スタートアップのプロダクト広報がやってみて、成功した施策・失敗した施策

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スタートアップのプロダクト広報がやってみて、
成功した施策・失敗した施策
〜たぶん、スタートアップ以外の人は参考にならない話〜
広報ナレッジをアウトプットする広報LT大会#9@レバレジーズ
株式会社マツリカ　中村岳人

そもそもお前、誰やねん
中村　岳人（なかむら　がくと）
※右のアイコンから友達申請お待ちしてます！→
・株式会社マツリカ　エバンジェリスト
・営業支援ツールSensesのセールス兼広報
→最近は広報メインでやれと言われて営業解雇されそう
・低IQ系広報（量＞質）
・関西出身、趣味は漫才
・アイドル好き、最近はラップに浮気をしている
・広報歴：ついに、半年！

で、本題
これは、広報の中村岳人が
半人前になるまでの物語・・・

と、その前に
広報LT大会一周年おめでとうございます！

今日はスタートアップのプロダクト広報
中村が色々実践してみた話
※それ以外の方は参考にならないので、
適当にリアクションをしておいてください

Sensesについて
2016年5月にリリースしたプロダクト

スタートアップのプロダクト広報って？
・とにかく成長角度が大事
→成長に繋がる広報が求められる（けど、ブランドも大事）
・サービスのターゲットは狭い
→ランチェスター戦略みたいに市場を絞っている
・社内のリソースが限られる
→無駄な対応が増えると死活問題
上記の前提を踏まえてお聞きください

で、やってみた施策
・とにかく流行りキーワードに乗っかる
・社長インタビューに出まくる
・役員に寄稿させる
・テレアポして記者にアプローチ
・露出の質を見極める
・イベントに出まくる
・プレスリリースを出しまくる

・とにかく流行りキーワードに乗っかる
認知＝成長ではない！認知のされ方が重要！
結果：アポが増えた割に案件にならない

・社長インタビューに出まくる
なんか揉んでるし、歌舞伎俳優みたいになる
結果：悪くはないけど・・・

・役員に寄稿させる
月間ランキング２位になったら、
Sensesじゃなくライティングのオファーが来た
結果：悪くはないけど・・・

・テレアポして記者にアプローチ
意外と会っていただける（メンタル的に辛い）
Facebookのメッセージもいける
結果：記者さんの知り合い増
・ASCII
・Tech Crunch
・CNET
・BCN

にも関わらず、
サービスの問い合わせがなかなか増えない・・・

荒れる社内

肩身の狭い広報

反省する中村

・露出の質を見極める
プロダクトのターゲットとメッセージを元に
露出の質を数値化
結果：定期的にやっておくべき
・ターゲット合致度
・リーチ規模
・露出量（メディア上の）
・露出内容
これらを1~3点で点数化

・イベントに出まくる
ターゲットが多く、案件に繋がりやすい
メディア掲載だけが認知の手段じゃないよ
結果：ベンチャー界隈で認知度アップ

・プレスリリースを出しまくる
メディア掲載経由の問い合わせが増加
結果：問い合わせに繋がるように
・最低月一回のリリース
・ターゲット媒体はリリースの２営業日前に連絡を入れる
・リリースサービスを使う
・ユーザーが求める機能にフォーカスしてリリースを打つ

半年のまとめ
基礎、超大事。PR＝パブリックリレーションズ
まずは「誰に何を伝えたいか」を確認せなあかん
・プレスリリースを出すだけが仕事じゃない
・プロダクト広報のゴールはユーザーを増やすこと
・だからこそ、顧客の求めていることを発信すべき
・認知だけ上げても受け皿がなきゃ意味がない

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