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高音急墜型感音難聴の純音聴力閾値と語音聴取能との関係 4
- 7. 正
答
率
破擦音
• 500Hzで35dB未満
• 500Hzで35dB以上60dB未満
• 500Hzで60dB以上
音韻によって正答率の分布が異なる
3群を通して正答率の高い母音
子音は3群で正答率が大きく変わる
破裂音 母音摩擦音半母音弾音 通鼻音
弾音 り 90% 59% 53%
通鼻音 も 62% 52% 24%
に 43% 35% 37%
ね 19% 28% 16%
破擦音 じ 67% 63% 47%
破裂音 た 62% 35% 13%
て 57% 41% 26%
と 81% 59% 53%
き 76% 65% 58%
く 76% 83% 76%
ば 86% 57% 34%
が 81% 61% 39%
半母音 わ 52% 30% 21%
よ 67% 59% 55%
摩擦音 し 67% 35% 45%
す 48% 17% 32%
は 52% 59% 37%
母音 あ 81% 78% 74%
う 57% 70% 61%
お 76% 80% 61%
- 15. • 500Hzで35dB未満
• 500Hzで35dB以上60dB未満
• 500Hzで60dB以上
• 1000Hzで45dB未満
• 1000Hzで45dB以上70dB未満
• 1000Hzで70dB以上
• LPF 1000Hz
• LPF 700Hz
• LPF 500Hz
正
答
率
→500Hzの閾値で3群に分けた場合でも、1000Hzの閾値で3群に分けた場合でも音韻によって正答率の分布が異なる。後者の方が広い
範囲の正答率をカバーでき、また健聴者でローパスフィルターを用いてシュミレーションした結果に近い。
500Hzと1000Hzのどちらかを選ぶのであれば日本語音韻の場合は英語と異なり、1000Hzで分類した方が語音聴取能を反映しやすい可
能性がある。