More Related Content
Similar to 某中高一貫校の校長応募用企画書 (20)
某中高一貫校の校長応募用企画書
- 12. 人生の目的を共有する
• 組織としては確かな価値を共通の目的とし、共有する
• 各自の人生の目的は各自で異なる。
• 各自の人生の目的と組織の目的に沿った関わりしろで活動している状
態が最適
• 各自の人生の目的を可視化する
• 各自が人生の目的が何であるかの問いをもつ
• 人生の目的を公開する心理的安全性のある場を作る
• 各自が好きなことを学べる状況を作る
• 生徒が何を学ぶかを選択できる
• 教師や親も含めて好きなことを学べる
• 学びたい事から授業を創れる状況にする
• 各自が組織内の活動(含む学び)以外の行動ができる状況にする
• 全員が副業や特定の学校に捉われない学びができる状態にする
- 13. 移行計画案
• 詳細の目的などが詰められていないのでたたき台である
• 「現在」についても含めて、実際の関係者と対話して更新する必要がある
• アプリケーション(個別課題)ではなく、OS的な所(統合的な課題)が根源なので、移行難度は高い。着実に変革するのが重要
• 期日を定めると目的や目標が歪められるので、設けない
• 見えるかして、状態、状況がわかるように腐心するが、「目的達成」を目指すより「どうやったら存在目的に近づけるのか」を大事にする
現在 短期目標 中期目標 長期目標
責任構造・体制 ヒエラルキー構造 一つ上の階層に提
案・共創している
階層は残すものの
権力を削る
行政上の役割的意
味のみを残す
自主性 なし 生徒が学ぶ内容を
選択できる
ルールも含めて創
れる
(同じ)
ルールリテラシー ルール→守れ 教師はルールリテ
ラシーを体現
生徒もルールリテ
ラシーを体現
(同じ)
教育内容 指導要領に従う 指導要領以外の教
育も提供する
誰もが欲しい教育
を創れる状態
生徒に限らず学べ
る
世界観 大量生産・消費時
代の世界観に最適
効率
生徒が社会で活躍
できる場にFocus
する
生徒の周囲も含め
て学べる状態
生徒の環境も含め
て学べる状態
- 14. 短期目標を達成するために考えること
• 全ての常識や教育、指導要領等「定められていること」と思っていることを疑う
• 本質的に不要な時間を減らす
• 不要な授業を減らす
• ビデオなどで「同期時間」を減らす
• 生徒が自分に適切な時間に学べるようにする
• 相談や質問、対話等の時間を増やす
• 不要な管理を減らす
• 本質や本質に寄与する活動を増やす
• 知見がためやすい・共有しやすい状況にすることを通して、本質の解像度を上げる
• 様々な経験や情報について、理解を深める機会や対話を増やす
• 葛藤や道に迷っている人に対して、相談を受ける機会を増やす
• ここで答えを伝えないのは肝(答えは相手の思考力の成長する機会を奪うこととなる)
• ルールリテラシーを上げる
• ルールを破るのはルールを破るのが得だから。そのシステムを壊す
• 現代社会に適応できるシステムを作る
• 「興味が無い」学びを捨てた結果、本人がその未来を想定せず、社会に出て困る状態は避ける(例:大学入学するための必要単位が何かが可視化されてい
る)
• 学年の垣根を崩す設計を作る
• 本人が何が本質的であるかを自己責任で選べる状態にする
• 制度によって、自己責任が持てない状況を改める