3組Bグループ． 2013年11月11日（火）4限実施．

1. 消費税増税
スタディイスキル
Ｂ班

3. はじめに
• 消費税とは・・・消費に課される税
• 特徴
• ほとんど全てのものにかかる税
• ｃｆ） タバコ税、酒税
• お金のない人にとってはつらい税金
• 100万の収入者と1000万の収入者
• 20万の消費税⇒「1万円」の価値

4. 歴史
• 塩を対象とする消費税は、古代にはトロイアやトラキア。
共和制時代のローマなどでも行われていました。
制度として、確立されたのはルイ14世の時代
• 1960年以降、西欧で「付加価値税」が発展
• 1989年4月：消費税を税率3％で導入
• 1997年4月：消費税の税率を5％に引き上げる
• 2014年4月：消費税の税率を8％に引き上げる
• 2015年10月：消費税の税率を10％に引き上げ予定

5. 立場
•「消費税増税には反対」
• 2つの観点
①社会保障
②経済政策

6. 社会保障

7. 今回の増税は社会保障の
ためとされているが今後
私たちの生活が豊かにな
るとは限らない‼

8. 社会保障の充実に回されるのはわずか５０００億円
‼
増収分５．１兆円の内訳
５０００
億円
増収分５．１兆
円 ４．６兆
安定化
充実

9. 年金 減額
医療費７０～７４歳
１割から２割負担に
保険料 値上げ

10. 足りないなら、もっと上げればいい
• ８％→１０％
• 北欧諸国（２５％）
• 幸福度ランキング
• 一位 デンマーク
• 二位 ノルウェー
• 五位 スウェーデン

11. 北欧のからくり
• 十分な年金（1人300万円/年くらい）が無条件で支給されることにより、
デンマークの人はほとんど貯金をしないそうです。
• 消費税の税収が税収全体に占める割合多くても３分の１
• 税収の半分を占めている
(主に所得税と法人税)

12. 日本がとった社会保障対策
• 理想・・・北欧に則った抜本的な政策
社会保障の厚待遇（負担軽減）
＋
消費税（負担増大）
• 現実・・・国民に負担を強いる政策
年金の引き上げなど（負担増大）
＋
消費税（負担増大）

13. 経済政策

14. 増税に対するいくつか
の対策を政府はしてい
るが、増税をすること
で日本の経済にプラス
の方向に進むとは限ら
ない！

15. 1997年消費税3％→5％の時の影響
• 税収：1990年に60.1兆円のピークを迎えました。
消費税が増税された1997年はそれより少ない53.9
兆円です。最近は40兆円前後をうろうろしていま
す。
前回の消費税増税で、税収
アップはできませんでした。

16. 1997年消費税3％→5％の時の影響
• 自殺者数：消費税が5％になった翌年、日本の自殺者は急増し
ています。

17. 日本の２００９年から２０１３年
までの実質GDP
540000
(
単
位
：
十
億
円
）
530000
520000
510000
人口
1997年：126166000人
2012年：125957000人
500000
490000
480000
470000
460000
２００９年２０１０年２０１１年２０１２年２０１３年
日本の１９９４年から１９９９年まで
の実質GDP
480000
(
単
位
：
十
億
円
）
475000
470000
465000
460000
455000
450000
消費税引き上
げ
445000
440000
3%→5%
435000
430000
１９９４年 １９９５年 １９９６年 １９９７年 １９９８年 １９９９年

18. 経済政策が無意味
日本の経済は不況にな
る

19. 現状維持では、何も好転しない
• 前提：日本の危機的状況
＝国の借金
• ⇒結果：急激なインフレ
• 日本銀行の貨幣大量刷新
• 第一次世界大戦後のドイツ

20. リスク
• 過去のデータによる推論
• あくまで可能性（≠100%）
①不況を引き起こすリスク
②最悪の事態：インフレによる生活破たん
重要度 ①＜②

21. 代案
• 消費税を導入せずとも、経済の好転は可能
• 方向性
「生産性の向上・維持」

22. 生産性が維持された場合の試算
• 現在（2013）と25年後（2038）のＧＤＰ
• 仮定
• ① 25年後の生産人口は現在の生産人口の75%になっている
• ② 現在の生産性（2%）が維持されている
• 現在の生産人口・・・ｘ（人） / 生産量を100とした場合
• 2013のＧＤＰ＝ｘ＊１００＝１００ｘ
• 25年後の生産人口・・・3/4ｘ / 生産量・・・１６４（１．０２＾２５＊１００）
• 2038年のＧＤＰ＝ 3/4ｘ＊１６４＝１２３ｘ
• 2013年のＧＤＰ＜2038年のＧＤＰ

23. 前頁の要約
• 生産性の維持
↓
• ＧＤＰの増大
（高齢化が進み、生産人口が減ったとしても）
↓
• 日本経済破たんの防止

24. 生産性の向上・維持のために
• 着目：おカネが動く社会構造
• ↑消費税ＵＰとは真逆
• 具体的には：貯蓄の切り崩し

25. 代案
•貯蓄税・・貯蓄額に税金をかける
• １４００兆円の個人金融資産に不動産資産を加えると８０００兆円
になるといわれている
仮にこの資産に１％の資産税を課すことができれば、それだけで年に
８０兆円の税収
さらに、あくまで目的は
「おカネの流動化」

26. 総まとめ

27. 社会保障
• 消費税アップ⇒社会保障のため
しかし！
• 実態⇒中身が伴っていない！！
•国民の負担×国民の負担

28. 経済政策
• 不況を招く！
過去のデータとの共通点
代案として・・・貯蓄税
おカネが動き、消費が増える右肩上がりの経済

29. よって私たちは、
増税に反対です‼

30. ご清聴ありがとうございまし
た！