伝える感じる故郷のアイデンティティ 誰でも作れる、音声ガイドシステム！ CivicTech オープンデータパートナー賞受賞

1. ふむふむ
- 伝える感じる故郷のアイデンティティ -

2. Icebreaker
皆さん、この方はご存知ですよね？
では、第六天が祭られている第六天神社をご存知ですか？
実は、全国で67箇所もあるんです。
まだまだ各地域、宝の山が眠っていそうです。
「第六天魔王」
織田信長
宮城県 （4） 群馬県 （1） 栃木県 （2） 茨城県 （8）
埼玉県 （8） 千葉県 （8） 東京都 （9） 神奈川県 （6）
新潟県 （1） 長野県 （5） 山梨県 （5） 静岡県 （10）

3. 皆さん、身近にある伝統って気がついてます？
実際こんな感じじゃありませんか？
聞きたいのに場所が分からない！
一般人だし伝える手段もない
そもそもどんな伝統があるのよ？
課題 「地域に伝える手段、聞く手段がない！」
ＸＸ市にあるのは知ってるんだけ
どなぁ・・・。オープンデータあっても
よくわかんないんだよ。
わしの家の蔵もなかなかのもんな
んだがのう。田舎じゃし、人がこな
いじゃよ。IT?よくわからんのう。
えぇ～、あたしぃ～興味ないって言
うか、参加したことないしぃ～。

4. 聞き手、伝え手の伝統を共有化
伝える、聞く手段、我々が「ふむふむ」で解決いたします！
伝聞 伝え手 聞き手 伝え手
行動
提供
サービス
・場所の説明を簡単に提
供
・紹介したい箇所に訪
ねやすいよう、誘導可
能。
・地域の文化、伝統を
見ることができる。
・現場に近づくと情
報を得られ、実物確
認できる。
・体験者が、音声で情
報追加可能
・次の世代の担い
手になる。
ターゲット
ユーザー
・伝統を受け継ぐ長老
・家宝がある老人
・伝えたい物がある人
・地方の名士
・Code for xxxの方々
・伝統に興味がある
・外国人観光客
・地元のニューカマー
・ニュージェネレーショ
ン
・興味から実際に
行動へ移す人
・興味から、共感、アイ
デンティティへと昇華し
た人
情報発信 興味のある
情報獲得
伝統・歴史
体験
新たな伝え手
伝える 情報獲得 情報拡張 伝統を継ぐ
伝え手、聞き手のニーズを満たし、地域の伝統を地域で受け継ぐ
OpenData活用 OpenData拡充

5. 誰でもできるよ！この仕組みならね！
「ふむふむ」の仕組みはこんな感じです。
あ、面白そうな場所
発見！行ってみよう！
ニーズがある人が
いつでも登録！
位置や音声登録
わしの合掌造りは
すごいんじゃ。皆にも
聞かせてやろう！
ピコーン、あ、ここだ。
なるほどー、こんな
歴史があったんだー。
地図から
伝統を発見
近づく、近づく
調べられる
場所が分かる。
情報が分かる！
OpenDataも登録

6. 「ふむふむ」のシステム構成はこちらです！
iOS
神戸市、金沢市、水戸市の
施設オープンデータ
音声ガイド
DB
【４】施設の緯度経度、
音声、URLを登録。
iBeacon設置で208件の
ガイダンスが利用可！
【1】
iBeaconと対になる音声登録。
音声はテキスト情報で登録。
iBeaconは、GPSが利用できない箇所（施設内、地下）にも対応可。
【３】施設、緯度経度、iBeacon
URL、音声テキストを保存。
【２】iBeaconを認識時に
端末に向け、音声合成
結果を返却します。

7. デモ
「ふむふむ」
してみよう！

8. 緯度経度、施設説明がないデータも何とかしよう！
「YahooジオコーディングAPI」から緯度経度、
「WikiMediaAPI」から説明文を獲得することにもチャレンジ。
利用データ「三重県教育委員会 情報DB 名勝一覧」
結果：「緯度経度取得 10/13件」 「説明文所得 3/13件」
No. 名称 緯度経度取得 説明文取得
1 旧諸戸氏庭園 × ×
2 諸戸氏庭園 ○ ○
3 伊奈冨神社庭園 ○ ×
4 稲生山の躑躅 ○ ×
5 三多気の桜 ○ ×
6 北畠氏館跡庭園 ○ ×
7 伊勢山上 ○ ×
8 瑞巖寺庭園 × ×
9 法泉寺庭園 ○ ×
10 二見浦 ○ ○
11 大平山の躑躅 ○ ×
12 宮川堤 × ×
13 赤目の峡谷 ○ ○
名称、住所のゆらぎ酷いね・・・名寄せできないとコストかかるよ

9. 最後に、ご提言
1. ネーミングルール、項目定義のWG作りませんか？
今、手を打たないと国内地図会社の二の舞になります。
 地番問題（aa丁目bb番地cc号、aa-bb-cc）
 都道府県問題（住所に件名入れる、入れない）
 郵便番号、電話番号問題（ハイフン入れる、入れない）
 緯度経度は、代表点？入り口？
2. 実証実験しませんか？
 PDCAを回すことで新たな課題が見えてきます。是非、一緒に
生みの苦しみを味わいましょう！データ作成が目的ではあり
ません、課題の真因見つけようじゃないですか。
オープンデータを効率よく、品質高く、沢山の人に利用して
もらうため是非ご検討お願いします。

10. 本日は、ありがとうございました！