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- 1. 夕食にパンを定着させる施策
① 現在、夕食にパンを食べる人が少ない理由
・菓子パン
⇒夜ごはんにしては軽すぎる、甘いものは好まれない
・総菜パン、その他
⇒家庭:夕食は和食 or 一品料理が多いため、和食のおかずにパンは合わなかったり、
スパゲッティーやオムライスに比べると炭水化物であっても一品料理にするには軽す
ぎる
⇒レストラン
ビールやサワーには合わない。また、一般的な居酒屋メニューにはパンは合いにくい。
合うとしたらワインを飲む人が好むような洋食レストランや居酒屋。
・
「夜に炭水化物はNG」という考えの人が多い
⇒特に健康志向の人はパンに限らず、夜は炭水化物をあえて食べない人が多い。
最近はパンはご飯に比べ腹もちが悪く、
健康にも良くないという情報も有名になってき
ている。
② 解決策
・新しいジャンルのパンを開発する
Ex1:和食に合うパンの開発・PR
日本の食事のスタンダードは和食であり、
健康志向が高まっている今これを覆すのは難
しい。であれば、パンから和食に歩み寄る必要がある。
例えばゴマの風味をたっぷりと出したゴマパンや、
高菜やキノコなどをふんだんに練り
込んだお惣菜パンなど。定着させるためにはまだハードルがあるため、TVや食品メー
カーとコラボレーションをして、
和食×パンを馴染ませられるようなプロモーションを
かける必要がある。
Ex2:メインディッシュになるパンの開発・PR
スパゲッティーやオムライスに負けないような、パンの一品料理を考案する。
例えばチーズフォンデュが簡単に作れるセットを開発・販売したり、満腹になり、具材
が豊富なピザパンを考案することが考えられる。
こちらも定着させるためにはまだハー
ドルがあるため、TVや食品メーカーとコラボレーションをして、和食×パンを馴染ま
せられるようなプロモーションをかける必要がある。