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3DdoFactory 小原 照記
3Dプリンタについて
©3DdoFactory
※注意 3Dプリンタについての情報は、2017年7月時点で作成したものになります。
はじめに
©3DdoFactory
資料内容は、書籍や新聞、インターネットなど
に記載されているものと似たような説明や紹介
が多々あるかと思います。しかし・・・
私が実際に3Dプリンターを使ってみていて、
そして色々な所から得られた情報をもとに、
皆さまのお役に立てるものが、ほんのわずかで
も提供できればと思っております。
自己紹介
岩手県北上市で3DCADを中核としたデジタルものづ
くりエンジニアの育成と企業のサポート・導入のお
手伝いをしています。
保有資格として、
Autodesk Expert Elite、Fusion 360 ユーザー試験(日本人初の合格者)、 Inventor Professional、 3次元 CAD
利用技術者試験1級、3次元設計能力検定試験優秀賞、CATIA 認定技術者 Expert、SOLIDWORKS 認定資
格である最高峰の CSWE、3D プリンタ活用技術基礎など
小原 照記(テルえもん) https://3ddofactory.com/contact
<お問い合せ>
3Dプリンターブーム
©3DdoFactory
2013年 2014年
1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代
3Dプリンターの歴史
©3DdoFactory
2DCAD
普及開始
3DCAD
開発開始
PCで動く
2DCAD
大企業で
3DCAD
普及
中小企業
3DCAD
普及開始
3Dデータの
作成から
活用へ
1980年
児玉秀男氏
世界初の光造形の
特許出願
1987年
米3DSystems社
世界初の光造形機
発売
1988年
米Stratasys社
熱溶解積層(FDM)の
特許取得
2009年
米Stratasys社
熱溶解積層(FDM)の
特許が失効
20年
2012年10月
クリス・アンダーソン
「MAKERS」ベストセラー
2013年2月
オバマ大統領
3Dプリンタに6000万ドル
の補助金
2013年8月
日本 経産省
3Dプリンタ開発に45億円
ブームの終焉??
• 3Dデータが必要 ・・・⤵
• 低価格な3Dプリンターでは・・・⤵
• 材料費が高い・・・⤵
• 造形スピードが遅い・・・⤵
• 精度が悪い・・・⤵
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2017年
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3Dプリンターの基礎
©3DdoFactory
©3DdoFactory
3次元データを積層造形により
実体化する装置である
3次元CADデータ 3Dプリンタ 造形品
他に3次元CGデータ
3次元スキャンデータ等がある
3Dプリンターとは?
3Dプリンターのしくみは?
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3Dデータをスライスして積み重ねていくため、「積層造形」とも呼ばれます。
RP⇒AM
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以前は試作用途での使用が主な目的だったため、
「RP:Rapid Prtotyping(高速試作)」と呼ばれておりましたが、
近年では従来の切削(除去)加工に対し、何もない状態から材料を追加
(add)していくことから、
「AM:Additive Manufacturing(付加製造)」とも呼ばれます。
参考…3Dプリンター活用技術検定公式ガイドブック
どんなものができるの?
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どんなものができるの?
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どんなものができるの?
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どんなものができるの?
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3Dプリンタの効果
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3Dプリンタの効果
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3Dプリンタの効果
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3Dプリンタの可能性
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氷山の一角
海に浮かぶ氷山の小さな頭は、山の
頂上部分でしかなく、水面下には大き
な氷がある。
未開拓の分野、可能性
がまだまだたくさんある
3Dプリンタ
3Dプリンターのプロセス
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3Dデータを3Dプリンタで造形するまでの流れ
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データ
変換
3Dプリンタ
へデータ
転送
データ
配置
3Dプリンタ
で造形
3D
データ
作成
データ修正
厚みのない形状
ギリギリに
接する形状
モデリングソフト 3Dプリンタのドライバ 3Dプリンタ
例
造形条件の設定
スライスデータ作成
材料費、造形時間を確認
取り出し、
サポート
材除去
後処理
完全自動 完全手作業
STLデータ スライスデータ
3Dデータの作成
• 3DCAD・CG
• 3Dスキャナ
• 写真⇒3Dデータ化
• ネットからダウンロード
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3Dデータ作成から3Dプリンタでの造形例
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3DCAD or CG絵・写真
現物 3Dスキャナ
3Dプリンタ
STL
データ
STLデータとは?
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三角形の面のみでモデルを表現するデータフォーマット。
ほとんど全ての3DCADソフトでSTL形式でデータを出力可能。
Standard Tessellation LanguageまたはStereo Lithographyの略
3DCADデータ STLデータ
STLデータとは?
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3DCADデータ STLデータ
STLデータはCADデータと異なり、扱い方に注意が必要です
例)色はつきません
容易
難
STLデータ以外の形式
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OBJ
3DS
3MF
VRML
AMF
サポート材とは?
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宙に浮いた状態のモノは造形できない。
崩れ落ちないようにモデル材とは別にサポート材が必要となる。
サポート材の落とし方
・手作業で落とす
・溶液につける
・熱で溶かす
・サポート材不要
など
サポート材が必要になる形状
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参考…3Dプリンター活用技術検定公式ガイドブック
サポート材とは?
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イメージ図
積層の向き
サポート材
パターン①
パターン②
サポート材とは?
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イメージ(アニメーション)
積層方向
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積層方向による
造形品質の違い(FDM方式)
3Dプリンターの造形方法
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3Dプリンタの造形方法
• 大きく2種類に分かれます
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3Dプリンタの造形方法
① 材料押出
② 液槽光重合
③ 材料噴射
④ 結合剤噴射
⑤ 粉末床溶融結合
⑥ シート積層
⑦ 指向性エネルギー堆積
©3DdoFactory
©3DdoFactory
ワークの上をプリンターのヘッドが動き、
溶けた樹脂をノズルから押し出しながら
積層する
熱可塑性樹脂
溶融樹脂
ノズル
<メリット>
<デメリット>
比較的強度がある
価格が比較的安い
層の断層が目立ちやすく階段状になる
<主な材料>
ABS樹脂、PC樹脂
1kg:3,000円~
①材料押出(読み方:ざいりょうおしだし) 英語:material extrusion
【他の名称】
・熱溶解積層法
・FDM (Fused Deposition Modeling)
・FFF(Fused Filament Fabrication)
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本体相場価格
1万円~1億円
Stratasys社 FORTUS 360mc S
最大造形サイズ
355×254×254mm
材料の種類
ABS/PC/PC-ABS
積層ピッチ
0.127/0.178/0.254mm
価格:1400万円
Stratasys社 Dimension SST 1200es ※花巻市起業化支援センター保有
価格:548万円
※岩手県工業技術センター保有
最大造形サイズ
355×254×254mm
材料の種類
ABS
積層ピッチ
0.254/0.33mm
超音波清浄機
超音波清浄機
①材料押出 機種のご紹介
①材料押出 機種のご紹介
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本体相場価格
1万円~1億円
3DSystems社 Cube
最大造形サイズ
140×140×140mm
材料の種類
ABS/PLA
積層ピッチ
0.2mm
価格:16万円
Stratasys社 FORTUS 900mc
最大造形サイズ
914×609×914mm
材料の種類
ABS/PC/PPSF
積層ピッチ
0.178/0.254/0.33mm
価格:1億円
3DSystems社 CubeX
最大造形サイズ
275×265×240mm
材料の種類
ABS/PLA
積層ピッチ
0.1/0.25/0.5mm
価格:40万円
ホットプロシード社 Blade-1
最大造形サイズ
100×100×100mm
材料の種類
ABS/PLA
積層ピッチ
0.1~0.4mm
価格:13万円
©3DdoFactory
レーザー光線でプール状の液状の樹脂の表面
に部品の断面を描き硬化させながら積層する。
液状の樹脂
<メリット>
<デメリット>
表面の仕上がりが比較的滑らか
太陽光での劣化が進みやすい
温度に弱いのが多い
サポート材がモデル材と同じ
<主な材料>
エポキシ系樹脂
レーザー光
②液槽光重合(読み方:えきそうひかりじゅうごう) 英語:vat photopolymerzation
【他の名称】
・光造形
・SLA(Stereolithography)
【昇降式】
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液状プラスチックを透明のフィルムの上に載せて
薄い層を作り、その下からマスクをかけ紫外線を
当てて造形部分を固め、上に引き上げる。
材料
<メリット>
<デメリット>
サポート材が最低限でよい
→材料費が抑えられる
同じ材料しか使えない
<主な材料>
プラスチック(アクリル系)
レーザー光
【吊り上げ式】
②液槽光重合 機種のご紹介
©3DdoFactory
本体相場価格
50万円~8000万円
シーメット社 NRM-6000
最大造形サイズ
610×610×500mm
レーザーの種類
半導体レーザー
材料の種類
光硬化性樹脂
積層ピッチ
最小積層ピッチ0.05mm
※岩手県工業技術センター保有
価格:4000万円
3DSystems社 iPro8000
最大造形サイズ
750×650×550mm
レーザーの種類
半導体レーザー
材料の種類
光硬化性樹脂
積層ピッチ
0.05mm~0.015mm
※宮城県産業技術総合センター保有
価格:4000万円
【昇降式】
②液槽光重合 機種のご紹介
©3DdoFactory
【吊り上げ式】
Formlabs Form2
最大造形サイズ
145 x 145 x 175 mm
レーザーの種類
Class 1 laser, 405nm violet laser
材料の種類
光硬化性樹脂
積層ピッチ
最小積層ピッチ0.025mm
価格:55万円(税別)
©3DdoFactory
ノズルから液体の紫外線硬化樹脂を噴射し
て紫外線で固め積層していく液体の樹脂
液滴噴射
ノズル
紫外線 <メリット>
<デメリット>
複数の素材を選択できたり、混ぜたりすること
が可能。表面が滑らかにできる。
太陽光での劣化が起こりやすい。
サポート材が必要。
<主な材料>
アクリル系樹脂、PPライク、ABSライク
③材料噴射(読み方:ざいりょうふんしゃ) 英語:material jetting
【他の名称】
・インクジェット式
・マテリアルジェッティング
・MJP(MultiJet Printing)
・PolyJet
③材料噴射 機種のご紹介
©3DdoFactory
本体相場価格
500万円~7,000万円
Stratasys社 Objet30
最大造形サイズ
300×200×150mm
材料の種類
アクリル系光硬化性樹脂
積層ピッチ
最小積層ピッチ0.028mm
※いわてデジタルエンジニア育成センター保有
価格:400万円
キーエンス社 アジリスタ
最大造形サイズ
297×210×200mm
材料の種類
光硬化性樹脂
積層ピッチ
0.015mm/0.02mm
※北上コンピュータ・アカデミー保有
価格:550万円
水につける
ウォータジェット
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粉末状の材料に接着剤を噴射し積層していく
粉末
接着剤
<メリット>
<デメリット>
フルカラー造形が可能なものもある
サポート材が不要
表面が粗くざらざらした仕上がりになる
<主な材料>
石膏、デンプン
ノズル
粉末供給
④結合剤噴射(読み方:けつごうざいふんしゃ) 英語:binder jetting
【他の名称】
・インクジェット式
・バインダージェット
・CJP(Color Jet Printing)
・粉末固着積層造形法
④結合剤噴射 機種のご紹介
©3DdoFactory
本体相場価格
200万円~1億円
3DSystems社 Projet x60シリーズ
Projet 260 の場合
最大造形サイズ
236×185×127mm
材料の種類
石膏ベース
積層ピッチ
最小積層ピッチ0.1mm
価格:200万円~1,500万円
Exone社 砂型造形
S-Print HHSの場合
最大造形サイズ
800×500×400mm
材料の種類
粉末(砂)
積層ピッチ
0.24mm
価格:1億2,000万円
※旧Zprinter 岩手県立大学 土井研究室保有
粉末
粉末供給
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粉末状の材料にレーザー光線を
あて焼結させて各層を硬化させて積層する
レーザー光
焼結 <メリット>
<デメリット>
耐久性がある。金属系の材料が使用できる
サポート材が不要
表面が粗くざらざらした仕上がりになる
<主な材料>
ナイロン樹脂、セラミック、金属
※反りを発生させないためにはサポート材が必要!
⑤粉末床溶融結合(読み方:ふんまつしょうようゆうけつごう)
英語:power bed fusion
【他の名称】
・粉末焼結 ・SLS(Selective Laser Sintering)
・DMLS(Direct Metal Laser Sintering) ・EBM(Electron Beam Melting)
・SLM(Selective Laser Melting) ・DLP(Direct Metal Printing)
⑤粉末床溶融結合 機種のご紹介
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本体相場価格
4,000万円~1億5,000万円
ARCAM社 EBM A2
最大造形サイズ
200×200×350mm
材料の種類
金属の粉(CoCrMo合金)
レーザーの種類
電子ビーム
※東北大学 千葉研究室
価格:5,000万円
磨き
金属積層造形装置
最大造形サイズ
250×250×185mm
材料の種類
ステンレス系、アルミ系、インコネル系、チタン系
レーザーの種類
Ybファイバーレーザー
積層ピッチ
0.01~1.0mm
※岩手県工業技術センター保有
©3DdoFactory
シート状の素材を積層し、
レーザーで輪郭をカットする。
レーザー光
カット <メリット>
<デメリット>
比較的安価、高精度
大量の廃棄物が発生する場合がある
紙の場合、吸湿による寸法変化がおこる
<主な材料>
紙、樹脂(PVC)、金属
シート供給
⑥シート積層 英語:sheet lamination
【他の名称】
・LOM(Laminated Object Manufacturing)
⑥シート積層 機種のご紹介
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本体相場価格
100万円~1,000万円
Solido社 SD300Pro
最大造形サイズ
160×210×135mm
材料の種類
プラスチックシート(PVC)
積層ピッチ
0.168mm
価格:150万円
Mcor社 IRIS
最大造形サイズ
256×169×150mm
材料の種類
A4標準コピー用紙
積層ピッチ
0.1mm
色
100万色以上
価格:558万円
©3DdoFactory
⑦指向性エネルギー堆積(読み方:しこうせいえねるぎーたいせき)
英語:directed energy deposition
【他の名称】
・レーザーデポジション
・LMD(Laser Metal Deposition)
・DMP(Direct Metal Deposition)
⑦指向性エネルギー堆積 機種のご紹介
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MUTOH Value Arc MA5000-S1
価格:3,000万円
最大造形サイズ
500×500×500mm
材料の種類
金属
積層ピッチ
1.0mm
ビード径
3.0mm
本体相場価格
1000万円~2億円
©3DdoFactory
造形方法の名称 概要 材料 主なメーカー
材料押出
(material
extrusion)
流動性のある材料をノズルから押
出し、堆積させる
熱可塑性樹脂 (米)ストラタシス、(米)3Dシステムズ
液槽光重合
(vatphotopolymeri
zation)
タンクにためられた液状の光硬化
性樹脂のモノマーを光によって選
択的に硬化させる
光硬化性樹脂モノ
マー
(米)3D システムズ、(日)シーメット
材料噴射
(material jetting)
材料の液滴を噴射し選択的に堆積
し固体化する
光硬化性樹脂、
ワックス
(米)ストラタシス、(米)3Dシステムズ、
(日)キーエンス
結合剤噴射
(binder jetting)
液状の結合剤を粉末に噴射して選
択的に固化させる
石膏、プラスチッ
ク
(米)3D システムズ
粉末床溶融結合
(powder bed
fusion)
粉末を敷いた領域を熱によって選
択的に溶融結合させる
金属(銅、チタン、
ニッケル合金、コ
バルトクロム合
金)樹脂(ナイロン、
アミド)セラミック
(独)EOS、(米)3D システムズ、(独)
SLM ソリューションズ、( 日) 松浦機
械、(日)アスペクト
シート積層
(sheet lamination)
シート状の材料を接着させる 紙、樹脂、金属箔
(アイルランド)エムコアテクノロジー、
(米)ソリディオ
指向性エネルギー
堆積
(directed energy
deposition)
材料を供給しつつ、熱の発生位置
を制御することによって、材料を選
択的に溶融・結合する
金属 (米)オプトメック
まとめ 3Dプリンタ造形方法
©3DdoFactory
まとめ 3Dプリンタ造形方法と使用できる材料
合成樹脂
金属 セラミック 紙 砂 ワックス 石膏熱可塑性
樹脂
光硬化性
樹脂
材料押出(熱溶解積層) ○
液相光重合(光造形) ○
材料噴射 ○ ○
結合剤噴射 ○ ○ ○ ○ ○
粉末床溶融結合 ○ ○ ○ ○
シート積層 ○ ○
指向性エネルギー堆積 ○
3Dプリンターの活用例
©3DdoFactory
3Dプリンターの活用例
©3DdoFactory
形状・機能の確認
3Dプリンターの活用例
©3DdoFactory
コミュニケーションツール
2次元図面
3D-CAD
試作品
形状の理解しやすさ
???
3Dプリンターの活用例
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治具
※キーエンス アジリスタHPより
3Dプリンターの活用例
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オプション部品、製造中止品のパーツ製作
※キーエンス アジリスタHPより
iPhoneカバー
3Dプリンターの活用例
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LUMEX Advance-25で造形した立体モデルのカットモデル。
内部に複雑な管路を設けられる
金属3Dプリンター
造形したチタニウム合金の立体モデル。内部は複雑な
網目状になっており、高強度と軽量化を両立させている。
頚椎トレー(膝関節インプラント)
メッシュ構造にすることで人体の組織と癒着可能
3Dプリンターの活用例
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デジタルモールド
3Dプリンターの活用例
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デジタルモールド・デジタルモールドプレス、デジタルモールドメタル
http://www.swany-ina.com/dm.html
3Dプリンターの活用例
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砂型
3Dプリンターの活用例
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3Dプリンタのモデルをマスターに型製作
※JMC HPより
3Dプリンターの活用例
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複雑な形状の造形
CAE(解析)結果
3Dプリンターの活用例
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製造業以外
3Dプリンターの活用例
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• 製造業
– 試作品、鋳型、金型、治具、工具
• 建築
– 家、ビルなどの完成模型
• 医療
– 人工骨、臓器などの模型、歯型
• 教育
– ものづくり教育のツール
• 娯楽
– フィギュア、プラモデルなど
いわてデジタルエンジニア育成センターが
保有している3Dプリンターについて
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 Objet30 製品仕様
造形方式 インクジェット方式
造形サイズ X294 x Y192.6 x Z148.6mm
積層ピッチ 0.028mm
解像度 X600 x Y600 x Z900dpi
モデル材料 アクリルライク、PPライク
精度 0.1mm (X=0.042 , Y=0.084 , Z=0.028)
樹脂カートリッジ 4本(モデル材・サポート材各2本 1kg/本)
入力形式 STL/STCファイル
機械寸法 W820 x D620 x H590
機械重量 93kg
電源仕様 単相 110-240VAC 50/60Hz 1.5kW
設置温度 18-25℃
相対湿度 30-70%
本体価格:400万円
本体価格の他にも・・・
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 Objet30
本体価格:400万円
パソコン 別途必要
制御ソフト ¥150,000
モデル材料 1kg ¥58,000 x2 =116,000
サポート材料 1kg ¥38,000 x2 =76,000
運送費・設置費 ¥200,000
技術指導費 ¥100,000
UPS装置 ¥262,000 ※無停電電源装置
ウォータージェット ¥475,000
年間保守料 ¥500,000
※あくまで参考価格です
本体以外 ¥1,879,000 (パソコン抜き)
3Dプリンターを購入してから・・・
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 材料費が高い・・・
 自動配置だと時間が優先され材料費が高くなる・・・
 造形する際にモデルの体積以上にモデル材を使用している・・・
 3Dプリンター用にモデルの修正が必要な場合がある・・・
 材料を入れ替えるのに約160g(9,280円)捨てなければならない・・・
 材料に消費期限がある・・・
 廃棄物の処理・・・
 メンテナンスが必要・・・
 プリンタヘッドの樹脂が固まらないように、毎日造形しなければならない・・・
 サポート材を取り除くのが大変・・・
 サポート材を取り除く際に細いところを間違って折ってしまった・・・
材料費が高い・・・
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モデル材 1kg 58,000円
サポート材 1kg 38,000円
サイズ:40x245x20mm
モデル材 90g 5,220円
サポート材 73g 2,774円
造形時間 2時間25分
合計金額 7,994円
サイズ:50x160x10mm
モデル材 41g 2,378円
サポート材 21g 798円
造形時間 1時間47分
合計金額 3,176円
材料費は高いが複雑なモデルを高速試作できる
実際に加工できないものまでできてしまうが・・・
自動配置だと時間が優先され材料費が高くなる・・・
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モデル材 1422g 82,476円
サポート材 797g 30,286円
造形時間 34時間
合計金額 112,762円
モデル材 1182g 68,556円
サポート材 72g 2,736円
造形時間 35時間
合計金額 71,292円
自動配置
手動配置
参考モデルサイズ:100x290x140mm
価格に
大きな差が・・・
モデルの体積以上にモデル材を使用している・・・
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ノズルから樹脂を噴射 ローラーでならす
テーブル
硬い層
サポート材1mm
紫外線 紫外線
ならした分は
廃棄ボックスへ
さらに・・・
サポートの部分にもモデル材が混ざって使用されていた!
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サポート材を取り除くのが大変・・・
サポート材を取り除く際に細いところを間違って折ってしまった・・・
サポート材
モデルを積層するためにモデルを支える
サポート材が必要になる。
これを取り除く際に細い部分や薄い部分を
壊してしまうことがある。
モデル
3Dプリンター用にモデルの修正が必要な場合がある・・・
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例)スケールで1/10モデルを作りたい場合
細い部分や薄い部分ができるので厚みを追加
作業時間
0.5日
材料を入れ替えるのに
約160g(9,280円)捨てなければならない・・・
©3DdoFactory
使用できる材料の種類・色が5種類あるが、
入れ替えるのにチューブを通っている材料分を捨てなければいけない。
材料に消費期限がある・・・
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チップが内蔵されているため、
消費期限が切れたものはエラーと認識され使用できない。
消費期限は約1年
廃棄物の処理・・・
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廃液の処理
通常のゴミでは出せない・・・
産業廃棄物扱い
メンテナンスが必要・・・
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カスタマーメンテナンス実施要項
ノズル・ホースの中の液体の樹脂が固まって、
根詰まりしないように、定期的に造形する必要がある。
低価格3Dプリンタの失敗作
©3DdoFactory
©3DdoFactory
いわてデジタルエンジニア育成センターが
保有している3Dプリンターについて
©3DdoFactory
いわてデジタルエンジニア育成センターが
保有している3Dプリンターについて
3Dプリンタ導入のポイント
©3DdoFactory
造形方式は? FDM、インクジェット、光造形・・・
モデル材は? 樹脂、金属、砂、粉・・・
サポート材の処理は? 不要、手作業、溶液につける、加熱
色は? 透明、白、青、黒、フルカラー
造形サイズは? 100mm~1000mm ※造形サイズが大きければ良いというわけではない。
精度は? 0.1mm~ ※積層ピッチ=精度ではないです。
予算は? 低価格10万円~高価格1億円
保守・メンテナンスは? 保守なし、数十万円~
3Dプリンタ導入のポイント
©3DdoFactory
・用途を絞り込む
・造形材料の特性を把握する
・本体価格のみで選ばない
精度が必要な用途に価格を優先して低価格な3Dプリンタを導入してしまうと、造形に失敗したり
後処理(サポート除去・表面仕上げ…)が必要となり、結局大きなタイムロスとなります。
逆に、簡単な形状確認のためだけにハイスペックな機種を選定してしまうと用途に見合わないコストが掛かります。
造形の用途と必要な精度を把握し、目的にあった3Dプリンタを選定して下さい。
機種によって扱える材料や性質は異なります。
特に機構確認や耐久性の検証などの用途では、最終製品に用いる素材に近い物質特性を持った造形材料
を使えるかどうかという点にも注意して下さい。
いくつかの候補がある場合には、本体価格のみではなく
材料費・造形時間・専用設備・保守費用などの初期費用も比較・検討する必要があります。
また造形方式によっては複数の材料が扱えますが、交換時に廃液が発生して無駄に樹脂を消費してし
まうものや、
材料の使用期限が短いものなども有ります。
一見安く見えるプリンタでも、ランニングコストが高かったりメンテナンス性が悪い場合があるため、
総合的に判断して選定して下さい。
©3DdoFactory
3Dプリンタの課題
• 精度、解像度、積層ピッチ
• 強度
• 材料、色
• 価格
• 造形サイズ
• モデラー、モデリング技術
• 著作権
• 造形時間、大量生産
課題はまだまだあるが・・・
©3DdoFactory
・試作に大きな効果
試作が手軽に行えるようになったので、従来はコストや期間を考慮して「試作するほどでもない」と躊躇していたものや、
設計を決める過程で検討したい時などにすぐに造形して検討が可能となります。
・大量生産品ではなく、単品や少量品で
金属やエンプラなども扱え、3Dプリンターの材質も向上しているため、
近年では最終製品や金型・樹脂型、人体への利用が増えてきている。
例)航空機ロケッエンジン部品(JAXA)、F1カー部品、3次元冷却管金型、デジタルモールド、人工関節・・・
上記の内容から3Dプリンタを用いた製造方法では、従来とは異なる考え方が必要となります。
・3Dプリンターならではの形状を考え、自由な発想で設計する
・構造物の特性や精度に関しては、従来の成形・加工の水準にこだわるのではなく、
3Dプリンターの性能が目的の用途を満足できるかどうかに注目する。
©3DdoFactory
3Dプリンターのまとめ
• すべてに共通していること
– 3Dデータのジオメトリをベースに薄い断面を生成し、そ
れを積み重ねて立体を造形すること
• 機種によって異なること
– どのように材料を積層するか
– どの材料を積層するか
– どのようにサポート材を作成するか
– どのようにサポート材を取り除くのか
– 造形できるサイズはいくつか
©3DdoFactory
まとめ
 3Dプリンタとは3次元データを積層造形により実体化する装置。
 数万円~1億円までの価格帯があり、造形方式も様々である。
導入の際は事前の情報収集が必須である。
 現時点では大量生産に向かず、カスタムメイド向けモノづくりに効果的
 3Dプリンタ技術はこれから益々発展する可能性がある
有効な活用方法を考えることが大切である。=設計力
感謝の言葉
©3DdoFactory
本日は私のような若輩者の説明を最後まで聴
講いただきありがとうございました。
今回の研修が私にとっても3Dプリンタについて
詳しく勉強する良い機会となりました。
このような場を設けてくださった関係者の方々、
そして、本日お集まりになってくださった方々に
感謝の気持ちでいっぱいです。
今後とも、どうぞお付き合いの程、よろしくお願
い致します。
©3DdoFactory 89
直接、私にお問合せ頂いてもOKです。
https://3ddofactory.com/contact
※ただし、返信に時間がかかる場合がありますので、その辺は御了承ください。

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