
平均 / いいね数
データの個数 / 分類
自治体事例
GIS教育
アプリ
地図の利用
統計
地図の公開
Facebook自治体GIS活用推進グループ
の投稿を包括的に眺めると・・・
自治体の取り組みに関しては、自治体だけでなく地域企業や研究者も強い
興味を持っている。
自治体職員がGIS教育に参加しやすい環境と機会づくりとが求められる。
事例として紹介しなかったが、自治体職場においてオープンソースソフトウェ
アの「QGIS」が、活用と職員教育の両面で期待されている。
基盤地図情報の活用はその更新の仕組みづくりが成否のポイント。国と自
治体の役割を明確に示すことが重要。
国勢調査を空間情報として自治体が十分に活用するためには、自治体職員
の空間処理技術の向上が欠かせない。
空間情報の公開には、個人情報の有無の確認と、位置精度等に関する免
責事項の明示が最低要件となる。
浅野和仁 9月9日 23:14
これまでにGISに取り組んだ自治体はそんなに少なくは無いと思うのですが、そういった自治体は、その後
どのような変遷をたどっているのでしょうか。
1,発展的継続
2,硬直的継続
3,縮小的継続
4,自然消滅
5,強制終了
コメント43件
自治体 進展状況 課 題 要 因 な ど
T 市
発展的継続から硬直的
継続に移行
人材育成に伸び悩み
行政課題に即したGISから事業者が提案する
仕様に沿ったGISに変貌
B 市 緩やかに発展的継続 目の前の業務をこなすのが精一杯
横断組織も、全体を見てどう運用するかとい
う議論にはなかなかなりません
N 市 発展的継続
WGが全庁的なGISの運用管理を行っ
ている
極力、事業者に頼らず自力で対処するころを
心掛けています
M 市 発展的継続 GISは運用が難しいシステム
U 市 壊滅的衰退
ある程度定着している業務系GISと違
い、分析系GISは業務と直結しないた
め、あったら便利、無くても困らない。
という雰囲気。
人材育成に失敗、業務に無理矢理直結させ
る力業も必要。
(実例)自治体GISのこれまでの展開について質問しました。
その他の意見
企業 • 自治体担当者が2~3年で異動してしまい、企業として継続支援が困難。
• 競争入札になるので、確実に受注できる当てがないため結局、社内に於いて販売事業計画
に盛り込めないので会社を上げた取り組みになり難い。
• 自治体の予算が単年度処理なので、何年か掛かる継続的な改善提案が意味を成さない。
• 自治体の特定の業者への依存が新規提案の壁になっている。
研究者 • 市民や研究者を巻き込んだ「推進委員会」のような外部組織による事業監視体制があれば
継続できるかも。
研究者 • 技術支援者(研究者などの第3者or事業者or自治体職員)がいなくては継続できない。
• 事業者による支援は、営業の観点が入ってしまうと良い結果にならない。
• 首長の理解は重要だが、選挙により状況が一変する場合がある。
• 外部資金(国の支援など)に頼ると一時的には急激に進むが,資金が切れた時には急激に
衰退する傾向にある。
研究者 • 業務にがっつり組み込んで、使わないといけない体制、いわゆる「背水の陣」で臨まなければ
継続できないということであれば、それは業務ではなくGISの方が悪いのではないか。
• 専門家のためのツールから脱していない。
自治体 •その自治体に強く関わっている特定の事業者が、囲い込みのために自治体GISの構造を複
雑にし、混乱に乗じて業務価格を高額に押し上げているような気もする。
(実例)自治体GISのこれまでの展開について質問しました。
11
我々の活動を紹介します
その2
12
地域課題を抽出するため、統計や地域情報をGISを使って
可視化し、抽出した課題を解決する試みを体験していただく
ワークショップです。
ワークショップでは具体的な都市の空間データ、統計デー
タ等を用意しています。なおGISの操作は専門の担当者が行
いますので、参加者はデータの組み合わせを指示したり、そ
こから導かれる結果等についてグループ討議し、都市課題
の解決を体験していただきます。難しいGIS操作に頭を悩ま
せることなくGISの利点を実感していただけます。
GISに長けた方も、GISなんて触ったことがないという方も一
緒に都市の問題、課題について議論していただけるプログラ
ムです。
G空間EXPO Geoエデュケーションプログラム
G空間EXPO2013ワークショップ
2013年11月15日 日本科学未来館
G空間EXPO2014ワークショップ
2014年11月14日 日本科学未来館
G空間EXPO2015ワークショップ
2015年11月27日 日本科学未来館
自治体GISを取り巻く様々な課題の中から、最先端で取り組
んでおられる方々からホットな話題を提供していただき、それ
を聴講するとともに、参加者みんなで、提供された話題につ
いて意見交換します。
話題提供者や、先進自治体の担当者、自治体GISを研究さ
れている多くの専門家の先生方との意見交換によって、「聴
く」だけで得られない、貴重な体験を得ていただけます。
また、それぞれの自治体のGISの相談相手を見つけられる
機会にもなります。
GIS学会大会自治体分科会セッション
2014GIS学会大会自治体分科会セッション
2014年11月8日 中部大学(愛知県)
2015GIS学会大会自治体分科会セッション
2015年10月10日 慶應大学(東京都)
2015GIS学会大会自治体分科会セッション
2015年10月10日 慶應大学(東京都)
2016 GIS学会大会自治体分科会セッション
2016年10月15・16日 立正大学品川キャンパス(東京都)
GIS
G空間EXPO Geoエデュケーションプログラム
& GIS学会大会自治体分科会セッション
地形図
×
空間情報
×
統計情報
オープン
データ
GISアプリは何がいいの? GISをうまく活用したい! 地域課題を
解決できるの? 地域企業と連携したい! オープンデータはどう
使うの? GISの専門家を紹介して! 本当のGISを知りたい!
その3に続く
helicobacter_ysfh@hera.eonet.ne.jp 浅野和仁

自治体Gisの勘違い(2)