まだ着られるのに(場合によっては新品のまま一度も着られずに)捨てられてしまう衣服の問題を「衣服ロス」といいます。「食品ロス」(=まだ食べられるのに捨てられてしまう食品に関する問題)が一般に知られるようになりましたが、同様に重大な課題であり、環境負荷は「食品ロス」より大きいかもしれない「衣服ロス」が、今注目され始めています。私たちが入手した衣服をどのように保有し、どのように廃棄しているのか、問題の原因は何なのかを解説し、これからの衣服との付き合い方を考えるヒントとなる事例を紹介します。
(2022年1月14日開催 むさしの消費者スクール講演資料)