SlideShare a Scribd company logo
田中 康裕
計画住宅地に対する試み
−まちの居場所とアーカイブ−
合同研究会 2013.3.16
2
まちの居場所/まちのアーカイブ
歴史のある街にとっての意味は?
計画された街(ニュータウン)
に欠けているものを実現するための試み
(1)まちの居場所
2000年頃から各地に開かれるようになる
4
(まちの居場所、コミュニティ・カフェ、まちの縁側、地域の茶の間など)
空き家、空き店舗、公共施設 大阪府「ふれあいリビング」整備事業
(府営住宅の集会所)
「うちの実家」(新潟市東区)
5
・2003年オープン
(まちの居場所のパイオニアの1つ)
→2013年3月末、活動を停止
※「新潟日報」(2010.01.10)
※写真は「全国コミュニティカフェ・
ネットワーク」ブログより
「出入り自由、過ごし方も自由。誰が
来てもいい。でも、決まりがある。初
めての人に「あの人誰?」という目つ
きをしないこと。気の合う人だけで固
まらないこと。エプロンをするなどし
てお世話する人・される人と立場を固
定しないこと。・・・・・・」
(「日本経済新聞」2012.01.27)
「ひがしまち街角広場」(以下「街角広場」)
6
元代表のAさん:
ニュータウンの中には、そういう、何となく過ごせる、みんなが何となくぶらっと集まって喋れ
る、ゆっくり過ごせるっていう場所はございませんでした。そういう場所が欲しいなと思ってた
んですけど、なかなかそういう場所、こういう地域で確保することができなかったんです。
• 所在地:千里ニュータウン(大阪府豊中市新千里東町)
• オープン:2001年9月30日 / 2006年5月に移転
• 運営日:月曜∼土曜日
• 時間:11:00∼16:00
(16:00以降はミーティングの場として貸切可能)
• 運営主体:ひがしまち街角広場運営委員会
• 代表:Aさん(女性/∼2011) Yさん(男性/2011∼)
• スタッフ:約12名のボランティア(2013年2月時点)
• 建物:近隣センターの空き店舗を活用
• 面積:移転前:約30㎡ / 移転後:約75㎡
• 来訪者:1日に約30∼40人
• 高齢者、子育て中の母親、近くの小学校の子ども 等
移転前
移転後
7
「街角広場」
新千里東町
8
0 100m 500m 1,000m
・1966年入居
・全戸が集合住宅
中央地区センター
UR(旧公団)
府営住宅
近隣センター
分譲マンション
分譲マンション
小学校
中学校
保育園
幼稚園
新千里東町近隣センター
9
写真:太田博一
• 2000年:新千里東町が国土交通省の「歩いて暮らせるまちづくり」構想のモデル地区に指
定(全国で20地区が指定)
• 2001年9月:豊中市の半年間の社会実験としてスタート
• 2002年3月: 運営継続の希望に応えて「自主運営」開始
(補助金に頼らず、飲物等の売上げで家賃・光熱費等を賄う)
• 2006年5月:店舗の利用契約が切れたため他の空店舗に移転
• 2011年10月:オープン10周年記念パーティ開催
10
オープンのきっかけ・歩み
移転前 移転後
11
日常の様子
写真:尹俊到
12
「お水ちょ∼だい」とやって来る子どもたち
移転前 移転後
写真:尹俊到
年 月 日 a t m I y k f n y t I t o h I u n y
2002
1 7 月 ● ● ●
2002
1 8 火 ● ● ●
2002
1 9 水 ● ● ● ●
2002
1 10 木 ● ● ●
2002
1 11 金 ● ●
2002
1 12 土 ● ● ●
2005
1 17 月 ● ● ●
2005
1 18 火 ● ● ●
2005
1 19 水 ● ●
2005
1 20 木 ● ● ●
2005
1 21 金 ● ●
2005
1 22 土 ● ●
2008
1 7 月 ● ●
2008
1 8 火 ● ● ●
2008
1 9 水 ● ●
2008
1 10 木 ● ● ●
2008
1 11 金 ● ● ●
2008
1 12 土 ● ● ●
*「街角広場」運営日誌より
13
日々の運営を担うボランティアスタッフ
• 現在(2013年2月)、ボランティア
スタッフのほとんどが女性
(男性は1人)。
• イベント、移転作業等の際は男性
の協力もある。
●当初:テーブルの上の貯金箱に入れる
●現在:スタッフに直接渡すかたちに変更
Aさん:定価いくらとは書いてない、「お気持ち
料」という。だから、100円以上いくら
でもいいですよって言うの。・・・・・・、基
本はそれぐらいですよっていうことだけ
で、営業というかたちをとってません。
Aさん: 営業としてね、大きく構えてするとなっ
たら、もう絶対かちっとしないとダメだ
と、・・・・・・、ここは、ただ家へ来た人に
お茶出してるという感がある。そういう
のをメインにして。・・・・・・、置いてある
お茶を勝手にいれて飲んでるという建て
前です。
14
飲物は「お気持ち料」100円
貯金箱
千里ニュータウンにおける市民活動の連鎖(直田春夫, 2008)
千里グッズの会
15
「街角広場」から生まれた活動/を拠点とする活動
千里竹の会 千里・住まいの学校 東丘ダディーズクラブ
→「街角広場」は活動のミーティングにも利用(主に夕方以降)
周年記念行事
16
周年記念行事(10月)・たけのこ祭り(5月)
たけのこ祭り
写真:尹俊到
写真:東町新聞委員会
写真:東町新聞委員会
「街角広場」の意味をどう捉えるか?
17
コミュニケーション/もてなし
しつらえ
(建築計画学に対してもつ意味)
「ホスピタリティは「もてなし」ではない、むしろ《しつらえ》である。
人と人との関係が成立しうるために、場を〈しつらえる〉のだ。モノによ
って雰囲気によって、言葉にならぬものによって《しつらえ》がなされ
る。つまり、人とモノと場所とが非分離になる環境がしつらえられること
である。したがって、ホスピタリティは「コミュニケーション」ではな
い。ある場の《気》をつくりだすことだ。「気に入る」「気がおちつく」
「気がやすまる」場をつくりだす。」
* 山本哲士(2006)『ホスピタリティ原論』新曜社
→「しつらえ」として「街角広場」を捉える。
(「街角広場」はどのようにして成り立っているのか)
18
「しつらえ」としての歓待(ホスピタリティ)
「街角広場」
「会話」=価値観や生活習慣なども近い親しい者同士のおしゃべり。
「対話」=あまり親しくない人同士の価値観や情報の交換。
*平田オリザ(2012)
→どのような場所であれば「対話」が生じやすいか?
会
話
対
話
19
「会話」と「対話」(劇作家・平田オリザ)
写真:尹俊到
※研究者(調査者)と地域の人との「対話」
「街角広場」は、研究者が、地域の人同士の「会話」「対話」の場面に居合わせることがで
きる場所でもある。
劇作家は劇として「会話」「対話」の場所を人工的に作りあげる
平田オリザによる空間の分類(平田オリザ, 1998)
プライベートな空間 セミパブリックな空間 パブリックな空間
家の茶の間 大学研究室 / 美術館ロビー 道ばた / 広場
• 知り合いしか登場しないので、
「会話」は弾むが「対話」は生
まれない。
• 内部の人々がいて、そこに外部
の人々が出入り自由
• 「対話」が生まれる
• 人々はその場所を通り過ぎるだ
けだから、「会話」すら成り立
ちにくい。
父 母
姉 弟
内部
他者
他者
内部
※自由に出入りできない ※内部の人々がいない
20
「セミパブリックな空間」
スタッフ、常連の人、時々やって来る人、子ども、研究者、学生、見学者
内部の人 外部の人
●毎日場所を開ける
●お店として運営する
●まちの情報が集まるようにする
●ありあわせのものを使う
●主客の関係を固定しない
●過ごし方を強要しない
●運営内容・目的をあらかじめ決めてしまわない
21
「セミパブリックな空間」を実現する
「街角広場」のしつらえ
■毎日場所を開ける
Aさん:始めた時の趣旨としましては、何はともあれ、毎日する。・・・・・・、週に1回とか、月
に何回というのは、誰でもいつでも行ってみようかなと思った時に行けない、自由
に出入りしてもらえない。・・・・・・、いつでも行ったら開いてるという安心感が一つ
の目的で毎日やっておりました。
Aさん:団地にあります集会所っていうのは、要するに目的がきっちりしていて、申し込ん
でおかないと使えないんですね。
■お店として運営する
22
・気が向いた時にふらっと立ち寄れる
・わざわざ予定・予約しなくていい
・お店のかたちで運営されている
・訪れるため、過ごすための大義名分が無くてもよい
*安い喫茶店としてのみ利用される可能性もある
■まちの情報が集まるようにする
Aさん: 私はもう学校へ働きかけて、「せっかくだから、ここを
起点として学校の情報を外に出すことを考えたらどうで
すか?」っていうふうに言って。
Aさん: 「あそこへ預けとくから、あそこで、言っとくから」っ
ていうふうな地域の情報の交差点にもなっております。
23
■ありあわせのものを使う
• 写真や絵画、作品を展示したり、食器や家具等を持ち寄ったりしてしつらえる
• 日々の運営を担うスタッフ以外の人でも、運営に関われる余地がある。
ペンキ職人が移転作業に協力 持ち寄ったテーブル地域の人々の作品が展示
・まちの人が運営している/集まる
・まち(まちの情報)の窓口になる
■主客の関係を固定しない
Aさん: 来る方もボランティア、お手伝いしてる方もボランティアっていう感じで、いつでもお互い
は何の上下の差もなく、フラットな関係でいられるっていうのがあそこは一番いい。
Aさん: 〔有償ボランティアとして〕1円でもお金もらったらね、サービスする方とされる方になっ
てしまうでしょ。・・・・・・。そしたら座ってて、「お茶遅いなぁ」とかね、「わしのコーヒー
どうなってん?」って言われたって文句言えないでしょ。
Aさん: それで、それも一切なしにしましょう、ここに入るボランティアは、みな裃脱いで、肩書き
脱いで、個人として入りましょうということにしました。それで、全くそういう何の団体に
も関係の無い方々のボランティアで今もずっときております。
24
・サービスを提供する側/受ける側の関係ではない
・地域組織の役割(分担)として運営に関わるわけではない
■過ごし方を強要しない 25
・一人でも居られる/居合わせた人と無理に関わらなくていい
・みなで一緒の活動(会話)に参加しなくてもいい
■運営内容・目的をあらかじめ決めてしまわない
・地域の声に応えるかたちで運営していく
・目的の中身が事後的に形成される(場所の意味が事後的に明らかになる)
Aさん: あんまり場所づくりしたところで、こちらの押し付けがあったらだめなんですよね。だか
ら、はっきり言えば来る人がつくっていく、来る人のニーズに合ったものをつくっていく。
こちらの押し付けはね、やっぱり無理なところがあると思いますね。
Aさん: 企画書よりも、現実にやってみてね、軌道修正はやりながらね、日々の中で軌道修正してい
けばいいんだと。
「街角広場」以外の場所でも
26
■「うちの実家」
• エプロンをするなどしてお世話する人・される人と立場を固定しな
いこと。
■「ふれあいリビング・下新庄さくら園」
• 私は、ボランティアさんとお客さんは同じ立場だと思ってるわけ
ね。・・・・・・。だから、私、お客さまも、ボランティアさんも等々
(とうとう)、対々(たいたい)だと思うのね、あの、立場上ね。
• それもひとつの「ふれあい」をやりながらしていってる、幅がどん
どん広がってる感じで、まぁ、それはいいことだなぁと思って。こ
っちから何かしなくてもね、受けながら受けながらやっていったら
ねぇ、なんぼでも、うん、あると思うよ。
■「親と子の談話室・とぽす」
• お互いにそれぞれが自分のところに座ってて、誰からも見張られ感
がなく、ゆっくりしてられるっていう。だけども、「何か困った時
があったよね」って言った時には側にいてくれるっていう、そうい
う空間って必要だなと思って。
街角広場
茶話会
(URの団地集会所)
コラボ交流カフェ
(文化センター)
街角広場
(分譲マンション)
3・3ひろば
(府営住宅の集会所)
「街角広場」でまちの人々の関係が可視化
→「『街角広場』のような場所を作りたい(作れるかもしれない)」
 というかたちで、参照できる
27
「まち」(新千里東町)への広がり
「街角広場」が開かれた背景(まちの歩み)
28
• 地域の核として計画された近隣センターが空店舗に
• 第一世代の人々が高齢になりつつある時期
• 入居以来築かれてきた関係
入居当初 2000年頃
空店舗=機能の空白
(上)『千里山タイムス』S42.02.10
(下)『ニュータウン』S41.06.05
80歳以上
70∼79歳
60∼69歳
50∼59歳
40∼49歳
30∼39歳
20∼29歳
10∼19歳
0∼9歳
0
500
1000
1500
2000
80歳以上
70∼79歳
60∼69歳
50∼59歳
40∼49歳
30∼39歳
20∼29歳
10∼19歳
0∼9歳
0
500
1000
1500
2000
80歳以上
70∼79歳
60∼69歳
50∼59歳
40∼49歳
30∼39歳
20∼29歳
10∼19歳
0∼9歳
0
500
1000
1500
2000
0人
4000人
8000人
12000人
1970年 1975年 1980年 1985年 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年
80歳以上
70∼79歳
60∼69歳
50∼59歳
40∼49歳
30∼39歳
20∼29歳
10∼19歳
0∼9歳
0
500
1000
1500
2000
2500
70歳以上
60∼69歳
50∼59歳
40∼49歳
30∼39歳
20∼29歳
10∼19歳
0∼9歳
0
500
1000
1500
2000
2500
1970年 1980年 1990年 2000年 2010年
※国勢調査における東丘小学校区の人口をもとに作成
29
新千里東町の人口の推移
入居依頼築かれてきた関係
30
「街角広場」のスタッフ相関図Xさんが携わってきた主な活動
PTAはもうずっと関わって、現役のPTAが終わったら、教育委員会との縁がずっと切れず
に。・・・・・・、自治会関連の仕事したり、地域とはずっと関わって。・・・・・・、「街角広場」開
いた時に、地域の人の知り合いが山ほどいる、色んな関係で。
*右図は 立川弥生子ほか(2004)より
31
まちの歴史とともにある「街角広場」
• 地域の核として計画された近隣センターが空店舗に
• 第一世代の人々が高齢になりつつある時期
• 入居以来築かれてきた関係
→このような歴史を経たまちに開かれたのが「街角広場」
最近の「街角広場」の課題
• 近隣センターの建替え計画(場所の確保)
• 第一世代の人々の更なる高齢化
• 継承できる次の世代が少ない(同世代が一世に入居したため世代に偏り)
→「街角広場」から生まれたもの
 と新たな関わりをもつこと
オープンから約11年半
32
(2)まちのアーカイブ
※アーカイブ=「個人や組織が作成した記録や資料を、組織的に収集し保存したもの。ま
た、その施設や機関。」(『「外来語」言い換え提案』国立国語研究所「外来語」委員会, 2006)
ニュータウンの歴史を考えるようになったきっかけ
33
「今」しか撮れない写真がある。
「今」当たり前のように見ている風景も、いずれ貴重な資料になる。
(2006年)(2007年) (2008年)
千里の絵葉書づくり → 最初は、(綺麗な)風景写真を撮っていたが・・・
地元の人が学ぶ・地元の人に学ぶ「地元学」
34
地元学は、ないものねだりはしません。あるものを探し、そ
れを磨いたりして価値のあるものにしていきます。(吉本哲
郎, 2008)
地元学——地域に住む者が自ら住んでいる所を知ること、地
域固有の風土に刻みこまれた歴史や伝統のひだの深さを知る
ことが、地域をどのようにしていくか——(吉本哲郎, 1995)
これまで住んできた人   住み慣れた住環境が急激に変化(失われていく)
新しくやって来た人   これまでの歴史が見えにくい(痕跡がない)
→ニュータウンでも「地元学」は可能か?
写真:井上博道
〈50年前の開発〉 〈近年の再開発〉
欧米の計画住宅地
35
日本より早い時期に建設された計画住宅地
→どのようなアーカイブにまつわる場所・活動があるのか?
イギリスのニュータウン
「ミルトン・キーンズ」のアーカイブ
ミルトン・キーンズ
36
ロンドン
ミルトン・キーンズ
ミルトン・キーンズ 千里NT
入居開始 1967 1962
面積(ha) 8,900 1,160
当初の計画 25万 15万
現在の人口 約25万(2011年) 約9万(2012年)
都市からの距離 ロンドン 80Km 大阪 12Km
開発された33の中で最大規模のニュータウン(ニューシティ)
■シティ・ディスカバリー・センター →開発にまつわる資料・写真など
■ミルトン・キーンズ・ミュージアム →ニュータウン開発前の暮らしにまつわる物
■リビング・アーカイブ →地域の歴史を素材とするアート・教育
■ディスカバー・ミルトン・キーンズ →地域の歴史とアートのショーケース
56の団体
中央駅 センター地区
シティ・ディスカバリー・センターリビング・アーカイブ
ミルトン・キーンズ・ミュージアム
ディスカバー・ミルトン・キーンズ
シティ・ディスカバリー・センター
39
■ライブラリー
開発公社から引き継いだ資料、地図、
本、統計など2,000点、写真約30,000枚
●オープン 月曜∼金曜 9:30∼13:00
●物・地図資料の貸し出し £5のデポジット
●写真(非商用利用)の検索・スキャン(有料)
●写真は商用利用も可能(要相談)
12Cの修道院
■発足:1987年
■チャリティ団体
■スタッフ:4人(司書を含む)
■活動内容
・教育プログラム・活動
・開発資料のアーカイブ
・Bradwell Abbey(修道院)の運営
新聞記事のスクラップ
ライブラリー
40
→現在も継続的に資料を収集・整理
地図写真 写真のスキャン
寄付された資料のカテゴリー分け
ミルトン・キーンズ・ミュージアム
41
1970年代初め、住民グループが、ニュータウン開
発で閉鎖した農場や工場の物を収集し始める。
1973年、開発公社が、住民グループに農場・農園
の利用を許可。
■設立:1973年
■チャリティ団体
■開館日・時間:
 水∼日 11:00-16:30(4/1-10/31)
 土・日 13:00-16:30( 11/1-3/31)
■入場料:£5 / 割引: £4 / 家族:£14
■フルタイムのスタッフ1人
■ボランティアが運営に協力
*ニュータウン開発後の時期を対象とする
 ミュージアムではない。
受付・ショップ電話
農家
商店街
喫茶室印刷所
交通
脱穀小屋
42
開発前の商店街が再現喫茶室 再現された店舗内
リビング・アーカイブ
43
「アート」と「歴史」の分野の2人の活動がきっかけとなり誕生
• ロイ・ネヴィット氏
• Stantonbury Campusの演劇のディレクター
(当時)
• 1974年から、地域の演劇グループのメンバー
と共に、地域のドキュメンタリー演劇、ドキ
ュメンタリーにもとづいた教材を作る。
• ロジャー・キッチン氏
• コミュニティ・ワーカー(当時)
• 1970年代前半から、従来の居住者のオーラ
ル・ヒストリーを収集。
• 収集したオーラル・ヒストリーをラジオのド
キュメンタリーや本にする。
〈活動のモットー〉
① どんな人にも語るべき物語がある(“Everybody has a story to tell”)
② 自分がいる場所を掘る=理解する=好きになる
 (“Digging where you stand”)
■これまで住んでいた人:進歩という名のもとにそれまでの暮らしと歴史が破壊
 →どうすれば、誇りを持ち続けることができるか?
■新しいやって来た人:家族や仲間をおいて、まっさらな土地にやって来る
 →どうすれば、新しい場所を継承することができるか?
1984年、リビング・アーカイブ結成
リビング・アーカイブの活動
44
スタッフ(フルタイム5人/パートタイム7人) / 約40人のボランティア
• 人々の思い出を素材にした
11本の大規模なミュージカル・ドキュメンタリー演
劇、50本以上の映画、20冊以上の本。
• 写真展、CD-ROMs、ラジオ・ドキュメンタリー、ビ
デオ・ドキュメンタリー、彫刻イベント、テキスタ
イル・プロジェクト、ダンス・ショー。
• ウェブサイト、デジタル・ストーリー。
※Business Plan
The Living Archive Band
資料のスキャニング、画像編集、録音、データベース
作成、ウェブサイト・ブログ作成など、まちづくりに
関するITトレーニング・コースを開催
「生きた/生き生きとした(Living)」アーカイブ
45
【R.K】あなたたちの街〔千里ニュータウン〕にミュージアムがないのは良いことだよ。何故かと言
うと、ミュージアムは静的・固定的〔static〕だから。展示会を開いたとする。「展示会を開きまし
た。これが街の歴史です、遺産〔heritage〕です」って。でも、しばしば、そこには街で聞く普通の声
〔ordinary voices〕が反映されてない。
100,000枚以上の写真/約35,000枚の写真ネガ/1,000時間以上の録音テープ
【R.K】リビング・アーカイブは、ほとんど偶然アーカイブを作ることになったんだ。なぜなら、
〔街を〕調べた結果を絵劇や本、ウェブサイトのために使っているから、同時にアーカイブが蓄積さ
れていった。・・・・・・。正直に言うと、最初、1980年代は〔インタビューを〕録音さえしていなかっ
た。ビデオも使ってなかった。
→現在、目録作り、デジタル化作業を進められている
ディスカバー・ミルトン・キーンズ
46
• オープン:月∼土 10:00∼18:00
• 入場料:無料
• 来訪者
1年目:14,500人  2年目:24,000人
• 2011年から中央図書館内に移転
• 現在(2013年3月)、3図書館で実施
• オープン:2008年
• センター地区のショッピングセンター空き店舗を活用
• 主催:Milton Keynes Heritage Association
• 運営:リビング・アーカイブ
• 協力:MK Council、the Centrel Milton Keynes
Partnership、thecentre:mk、Arriva(バス会社)
• 歴史とアートの団体のための
「ショーケース」
• バスのチケット売り場、観光案内所の役
割も果たす。
ついでに立ち寄ってもらう
47
【C.B】ミュージアムには歴史が好きな人しか行かない。だから、ここで実験してることは、より多
くの、幅広い人を引きつけることなの。ここに来る人は買い物客で、彼らのほとんどはミュージアム
になんて行こうと思ったことがない。ここはバスのチケットを売ってるから、・・・・・・、みながここに
来る一番の理由はバスのチケットだわ。・・・・・・・でも、少しずつ、彼らは〔ここに置かれている〕ミ
ュージアムのリーフレットに気づいて、手に取り始めるようになった。
【C.B】ここに来る人の目的は、バス・チケットが1番目、観光情報が2番目、歴史は3番目。で
も、一緒にやってることが大事。
Keeping MK moving…
by car
Milton Keynes is famous for its grid roads, which is
an effective road network throughout the city used
by around 280,000 cars each day.
Motorists can cross from one side of the
City to the other in less than ten minutes.
As Milton Keynes grows and more people take to
the roads, journeys will take longer. Currently,
Milton Keynes Council is planning ways to keep the
road network flowing freely.
Milton Keynes has one of the most
successful car-share schemes in the country.
It has more than a thousand
members. Car-share owners
have access to more than 400
spaces in prime locations and
membership costs as little as
£20 for central Milton Keynes employees.
www.milton-keynes.gov.uk/transportmk
There are 25,000 parking spaces available
in central Milton Keynes. In the summer the
Council will be consulting on changes to parking
charges.
Read more at www.milton-keynes.gov.uk/mkparking
Keeping MK moving
Over the next 10 years Milton Keynes Council will
invest about £300 million in transport as part of its
plan to keep Milton Keynes Moving – today and
tomorrow. The council is committed to sustainable
transport options, and to finding innovative ways to
improve transport in the city.
Residents were recently asked to vote for their
priorities for the council from 2009-2011.
Residents told us their top priority for
transport was pot-hole repair.
Milton Keynes Council repairs dangerous pot-holes
within 24 hours of being notified. There are
currently five gangs working on repairing the
backlog of potholes caused by the severe weather in
January and February. This work is expected to be
completed in July 2009.
FROM THE BOOK: THE HERITAGE OF MILTON KEYNES
The Story of the original CMK
…told by the people who shaped the initial ideas of Central Milton Keynes
‘There seem to be great opportunities for the development of a visually exciting form within the Centre…’
(from ‘The Plan for Milton Keynes’, MKDC 1970)
The designated area of Milton Keynes pictured in 1970. The original caption reads: ‘This photograph shows the area from Bletchley to Wolverton
in North Bucks to be developed as a New Town called Milton Keynes. The village in the centre of the picture is Simpson.’
PhotocourtesyofMKDC/EP
The Planners and Designers
Lord ‘Jock’ Campbell of Eskan
First Chairman of Milton Keynes Development
Corporation from 1967 - 1987. He was the man
who shaped Milton Keynes by making key
appointments, including the master planners and
General Manager Fred Roche.
Designer City
Innovation and development in Milton Keynes
The Right Honourable The
Lord Campbell of Eskan
Lord ‘Jock’ Campbell and Fred
Lloyd Roche pictured in 1975
Fred Lloyd Roche
General Manager of Milton Keynes Development
Corporation from 1970 and pushed the
development forward.
“A fantastic team – Jock Campbell and Fred
Roche at the helm. If there was a rule, you
found a way to break it and you’d get the job
done. It was just a great team to work for”.
Henry Diamond
Derek Walker
Chief Architect and
Planner at Milton
Keynes Development
Corporation from
1970 – 76. He
recruited the design
team attracting
Britain’s newest
architectural talent.
Lord Richard
Llewelyn Davies
Along with John
Weeks and Walter
Bor he created the
master plan for
Milton Keynes, which
was the template for
the city’s
development.
Lord Richard
Llewelyn Davies
Professor Derek Walker, DipArch RIBA,
pictured in 1974
First time under fire
in Afghanistan
A young Territorial’s baptism, 2007…
‘The most memorable moment for me was the time when we were first
fired upon by the enemy.
We were patrolling along a canal in northern Lashkar Gah, which is a
town about half way down Helmand Province. We got ambushed from
the other side of the canal by Taliban forces. They were firing small
arms, RPGs, perhaps some mortars.
To begin with, I personally thought it was strange, not thinking that it could be
happening to me, but of course it was. Everyone responded well to it and returned fire.
Several enemy were killed during the incident and as we withdrew we lost two vehicles
which we left burning.
It was only 40 minutes but it seemed to last forever… It was the biggest adrenalin rush
I’ve ever had. I was both terrified and excited at the same time and nothing in the world
can compare to that at all. It was quite a defining
moment in my life really.’
Rifleman Charlie Barrett, ‘E’ Company, 7 Rifles
One Hundred Years
of the Territorial
Army:
To celebrate the TA’s
Centenary in Milton
Keynes, a Freedom
Procession parades
through Central Milton
Keynes on Saturday
June 7th 2008
C r u s a d e s , C a m p a i g n s a n d C o n f l i c t s
MK at War posters v2 7/14/08 12:13 PM Page 10
‘There was a Wolverton
Works Battalion’
Dad’s Army helps on the Home Front 1939 – 45…
‘My Dad was in the Home Guard until he got invalided out. He’d got knocked
about a bit as a Prisoner of War in the First World War - he lost the lining of his
stomach and had to be very careful what he ate. Then he’d have bouts of
Malaria and that was frightening... There was a Wolverton Works Battalion and
one night a week some of the Home Guard and the Battalion would do night-
guard in the Works - from 7 at night until 7 the next morning. They had half-an-
hour’s grace to go home, have breakfast, shave, change into their working
clothes - and do a day’s work.’
‘Stanley’, from The Living Archive’s DVD ‘My Home Front’
Wolverton Home Guard
Photo courtesy Kenneth Woodward
C r u s a d e s , C a m p a i g n s a n d C o n f l i c t s
書籍・グッズ等も販売
いつも同じ展示では見てもらえない
→6週間で展示パネルを交換
ミルトン・キーンズのアーカイブ
48
暮らし/個人開発/オフィシャル
・住宅、建物
・家具、家電製品、農具
・新聞、パンフレット
・家族写真、記念写真
・日記、手紙
・語り
・計画・開発の資料
・統計資料
● 個人・少人数の思いから生まれるまちのアーカイブもある
  住民グループが物を収集し始めた / どんな人にも語るべき物語がある
● 意識的に集めるだけでなく、結果として生み出されるアーカイブもある
  偶然アーカイブを作ることになった
● ある一時点で完成されるのではなく、常に増え続ける
  新聞記事のスクラップ
● 実物を展示する場所だけではなく、ついでに立ち寄れる場所
  ショーケース
まとめ
計画住宅地におけるまちの居場所とアーカイブ
50
計画住宅地に欠けているものを実現するための試み
• 個々の建物や施設は立派でも、気軽に立ち寄れる場所、ゆっくり過ごせる場所がない
→「まちの居場所」
• 共有できる歴史(価値)が見えにくい。街でどう暮らすかが継承されにくい
→「まちのアーカイブ」
・まちの歴史(アーカイブ)がきっかけで生まれる関係
・まちの居場所がアーカイブの1つのかたち
(まちの居場所を(=今起こっていることを)記録・記述することの重要性)
■「街角広場」の光景
(左)地図を見て話をする第一世代の人
(右)昔の写真を眺める第二世代の人
51
■参考文献
• 五十嵐太郎 大川信行(2002)『ビルディングタイプの解剖学』王国社
• 直田春夫(2008)「市民の力と都市戦略」・『地方自治職員研修』第41巻 No.1 通巻567号
• 立川弥生子ほか(2004)「「ひがしまち街角広場」を支える人々による口述からみた、生きられた
千里ニュータウン」・『日本建築学会近畿支部研究報告集』pp49-52
• 日本建築学会編(2010)『まちの居場所−まちの居場所をみつける/つくる』東洋書店
• 平田オリザ(1998)『演劇入門』講談社現代新書
• 平田オリザ(2012)『わかりあえないことから』講談社現代新書
• 山本哲士(2006)『ホスピタリティ原論』新曜社
• 吉本哲郎(1995)『わたしの地元学』NECクリエイティブ
• 吉本哲郎(2008)『地元学をはじめよう』岩波ジュニア新書

More Related Content

What's hot

1207 春江中部cc
1207 春江中部cc1207 春江中部cc
1207 春江中部cc
Yoko Fujii
 
龍谷大学 今里ゼミ 討論会用レジュメ
龍谷大学 今里ゼミ 討論会用レジュメ龍谷大学 今里ゼミ 討論会用レジュメ
龍谷大学 今里ゼミ 討論会用レジュメ
yuuta tamaki
 
H28年度城東区地域振興会研修会
H28年度城東区地域振興会研修会H28年度城東区地域振興会研修会
H28年度城東区地域振興会研修会
Akira Inada
 
「ロケ地 × 謎解き!」企画プレゼン資料
「ロケ地 × 謎解き!」企画プレゼン資料「ロケ地 × 謎解き!」企画プレゼン資料
「ロケ地 × 謎解き!」企画プレゼン資料
浦安ロケーションボックス
 
こもゆうチーム活動報告書Vol.1
こもゆうチーム活動報告書Vol.1こもゆうチーム活動報告書Vol.1
こもゆうチーム活動報告書Vol.1aoesupport
 
Machi-navi apps are released
Machi-navi apps are releasedMachi-navi apps are released
Machi-navi apps are releasedJunya Sato
 
190707災害支援ネットワークおかやま支援1年合同報告会02
190707災害支援ネットワークおかやま支援1年合同報告会02190707災害支援ネットワークおかやま支援1年合同報告会02
190707災害支援ネットワークおかやま支援1年合同報告会02
特定非営利活動法人 岡山NPOセンター
 
Portfolio_M1
Portfolio_M1Portfolio_M1
Portfolio_M1
Kota Uchino
 

What's hot (9)

1207 春江中部cc
1207 春江中部cc1207 春江中部cc
1207 春江中部cc
 
龍谷大学 今里ゼミ 討論会用レジュメ
龍谷大学 今里ゼミ 討論会用レジュメ龍谷大学 今里ゼミ 討論会用レジュメ
龍谷大学 今里ゼミ 討論会用レジュメ
 
H28年度城東区地域振興会研修会
H28年度城東区地域振興会研修会H28年度城東区地域振興会研修会
H28年度城東区地域振興会研修会
 
「ロケ地 × 謎解き!」企画プレゼン資料
「ロケ地 × 謎解き!」企画プレゼン資料「ロケ地 × 謎解き!」企画プレゼン資料
「ロケ地 × 謎解き!」企画プレゼン資料
 
Kizuna
KizunaKizuna
Kizuna
 
こもゆうチーム活動報告書Vol.1
こもゆうチーム活動報告書Vol.1こもゆうチーム活動報告書Vol.1
こもゆうチーム活動報告書Vol.1
 
Machi-navi apps are released
Machi-navi apps are releasedMachi-navi apps are released
Machi-navi apps are released
 
190707災害支援ネットワークおかやま支援1年合同報告会02
190707災害支援ネットワークおかやま支援1年合同報告会02190707災害支援ネットワークおかやま支援1年合同報告会02
190707災害支援ネットワークおかやま支援1年合同報告会02
 
Portfolio_M1
Portfolio_M1Portfolio_M1
Portfolio_M1
 

Viewers also liked

120616グリーンベルト(アメリカニュータウンの75周年記念行事)
120616グリーンベルト(アメリカニュータウンの75周年記念行事)120616グリーンベルト(アメリカニュータウンの75周年記念行事)
120616グリーンベルト(アメリカニュータウンの75周年記念行事)t-yasuhiro
 
120601Design Methods of Community Cafés
120601Design Methods of Community Cafés120601Design Methods of Community Cafés
120601Design Methods of Community Cafés
t-yasuhiro
 
150714居場所ハウスの紹介
150714居場所ハウスの紹介150714居場所ハウスの紹介
150714居場所ハウスの紹介t-yasuhiro
 
100529子どもと大人との中間的な関係が生まれる地域の場所
100529子どもと大人との中間的な関係が生まれる地域の場所100529子どもと大人との中間的な関係が生まれる地域の場所
100529子どもと大人との中間的な関係が生まれる地域の場所t-yasuhiro
 
111008欧米の計画住宅地のアーカイブ
111008欧米の計画住宅地のアーカイブ111008欧米の計画住宅地のアーカイブ
111008欧米の計画住宅地のアーカイブt-yasuhiro
 
110126まちの居場所における主
110126まちの居場所における主110126まちの居場所における主
110126まちの居場所における主t-yasuhiro
 
101007海外ニュータウンの地域アーカイブ・プロジェクト
101007海外ニュータウンの地域アーカイブ・プロジェクト101007海外ニュータウンの地域アーカイブ・プロジェクト
101007海外ニュータウンの地域アーカイブ・プロジェクトt-yasuhiro
 

Viewers also liked (7)

120616グリーンベルト(アメリカニュータウンの75周年記念行事)
120616グリーンベルト(アメリカニュータウンの75周年記念行事)120616グリーンベルト(アメリカニュータウンの75周年記念行事)
120616グリーンベルト(アメリカニュータウンの75周年記念行事)
 
120601Design Methods of Community Cafés
120601Design Methods of Community Cafés120601Design Methods of Community Cafés
120601Design Methods of Community Cafés
 
150714居場所ハウスの紹介
150714居場所ハウスの紹介150714居場所ハウスの紹介
150714居場所ハウスの紹介
 
100529子どもと大人との中間的な関係が生まれる地域の場所
100529子どもと大人との中間的な関係が生まれる地域の場所100529子どもと大人との中間的な関係が生まれる地域の場所
100529子どもと大人との中間的な関係が生まれる地域の場所
 
111008欧米の計画住宅地のアーカイブ
111008欧米の計画住宅地のアーカイブ111008欧米の計画住宅地のアーカイブ
111008欧米の計画住宅地のアーカイブ
 
110126まちの居場所における主
110126まちの居場所における主110126まちの居場所における主
110126まちの居場所における主
 
101007海外ニュータウンの地域アーカイブ・プロジェクト
101007海外ニュータウンの地域アーカイブ・プロジェクト101007海外ニュータウンの地域アーカイブ・プロジェクト
101007海外ニュータウンの地域アーカイブ・プロジェクト
 

Similar to 130316計画住宅地に対する試み−まちの居場所とアーカイブ−

2011年7月9日プレゼン資料
2011年7月9日プレゼン資料2011年7月9日プレゼン資料
2011年7月9日プレゼン資料
早田株式会社
 
第1回実施報告書
第1回実施報告書第1回実施報告書
ゆいまつり全体説明資料
ゆいまつり全体説明資料ゆいまつり全体説明資料
ゆいまつり全体説明資料Funayama Hiroki
 
【ゲストプレゼン】株式会社イ-タウン代表取締役 齋藤保さん:コロナ禍だから問い直す 「居場所・参加・つながり」の意味とかたち
【ゲストプレゼン】株式会社イ-タウン代表取締役 齋藤保さん:コロナ禍だから問い直す 「居場所・参加・つながり」の意味とかたち【ゲストプレゼン】株式会社イ-タウン代表取締役 齋藤保さん:コロナ禍だから問い直す 「居場所・参加・つながり」の意味とかたち
【ゲストプレゼン】株式会社イ-タウン代表取締役 齋藤保さん:コロナ禍だから問い直す 「居場所・参加・つながり」の意味とかたち
crfactory
 
Open!みどりーむ Vol.1エピソード資料
Open!みどりーむ Vol.1エピソード資料Open!みどりーむ Vol.1エピソード資料
Open!みどりーむ Vol.1エピソード資料
Ryosuke Yamaguchi
 
Hack For Iwate Vol.3 20120115
Hack For Iwate Vol.3 20120115Hack For Iwate Vol.3 20120115
Hack For Iwate Vol.3 20120115
Akiko Iwakiri
 
東京の若者はなぜ利賀村を訪れるのか
東京の若者はなぜ利賀村を訪れるのか東京の若者はなぜ利賀村を訪れるのか
東京の若者はなぜ利賀村を訪れるのか
Etsuko Nagayama
 
掲示板プロジェクト
掲示板プロジェクト掲示板プロジェクト
掲示板プロジェクトYukie Tamagawa
 
里山を考える会プレゼン完成版 Ver.8 4 20160517
里山を考える会プレゼン完成版 Ver.8 4 20160517里山を考える会プレゼン完成版 Ver.8 4 20160517
里山を考える会プレゼン完成版 Ver.8 4 20160517
NPO 里山を考える会
 
20120127自分のチカラ研究所
20120127自分のチカラ研究所20120127自分のチカラ研究所
20120127自分のチカラ研究所Takuma Hosoya
 
社会の隙間で暮らしをDiy!
社会の隙間で暮らしをDiy!社会の隙間で暮らしをDiy!
社会の隙間で暮らしをDiy!
iketo hirokuni
 
181029平成30年7月豪雨@岡山におけるkintoneなどのICTツール活用について
181029平成30年7月豪雨@岡山におけるkintoneなどのICTツール活用について181029平成30年7月豪雨@岡山におけるkintoneなどのICTツール活用について
181029平成30年7月豪雨@岡山におけるkintoneなどのICTツール活用について
特定非営利活動法人 岡山NPOセンター
 
2013.5.11【伊万里市】成果発表会パワポ資料
2013.5.11【伊万里市】成果発表会パワポ資料2013.5.11【伊万里市】成果発表会パワポ資料
2013.5.11【伊万里市】成果発表会パワポ資料
早田株式会社
 
閖上まちづくり 面影事例0229
閖上まちづくり 面影事例0229閖上まちづくり 面影事例0229
閖上まちづくり 面影事例0229Junichi Toyoshima
 
なぜ図書館を作るのか
なぜ図書館を作るのかなぜ図書館を作るのか
なぜ図書館を作るのかKeisuke Kimura
 
20181013 clskochi_returns_arisawa
20181013 clskochi_returns_arisawa20181013 clskochi_returns_arisawa
20181013 clskochi_returns_arisawa
MeiAri
 
20101102 アバンギャルド茶会活動報告資料
20101102 アバンギャルド茶会活動報告資料20101102 アバンギャルド茶会活動報告資料
20101102 アバンギャルド茶会活動報告資料Shuntaro Kondo
 
起業、npo活動への対応
起業、npo活動への対応起業、npo活動への対応
起業、npo活動への対応
Hiroshi Kokubo
 

Similar to 130316計画住宅地に対する試み−まちの居場所とアーカイブ− (20)

2011年7月9日プレゼン資料
2011年7月9日プレゼン資料2011年7月9日プレゼン資料
2011年7月9日プレゼン資料
 
第1回実施報告書
第1回実施報告書第1回実施報告書
第1回実施報告書
 
ゆいまつり全体説明資料
ゆいまつり全体説明資料ゆいまつり全体説明資料
ゆいまつり全体説明資料
 
【ゲストプレゼン】株式会社イ-タウン代表取締役 齋藤保さん:コロナ禍だから問い直す 「居場所・参加・つながり」の意味とかたち
【ゲストプレゼン】株式会社イ-タウン代表取締役 齋藤保さん:コロナ禍だから問い直す 「居場所・参加・つながり」の意味とかたち【ゲストプレゼン】株式会社イ-タウン代表取締役 齋藤保さん:コロナ禍だから問い直す 「居場所・参加・つながり」の意味とかたち
【ゲストプレゼン】株式会社イ-タウン代表取締役 齋藤保さん:コロナ禍だから問い直す 「居場所・参加・つながり」の意味とかたち
 
Open!みどりーむ Vol.1エピソード資料
Open!みどりーむ Vol.1エピソード資料Open!みどりーむ Vol.1エピソード資料
Open!みどりーむ Vol.1エピソード資料
 
Hack For Iwate Vol.3 20120115
Hack For Iwate Vol.3 20120115Hack For Iwate Vol.3 20120115
Hack For Iwate Vol.3 20120115
 
東京の若者はなぜ利賀村を訪れるのか
東京の若者はなぜ利賀村を訪れるのか東京の若者はなぜ利賀村を訪れるのか
東京の若者はなぜ利賀村を訪れるのか
 
掲示板プロジェクト
掲示板プロジェクト掲示板プロジェクト
掲示板プロジェクト
 
里山を考える会プレゼン完成版 Ver.8 4 20160517
里山を考える会プレゼン完成版 Ver.8 4 20160517里山を考える会プレゼン完成版 Ver.8 4 20160517
里山を考える会プレゼン完成版 Ver.8 4 20160517
 
20120127自分のチカラ研究所
20120127自分のチカラ研究所20120127自分のチカラ研究所
20120127自分のチカラ研究所
 
社会の隙間で暮らしをDiy!
社会の隙間で暮らしをDiy!社会の隙間で暮らしをDiy!
社会の隙間で暮らしをDiy!
 
181029平成30年7月豪雨@岡山におけるkintoneなどのICTツール活用について
181029平成30年7月豪雨@岡山におけるkintoneなどのICTツール活用について181029平成30年7月豪雨@岡山におけるkintoneなどのICTツール活用について
181029平成30年7月豪雨@岡山におけるkintoneなどのICTツール活用について
 
2013.5.11【伊万里市】成果発表会パワポ資料
2013.5.11【伊万里市】成果発表会パワポ資料2013.5.11【伊万里市】成果発表会パワポ資料
2013.5.11【伊万里市】成果発表会パワポ資料
 
閖上まちづくり 面影事例0229
閖上まちづくり 面影事例0229閖上まちづくり 面影事例0229
閖上まちづくり 面影事例0229
 
なぜ図書館を作るのか
なぜ図書館を作るのかなぜ図書館を作るのか
なぜ図書館を作るのか
 
Iikura 20110723
Iikura 20110723Iikura 20110723
Iikura 20110723
 
20181013 clskochi_returns_arisawa
20181013 clskochi_returns_arisawa20181013 clskochi_returns_arisawa
20181013 clskochi_returns_arisawa
 
20101102 アバンギャルド茶会活動報告資料
20101102 アバンギャルド茶会活動報告資料20101102 アバンギャルド茶会活動報告資料
20101102 アバンギャルド茶会活動報告資料
 
起業、npo活動への対応
起業、npo活動への対応起業、npo活動への対応
起業、npo活動への対応
 
コモンズ研究会
コモンズ研究会コモンズ研究会
コモンズ研究会
 

More from t-yasuhiro

120414都市住宅学会「「住みこなし」によるニュータウンの新しい価値」:千里ニュータウンをフィールドにして
120414都市住宅学会「「住みこなし」によるニュータウンの新しい価値」:千里ニュータウンをフィールドにして120414都市住宅学会「「住みこなし」によるニュータウンの新しい価値」:千里ニュータウンをフィールドにして
120414都市住宅学会「「住みこなし」によるニュータウンの新しい価値」:千里ニュータウンをフィールドにして
t-yasuhiro
 
181201ホームホスピス全国合同研修会
181201ホームホスピス全国合同研修会181201ホームホスピス全国合同研修会
181201ホームホスピス全国合同研修会
t-yasuhiro
 
181020第43回法政大学大学院まちづくり都市政策セミナー
181020第43回法政大学大学院まちづくり都市政策セミナー181020第43回法政大学大学院まちづくり都市政策セミナー
181020第43回法政大学大学院まちづくり都市政策セミナー
t-yasuhiro
 
180430ディスカバー千里〜ニュータウンを歴史と空間から考える〜
180430ディスカバー千里〜ニュータウンを歴史と空間から考える〜180430ディスカバー千里〜ニュータウンを歴史と空間から考える〜
180430ディスカバー千里〜ニュータウンを歴史と空間から考える〜
t-yasuhiro
 
160929新千里東町団地 ひがしまち街角広場
160929新千里東町団地 ひがしまち街角広場160929新千里東町団地 ひがしまち街角広場
160929新千里東町団地 ひがしまち街角広場
t-yasuhiro
 
160523写真でみる居場所ハウスの歩み
160523写真でみる居場所ハウスの歩み160523写真でみる居場所ハウスの歩み
160523写真でみる居場所ハウスの歩み
t-yasuhiro
 
150518都市の歩き方
150518都市の歩き方150518都市の歩き方
150518都市の歩き方
t-yasuhiro
 
150518車止図鑑
150518車止図鑑150518車止図鑑
150518車止図鑑
t-yasuhiro
 
150518大きな本 新千里東町編
150518大きな本 新千里東町編150518大きな本 新千里東町編
150518大きな本 新千里東町編
t-yasuhiro
 
150518千里今昔
150518千里今昔150518千里今昔
150518千里今昔
t-yasuhiro
 
150518千里のみんなでつくった大きな本
150518千里のみんなでつくった大きな本150518千里のみんなでつくった大きな本
150518千里のみんなでつくった大きな本
t-yasuhiro
 
150518ひがしまち街角広場 2001 2012
150518ひがしまち街角広場 2001 2012150518ひがしまち街角広場 2001 2012
150518ひがしまち街角広場 2001 2012
t-yasuhiro
 
150518こどもたちにとってのひがしまち
150518こどもたちにとってのひがしまち150518こどもたちにとってのひがしまち
150518こどもたちにとってのひがしまち
t-yasuhiro
 
150517大きな本〜人が読む風景〜
150517大きな本〜人が読む風景〜150517大きな本〜人が読む風景〜
150517大きな本〜人が読む風景〜
t-yasuhiro
 
150213豊能地区の事例から学ぶみんなで取り組む協働のまちづくり
150213豊能地区の事例から学ぶみんなで取り組む協働のまちづくり150213豊能地区の事例から学ぶみんなで取り組む協働のまちづくり
150213豊能地区の事例から学ぶみんなで取り組む協働のまちづくり
t-yasuhiro
 
150103府営新千里東住宅の住まい方の変遷
150103府営新千里東住宅の住まい方の変遷150103府営新千里東住宅の住まい方の変遷
150103府営新千里東住宅の住まい方の変遷
t-yasuhiro
 
130113千里ニュータウンの初期の住区別世帯数の推移
130113千里ニュータウンの初期の住区別世帯数の推移130113千里ニュータウンの初期の住区別世帯数の推移
130113千里ニュータウンの初期の住区別世帯数の推移t-yasuhiro
 
130131千里ニュータウンの初期の住区別世帯人数の推移
130131千里ニュータウンの初期の住区別世帯人数の推移130131千里ニュータウンの初期の住区別世帯人数の推移
130131千里ニュータウンの初期の住区別世帯人数の推移t-yasuhiro
 
130131千里ニュータウンの初期の住区別人口の推移
130131千里ニュータウンの初期の住区別人口の推移130131千里ニュータウンの初期の住区別人口の推移
130131千里ニュータウンの初期の住区別人口の推移t-yasuhiro
 
121211千里ニュータウンの人口ピラミッド[2012年春]
121211千里ニュータウンの人口ピラミッド[2012年春]121211千里ニュータウンの人口ピラミッド[2012年春]
121211千里ニュータウンの人口ピラミッド[2012年春]t-yasuhiro
 

More from t-yasuhiro (20)

120414都市住宅学会「「住みこなし」によるニュータウンの新しい価値」:千里ニュータウンをフィールドにして
120414都市住宅学会「「住みこなし」によるニュータウンの新しい価値」:千里ニュータウンをフィールドにして120414都市住宅学会「「住みこなし」によるニュータウンの新しい価値」:千里ニュータウンをフィールドにして
120414都市住宅学会「「住みこなし」によるニュータウンの新しい価値」:千里ニュータウンをフィールドにして
 
181201ホームホスピス全国合同研修会
181201ホームホスピス全国合同研修会181201ホームホスピス全国合同研修会
181201ホームホスピス全国合同研修会
 
181020第43回法政大学大学院まちづくり都市政策セミナー
181020第43回法政大学大学院まちづくり都市政策セミナー181020第43回法政大学大学院まちづくり都市政策セミナー
181020第43回法政大学大学院まちづくり都市政策セミナー
 
180430ディスカバー千里〜ニュータウンを歴史と空間から考える〜
180430ディスカバー千里〜ニュータウンを歴史と空間から考える〜180430ディスカバー千里〜ニュータウンを歴史と空間から考える〜
180430ディスカバー千里〜ニュータウンを歴史と空間から考える〜
 
160929新千里東町団地 ひがしまち街角広場
160929新千里東町団地 ひがしまち街角広場160929新千里東町団地 ひがしまち街角広場
160929新千里東町団地 ひがしまち街角広場
 
160523写真でみる居場所ハウスの歩み
160523写真でみる居場所ハウスの歩み160523写真でみる居場所ハウスの歩み
160523写真でみる居場所ハウスの歩み
 
150518都市の歩き方
150518都市の歩き方150518都市の歩き方
150518都市の歩き方
 
150518車止図鑑
150518車止図鑑150518車止図鑑
150518車止図鑑
 
150518大きな本 新千里東町編
150518大きな本 新千里東町編150518大きな本 新千里東町編
150518大きな本 新千里東町編
 
150518千里今昔
150518千里今昔150518千里今昔
150518千里今昔
 
150518千里のみんなでつくった大きな本
150518千里のみんなでつくった大きな本150518千里のみんなでつくった大きな本
150518千里のみんなでつくった大きな本
 
150518ひがしまち街角広場 2001 2012
150518ひがしまち街角広場 2001 2012150518ひがしまち街角広場 2001 2012
150518ひがしまち街角広場 2001 2012
 
150518こどもたちにとってのひがしまち
150518こどもたちにとってのひがしまち150518こどもたちにとってのひがしまち
150518こどもたちにとってのひがしまち
 
150517大きな本〜人が読む風景〜
150517大きな本〜人が読む風景〜150517大きな本〜人が読む風景〜
150517大きな本〜人が読む風景〜
 
150213豊能地区の事例から学ぶみんなで取り組む協働のまちづくり
150213豊能地区の事例から学ぶみんなで取り組む協働のまちづくり150213豊能地区の事例から学ぶみんなで取り組む協働のまちづくり
150213豊能地区の事例から学ぶみんなで取り組む協働のまちづくり
 
150103府営新千里東住宅の住まい方の変遷
150103府営新千里東住宅の住まい方の変遷150103府営新千里東住宅の住まい方の変遷
150103府営新千里東住宅の住まい方の変遷
 
130113千里ニュータウンの初期の住区別世帯数の推移
130113千里ニュータウンの初期の住区別世帯数の推移130113千里ニュータウンの初期の住区別世帯数の推移
130113千里ニュータウンの初期の住区別世帯数の推移
 
130131千里ニュータウンの初期の住区別世帯人数の推移
130131千里ニュータウンの初期の住区別世帯人数の推移130131千里ニュータウンの初期の住区別世帯人数の推移
130131千里ニュータウンの初期の住区別世帯人数の推移
 
130131千里ニュータウンの初期の住区別人口の推移
130131千里ニュータウンの初期の住区別人口の推移130131千里ニュータウンの初期の住区別人口の推移
130131千里ニュータウンの初期の住区別人口の推移
 
121211千里ニュータウンの人口ピラミッド[2012年春]
121211千里ニュータウンの人口ピラミッド[2012年春]121211千里ニュータウンの人口ピラミッド[2012年春]
121211千里ニュータウンの人口ピラミッド[2012年春]
 

130316計画住宅地に対する試み−まちの居場所とアーカイブ−