元・日本CloudStack ユーザー会会長の@MayumiK0 です。本当はこの記事、 
CloudStack.jp に上げるつもりでしたが、WordPress にハブられたのでSlideShare にしました 
つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 
2014 年も残すところあとわずかになりましたが、いかがお過ごしでしょうか? 
どうも日本CloudStack 界隈では、事務局長や会長だったモノが、ソウルジェム 
が濁って魔女化する前に円環の理に導かれて消滅するようです。ちなみに元・ 
事務局長は「ベアメタルガーーー」と呪文のように唱え、元・会長は「赤い彗 
星」ならぬ「赤い帽子」の人になって茨の道を歩いている模様です。 
まずは、2 0 1 4 年の活動を振り返ってみます。 
2014/03/01 
オープンソースカンファレンス2014 
Tokyo/Spring 
2014/03/06 
CloudStack 
Day 
Japan 
2014 
2014/03/07 
第16 回 
CloudStack 
ユーザー会 
in 
東京 
2014/04/09 
CloudStack 
Collaboration 
conference 
NA 
2014 
2014/05/20 
第17 回 
CloudStack 
ユーザー会 
in 
東京 
2014/06/12 
第18 回 
CloudStack 
ユーザー会 
in 
札幌 
2014/06/13 
Interop2014 
2014/07/04 
第19 回 
CloudStack 
ユーザー会 
in 
名古屋 
2014/08/01 
第20 回 
CloudStack 
ユーザー会 
in 
大阪 
2014/08/02 日 
オープンソースカンファレンス2014 
Kansai@Kyoto 
2014/09/12 
第21 回 
CloudStack 
ユーザー会 
in 
東京 
2014/09/19 
第22 回 
CloudStack ユーザー会 
in 
広島 
2014/10/19 
オープンソースカンファレンス2014 
Tokyo/Fall 
2014/11/06 
Apache 
CloudStack 
Birthday 
Party 
in 
Japan 
2014/11/19 
CloudStack 
Collaboration 
Conference 
EUROPE 
2014 
1 月頃、ほとんど活動がなかったのは「CloudStack 
Day 
Japan 
2014」の準備で 
時間が取られ余裕がなかったからです。でも、もちろん、来年も 
「CloudStack 
Day 
Japan」開催しますよ!
ところでCloudStack に興味を持っている人で、実際に触っている方はどれくら 
いいらっしゃるでしょう?OSC 等のセッションで「DevCloud2 で簡単に使ってみ 
る」というのを頻繁に紹介しておりますので、VirtualBox 上で軽く触っている 
方も多いと思います。が、しかし、DevCloud2 でできることは限られており、正 
直ぶっちゃけて言うとあまり実用に耐えません。 
「もっときちんと使ってみたい」そんな方にお薦めなのがOCDET。OCDET の環境 
はAP×2(Active/Active)、DB×2(Active/Standby)、ホスト×3 で構成されて 
います。私もこの環境上で、いくつかインスタンスを動かして、動作テストを 
実施したりしています。しかし残念なことに、この環境は未だに4.0.0 なので 
す。既に4.4.2 がリリースされているにも関わらず!そんな訳で、この環境の 
Update を目論んでおりますので、OCDET では作業者を募集しております。 
続いて、必ずと言っていいほど話にあがるCloudStack とOpenStack 
の比較。 
以下はあくまで個人の感想です。 
CloudStack はよく出来ていると正直に思います。例えばdedicated 
host。 
CloudStack はGUI からポチポチッと設定可能です。特定のホストでインスタン 
スを起動することは、もちろんOpenStack でも可能ではあるのですがDashboard 
からではなく、コマンドを駆使する必要があります。 
それから、使うかどうかはわからないけどmultiple 
IP 
address 
per 
NIC。Primary 
IP 他にSecondary 
IP を付ける機能ですね。OpenStack の場合は、Multiple 
floating 
IP 
pools ってのがあるけど、ちょっとややこしい。 
CloudStack もOpenStack もIaaS 基盤を簡単に作れるという基本機能に差はない 
とは思いますが、OpenStack ではコマンドやAPI を駆使して、やりたいことを実 
装するという印象があります。自由度は高いけど、ある意味、敷居も高いとい 
いますか。細かい機能の比較まではここでは書きませんが、そのうちじっくり 
比較してみたいものです。
それでは最後に@eucalyptusja さんの「OpenStack 
on 
Eucalyptus」を真似 
して「OpenStack 
on 
CloudStack」(ドヤァ) 
それではみなさん、良いクリスマスをお迎えください。

CloudStack Advent Calendar 2014/12/12

  • 1.
    元・日本CloudStack ユーザー会会長の@MayumiK0 です。本当はこの記事、 CloudStack.jp に上げるつもりでしたが、WordPress にハブられたのでSlideShare にしました つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 2014 年も残すところあとわずかになりましたが、いかがお過ごしでしょうか? どうも日本CloudStack 界隈では、事務局長や会長だったモノが、ソウルジェム が濁って魔女化する前に円環の理に導かれて消滅するようです。ちなみに元・ 事務局長は「ベアメタルガーーー」と呪文のように唱え、元・会長は「赤い彗 星」ならぬ「赤い帽子」の人になって茨の道を歩いている模様です。 まずは、2 0 1 4 年の活動を振り返ってみます。 2014/03/01 オープンソースカンファレンス2014 Tokyo/Spring 2014/03/06 CloudStack Day Japan 2014 2014/03/07 第16 回 CloudStack ユーザー会 in 東京 2014/04/09 CloudStack Collaboration conference NA 2014 2014/05/20 第17 回 CloudStack ユーザー会 in 東京 2014/06/12 第18 回 CloudStack ユーザー会 in 札幌 2014/06/13 Interop2014 2014/07/04 第19 回 CloudStack ユーザー会 in 名古屋 2014/08/01 第20 回 CloudStack ユーザー会 in 大阪 2014/08/02 日 オープンソースカンファレンス2014 Kansai@Kyoto 2014/09/12 第21 回 CloudStack ユーザー会 in 東京 2014/09/19 第22 回 CloudStack ユーザー会 in 広島 2014/10/19 オープンソースカンファレンス2014 Tokyo/Fall 2014/11/06 Apache CloudStack Birthday Party in Japan 2014/11/19 CloudStack Collaboration Conference EUROPE 2014 1 月頃、ほとんど活動がなかったのは「CloudStack Day Japan 2014」の準備で 時間が取られ余裕がなかったからです。でも、もちろん、来年も 「CloudStack Day Japan」開催しますよ!
  • 2.
    ところでCloudStack に興味を持っている人で、実際に触っている方はどれくら いいらっしゃるでしょう?OSC等のセッションで「DevCloud2 で簡単に使ってみ る」というのを頻繁に紹介しておりますので、VirtualBox 上で軽く触っている 方も多いと思います。が、しかし、DevCloud2 でできることは限られており、正 直ぶっちゃけて言うとあまり実用に耐えません。 「もっときちんと使ってみたい」そんな方にお薦めなのがOCDET。OCDET の環境 はAP×2(Active/Active)、DB×2(Active/Standby)、ホスト×3 で構成されて います。私もこの環境上で、いくつかインスタンスを動かして、動作テストを 実施したりしています。しかし残念なことに、この環境は未だに4.0.0 なので す。既に4.4.2 がリリースされているにも関わらず!そんな訳で、この環境の Update を目論んでおりますので、OCDET では作業者を募集しております。 続いて、必ずと言っていいほど話にあがるCloudStack とOpenStack の比較。 以下はあくまで個人の感想です。 CloudStack はよく出来ていると正直に思います。例えばdedicated host。 CloudStack はGUI からポチポチッと設定可能です。特定のホストでインスタン スを起動することは、もちろんOpenStack でも可能ではあるのですがDashboard からではなく、コマンドを駆使する必要があります。 それから、使うかどうかはわからないけどmultiple IP address per NIC。Primary IP 他にSecondary IP を付ける機能ですね。OpenStack の場合は、Multiple floating IP pools ってのがあるけど、ちょっとややこしい。 CloudStack もOpenStack もIaaS 基盤を簡単に作れるという基本機能に差はない とは思いますが、OpenStack ではコマンドやAPI を駆使して、やりたいことを実 装するという印象があります。自由度は高いけど、ある意味、敷居も高いとい いますか。細かい機能の比較まではここでは書きませんが、そのうちじっくり 比較してみたいものです。
  • 3.
    それでは最後に@eucalyptusja さんの「OpenStack on Eucalyptus」を真似 して「OpenStack on CloudStack」(ドヤァ) それではみなさん、良いクリスマスをお迎えください。