民間宇宙開発団体「リーマンサット・プロジェクト」では、プロジェクト管理にBacklogを利用しています。リーマンサット・プロジェクトにおけるBacklogの利用の仕方と課題について紹介します。 2019/04/04 #JBUG (東京#9)

1. リーマンサット・プロジェクトのBacklog活用紹介
2019.4.4 #JBUG (東京#9)
SONODA Takehiko

2. アジェンダ
1. 自己紹介
2. リーマンサット・プロジェクトとは
3. リーマンサット・プロジェクトの歴史
4. Backlog ＠リーマンサット
5. Backlog利用の課題
6. Backlog入門ワークショップ
7. 今後の予定

3. 自己紹介
園田 健彦 @OzoraKobo
職業
組込み系ソフトウェアエンジニア
会社員（平成元年４月～平成３１年３月）
個人事業主として開業準備中
Backlogと出会うまで
2012年にタスク管理に取り組みはじめる
→ https://www.slideshare.net/Takehikosonoda/ss-76423230
Backlogの利用 2017年10月～

4. リーマンサット・プロジェクトとは
一般のサラリーマンや学生による民間の宇宙開発団体
文理を問わず様々なコミュニティやクリエイターとコラボレー
ションし、「宇宙を身近に」ではなく「身近なものを宇宙に」つ
なげる活動を続けています。
主な活動
• 宇宙開発
超小型人工衛星，ローバー，ロケット，etc.
• 宇宙ポスト
手書きの願い事を人工衛星で宇宙に届けるプロジェクト
• サードプレイス
世代も業種も異なるメンバーが集まるコミュニティ

5. リーマンサット・プロジェクトの歴史
2014
2019
2018
2015
2016
2017
新橋の居酒屋での宇宙の話がきっかけとなり、
創立メンバー５人でスタート
人工衛星開発ミッション(零号機)・宇宙ポスト開始
研究会発表やイベント出展など広報活動活発化
試作機開発・試験，クラウドファンディング
初号機開発開始，零号機飛行モデル組立・試験，
HTV7打ち上げ(9月)，ISSから放出(10月)
弐号機開発開始，SpaceBD社と３機の放出を契約

6. Backlog @リーマンサット
利用プラン：スタンダード
プロジェクト数：10以上
登録メンバー数：160
運用：
• 開発プロジェクト毎にBacklogプロジェクトを割り当て
• 開発プロジェクト所属メンバーをBacklogプロジェクトに追加
• 主に使われるのは課題とGit
• コミュニケーションは主にLINEグループ

7. Backlog利用の課題
メンバーのスキル差が大きい
プロのエンジニアから趣味でプログラミングをやっていますと
いう人までスキルの幅が広く、タスク管理の未経験者もいる
運用ガイドラインがない
各プロジェクトでの運用はメンバーの自主性に任せている（仕
事ではないのでそれ自体は悪いことではない）。タスクの粒度
や見える化・見やすさの点で改善の余地がある
Backlogを幅広く使ってほしい
広報部門ではBacklogを利用しておらず、開発で使うものとい
うイメージを持っていそう。イベントの企画で使えるのに…

8. Backlog入門ワークショップ
そこで、勉強会（ワークショップ）を開催
「Backlog入門ワークショップ」（2019年2月16日）
Backlogの説明、課題（タスク）を作成するワーク、タスク
管理のポイント解説など
https://www.rymansat.com/archives/7166
「Backlog入門ワークショップ #2 Gitの基本と
TortoiseGitの使い方」（2019年3月24日）
Gitの説明、TortoiseGitを使ってGitの基本操作を体験しても
らう
https://note.mu/ozorakobo/n/n27e21ae143f3

9. Backlog入門ワークショップ 今後の予定
４月はなし、５月にまたやるかも
テーマの候補
• もう一度 Balcklog入門
• Wikiの書き方
• より実践的な使い方
• プロジェクト管理を学べるボードゲーム「プロジェ
クトテーマパーク」の体験会

10. リーマンサット・プロジェクトでは
幅広くメンバーを募集しています。
https://www.rymansat.com/
#リーマンサット