Report 140224

そとめし生活ラボ

東京チカラめし継続調査１０回目（13年９月）
～「お子様メニュー」があることにより、子どもと来店したいと思っているのは50％！
 聞く技術研究所は、30年にわたり「聞く技術」を背景にマーケティング支援を行ってきたドゥ・ハウスのソーシャル時代のリサーチと

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2014年2月24日

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株式会社ドゥ・ハウス（マーケティング・コミュニケーション部）

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聞く技術研究所

／

(c) 2014 DO HOUSE Inc. All rights reserved.

■東京チカラめし継続調査１０回目（13年9月）

■

調査目的

 「東京チカラめし」に関する調査を継続的に実施することで、生活者の意識や行動、「東京チカラめし」に対する評価の変化を把握する

事象

調査課題

 チェーン数の急増

調査項目

 チェーン数が増加し、「東京チカラめ

（牛丼チェーンにおける変化）

し」との接触機会が増加する中で、生活

 牛丼チェーンの印象、期待

者の意識や行動は変化するのか？どのよ
うに変化するのか？
（「東京チカラめし」における変化）
 認知率
 フランチャイズ加盟店の募集開始

 利用経験率

 フランチャイズ加盟店が誕生する中で、

「東京チカラめし」に対する生活者の評

 満足度

価は変化するのか？どのように変化する

 再来店意向

のか？

 項目別満足度

□東京チカラめし
・三光マーケティングフーズが運営する牛丼チェーン店
・「松屋」、「吉野家」、「すき家」に次ぐ第四の勢力とされる
・従来の牛丼チェーンが牛肉を煮ていたのに対して、焼いて提供する点に特
徴がある

・2011年6月に第１号店がオープンして以来、1年半で132店を出店。更に出
店を継続する予定
・2012年8月からフランチャイズ加盟店の募集を開始。スーパーバイザーの
定期的な臨店指導がないという点に疑問を呈する者もいる

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1


■ 調査スペック
 2012年12月～2013年11月の間、毎月第3週末に調査を実施する
 牛丼チェーンの印象や期待、「東京チカラめし」の認知率や利用経験率、満足度に関する設問は固定し、それ以外に毎回数問を聴取する
第1回

■

第2回

第4回

第3回

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

回答者プロファイル

 性別

：男女

 年齢

：30～59歳

 未既婚

：不問

 居住地

：首都圏

 有効サンプル数割付

男性30代：500ｓ

女性30代：500ｓ

 調査期間：2013年9月28日（土）～10月3日（木）
 調査機関

：株式会社ドゥ・ハウス

 調査手法

：インターネットリサーチ（myアンケート）

2014年2月24日

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／


／


2


０．総括

2014年2月24日

／


／


／



評価

認知率・
利用経験率

認知率は95.7%、利用経験率は65.4%。認知率が

コンバージョンレート（認知者に占める利用経験者の割合）は2.5pt下がり、ま

前回より微増している。

た、他チェーンに比べるとまだ格差があるため、上げる施策が求められる

総合

「総合満足度」は7.3pt、「再来店意向」は8.3pt

評価

と、前回より上昇

入店前

-

「入店のしやすさ」が8.1ptと前回より上昇した

「清潔さ」については、店内クリンネスの項目でも「テーブルや座席」の評価が

ものの、清潔さが前回より低下

低下しているため、今後の重要な改善項目であるといえる

「照明の明るさ」が最も高く7.5ptで、前回より

「照明の明るさ」「トイレ」については、前回調査より上昇しており、このまま

上昇

の評価を維持し続けることが必要であるといえる

接客

「メニュー提供までのスピード」が最も高く

接客評価は、「メニュー提供までのスピード」が上昇しているが、それ以外の項

評価

6.7ptだが、それ以外の項目は、前回より低下

目の評価が低下していこともあり、今後の重要な改善項目であるといえる

味わいと

「全体的な味わい」「肉の味わい」が最も高く

ボリューム

7.9ptで、「白米の味わい」「白米のボリュー

評価
店内
クリンネス
利用者

対応

評価

評価

評価

ム」は共に0.9pt前回より上昇

「全体的な味わい」「肉の味わい」については、前回同様安定して評価を得てお
り、また、「白米の味わい」「白米のボリューム」の「白米」については、前回
調査より上昇しているため、このままの評価を維持し続けることが必要であると
いえる
※pt：10人中満足した人の割合（10点満点）

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4


１．牛丼チェーン店利用実態

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／



１－１．牛丼チェーン店利用頻度
 牛丼チェーン店利用頻度に大きな変化はなく、男性30代の週1回以上の利用率が一番高くなっている
 1ヶ月に1回以上の割合をみても、男性30代、40代は利用率が50％近くになっており、定期的に利用している様子がうかがえる
週1回以上
利用率
17.4
16.0

13.0
1.8
1.8

0.8

2014年2月24日

／


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／


6


１－２．「東京チカラめし」認知率、利用経験率、コンバージョンレート
 「東京チカラめし」の認知率は95.7％、利用経験率は65.4%、コンバージョンレート（認知者に占める利用者の割合）は68.3%

認知率

東京チカラめし

利用経験率

95.7

コンバージョンレート（認知者に占める利用経験者の割合）

65.4

68.3

（n=254）

すき家

99.3

91.4

92.0

（n=254）

吉野家

99.2

93.3

94.1

（n=254）

松家

99.2

90.9

91.6

（n=254）

※牛丼チェーン店の利用頻度が週1回以上の人ベース
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／


／


7


１－３．牛丼チェーン利用時重視点
 牛丼チェーンを利用する際に最も重視されているのは「肉がおいしくても、その他の具材や白米がおいしくなければ駄目だと思う」の

84.3%。次いで、「店舗の外観が清潔でないと入りたくなくなる」78.3%、「店員の「声出し」がしっかりしていないと駄目だと思う」

56.3%が続く

※牛丼チェーン店の利用頻度が週1回以上の人（n=254）ベース

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8


２．「東京チカラめし」店舗評価

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／



※pt：10人中満足した人の割合（10点満点） ※8pt以上で赤丸、6pt未満で青三角を表示

２－１．総合評価
 「総合満足度」は7.3pt、「再来店意向」は8.3pt

■入店しやすい雰囲気
・駅近くで便利で外観も清潔。店内が覗けるので入りやすい。(50代男性/浅草橋店)
・入口が自動ドアでないところがかえって入りやすい。(50代男性/相模原店)
・看板も見やすく発見しやすかった。(30代男性/伊奈町店)
・外観やまわりはきちんと清掃され、店内も綺麗であり店員のあいさつ、メニュー確認の対応も良かっ
た。(40代男性/浅草橋店)

■肉や白米が良い
・肉もボリュームがあり味わいも良く全体的にバランスが良い。(40代男性/川崎東口店)
・白米の味わいとボリュームは良いと思う。(40代女性/下北沢店)
・肉汁がしっかりごはんに染み込んで美味しかった。(40代男性/人形町店)
・米の食感がよくおいしかった。(40代男性/西船橋7丁目店)

■店員の仕事ぶりが良くない
・店員の対応は特によくないです。忙しいフリをしてよく無視されます。(40代男性/大井町東口店)
・辛口タレのボトルがベトベトで気持ち悪かった。他店でもよくあります。店員さんからは気付きづら
い（持たないと判らない）ので定期的にチェックが必要だと思います。(40代男性/池袋西口2号店)
・水を飲むためのコップが置いてないことも多い。(30代男性/新鎌ヶ谷店)

■清潔感がない
・店内も油がそこかしこに染みついた感じでとても汚いです。テーブルも然り。
(40代男性/大井町東口店)
・テーブルが水で濡れていたが拭いていなかったので、自分で拭いた。(40代女性/下北沢店)
・前の人の食べ残しの丼とこぼした米が残っている。(40代男性/御徒町1号店)

※2013年9月21日（土）～27日（金）の間に「東京チカラめし」を1回以上利用した人（n=48）ベース
※カッコ内は属性情報（性年代／利用店舗）
2014年2月24日

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／


10


入店前評価
入店
しやすさ

清潔さ

8.1

6.0


２－２－１．項目別評価（入店前評価）
 「入店しやすさ」は8.1pt、「清潔さ」は6.0pt


2014年2月24日

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／


／


11

入店前評価


店内クリンネス評価

入店
しやすさ

清潔さ

テーブルや
座席

トイレ

照明の
明るさ

観
8.1

6.0

5.8

7.1

3
7.5


２－２－２．項目別評価（店内クリンネス評価）
 「テーブルや座席の清潔さ」は5.8pt、「トイレの清潔さ」は7.1pt、「照明の明るさ」は7.5pt


2014年2月24日

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／


12

入店前評価



接客評価

入店
しやすさ

清潔さ

テーブルや
座席

トイレ

照明の
明るさ

全体

身だしなみ

入店時の
挨拶

退店時の
挨拶

メニュー提供
までのスピード

店舗外観
8.1

6.0

店
5.8

7.1

7.3
7.5

6.5

6.5

6.3

6.0

6.7


２－２－３．項目別評価（接客評価）
 接客評価の中では「メニュー提供までのスピード」が最も高く6.7pt。次いで「全体的な接客態度」「身だしなみ」が6.5pt、「入店時の挨拶

ド」が6.3pt


2014年2月24日

／


／


／


13

入店前評価


接客評価


味わいとボリューム評価

入店
しやすさ

清潔さ

テーブルや
座席

トイレ

照明の
明るさ

全体

身だしなみ

入店時の
挨拶

退店時の
挨拶

メニュー提供
までのスピード

全体的な
味わい

肉の
味わい

肉以外の
味わい

白米の
味わい

全体的な
ボリューム

肉の
ボリューム

肉以外の
ボリューム

白米の
ボリューム

店舗外観
観
8.1

6.0

観
5.8

7.1

7.3
7.5

6.5

6.5

6.3

6.0

6.7

7.9

7.9

6.8

6.9

6.5

6.7

6.2

6.9


２－２－４．項目別評価（味わいとボリューム評価）
 味わいとボリューム評価の中では「全体的な味わい」「肉の味わい」の評価が最も高く7.9pt。次いで、「白米の味わい」「白米のボリュー

ム」が6.9pt
 最も評価が低いのは「肉以外の食材のボリューム」で6.2pt


2014年2月24日

／


／


／


14

単相関係数とは、二つの変数間における直線的な関
係の強さを表した指標。-1から1までの値をとり、絶
対値1（+1もしくは-1）に近づくほど、関係が強い
といえる
絶対値0.4以下であると「関係がない」、絶対値0.4
以上0.7未満「やや相関がある」、絶対値0.7以上
「強い相関がある」といえる

２－３．単相関係数（総合満足度との相関性）
 総合満足度と相関性が強い項目（相関関係数0.7以上）は、「全体的な接客態度」、「身だしなみ」、「全体的な味わい」、「肉の味わい」と

なっている。


2014年2月24日

／


／


／


15


第1回

第2回

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

12月

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

117

129

130

128

132

134

133

138

139

140

総合満足度

7.1

7.0

7.0

6.4

8.0

6.9

7.1

8.3

6.7

7.3

再来店意向

7.9

7.9

7.7

7.5

8.4

8.2

7.6

8.9

8.0

8.3

入店しやすさ

7.6

7.8

8.3

7.5

8.5

7.3

8.2

8.7

8.0

8.1

清潔さ

6.7

6.9

7.2

5.3

7.6

5.3

6.6

7.8

6.4

6.0

テーブルや座席の清潔さ

6.6

6.6

6.8

5.4

8.0

5.7

7.0

7.6

6.4

5.8

トイレの清潔さ

6.2

6.3

6.6

4.9

6.3

6.5

6.2

9.0

6.6

7.1

照明の明るさ

7.0

7.3

7.0

6.6

7.6

6.9

7.6

7.8

7.3

7.5

全体的な接客態度

6.3

7.1

5.8

5.3

6.5

6.7

7.4

7.6

6.9

6.5

身だしなみ

6.7

7.1

6.5

6.3

6.4

6.5

7.4

8.7

6.9

6.5

入店時の挨拶

7.1

7.0

7.2

6.6

6.2

5.5

6.8

8.5

6.9

6.3

退店時の挨拶

6.4

7.0

7.0

6.3

6.2

5.1

6.8

7.6

7.1

6.0

メニュー提供までのスピード

5.6

6.4

6.2

5.1

6.7

5.3

6.8

7.8

5.8

6.7

全体的な味わい

7.9

8.6

8.0

8.1

7.8

7.8

7.4

8.5

7.6

7.9

肉の味わい

8.1

8.3

8.2

8.3

7.6

8.8

7.8

8.3

8.0

7.9

肉以外の食材（玉ねぎなど）の味わい

6.8

6.3

6.4

6.6

7.2

7.1

7.4

7.1

6.3

6.8

白米の味わい

5.7

6.2

5.2

6.1

6.7

5.9

6.1

6.9

6.0

6.9

全体的なボリューム

7.0

6.2

5.5

6.8

6.0

6.1

6.8

7.8

7.3

6.5

肉のボリューム

6.3

6.3

5.5

5.6

5.6

6.3

6.8

7.6

6.4

6.7

肉以外の食材（玉ねぎなど）のボリューム

5.8

5.2

4.2

4.8

5.7

6.2

6.1

7.6

6.5

6.2

白米のボリューム

6.0

6.1

4.5

5.8

5.8

5.3

5.8

7.8

6.0

6.9

２－４．評価の変遷
チェーン数

総合評価

入店前
評価
店内
クリンネス
評価

接客
評価

味わいと
ボリューム
評価

※各調査期間中に「東京チカラめし」を1回以上利用した人ベース
2014年2月24日

／

※グラフは「総合満足度」

※pt：10人中満足した人の割合（10点満点）


／

※8pt以上で黄色着色、6pt未満で青色着色


／


16


３．【単発設問】

2014年2月24日

／


／


／



３－１．「お子様メニュー（キッズ・プレート/キッズハンバーグランチ/お子様セット等）」認知率
 「お子さまに食べさせたことはある」「知っているが、食べさせたことはない」を含めて、認知者は合わせても36.1%と1/3強にとどまってい

る。

※「東京チカラめし」を過去利用したことがある人（n=166）ベース
2014年2月24日

／


／


／


18


３－２．「お子様メニュー」認知経路
 最初に知ったのは、「店頭のポスター」がもっとも多く45.0％、「店内のポスター/メニュー」が35.0%、「東京チカラめしのホームペー

ジ」が15.0％と続く

※「東京チカラめし」で「お子様メニュー」を販売していることを認知している人（n=60）ベース
2014年2月24日

／


／


／


19


３－３．「お子様メニュー」提供による子ども同伴来店意向
 末子のお子様が小学生以下の者のうち、お子様メニューがあることにより、お子様を店舗に「連れて行きたい」「やや連れて行きたい」と答え

た方が、合わせて50.0％と半数を占めている。

※「東京チカラめし」を過去利用したことのある人のうち、末子が小学生以下の人（n=42）ベース
2014年2月24日

／


／


／


20

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