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Face seek ai edge
- 2. 背景
○ AIチューナーの開発を進めている。
○ 2016年後半に顔シークと呼ばれる機能のプロトタイプ開発を実施した。
○ 顔シークとはテレビ番組中の登場人物の顔画像を選択すると、そのシーンから頭出し再生する機
能のこと。
○ 当時、クラウド上にある Azure Cognitive Services の Face API の機能を利用していたため、
費用面の問題から断念した。
○ 2018年5月に米国シアトルで開催された Microsoft Build 2018 にて Azure IoT Edge の機能拡
張が発表され、クラウド側ではなくエッジ側で顔シークが実現できる可能性が出てきた。
○ 2018年11月14日にAzure Cognitive Services Containers (Face) が preview になったため、
エッジ版顔シークの実験を行った。
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- 3. 概要
○ Azure Cognitive ServicesのサービスがDockerコンテナのイメージとして配布される。
○ ユーザーはイメージを適当なコンテナホストにデプロイして利用できる。
○ 2018/11/14 プレビュー版のみ。
○ Vision, FaceはMSにアクセスを要求する必要がある。承認されると利用できる。
○ Text Analyticsは承認なしで利用できる。
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- 4. ウェブ
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Cognitive Services
エンドポイント
(クラウド)
ユーザー
API呼び出し
- 5. コンテナ
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Cognitive Services
エンドポイント
(クラウド)
Cognitive Servicesコンテナが
デプロイされたコンテナホスト
(エッジ)
ユーザー
課金データを送信 API呼び出し
- 6. テスト
○ ローカルのdockerサービスの環境
○ CPU: i5-2400 3.1GHzの2コア
○ メモリ: 6GB
○ テストコンテンツ
○ ミュージックステーション(54分14秒)
○ 1秒毎のスナップショット → 1440x1080のイメージが3256枚
○ Face Detect結果(全スナップショットから顔を検出)
○ 全体: 18分34秒
○ 1枚: 約0.342秒
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- 8. まとめ
○ ユーザーは呼び出し先エンドポイントを切り替えるだけで顔シークは動作した。
○ ウェブ・コンテナどちらも同じ費用がかかる。
○ https://azure.microsoft.com/en-us/pricing/details/cognitive-services/face-api/
→ 残念ながら、エッジ版でもクラウド版と同等の費用がかかるため、料金が下がることを待つ。
○ TPS(秒毎の回数制限)はウェブのみ。コンテナでは制限なし。
○ エッジ版のメリットは、デプロイ先のコンテナホストによって高スループット・低レイテンシを
実現できること。
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