20121127 opf3 hasegawa

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20121127 opf3 hasegawa

  1. 1. データを資産とした電子出版 専門性のある出版社には明日がある
  2. 2. 3つの前振り
  3. 3. 嘘八百公的に言われている嘘八百• 電子出版は費用が必要 とても安くできる• 電子取次がない ある(ないのは東日販)• 中小出版社では困難 中小のためにある技術• 嘘の土台に作った電子版東日販は果たして その裏で• ボーンデジタルの小出版社がとてつもなく売れている
  4. 4. 本は様々• 1つの切り口で考えようなんて甘い• 電子は物理的な本をさまざまに展開してしまう• 読む本と使う本 o 味わう 詩 o 読む 小説・エッセイ o 読む、調べる 専門書・実用書 o 引く、調べる 辞書・事典 ・レファンス o 使う 問題集・参考書• これらが分解し o 再編成する o 別の発展をする o 電子化のそれぞれの道
  5. 5. 主役は誰だ• 本が情報の主役だった時代もある o 新聞・ラジオ・テレビと強力なプレーヤーが登場 o ずいぶん前から本は縁の下の力持ち• 今の主役は誰だろう o インターネット o コンシューマ• 小さな題材でも掘り起こせる媒体 o 少し前までの本の役割 o 今はインターネットに任せれば良い o そこから生まれる小さな題材を固定化する役割が残っている
  6. 6. 内制体制はなぜ必要か 出版データこそ資産
  7. 7. 経験から• 紙と赤鉛筆で数年間、電子辞書を作る• 場所がないのでタグデータでやりとりする o 先方は当然デジタルデータを持っている o それを加工して送ってもらうだけ• 学生アルバイトにPCでデータ指定させる o 読みの入力・キーワード設定など• ツールも自作 なんやかやとやってきました• 誰でもデジタルデータは扱える o それなりの仕掛けを作ることが大切 o 作業マニュアル・テキストエディタのマクロなど
  8. 8. 内部で制作• 勉強ほど安い経費はない o 気の利いた素人なら自分で電子出版が可能な時代 o 素人ほども勉強しない出版社• ePub制作はたしかに安いが…• 編集は不定形作業 o 外注の非効率が往々にしてある o ちょっとした修正も外部に戻す?! o 社内に技術力があれば細かい作業も効率良く進む• 大量JOBでは外注も活用 o 指示し・管理し・チェックするには相当の技術力が必要 o 定型作業=外部 修正・フィックス=内部
  9. 9. データを自分で作り 自分で支配する• デザインやテンプレートは専門家を活用• 問題は自分でデータを支配しているかどうか• 出版データはどこが管理しているか o 現在は印刷会社・編集プロダクションが管理 o DTPデータやPDFで入稿してもそのデータを社内で管理できない o 印刷会社に組み版を出した場合はデータは戻らない• 継続は力 o 今までは書店の棚と筆者を獲得してきた o これからは蓄積データ資産、会員数 o ある分野のワンストップ的なデータ揃え o コンテンツの総合力がものを言う
  10. 10. 蓄積資産の成功例
  11. 11. O’lielly Safari Book Shelf o http://safari.oreilly.com• O’liellyをはじめ複数社の連合サイト o 企業連合型• 数千冊のコンピュータ専門書が検索可能• 月に何冊かの制限付きで閲覧 o 28ドル会員なら10冊/月 閲覧可能• パッケージ集積型・企業連合型 o パッケージ型情報をたくさん集めて パッケージを外してみる o 常に最新という魅力
  12. 12. BizRepo• http://www.datadeta.co.jp• 中小企業経営研究会• 総務向け実用月刊誌 o 総務系の記事が検索利用可能 o 7日間5,250円~1年間28,800円• 雑誌記事ため込み型・特定会員型
  13. 13. ルーラル図書館 o http://lib.ruralnet.or.jp/• 農文協• 現代農業など主要雑誌と書籍をデータベース化• 農業雑誌の特質 o バックナンバーが大切• 個人の農家+農協 o 年間24,000円、2000頁/年• 雑誌記事ため込み+ 総合型• 特定顧客型
  14. 14. V-Pass o http://www.yuhikaku.co.jp/static/vpass.html• 有斐閣• 判例データベースの入口として編集コンテンツを利用 o 編集資産は巨大データベースと対等 o 法科大学院などが主な顧客• 雑誌記事ため込み型+総合型 o ムックの形で多くの記事を作成してきた歴史• 特定顧客型・異業種タイアップ型
  15. 15. 膨大な1次資料と 厳選された編集済み資料 Vpass 内 Vpass経由で検索 容 の 理 解判例データベース 直接検索
  16. 16. YDC1000 o http://www.yuhikaku.co.jp/static/ydc1000/index.html• 有斐閣• 過去の古典的文献を1000冊集め提供 o 「読み放題」モデル o 年12000円(個人価格) o 大学・研究室がターゲット• パッケージ情報集積型• 特定顧客型
  17. 17. 企業連合型• 1社でため込まなくても企業連合がある• Safari Book Shelf• Japan Knowledge• 電子辞書(150コンテンツ)• 雑誌読み放題・書籍読み放題• 誰がコーディネートするのか o 相乗り辞書 広辞苑&英和和英中辞典(SONY1994年)岩波・研究社 辞・典・盤(アスキー1996年)岩波・研究社・朝日新聞・平凡社
  18. 18. フローとその集積• 流れる媒体―新聞・雑誌など• それをまとめるとデータベースになる• BizRepo ルーラル図書館• 新聞記事検索(無料⇒有料へ変化) o 広告モデル→会員制有料コンテンツモデル
  19. 19. 備蓄型商品• 辞書・事典、レファレンス、家庭の医学…• 「いつか役に立つだろう」商品• 仮想的な市場は大きい• あまり使われないだろうから会費制で価格は安く o 保険のようなもの• 共同ビジネス• 電子辞書のスマホ版• Japan Knowledgeの大衆版
  20. 20. 売れない本が大切• 良い書店・お客の集まる書店とは 売れない本を多く置いている書店である• 自社のラインナップも同じこと o 信頼とか発見のおもしろさとか o ネットでの購入ではブランドイメージはとても大切なキー• 売れない本も集客には役立つ
  21. 21. コンテンツを売るだけが 商売ではない 蛸壺型ポータル
  22. 22. 蛸壺型ポータル (ワンストップ・サービス)• 限定された分野のポータルは可能• 無料の良質な記事 o 集客がすべてに優先する課題 o コンテンツは強力な集客効果(デパートの最上階の本屋)• 関連するサイト(業種)との連係 o リンク・サービス提供 • 各種手配・物品販売($)• 有料コンテンツ販売($)• 読者参加• 広告($)• 読者は本代の数百倍の経済行動をする o コンテンツはさまざまな業種をコラボレーションする鍵
  23. 23. 釣りポータル 広告 上州屋 有料 コンテンツJTB 週刊釣り 記事 DB 船宿 釣り 読者 釣り船 情報 DB
  24. 24. 社内体制をどう作るか 編集部が行うか 特別な部署を作るか
  25. 25. 編集の仕事を切り分ける• コンテンツ(データ)と組み体裁を切り分ける o まずコンテンツ(データ)を作り上げる仕事 o その後、組み体裁(入れ物)を作る仕事 o 思い切って別人にするのも手かな?• ただし今は紙の本を優先してよいのでは o 資金を回収しないことには意味がない ↓ o 電子編集という担当が必要になる
  26. 26. 電子編集セクション• 電子化ノウハウの蓄積• 電子編集技術の蓄積• マーケット・ノウハウの蓄積• 編集部サポート業務• ノウハウの社内還元• 採算 o コンテンツ仕入れは他の編集部=仕入れ価格はゼロ円 o 電子化の手間代全体と売上全体をバランスさせること ↑で現状は精一杯だろう o 当面は電子マーケット開発費と考えることも大切 o 個々のコンテンツは紙と電子をトータルで収支判断(電子化投資余地)
  27. 27. エキスパートを育てる• 技術面で社内をサポート• 誰でも分かるデータで社内制作を進めれるようアレンジ• 編集部とは独立した存在だが、一緒に仕事を進める• 2人は欲しいなぁ• 最低10年は担当を変えないこと o インフラが確立していない、教科書もない o 個人の蓄積と個人のつながりだけが頼り
  28. 28. ボーン・デジタル出版 をやってみる• 出版社のしがらみから離れる• 別組織にする o 資金回転の方式が違いすぎる o 企画も違う、値段も違う o 営業相手も違う o 何より人が違う• まったく新会社としてスタートすると何か生まれるかも o 逆に言えば旧来の出版社の中では仕事がしづらい?
  29. 29. 1~3%の投資• 印刷本にかかる費用の1% o 300万円なら3~9万円を電子化のために使う o これで電子書籍1冊分の費用が出る o 新刊すべて電子化も夢ではない• 印刷本で稿料を払えている今が電子化チャンス o 電子媒体だけならアドバンスの支払いが必要になる o 多数のラインナップを揃えればロングテールも馬鹿にならない o 売れるようになればそれが原資となり好回転• ムリせず焦らず着実に

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