システム開発や保守、運用の現場においてドキュメントは必須のものです。
しかし、ドキュメントの作成・維持には多くのパワーがかかるため、ドキュ
メントが存在しない、資料が古いままになっているなどといった現状を多く
耳にします。
本勉強会ではこれらのドキュメントでよく利用される「図」にフォーカスし、
みるみるうちに図を作成できる「blockdiag」をご紹介します。
「blockdiag」はシンプルなテキスト記述からブロック図、ネットワーク図などの
画像ファイルを出力可能なオープンソースの画像生成ツールです。書き
やすさ、メンテナンスしやすさを中心にデザインされており、図を作るのに
配置や並べ替えに苦労する必要はありません。
blockdiagのサンプルはこちら
このような特徴を持つ「blockdiag」と、シンプルな記述でドキュメントを作成
するツール「Sphinx」を組み合わせることによって、スピーディなドキュメント
作成・維持が可能となります。
本勉強会では「blockdiag」と組み合わせて利用されることの多いドキュメン
テーションツール「Sphinx」にも触れつつ以下の構成で紹介します。
- 「blockdiag」とは何か。他のツールとの比較
- 「blockdiag」シリーズの紹介
- 「blockdiag」利用例紹介、デモ
- 「blockdiag」と連携するツール Trac, MoinMoin, Sphinx
- Sphinxとblockdiagによるドキュメント作成デモ
ドキュメント作りが楽しくなると、ソフトウェア開発や運用はきっともっとずっと
楽しくなります。
そしてこの勉強会で、「blockdiag」と「Sphinx」の先に「Webの未来」をきっと
感じることができるでしょう。