More Related Content More from kulibrarians (20) 20071129 ku-librarians勉強会 #94:教育・学習方法の変貌と図書館:同志社大学からみた近未来展望5. ラーニング・コモンズ設置の審議
創造的学習作業スペース
Information Commons, Learning Commons
※情報機器と図書館資料の融合利用
※レファレンスや技術支援等の人的サービスの統合
※アメニティの工夫( Caféや談話室)
The Duderstadt Center, University of Michigan
ILC Information Commons, University of Arizona
Du Bois Library Learning Commons, UMass, Amherst
参照:米澤誠「インフォメーション・コモンズからラーニング・コモンズへ:大学図書館
におけるネット世代の学習支援」(『カレント・アウェアネス』 No.286, 2006)
9. 調査の「アーカイブ・センター」 から
「ソーシャル・センター」へ
★
★
米・ワシントン大学 Odegaard Library Writing & Research Center 紹介カード(裏表)
13. 2.レファレンス業務の変容
質問の高度化?
所蔵調査の激減
(ウェブ情報、Nacsis Webcatの浸透)
単発で回答できる質問の減少
1)相談の長期化:問題解決プロセス全体を包含
2)資料の支援に加え、方法での支援が増加
価値観が入り込んだ提案型の支援に・・・
情報の編集力まで問われる・・・
14. 情報の「偏在」から「遍在」へ
偏 在
美術館・博物館・
美術館・博物館・図書館 ・・・
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遍 在
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16. 資料で助けるのか? 方法で助けるのか?
地名事典 平凡社『日本歴史地名大系』
『角川日本地名大辞典』など
『全国神社名鑒』など
教育委員会の文化財悉皆調査(妙見菩薩像リスト)
お札コレクションの調査
北陸各県の地域資料目録(県市史なども)
第1回国勢調査(1920)
◎メタ認知力を援助する
メタ認知力を援助する
メタ認知力
「妙見」でデータベースを検索するスキルは持って
いるが、分布調査方法のわかる論文を探せない。
17. 電子化資料
アプローチ種別
アプローチ種別 印刷物
ータベース/フリーサイト)
(データベース/フリーサイト)
・『日本の参考図書』 ・有用サイトの紹介参照
1.情報源的アプローチ ・『情報源としてのレ (『インターネットで文献検索』)
(何を使うのか) ファレンスブック』 ・パスファインダー参照
・各種主題別紹介資料 ・ポータル参照
・検索方法の講習
2.操作法的アプローチ (ブール演算・トランケーション
・各辞事典の凡例読解
(どう使うのか) シソーラス・デスクリプタ・自然
語)
3.方法論的アプローチ 情報源と利用者の仲介から
情報源と利用者の仲介から
(なぜ使うのか、どう 踏み込んだ高度のコンサルテーションへ
んだ高度 コンサルテーションへ
高度の
組み合わせるのか) 図書館員の われる能力
※図書館員の問われる能力
レファレンス協同データベース事業 第2回参加館フォーラム 配布資料
『レファレンス協同データベースを業務に活かす実践的ノウハウ-記録する・使う・伝える』
(同志社大学総合情報センター 井上真琴)より
18. 図書館側 利用者
★調べ方 ★考え方
釣り道具と使い方
道具と 「調べ方」の
考え方
“メタ認知”
釣り方
※鮎を釣るのに海へいくのか
るのに海
漁場-
-漁場-
イカ釣りには灯火
灯火が
※イカ釣りには灯火が必要
習性-
-魚の習性-
20. 神門典子「検索技術とネット社会
~サーチエンジンはどこでもドアか」(NII市民講座)
http://www.nii.ac.jp/shimin/h19streaming-j.shtml
《情報検索の最大の課題》
・多くの利用者は、何をしたいか明確ではない
・どのような手がかりから探せるかわからない
・探したいもののイメージをうまく言葉で表せられない
・探しているうちにほしいものがわかってくる
リッテルナビゲーター(東京大学情報基盤センター)
※情報探索支援システム
24. 情報評価能力 例)牧野伸顕の辞令
(事例)司書になりたかった夏目漱石
先頃郵便にて、今回若し帝国図書館とか何とかいふものが出
来る様子だから、若し出来たらば其方へで〔も〕周旋して呉れ
まいかと中根へ申てやり候処、図書館の方は牧野〔伸顕〕に
面会色々聞た処恰も松方内閣成立の始めでどうなるやら夢
の様な話しなりとの返答、中根より到着致し候まゝ其話しは今
日迄夫ナリに御座候
『漱石全集』第22巻 正岡子規宛書簡 (明治30年4月23
日)
『牧野伸顕日記』(中央公論社)の年譜:
「明治29年5月25日特命全権公使となり、イタリアに駐在する」
『国史大辞典』(吉川弘文館)の記述: 喰い違う
「明治30-32年駐イタリア公使」
29. 京大図書館と
京大図書館と同志社大学図書館
新 島 襄 メルヴィル・
メルヴィル・デューイ
(1843~1890 )
1843~ (Melvil Dewey, 1851~1931)
1851~1931)
アーモスト大学図書館学生補助員
アーモスト大学図書館学生補助員
DCを同図書館委員会に提案・試行
を同図書館委員会に提案・
アーモスト 改良してデューイ十進分類法を
改良してデューイ十進分類法を完成
してデューイ十進分類法
同時期在学
シカゴ大学図書館学校でDDC手
シカゴ大学図書館学校でDDC手ほどき
大学図書館学校
湯浅吉郎〔
湯浅吉郎〔号、半
月〕
(1858~1943)
1858~1943)
京都帝国大学法科大学講師(図書館基礎がた
京都帝国大学法科大学講師(図書館基礎がた
め)
イェール大学 シカゴ大学留学
イェール大学 Ph.D, シカゴ大学留学
京都府立図書館館長
同志社図書館委員,
同志社図書館委員, 早稲田大学図書館顧問
廣庭基介「京大草創期の司書たち」(『静脩』37巻2号)
30. 小野則秋
(1906~
1906~
1987)
1987)
同志社図書館員
図書館史の
図書館史の継承
竹林熊彦
(1888~1960)
1888~1960)
九州帝国大学司書官
京都帝国大学司書官
図書館史の研究の
図書館史の研究の確立者 同志社図書館講習所
帝国図書館資料の
帝国図書館資料の収集
http://elib.doshisha.ac.jp/japanese/
digital/takebayashi_bunko.html
青年図書館連盟
「日本十進分類法」
日本十進分類法」
十進分類法
日本目録規則」
「日本目録規則」
基本件名標目表」
「基本件名標目表」
日本図書館研究会
田中稲城の
田中稲城の文書
(1888~1960)
1888~1960)
整理技術研究グループ
整理技術研究グループ