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バランススコアカードでのCMS導入評価事例
バランススコアカ ドでのCMS導入評価事例



   大阪ガス株式会社
   情報通信部
   岩木 圭




              p1   Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
目次
I.     会社概要
II.    CMS導入の理由
III.
III    CMS導入のマイルストーン
IV.    CMS導入効果~バランススコアカードを利用して検証~
V.     最後に




                        p2    Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅰ.会社概要
事業開始      1905年10月19日
事業分野


エネルギー分野       非エネルギー分野

  都市ガス         不動産・住まい
  ガス器具         情報サービス
  コジェネレーション    ホームセキュリティ
  LPG          ファイン材料 など
  電力 など


                   連結                                    個別
  売上高            13,268億円                          9,719億円
 従業員数             19,009人
                  19 009人                      5,477名
                                               5 477名(社員・嘱託)
 連結子会社             136社                                    -
                                                               2009年3月期実績



                          p3   Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
III.CMS導入のマイルストーン
 来年度上期までにほぼCMS化完了
    どこかの部署で予算を持って進めるのではなく、リニューアルのタイミングで順次導入を推進
               2008年                             2009年                                     2010年
        1-3   4-6     7-9   10-12    1-3        4-6     7-9      10-12       1-3        4-6        7-9       10-12



        プレス                         企業
企業情報 リリース           CSR                           CEL                                リニューアル
                                                                                     リ   アル
                                    情報


総合トップ


 業工用                                                           リニューアル


 家庭用


ガス機器


                     導入後約2年経ったため、効果検証を実施
                                           p4                 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅳ.CMS導入効果
~バランススコアカードを利用して検証~
  バランススコアカードって?
バランススコアカード(BSC)
バランススコアカードとは、ロバート・S・キャプランとデビッド・ノートン
         ドと     ト     プ  とデビ ド   ト
が1992年に発表した業績評価システム「バランススコアカード」を
軸として構成したものです。従来の財務指標中心の業績管理手法
の欠点を補うものであり、戦略・ビジョンを4つの視点(財務の視点、
顧客の視点、業務プ
顧客の視点、業務プロセスの視点、学習・成長の視点)で分類して
             の視点、学習 成長の視点)で分類して
います。
1.財務の視点
  株主や従業員などの利害関係者の期待にこたえるため、企業業績とし
       成
  て財務的に成功するためにどのように行動すべきかの指標
2.顧客の視点
 企業のビジョンを達成するために、顧客に対してどのように行動すべ
 きかの指標
3.業務プロセスの視点
 財務的目標の達成や顧客満足度を向上させるために、優れた業務プ
 ロセスを構築するための指標
4.学習・成長の視点
  企業のビジョンを達成するために組織や個人として、どのように変化
  (改善)し能力向上を図るかの指標

         バランススコアカードを利用すると2つのメリットがあります。
  1. 上位マネジメント層と同じ視点で投資効果を考えることができる(指標設定者へのメリット)
   . 上位 ネジ ント層と同じ視点で投資効果を考える とができる(指標設定者 の リット)
  2. 客観的かつ標準手法で練られた提案により投資判断が行いやすくなる(上司へのメリット)

                                 p5   Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅳ.CMS導入効果
 ~バランススコアカードを利用して検証~
   大阪ガスでは、3つの視点で評価・検証を行いました。
     財務の視点は非常に言いにくい。ECサイトでないと、ホームページがどれだけ売
     り上げに貢献したかは分かりにくい。コストダウンによる財務の視点への効果検
     り上げに貢献したかは分かりにくい コストダウンによる財務の視点への効果検
     証に関しては、リニューアル時にBSCが書けると思います。

               A.
               A 戦略目標       B.
                            B 重要成功要因           C.
                                               C 評価指標                           D.
                                                                                D 検証

                          有効利用率(↑上げる)                                  CMSを利用した場合
              ITだからこそでき
1.財務の視点                     ITは上手に使えば使う   リニューアルコスト↓                   と、利用しない場合の
              るコスト削減
                          ほど安くなる                                       リニューアル費用比較

              顧客の使い勝手     検索時間の短縮(↓短く     直帰↓
2.顧客の視点                                                                3カ月間の実績値
              を向上させる      する)             滞在時間↓


                          プロセス数(↓減らす)
              ITだからこそでき                   制作プロセス数↓                     不要作業/外部発注
3.業務プロセスの視点                 人がやっていた仕事を
              るプロセス改革                     制作時間↓                        の差をコスト換算
                          ITでカバー(代行)する

              新しい可能性を
4.学習・                                     利用組織↑
              さらに拡大してい    CMS適用範囲を増やす                                  1年間の実績値
成長の視点                                     利用者数↑
              くという発想


                               p6         Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅳ.CMS導入効果
~効果検証の前提条件~
  CMSを導入する前の環境としては、以下の通りです。

    1. 複数の制作会社作成のページが混在し、複数の人が更新する
    1 複数の制作会社作成のページが混在し 複数の人が更新する
    2. ステージングサーバが存在する
    3. 大阪ガスのホームページのページ数は約5,000ページ(PDFは除く)
      インターネット                 イントラネット
 本番サーバ
                                                        制作会社1

                              それぞれの
                              フォーマット                    制作会社2
                             でアップロード


                    ステージング                             制作会社3
                     サーバ
     ホームページ運営でどの部分にどのくらいコストがかかっているかを明確に
     ホ ムペ ジ運営でどの部分にどのくらいコストがかかっているかを明確に
      しておくとCMS導入効果があるかどうかの判断に役立つと思います
                       p7     Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅳ.CMS導入効果




顧客の視点
 客 視点           顧客
     1.直帰率
     2.平均滞在時間
        均滞在時




                p8   Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅳ.CMS導入効果
【顧客の視点】直帰率・平均滞在時間の変化                                             顧客


  CMS化の間接効果がメインの指標となった

      CMS導入前                            CMS導入後




                        CMS

                        導入

 ・シーズによるコンテンツ配置               ・ニーズ(アクセスログ)によるコンテンツ配置
 ・総合トップページで多くの情報を提供しよ         ・総合トップページは振り分けページとした
 うとしていた
                              ・CMSで部品管理することにより、パラメー
 ・更新はHTMLを直に修正していた            ター変更でページ修正が可能に




                        p9      Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅳ.CMS導入効果
【顧客の視点】直帰率・平均滞在時間の変化                                               顧客



                   直帰率・平均滞在時間

                   ・直帰率        参考
      評価指標         ・平均滞在時間     データ

            CMS導入前               CMS導入後

       直帰率=19.3%        CMS    直帰率=15.0%

                        導入
       平均滞在時間=47秒              平均滞在時間=38秒




       直帰率   22.3%の削減        平均滞在時間   19.1%の削減
            顧客ニ ズに応じて、表示させる項目を変える、順番を
            顧客ニーズに応じて 表示させる項目を変える 順番を
             入れ替えるという作業も楽に出来るようになりました
                         p10      Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅳ.CMS導入効果
【顧客の視点】(参考)リニューアル前                                      顧客




                 p11   Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅳ.CMS導入効果
【顧客の視点】(参考)リニューアル後                                      顧客




                 p12   Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅳ.CMS導入効果




業務プロセスの視点
業務プ    視点                                    業務
                                            プロセス
     1.ヘッダー変更
     2.ヴァージョン管理
       ヴ  ジ 管
     3.プレスリリース配信




                   p13   Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅳ.CMS導入効果
  【業務プロセスの視点】ヘッダー変更時のプロセス・工数の変化                                                                業務
                                                                                              プロセス



    プロセスは3段階削減でき、作業工数も大幅に削減が出来た
         約3,000ページのヘッダーを変更
【以前】                           <発注元作業>

ステージング
                                                      ステー
 サーバー     更新    ヘッダ用   仮アップ                    ヘッダ                             修正
                                 確認    微修正            ジング           確認                   公開         確認
 からの     ページの
         ペ ジの    データ
                 デ タ   (1ページ
                       (1ペ ジ                   データ
                                               デ タ                             作業
                                 作業    作業            サーバー           作業                   作業        ・連絡
  データ    リスト化    作成     のみ)                   置き換え                            ・確認
                                                     仮アップ
 抜き取り

300分     300分   60分     5分               5分 2400分 120分 1280分 640分 60分 120分
                             10分
                                                                                    合計:5,300分
【現在】                           <発注元作業>


                ヘッダ用   仮アップ                    ヘッダ                 CMS         修正
                                 確認    微修正                                                公開         確認
                 データ   (1ページ                   データ                 での          作業
                                 作業    作業                                                 作業        ・連絡
                 作成     のみ)                   書き換え                 確認         ・確認


                60分     5分               5分   60分                 60分        10分 10分 60分
                               10分                                              合計:280分

手作業でのページ管理がなくなったことで、更新漏れがなくなったという定性効果もありました
                                      p14        Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅳ.CMS導入効果
【業務プロセスの視点】ヘッダー変更時のプロセス・工数の変化                                                     業務
                                                                                 プロセス



            ページ共通部分の変更(ヘッダー変更時)

                   ・プロセス数          参考
       評価指標        ・更新にかかる工数       データ

   CMS導入前                  CMS導入後

 プロセス数=12          CMS   プロセス数=9                          =     25%の削減
                   導入
 更新にかかる工数=5,300分         更新にかかる工数=280分                    =     94.7
                                                                94 7%の削減

   ヘッダー更新時のプロセス数は25%、更新にかかる工数は94.7%削減。
      3,000ページのヘッダー変更では、5,020分の時間削減。


                          p15       Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅳ.CMS導入効果
【業務プロセスの視点】ヴァージョン管理のプロセス・工数の変化                                                  業務
                                                                               プロセス


 プロセスを1段階削減できており、工数も若干削減が出来ている
       コンテンツの変更にかかる時間は100文字程度の修正として時間を想定
【以前】
                    古いファイルを
   コンテンツの変更        バックアップして、
   (HTMLファイル      ステ ジングサ バ
                  ステージングサーバー     確認 修正
                                 確認・修正                         公開作業
      の作成)           にファイルを
                     アップロード

        10分          1分           3分                              1分 合計:15分
【現在】


   コンテンツの変更
                                 確認・修正                         公開作業
    (CMS内で)



        10分                       3分                              1分 合計
                                                                     合計:14分

 管理ルールが統一されていなかったが、CMS導入によってヴァージョンの自動保存が
  され、且つ、修正箇所の見える化が出来、管理ルールを統一することも出来ました
  され 且つ 修正箇所の見える化が出来 管理ル ルを統 することも出来ました

                           p16    Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅳ.CMS導入効果
【業務プロセスの視点】ヴァージョン管理のプロセス・工数の変化                                                業務
                                                                             プロセス



                 ヴァージョン管理
                ・プロセス数       参考
      評価指標      ・更新にかかる工数    データ
   CMS導入前               CMS導入後

 プロセス数=4        CMS
                      プロセス数=3                         = 25%の削減
                                                      = 6 7%の削減
                                                        6.7
                導入
 更新にかかる工数=15分
 更新にかかる工数 15分         更新にかかる工数 14分
                      更新にかかる工数=14分




 履歴管理のプロセス数は25%、更新にかかる工数は6.7%削減。2009年8月
 ~10月の3ヶ月で、約1,000ページ修正があり、1,000分の時間削減。


                       p17      Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅳ.CMS導入効果
 【業務プロセスの視点】プレスリリース配信のプロセス・工数の変化                                                           業務
                                                                                          プロセス


  プロセスを3段階削減できており、作業工数も削減が出来た
【以前のフロー】                                             <制作会社>
<広報部>    <制作会社>         <広報部>
報道メディア
                              Web            トップ                                             トップ
 に出す     プレスリリースWeb化                トップページ                   サーバへ
                              ページ            ページ                              確認             ページ
 プレス      プレストップの修正                  の更新                      アップ
                               の              の                               作業             の更新
 リリース      カテゴリの修正                    調整
                                       整                      ロード
                             確認作業            修正                                               連絡
 を作成

            90分                       5分     10分            10分  5分    5分
                       30分
【現在のフロー】                                                           合計:155分
<広報部> <制作会社>            <広報部>                             <CMS> <制作会社>

報道メディア
報道メデ ア
           作成した            Web
 に出す                                                         サーバへ
          プレスリリース          ページ                                                 確認
 プレス                                                          アップ
            をCMS            の                                                  作業
 リリース                                                         ロード
          に読み込ませる         確認作業
 を作成


            60分                                               1分             5分 合計:96分
                    30分
   プレスリリ スのペ ジ構成を知っている人間でないとアップロ ド出来なかったのが、
   プレスリリースのページ構成を知っている人間でないとアップロード出来なかったのが
     そうでない社内の人間や、制作会社でもアップロード出来るようにもなりました
                                    p18      Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅳ.CMS導入効果
【業務プロセスの視点】プレスリリース配信のプロセス・工数の変化                                                業務
                                                                              プロセス



        新規ページ公開(プレスリリース配信時)
                 ・プロセス数       参考
      評価指標       ・更新にかかる工数    データ

   CMS導入前                CMS導入後

 プロセス数=8         CMS
                       プロセス数=5                         =    37.5
                                                            37 5%の削減
 更新にかかる工数=155分
                 導入
                       更新にかかる工数=96分
                       更新にかかる 数 96分                    =    38%の削減
                                                                削減



3ヶ月間のプレスリリース更新のプロセス数は37.5%、更新にかかる工数は38%
削減。2009年8月~10月の3ヶ月で、25回の更新があり、1,475分の時間削減。
      プレスリリースの件数が増えても、追加費用なしで作業をしてもらえるように
      プ       件数が増    追加費    作業         に

                        p19      Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅳ.CMS導入効果
【業務プロセスの視点】CMS化しての意見(制作会社)                                                      業務
                                                                               プロセス


  CMS化してよくなった点
     更新が1コンポーネントだけでよくなり、作業時間が大幅短縮できた
     手作業での修正時にはタイムロスがあり、その間にヘッダ変更前のコンテンツを更新した場合、再度そのコン
     テンツのヘッダを修正する必要があったが、CMSではバージョンのダウンのみでOK。
     テンツのヘッダを修正する必要があ たが CMSではバ ジ ンのダウンのみでOK
     公開がボタン一つで作業が終わる。(手作業時は全体シンクが出来ず、シンクコマンド入力が大変であった)
     公開後の確認作業も大幅に軽減された。
     ミスをするリスクが減った。
     リネームをせず間違えて上書きするリスクがゼロになった。
     リネ ムをせず間違えて上書きするリスクがゼロになった
     履歴管理が必要であったが、履歴保管忘れのリスクがゼロになった。
     誰がいつ更新したかが、自動的に記録されるようになった。
     履歴(バージョン)が全て残り、比較(プレビュー及びHTMLソース)が簡単になった。
     前のバージョンに戻すのが簡単なので、CMS内での更新テストが楽になった。
     前のバ ジョンに戻すのが簡単なので CMS内での更新テストが楽になった
     総合トップページを修正する必要がなくなったので、変なプレッシャーがなくなった
     更新が1ページだけでよくなり、楽になったのに加えて、他の人にやってもらい易くなった。
     時間拘束されない。以前は、アップの5分~10分前に待機しないといけなかった
     月初めの作業がなくなった(5分)。
     月初めの作業がなくなった(5分)

  CMS化して悪くなった点
     CMSの使い方を覚えないといけなかった
     コンポーネント修正完了時に、他のコンテンツをデプロイされないように気をつけなければならない。
     コンポ ネント修正完了時に 他のコンテンツをデプロイされないように気をつけなければならない
     時間設定でデプロイされるコンテンツがあるため、その時間は更新・確認作業ができない。
     よく更新されるコンテンツは履歴(バージョン)数が多く、どのバージョンに戻すか探さなくてはならなくなる。
     修正を間違え更新すると履歴(バージョン)に残る。
     Webワークフローにだけ頼らず、補足説明が必要なケース(却下した際など)であれば電話連絡をするルール
     Webワ クフロ にだけ頼らず 補足説明が必要なケ ス(却下した際など)であれば電話連絡をするル ル
     決めが必要

                          p20     Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅳ.CMS導入効果




学習・成長の視点
学  成  視点

    1.CMS利用組織・人数
            織 人数

                          学習
                          成長



                   p21   Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅳ.CMS導入効果
【学習・成長の視点】CMS利用組織・人数の変化
                                                                       学習
 これまでは、更新を外部委託していたり、更新頻度が極端に少なかったりした                                   成長
 が、CMSを導入することで、各部署で更新作業をするようになった
        CMS導入前                          CMS導入後
    コンテンツ企画   各部署               コンテンツ企画                 各部署



    コンテンツ制作   関係会社             ページデザイン/
                                                        関係会社
                               テンプレート制作

                        CMS
      公開      関係会社
                              コンテンツ更新/公開                各部署
                        導入

  ・リテラシーに依存する更新作業             ・リテラシーに依存しない更新作業

  ・部門ごとの制作費によって、更新数が異         ・更新費用は不要
  なる
                              ・イントラページの更新にも発展


            費
            費用がかかるため更新を断念していた部署が、自ら進んで
                     更新
               CMSを使いたいと言ってくるようになりました
                        p22     Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅳ.CMS導入効果
【学習・成長の視点】CMS利用組織・人数の変化
                                                                      学習
                                                                      成長
                           参考
                ・独自で更新を行う部署数
      評価指標      ・更新者の人数
                 更新者の人数   データ

            CMS導入前                 CMS導入後
     独自で更新を行う部署数              独自で更新を行う部署数
     =0部署                     =7部署
                        CMS

                        導入
     更新者の人数=0人                更新者の人数=22人


        CMS導入前は、独自で更新を行う部署は皆無だったが、

    導入後は、
    導入後は     7部署、22人が独自で更新作業を行うようになった。
              部署   人が独自で更新作業を行うようにな た

      テンプレート化したページに対して、大阪ガス社員が3ヶ月に更新したページ数

        新規コンテンツ追加:   295ページ、コンテンツ修正:631ページ
                        p23    Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅳ.CMS導入効果
     まとめ
              このような指標に、ページ単価、時間単価を掛けることで定量効果が出すことが出
              来ると思います。
                    実施内容           効果              単価(円)                        定量効果(円)
      顧
      客                       直帰率 22.3%の削減              ー                                ー
                   総合トップページ
                   総合トップペ ジ
     の
     視              リニューアル    平均滞在時間 19.1%
                                                        ー                                ー
     点                           の削減
          業
          務
          プ
          ロ
                   ページヘッダ変更   5020分の時間削減。  ×      ○○円/分                        5,020×○○円

          セ
     ス
                    履歴管理
                               3ヶ月で1,000分の
                                 時間削減。     ×      ○○円/分                        1,000×○○円
                                                                               1 000×○○円
     の
     視点            プレスリリースの
                      配信
                               3ヶ月で1,475分の
                                 時間削減。
                                 時間削減         ×   ○○円/分                        1,475×○○円
               学
               習
の                             3ヶ月で295ページ作成
視点            成・   社員での独自更新                   ×□□円/ページ更新
                                               △△円/ページ作成
                                                                                ○○×△△円
              長                                □□円/ペ ジ更新
                              3ヶ月で631ページ更新

                                        p24       Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
Ⅴ.最後に
本日ご紹介した定量効果だけ考えても、大阪ガスでは、投資した費用相当の効果が1
年間でありました。 定性効果を考慮し、導入後2年間ということを考えると3倍ぐらい
の効果があったと実感しております。
の効果があったと実感しております
導入後初のリニューアルを現在進めていますが、リニューアル後は『財務の視点』の定量
効果が入り、更なる効果が出せることを期待しています




                          リニュ アル
                          リニューアル
         CMS                 の
                          リニューアル
                           定量効果
        導入費用                効果
                               運用での
                        定量効果
                               定性効果




                  p25   Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
ご清聴ありがとうございました。
もっと聞きたい内容がございましたら、以下までご連絡頂ければ
出来る範囲で回答させて頂きます。
   大阪ガス 情報通信部 情報ソリューションチーム 岩木 圭
                       TEL:06-6205-4854
              E-mail: k-iwaki@osakagas.co.jp

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  • 1. バランススコアカードでのCMS導入評価事例 バランススコアカ ドでのCMS導入評価事例 大阪ガス株式会社 情報通信部 岩木 圭 p1 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 2. 目次 I. 会社概要 II. CMS導入の理由 III. III CMS導入のマイルストーン IV. CMS導入効果~バランススコアカードを利用して検証~ V. 最後に p2 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 3. Ⅰ.会社概要 事業開始 1905年10月19日 事業分野 エネルギー分野 非エネルギー分野 都市ガス 不動産・住まい ガス器具 情報サービス コジェネレーション ホームセキュリティ LPG ファイン材料 など 電力 など 連結 個別 売上高 13,268億円 9,719億円 従業員数 19,009人 19 009人 5,477名 5 477名(社員・嘱託) 連結子会社 136社 - 2009年3月期実績 p3 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 4. III.CMS導入のマイルストーン 来年度上期までにほぼCMS化完了 どこかの部署で予算を持って進めるのではなく、リニューアルのタイミングで順次導入を推進 2008年 2009年 2010年 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 プレス 企業 企業情報 リリース CSR CEL リニューアル リ アル 情報 総合トップ 業工用 リニューアル 家庭用 ガス機器 導入後約2年経ったため、効果検証を実施 p4 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 5. Ⅳ.CMS導入効果 ~バランススコアカードを利用して検証~ バランススコアカードって? バランススコアカード(BSC) バランススコアカードとは、ロバート・S・キャプランとデビッド・ノートン ドと ト プ とデビ ド ト が1992年に発表した業績評価システム「バランススコアカード」を 軸として構成したものです。従来の財務指標中心の業績管理手法 の欠点を補うものであり、戦略・ビジョンを4つの視点(財務の視点、 顧客の視点、業務プ 顧客の視点、業務プロセスの視点、学習・成長の視点)で分類して の視点、学習 成長の視点)で分類して います。 1.財務の視点 株主や従業員などの利害関係者の期待にこたえるため、企業業績とし 成 て財務的に成功するためにどのように行動すべきかの指標 2.顧客の視点 企業のビジョンを達成するために、顧客に対してどのように行動すべ きかの指標 3.業務プロセスの視点 財務的目標の達成や顧客満足度を向上させるために、優れた業務プ ロセスを構築するための指標 4.学習・成長の視点 企業のビジョンを達成するために組織や個人として、どのように変化 (改善)し能力向上を図るかの指標 バランススコアカードを利用すると2つのメリットがあります。 1. 上位マネジメント層と同じ視点で投資効果を考えることができる(指標設定者へのメリット) . 上位 ネジ ント層と同じ視点で投資効果を考える とができる(指標設定者 の リット) 2. 客観的かつ標準手法で練られた提案により投資判断が行いやすくなる(上司へのメリット) p5 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 6. Ⅳ.CMS導入効果 ~バランススコアカードを利用して検証~ 大阪ガスでは、3つの視点で評価・検証を行いました。 財務の視点は非常に言いにくい。ECサイトでないと、ホームページがどれだけ売 り上げに貢献したかは分かりにくい。コストダウンによる財務の視点への効果検 り上げに貢献したかは分かりにくい コストダウンによる財務の視点への効果検 証に関しては、リニューアル時にBSCが書けると思います。 A. A 戦略目標 B. B 重要成功要因 C. C 評価指標 D. D 検証 有効利用率(↑上げる) CMSを利用した場合 ITだからこそでき 1.財務の視点 ITは上手に使えば使う リニューアルコスト↓ と、利用しない場合の るコスト削減 ほど安くなる リニューアル費用比較 顧客の使い勝手 検索時間の短縮(↓短く 直帰↓ 2.顧客の視点 3カ月間の実績値 を向上させる する) 滞在時間↓ プロセス数(↓減らす) ITだからこそでき 制作プロセス数↓ 不要作業/外部発注 3.業務プロセスの視点 人がやっていた仕事を るプロセス改革 制作時間↓ の差をコスト換算 ITでカバー(代行)する 新しい可能性を 4.学習・ 利用組織↑ さらに拡大してい CMS適用範囲を増やす 1年間の実績値 成長の視点 利用者数↑ くという発想 p6 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 7. Ⅳ.CMS導入効果 ~効果検証の前提条件~ CMSを導入する前の環境としては、以下の通りです。 1. 複数の制作会社作成のページが混在し、複数の人が更新する 1 複数の制作会社作成のページが混在し 複数の人が更新する 2. ステージングサーバが存在する 3. 大阪ガスのホームページのページ数は約5,000ページ(PDFは除く) インターネット イントラネット 本番サーバ 制作会社1 それぞれの フォーマット 制作会社2 でアップロード ステージング 制作会社3 サーバ ホームページ運営でどの部分にどのくらいコストがかかっているかを明確に ホ ムペ ジ運営でどの部分にどのくらいコストがかかっているかを明確に しておくとCMS導入効果があるかどうかの判断に役立つと思います p7 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 8. Ⅳ.CMS導入効果 顧客の視点 客 視点 顧客 1.直帰率 2.平均滞在時間 均滞在時 p8 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 9. Ⅳ.CMS導入効果 【顧客の視点】直帰率・平均滞在時間の変化 顧客 CMS化の間接効果がメインの指標となった CMS導入前 CMS導入後 CMS 導入 ・シーズによるコンテンツ配置 ・ニーズ(アクセスログ)によるコンテンツ配置 ・総合トップページで多くの情報を提供しよ ・総合トップページは振り分けページとした うとしていた ・CMSで部品管理することにより、パラメー ・更新はHTMLを直に修正していた ター変更でページ修正が可能に p9 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 10. Ⅳ.CMS導入効果 【顧客の視点】直帰率・平均滞在時間の変化 顧客 直帰率・平均滞在時間 ・直帰率 参考 評価指標 ・平均滞在時間 データ CMS導入前 CMS導入後 直帰率=19.3% CMS 直帰率=15.0% 導入 平均滞在時間=47秒 平均滞在時間=38秒 直帰率 22.3%の削減 平均滞在時間 19.1%の削減 顧客ニ ズに応じて、表示させる項目を変える、順番を 顧客ニーズに応じて 表示させる項目を変える 順番を 入れ替えるという作業も楽に出来るようになりました p10 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 11. Ⅳ.CMS導入効果 【顧客の視点】(参考)リニューアル前 顧客 p11 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 12. Ⅳ.CMS導入効果 【顧客の視点】(参考)リニューアル後 顧客 p12 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 13. Ⅳ.CMS導入効果 業務プロセスの視点 業務プ 視点 業務 プロセス 1.ヘッダー変更 2.ヴァージョン管理 ヴ ジ 管 3.プレスリリース配信 p13 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 14. Ⅳ.CMS導入効果 【業務プロセスの視点】ヘッダー変更時のプロセス・工数の変化 業務 プロセス プロセスは3段階削減でき、作業工数も大幅に削減が出来た 約3,000ページのヘッダーを変更 【以前】 <発注元作業> ステージング ステー サーバー 更新 ヘッダ用 仮アップ ヘッダ 修正 確認 微修正 ジング 確認 公開 確認 からの ページの ペ ジの データ デ タ (1ページ (1ペ ジ データ デ タ 作業 作業 作業 サーバー 作業 作業 ・連絡 データ リスト化 作成 のみ) 置き換え ・確認 仮アップ 抜き取り 300分 300分 60分 5分 5分 2400分 120分 1280分 640分 60分 120分 10分 合計:5,300分 【現在】 <発注元作業> ヘッダ用 仮アップ ヘッダ CMS 修正 確認 微修正 公開 確認 データ (1ページ データ での 作業 作業 作業 作業 ・連絡 作成 のみ) 書き換え 確認 ・確認 60分 5分 5分 60分 60分 10分 10分 60分 10分 合計:280分 手作業でのページ管理がなくなったことで、更新漏れがなくなったという定性効果もありました p14 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 15. Ⅳ.CMS導入効果 【業務プロセスの視点】ヘッダー変更時のプロセス・工数の変化 業務 プロセス ページ共通部分の変更(ヘッダー変更時) ・プロセス数 参考 評価指標 ・更新にかかる工数 データ CMS導入前 CMS導入後 プロセス数=12 CMS プロセス数=9 = 25%の削減 導入 更新にかかる工数=5,300分 更新にかかる工数=280分 = 94.7 94 7%の削減 ヘッダー更新時のプロセス数は25%、更新にかかる工数は94.7%削減。 3,000ページのヘッダー変更では、5,020分の時間削減。 p15 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 16. Ⅳ.CMS導入効果 【業務プロセスの視点】ヴァージョン管理のプロセス・工数の変化 業務 プロセス プロセスを1段階削減できており、工数も若干削減が出来ている コンテンツの変更にかかる時間は100文字程度の修正として時間を想定 【以前】 古いファイルを コンテンツの変更 バックアップして、 (HTMLファイル ステ ジングサ バ ステージングサーバー 確認 修正 確認・修正 公開作業 の作成) にファイルを アップロード 10分 1分 3分 1分 合計:15分 【現在】 コンテンツの変更 確認・修正 公開作業 (CMS内で) 10分 3分 1分 合計 合計:14分 管理ルールが統一されていなかったが、CMS導入によってヴァージョンの自動保存が され、且つ、修正箇所の見える化が出来、管理ルールを統一することも出来ました され 且つ 修正箇所の見える化が出来 管理ル ルを統 することも出来ました p16 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 17. Ⅳ.CMS導入効果 【業務プロセスの視点】ヴァージョン管理のプロセス・工数の変化 業務 プロセス ヴァージョン管理 ・プロセス数 参考 評価指標 ・更新にかかる工数 データ CMS導入前 CMS導入後 プロセス数=4 CMS プロセス数=3 = 25%の削減 = 6 7%の削減 6.7 導入 更新にかかる工数=15分 更新にかかる工数 15分 更新にかかる工数 14分 更新にかかる工数=14分 履歴管理のプロセス数は25%、更新にかかる工数は6.7%削減。2009年8月 ~10月の3ヶ月で、約1,000ページ修正があり、1,000分の時間削減。 p17 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 18. Ⅳ.CMS導入効果 【業務プロセスの視点】プレスリリース配信のプロセス・工数の変化 業務 プロセス プロセスを3段階削減できており、作業工数も削減が出来た 【以前のフロー】 <制作会社> <広報部> <制作会社> <広報部> 報道メディア Web トップ トップ に出す プレスリリースWeb化 トップページ サーバへ ページ ページ 確認 ページ プレス プレストップの修正 の更新 アップ の の 作業 の更新 リリース カテゴリの修正 調整 整 ロード 確認作業 修正 連絡 を作成 90分 5分 10分 10分 5分 5分 30分 【現在のフロー】 合計:155分 <広報部> <制作会社> <広報部> <CMS> <制作会社> 報道メディア 報道メデ ア 作成した Web に出す サーバへ プレスリリース ページ 確認 プレス アップ をCMS の 作業 リリース ロード に読み込ませる 確認作業 を作成 60分 1分 5分 合計:96分 30分 プレスリリ スのペ ジ構成を知っている人間でないとアップロ ド出来なかったのが、 プレスリリースのページ構成を知っている人間でないとアップロード出来なかったのが そうでない社内の人間や、制作会社でもアップロード出来るようにもなりました p18 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 19. Ⅳ.CMS導入効果 【業務プロセスの視点】プレスリリース配信のプロセス・工数の変化 業務 プロセス 新規ページ公開(プレスリリース配信時) ・プロセス数 参考 評価指標 ・更新にかかる工数 データ CMS導入前 CMS導入後 プロセス数=8 CMS プロセス数=5 = 37.5 37 5%の削減 更新にかかる工数=155分 導入 更新にかかる工数=96分 更新にかかる 数 96分 = 38%の削減 削減 3ヶ月間のプレスリリース更新のプロセス数は37.5%、更新にかかる工数は38% 削減。2009年8月~10月の3ヶ月で、25回の更新があり、1,475分の時間削減。 プレスリリースの件数が増えても、追加費用なしで作業をしてもらえるように プ 件数が増 追加費 作業 に p19 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 20. Ⅳ.CMS導入効果 【業務プロセスの視点】CMS化しての意見(制作会社) 業務 プロセス CMS化してよくなった点 更新が1コンポーネントだけでよくなり、作業時間が大幅短縮できた 手作業での修正時にはタイムロスがあり、その間にヘッダ変更前のコンテンツを更新した場合、再度そのコン テンツのヘッダを修正する必要があったが、CMSではバージョンのダウンのみでOK。 テンツのヘッダを修正する必要があ たが CMSではバ ジ ンのダウンのみでOK 公開がボタン一つで作業が終わる。(手作業時は全体シンクが出来ず、シンクコマンド入力が大変であった) 公開後の確認作業も大幅に軽減された。 ミスをするリスクが減った。 リネームをせず間違えて上書きするリスクがゼロになった。 リネ ムをせず間違えて上書きするリスクがゼロになった 履歴管理が必要であったが、履歴保管忘れのリスクがゼロになった。 誰がいつ更新したかが、自動的に記録されるようになった。 履歴(バージョン)が全て残り、比較(プレビュー及びHTMLソース)が簡単になった。 前のバージョンに戻すのが簡単なので、CMS内での更新テストが楽になった。 前のバ ジョンに戻すのが簡単なので CMS内での更新テストが楽になった 総合トップページを修正する必要がなくなったので、変なプレッシャーがなくなった 更新が1ページだけでよくなり、楽になったのに加えて、他の人にやってもらい易くなった。 時間拘束されない。以前は、アップの5分~10分前に待機しないといけなかった 月初めの作業がなくなった(5分)。 月初めの作業がなくなった(5分) CMS化して悪くなった点 CMSの使い方を覚えないといけなかった コンポーネント修正完了時に、他のコンテンツをデプロイされないように気をつけなければならない。 コンポ ネント修正完了時に 他のコンテンツをデプロイされないように気をつけなければならない 時間設定でデプロイされるコンテンツがあるため、その時間は更新・確認作業ができない。 よく更新されるコンテンツは履歴(バージョン)数が多く、どのバージョンに戻すか探さなくてはならなくなる。 修正を間違え更新すると履歴(バージョン)に残る。 Webワークフローにだけ頼らず、補足説明が必要なケース(却下した際など)であれば電話連絡をするルール Webワ クフロ にだけ頼らず 補足説明が必要なケ ス(却下した際など)であれば電話連絡をするル ル 決めが必要 p20 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 21. Ⅳ.CMS導入効果 学習・成長の視点 学 成 視点 1.CMS利用組織・人数 織 人数 学習 成長 p21 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 22. Ⅳ.CMS導入効果 【学習・成長の視点】CMS利用組織・人数の変化 学習 これまでは、更新を外部委託していたり、更新頻度が極端に少なかったりした 成長 が、CMSを導入することで、各部署で更新作業をするようになった CMS導入前 CMS導入後 コンテンツ企画 各部署 コンテンツ企画 各部署 コンテンツ制作 関係会社 ページデザイン/ 関係会社 テンプレート制作 CMS 公開 関係会社 コンテンツ更新/公開 各部署 導入 ・リテラシーに依存する更新作業 ・リテラシーに依存しない更新作業 ・部門ごとの制作費によって、更新数が異 ・更新費用は不要 なる ・イントラページの更新にも発展 費 費用がかかるため更新を断念していた部署が、自ら進んで 更新 CMSを使いたいと言ってくるようになりました p22 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 23. Ⅳ.CMS導入効果 【学習・成長の視点】CMS利用組織・人数の変化 学習 成長 参考 ・独自で更新を行う部署数 評価指標 ・更新者の人数 更新者の人数 データ CMS導入前 CMS導入後 独自で更新を行う部署数 独自で更新を行う部署数 =0部署 =7部署 CMS 導入 更新者の人数=0人 更新者の人数=22人 CMS導入前は、独自で更新を行う部署は皆無だったが、 導入後は、 導入後は 7部署、22人が独自で更新作業を行うようになった。 部署 人が独自で更新作業を行うようにな た テンプレート化したページに対して、大阪ガス社員が3ヶ月に更新したページ数 新規コンテンツ追加: 295ページ、コンテンツ修正:631ページ p23 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 24. Ⅳ.CMS導入効果 まとめ このような指標に、ページ単価、時間単価を掛けることで定量効果が出すことが出 来ると思います。 実施内容 効果 単価(円) 定量効果(円) 顧 客 直帰率 22.3%の削減 ー ー 総合トップページ 総合トップペ ジ の 視 リニューアル 平均滞在時間 19.1% ー ー 点 の削減 業 務 プ ロ ページヘッダ変更 5020分の時間削減。 × ○○円/分 5,020×○○円 セ ス 履歴管理 3ヶ月で1,000分の 時間削減。 × ○○円/分 1,000×○○円 1 000×○○円 の 視点 プレスリリースの 配信 3ヶ月で1,475分の 時間削減。 時間削減 × ○○円/分 1,475×○○円 学 習 の 3ヶ月で295ページ作成 視点 成・ 社員での独自更新 ×□□円/ページ更新 △△円/ページ作成 ○○×△△円 長 □□円/ペ ジ更新 3ヶ月で631ページ更新 p24 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved
  • 26. ご清聴ありがとうございました。 もっと聞きたい内容がございましたら、以下までご連絡頂ければ 出来る範囲で回答させて頂きます。 大阪ガス 情報通信部 情報ソリューションチーム 岩木 圭 TEL:06-6205-4854 E-mail: k-iwaki@osakagas.co.jp p26 Copyright © 2010 OSAKA GAS CO.,LTD. All rights reserved