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エンジニアがUXに興味を持った経緯と初期衝動
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エンジニアがUXに興味を持った経緯と初期衝動
1.
エンジニアがUXに興味 を持った経緯と初期衝動 2016/02/17
2.
自己紹介 豊岡史江 トヨオカ フミエ 2016年1月からスターツ出版という会社でフロントエンドエンジニアしていま す。 前職は女性向けキュレーションメディアを運営していました。 趣味は音楽鑑賞(日本の曲)やダンスなどなど!
3.
機能追加やデザイ ン変更の会議で、 何も言えずにモヤ モヤしていた
4.
本当にユーザさんが欲しい 機能なの? そもそもユーザさんってど んな人たち??
5.
UX MILK と出会う
6.
ユーザさんに会おう! 座談会を企画してやれ!!
7.
ユーザさんの属性を洗い出す やるからには、荒々しいですが仮説を立てました。 年齢 年収 そもそも仕事をしているのかどうか ソーシャルメディアとの関わり方 どんなファッションやメイクを好むか(どんな雑誌を好むか) 暮らし方
8.
事前アンケートを実施 年齢 どんな SNS をどのように使用しているのか どんな雑誌を読んでいるか アプリの使用頻度・いつ起動しているのか ■
コンテンツ 記事の好きな所 「連載」を知っているか 好きな「連載」はどれか ■ 機能面 記事の「お気に入り」機能を知っているか いつ・どんな記事を「お気に入り」にするのか 「画像お気に入り」機能を知っているか
9.
座談会当日!! 10名(午前: 5名、午後: 5名) 知人経由で集まってもらった 緊張をほぐすべく、お菓子とお茶を用意 座談会では編集の方が司会として1名加わり、計6名で座談会 私ともう一人の社員はその様子を観察
10.
結果 コンテンツで強化してほしいジャンル・内容がわかった 既存機能の使われ方を確認でき、今後の機能改善にタスクを落とした 記事一覧ページのデザインで悩んでいた部分が解消された どこを見て、記事詳細画面に飛ぶのかがわかった プッシュ通知に関する議論が出た などなど これらを社内のみんなに共有しました。良い反響も少しあって嬉しかったです。
11.
生でユーザさんに会うことの大切さ 話をしていると、訊く予定ではなかった話題が出てくる 一度中の人になると、ユーザではなくなることを痛感 安易に売れているサービスの真似をすることの危険性 「タスクに落とす時の自信」 「開発だけでなく、サービス全体に対する愛」
12.
実践あるのみ! ありがとうございました!
Editor's Notes
さて、そんなこんなで昨年、フロントエンドエンジニアの私は定例会議にて 「きっとユーザが喜んでくれる」「他の有名なサービスにある機能だから実装してみよう->だめならその機能を落とそう」という他の方の発言に違和感があり、それに対して何も言えずにモヤモヤしていました
UXという言葉も知っていたし、本気で考えたのはこれがきっかけです。そこにはユーザを理解しようとしている方々がたくさんいました。私にとって少し自信になりました。そんなこんなで、ユーザに会うのが一番いいのではと思いました。
鉄は熱い内に打てということで、座談会を企画しました。 ユーザさんの生活を垣間見たり、どんなふうにサービスを使用してくれているのかを伺う機会をとりあえず作ってみました。
単に座談会をやるのではダメなので、そのためにはなんかしら仮説を立ててみようということでユーザ属性を洗い出した。 社内のマーケ担当さんと編集担当さんと議論。PVやお気に入りの多い記事の傾向やマーケで行なったアンケートやソーシャルメディアでの反応などを元に仮説をたてました。話始めるとキリがなかったのですが、3時間くらいでばーーーーっとまとめた
自分はエンジニア。機能追加のタスクを振られた時になどにモヤモヤすることが減る。自信を持って作業をすることは、今後の開発に対するモチベーションからサービス全体に対する愛を増加させてくれる。 ユーザさんを理解することで、気持ちよく仕事できる。
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