E rstroke.m4lecture
- 4. Relation of onset to needle time
with rtPA treatment effect
Lancet 2010; 375: 1695
60 90 120 150 180 210 240 270 300 330 360
- 5. Goal of the presentation
• 正確にrtPA candidateを選択する。
• それを60分位内に選択する。
• 医師個人の能力や努力に依存するのには
限界がある。
• 標準化診療
- 9. • 市民
– 脳卒中の徴候
– 緊急!
– Act F.A.S.T
National Health Service (UK)
promoted “Act F.A.S.T”
awareness campaign
http://www.nhs.uk/actfast
- 11. • 救急隊
– ABCs
– 酸素投与
– 病院前脳卒中
スケール
• CPSS
• LAPSS
– 脳卒中セン
ターへ搬送
– (血糖値)
Cincinnati Prehospital
Stroke Scale, CPSS
Ann Emerg Med. 1999;33:373
Lancet Neurol. 2005;4:727
感度 85% 特異度 79%
- 13. • 救急チーム
– ABCs
– 酸素
– 静脈ライン
と採血
– 血糖値
– 神経診察
– 脳卒中チー
ムをコール
– 心電図
Rosen's Emergency Medicine: Concepts and Clinical Practice.
Elsevier Health Sciences, Philadelphia 2005. p.150
- 14. • 救急チーム
– ABCs
– 酸素
– 静脈ライン
と採血
– 血糖値
– 神経診察
– 脳卒中チー
ムをコール
– 心電図
1ary action:
Stabilize ABCs
BS, ABG
Rosen's Emergency Medicine: Concepts and Clinical Practice.
Elsevier Health Sciences, Philadelphia 2005. p.150
- 15. • 救急チーム
– ABCs
– 酸素
– 静脈ライン
と採血
– 血糖値
– 神経診察
– 脳卒中チー
ムをコール
– 心電図
1ary action:
Stabilize ABCs
BS, ABG
Rosen's Emergency Medicine: Concepts and Clinical Practice.
Elsevier Health Sciences, Philadelphia 2005. p.150
Hyper Na
Hypo Na
Hypo Glu
Hyper CO2
- 16. 1ary action:
Stabilize ABCs
BS, ABG
• 救急チーム
– ABCs
– 酸素
– 静脈ライン
と採血
– 血糖値
– 神経診察
– 脳卒中チー
ムをコール
– 心電図
1ary action:
Brain image
Rosen's Emergency Medicine: Concepts and Clinical Practice.
Elsevier Health Sciences, Philadelphia 2005. p.150
Hyper Na
Hypo Na
Hypo Glu
Hyper CO2
- 17. • 救急チーム
– ABCs
– 酸素
– 静脈ライン
と採血
– 血糖値
– 神経診察
– 脳卒中チー
ムをコール
– 心電図
The Recognition of Stroke in the
Emergency Room (ROSIER)
scale
Lancet Neurol. 2005;4:727
- 18. • 救急チーム
– ABCs
– 酸素
– 静脈ライン
と採血
– 血糖値
– 神経診察
– 脳卒中チー
ムをコール
– 心電図
The Recognition of Stroke in the
Emergency Room (ROSIER)
scale
Lancet Neurol. 2005;4:727
- 21. Data
10-25 minutes
• 脳卒中チーム
– 病歴
– 身体所見
– 神経所見
• NIHSS
• OCSP分類
– 画像診断
何が求められているのか?
•正しく診断すること
•脳卒中でない患者の除外
•正しいマネージメントを選択すること
特に血栓溶解療法の可能性がある患者では、
これを1分でも早くやり遂げることが求められ
ている。
- 22. Data
10-25 minutes
• 脳卒中チーム
– 病歴
– 身体所見
– 神経所見
• NIHSS
• OCSP分類
– 画像診断
何が求められているのか?
•正しく診断すること
•脳卒中でない患者の除外
•正しいマネージメントを選択すること
特に血栓溶解療法の可能性がある患者では、
これを1分でも早くやり遂げることが求められ
ている。
標準化された診療が必要
- 24. 脳卒中を有意に予測する病歴/身体所見
予測因子 オッズ比 95%信頼区間
既知の認知機能障害 0.33 0.14 - 0.76
発症時間が確定可能 2.59 1.30 - 5.15
明らかな脳局所症状の病歴 7.21 2.48 - 20.93
血管疾患と関連する異常所見(注1 2.54 1.28 - 5.07
血管疾患以外と関連する異常所見(注2 0.33 0.14 - 0.80
NIHSSスコア=0(注3
NIHSSスコア 1-4 1.92 0.70 - 5.23
NIHSS スコア 5-10 3.14 1.03 - 9.65
NIHSS スコア >10 7.23 2.18 - 24.05
脳の片側に由来する徴候 2.03 0.92 - 4.46
OCSP分類が可能 5.09 2.42 - 10.70
脳卒中疑い例の中で、脳卒中ではなかった例に対しての脳卒中例の予測因子が記載してある。
注1) 収縮期血圧 150mmHg以上、心房細動、弁膜症、末梢動脈拍動の欠如、のいずれか
注2) 呼吸器、腹部などの、注1)以外の異常所見
注3) NIHSSスコア=0を基準としたオッズ比を以下に示してある
Stroke. 2006;37:769
- 25. 脳卒中を有意に予測する病歴/身体所見
予測因子 オッズ比 95%信頼区間
既知の認知機能障害 0.33 0.14 - 0.76
発症時間が確定可能 2.59 1.30 - 5.15
明らかな脳局所症状の病歴 7.21 2.48 - 20.93
血管疾患と関連する異常所見(注1 2.54 1.28 - 5.07
血管疾患以外と関連する異常所見(注2 0.33 0.14 - 0.80
NIHSSスコア=0(注3
NIHSSスコア 1-4 1.92 0.70 - 5.23
NIHSS スコア 5-10 3.14 1.03 - 9.65
NIHSS スコア >10 7.23 2.18 - 24.05
脳の片側に由来する徴候 2.03 0.92 - 4.46
OCSP分類が可能 5.09 2.42 - 10.70
脳卒中疑い例の中で、脳卒中ではなかった例に対しての脳卒中例の予測因子が記載してある。
注1) 収縮期血圧 150mmHg以上、心房細動、弁膜症、末梢動脈拍動の欠如、のいずれか
注2) 呼吸器、腹部などの、注1)以外の異常所見
注3) NIHSSスコア=0を基準としたオッズ比を以下に示してある
Stroke. 2006;37:769
- 26. 脳卒中を有意に予測する病歴/身体所見
予測因子 オッズ比 95%信頼区間
既知の認知機能障害 0.33 0.14 - 0.76
発症時間が確定可能 2.59 1.30 - 5.15
明らかな脳局所症状の病歴 7.21 2.48 - 20.93
血管疾患と関連する異常所見(注1 2.54 1.28 - 5.07
血管疾患以外と関連する異常所見(注2 0.33 0.14 - 0.80
NIHSSスコア=0(注3
NIHSSスコア 1-4 1.92 0.70 - 5.23
NIHSS スコア 5-10 3.14 1.03 - 9.65
NIHSS スコア >10 7.23 2.18 - 24.05
脳の片側に由来する徴候 2.03 0.92 - 4.46
OCSP分類が可能 5.09 2.42 - 10.70
脳卒中疑い例の中で、脳卒中ではなかった例に対しての脳卒中例の予測因子が記載してある。
注1) 収縮期血圧 150mmHg以上、心房細動、弁膜症、末梢動脈拍動の欠如、のいずれか
注2) 呼吸器、腹部などの、注1)以外の異常所見
注3) NIHSSスコア=0を基準としたオッズ比を以下に示してある
Stroke. 2006;37:769
- 27. 脳卒中を有意に予測する病歴/身体所見
予測因子 オッズ比 95%信頼区間
既知の認知機能障害 0.33 0.14 - 0.76
発症時間が確定可能 2.59 1.30 - 5.15
明らかな脳局所症状の病歴 7.21 2.48 - 20.93
血管疾患と関連する異常所見(注1 2.54 1.28 - 5.07
血管疾患以外と関連する異常所見(注2 0.33 0.14 - 0.80
NIHSSスコア=0(注3
NIHSSスコア 1-4 1.92 0.70 - 5.23
NIHSS スコア 5-10 3.14 1.03 - 9.65
NIHSS スコア >10 7.23 2.18 - 24.05
脳の片側に由来する徴候 2.03 0.92 - 4.46
OCSP分類が可能 5.09 2.42 - 10.70
脳卒中疑い例の中で、脳卒中ではなかった例に対しての脳卒中例の予測因子が記載してある。
注1) 収縮期血圧 150mmHg以上、心房細動、弁膜症、末梢動脈拍動の欠如、のいずれか
注2) 呼吸器、腹部などの、注1)以外の異常所見
注3) NIHSSスコア=0を基準としたオッズ比を以下に示してある
Stroke. 2006;37:769
- 28. • 脳卒中チーム
– 病歴
– 身体所見
– 神経所見
• NIHSS
• OCSP分類
– 画像診断
病歴聴取
症状が脳局所症状と判断できるか
発症時間が確定できるか
認知機能障害の既往があるか
- 29. • 脳卒中チーム
– 病歴
– 身体所見
– 神経所見
• NIHSS
• OCSP分類
– 画像診断
病歴聴取
症状が脳局所症状と判断できるか
発症時間が確定できるか
認知機能障害の既往があるか
身体所見
心血管疾患と関連するもの
収縮期高血圧
心房細動
弁膜症
末梢血管拍動
心血管疾患と関連しないもの
- 30. • 脳卒中チーム
– 病歴
– 身体所見
– 神経所見
• NIHSS
• OCSP分類
– 画像診断
病歴聴取
症状が脳局所症状と判断できるか
発症時間が確定できるか
認知機能障害の既往があるか
身体所見
心血管疾患と関連するもの
収縮期高血圧
心房細動
弁膜症
末梢血管拍動
心血管疾患と関連しないもの
神経所見
NIHSS
OCSP分類
- 31. • 脳卒中チーム
– 病歴
– 身体所見
– 神経所見
• NIHSS
• OCSP分類
– 画像診断
National Institute of Health
Stroke Scale (NIHSS)
- 32. • 脳卒中チーム
– 病歴
– 身体所見
– 神経所見
• NIHSS
• OCSP分類
– 画像診断
Oxfordshire Community Stroke
Project (OCSP) classification
OCSP分類
LACI: lacunar infarcts
運動障害のみ(pure motor stroke)、感覚障害のみ(pure sensory stroke)、運動と感覚の障害
(sensori-motor stroke)、あるいは失調性片麻痺(ataxic hemiparesis)を呈する例で皮質症状の無い
もの。
TACI: total anterior circulation infarcts
1) 高次脳機能障害、2) 同名半盲、3) 顔面上肢下肢のうち2部位以上の運動または感覚の障害、この3
つ全てを示す例。
PACI: partial anterior circulation infarcts
TACIで示した1) のみの例、1-3) のうち2つを満たす例、運動障害または感覚障害のみが一肢または顔
面のみに認められる例。
POCI: posterior circularion infarcts
1) 一側の脳神経麻痺と対側の運動または感覚の障害、2) 両側の運動または感覚の障害、3) 共同性の眼
球運動障害、4) 失調性片麻痺以外の小脳性運動失調、5) 同名半盲、このうちの1つでも示すもの。
Lancet. 1991;337:1521
- 37. • 脳卒中チーム
– 病歴
– 身体所見
– 神経所見
• NIHSS
• OCSP分類
– 画像診断
CT
感度 39%
特異度 100%
DWI
感度 99%
特異度 92%
発症12時間以内の脳卒
中症例に対する画像診断
Cochrane Database Syst Rev. 2009;4:CD007424.
- 38. • 脳卒中チーム
– 病歴
– 身体所見
– 神経所見
• NIHSS
• OCSP分類
– 画像診断
CT
感度 39%
特異度 100%
DWI
感度 99%
特異度 92%
発症12時間以内の脳卒
中症例に対する画像診断
Cochrane Database Syst Rev. 2009;4:CD007424.
MRI triage の問題点
安全性
時間
出血性脳血管障害のMRI診断には熟練を要する
MRI triageを条件とした血栓溶解療法のRCTに成功したものは
ない