13. Arcadiaプロジェクト
Arcadia 財団の資金提供のもと、
資
2008年に始まったデジタル時代における
図書館の学術的役割について
探求するプロジェクト
arcadia@cambridge: rethinking the role of
the research library in a digital age
http://arcadiaproject.lib.cam.ac.uk/index.php
13
15. IRIS (Induction, Research and
Information Skills)
Lizz Edwards-Waller女史
The Entrance Hall team at Cambridge University
library
調査目的
1.
1 学生のための図書館講習の対策
2. 学部学生の情報活用能力について
ケンブリッジ大学人口の在校生の10%と図
書館職員が回答
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16. IRIS (Induction, Research and
Information Skills)
学部学生にとって最も有力な情報源は、教授
学部学生にと て最も有力な情報源は 教授
陣から受け取る推薦図書リストとコース要旨
Googleの多使用
電子リソースの認識の低さ
イントロダクションセッションへの参加率は高
い
→但し、それが義務の場合
→但し それが義務の場合
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図書館側からの広報手段の検討不足
17. M-libraries: Information use
on the move
目的
M-libraries(携帯電話などによって移動しなが
らでも利用できる図書館サービス)の可能性
らでも利用できる図書館サ ビス)の可能性
を探る
Cambridge UniversityとOpen University(日
本で う放送大学)との共同調査
本でいう放送大学)との共同調査
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18. M-libraries: Information use
on the move
アンケート結果による現状
携帯電話の利用
→通話・ショートメッセージ・写真が中心
iPhone・スマートフォンユーザーは、携帯電
話で電子ブックを読む とに関心がある
話で電子ブックを読むことに関心がある
今後、携帯電話は更にインターネットブラウジ
ングに適したものとなり、インターネット利用
ングに適したものとなり インタ ネ ト利用
料金も安くなることが予想される。
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19. M-libraries: Information use
on the move
今後図書館に必要となるもの
テキストアラートサービス (延滞・更新・予約)
テキストアラ トサ ビス (延滞 更新 予約)
テキストレファレンスサービス
携帯用OPAC
図書館のオーディオツアーの供給
図書館のオ デ オツア の供給
→京大のほうが進んでいる所もある
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20. Cambridge University Libraryの現状と今後
Tony Harper氏(Head of Reader Services)
Lizz Edwards-Waller女史
3年に 度利用者へのアンケ ト調査を行ってい
3年に一度利用者へのアンケート調査を行ってい
る
アンケート結果に基づいたサービスの見直し
↓
最新のアンケート結果によると、ほとんどのサービス
には概ね満足との回答がえられたが、学習スペース
には概ね満足との回答がえられたが 学習スペ ス
に関しては圧倒的に不足との回答があった。
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26. Queen Mary University of London
Mary,
1882年創立のWestfield Collegeと1887年
創立のQueen Mary Collegeが、1989年に
創立のQ y g が、 年に
合併して創立した大学
学生数 約15 000人
学生数:約15,000人
教職員数:約3,000人
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27. Queen Mary University of London
Mary,
主なキャンパスは3つ
メインキャンパス(Mile End)には、医学部以
外の文理分野の学部がある
Mile Endキャンパスに、図書館は中央館が1
館あるのみ
中央館は1991年建築、
中央館は1991年建築、
1998年に一部改築
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28. Queen Mary University of London
Mary,
現在 図書館 は 3 のプ ジ クトが進行中
現在、図書館では、3つのプロジェクトが進行中
Self-service:
貸出・返却の自動化
貸 自
Re development:
Re-development:
Main Libraryにて、各フロアを部分的に改修中
Single-search implementation:
システムの更新
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30. Queen Mary University of London
Mary,
Re-development (中央館にて)
p
学生組合やLibrary Users Forum (ユーザー
との意見交換の場)、アンケートにより利用者
との意見交換の場) アンケートにより利用者
からの図書館への要望を収集した。
改修は2年に渡って、休学期に集中して行う。
改修期間は、原則利用者サ ビスに支障が
改修期間は 原則利用者サービスに支障が
ないように努める。(学期中の閉館なし)
フロアごとにサービス内容を設定し、ゾーンニ
ご ビ 容を 定 ゾ
ングする。
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31. Queen Mary University of London
Mary,
利用者が図書館に求めるものは?
学部生(特に理工系)は、グル プ学習やプレ
学部生(特に理工系)は グループ学習やプレ
ゼンテーション練習などの「場」が必要
→学部生が求める利用環境をGrand floorに集中
学部生が求める利用環境をGrand
院生は、専門書やデータベースを利用するPC
環境や静かな 場」が必要
環境や静かな「場」が必要
→1st, 2nd floorに研究図書、雑誌、院生以上専
用エリアを設置
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32. Queen Mary, University of London
Re-development
Ground floor
more open plan group study spaces
l d
self-service issue and return points
new enquiry points
more Teaching Service PCs
g
an open-access short loan collection
group study rooms
a Library café
more student toilets within the security gates
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33. Queen Mary University of London
Mary,
G a d oo 様々な 場」の提供
Grand floor:様々な「場」の提供
支援スタッフをフロアの中心カウンターに配置
グループ学習室6つ、研修室1つを整備
グ プ学習室 修室 を整備
グル プ用のオ プンス
グループ用のオープンスペースの設置 スの設置
学部生がよく利用する授業や試験用のコレク
ション書架のみ設置
シ ン書架のみ設置
カフェ
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34. Queen Mary University of London
Mary,
Re-development
Re development
Upper floors
a dedicated Research Post-graduate
study area
a new archives reading room
additional student toilets
new Library staff work area
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35. Queen Mary University of London
Mary,
1st,
1st 2nd floor:静かな「場」の提供
院生以上の利用者専用スペース
スタッフ事務エリアを集中(職員数:52人)
階段周りに壁を設けて、
階段周りに壁を設けて
GFの音が上階へ伝わら
ないようにする。
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36. Queen Mary University of London
Mary,
利用者目線の改修
開館しながら2年間かける
利用者の意見を聞き、反映させる
利用者の意見を聞き 反映させる
明確なゾーンニング
広報
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38. 参考URL
Queen Mary University of London
Mary,
http://www.qmul.ac.uk/
Queen Mary University of London Library
Mary,
http://www.library.qmul.ac.uk/
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