【17-E-4】 未来はどこにいても誰にでも平等にある。 未来を創るのは自分自身だ。 ~SIerの中で生きるということ~

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【17-E-4】 未来はどこにいても誰にでも平等にある。 未来を創るのは自分自身だ。 ~SIerの中で生きるということ~

  1. 1. 【17-E-4】 未来はどこにいても誰にでも 平等にある。 未来を創るの は自分自身だ。 ~SIerの中で生きるということ~ 川島 義隆 TIS株式会社 産業事業統括本部 サービス&コミュニケーション事業部 サービス第1部 Developers Summit 2011
  2. 2. 略歴● 1999年 TIS株式会社入社● 2011年 現在まで同じ顧客の案件を担当                   以上
  3. 3. artifact● solr-jdbc – http://code.google.com/p/solr-jdbc/● dry-validator – http://code.google.com/p/dry-validator/
  4. 4. 2部構成でお話します第1部 SIについて考える第2部 SIerも変わらなきゃの事例
  5. 5. 第1部SIについて考える
  6. 6. 終わったコンテンツSIerはオワコンか?
  7. 7. SI(er) への悲観論が 最近多いですねー
  8. 8. SI業界からはさっさと抜けだしたほうがいい。
  9. 9. 日本のIT業界は救いようがない。絶望的としか言いようがない。
  10. 10. SIerとは何か?
  11. 11. 「IT企業」という、よく意味の分からないイメージだけで虚像の信用を作り上げて、口先三寸で仕事を受けて、一定の利益を吸い上げて、下請けに仕事を流しているだけの実態のない会社の総称。 真・コンピュータ用語辞典 より
  12. 12. SIerはゼネコンか?
  13. 13. 確かに建築業や製造業を模倣してきた
  14. 14. でも何か違うsame different・多重下請 ・生産性・請負 ・品質・工事進行基準 ・原価構造 ・無形
  15. 15. 情報サービス産業 なんです 構築するシステムはその手段。だから作らないという提案も存在する
  16. 16. よって今日主張したいのは
  17. 17. SIはサービス業である ということ
  18. 18. ここで言いたいサービスは サービス精神 (も重要だけど) ではなくて
  19. 19. 他のサービス業のお客さまとの信頼関係 生産性・品質 に学ぼう
  20. 20. こと細かく指示しなくてもエエ感じにやってくれる
  21. 21. こだわりの披露宴内容を 余すとこなく撮影し、 その最後に感動的に Releaseする究極のアジャイル
  22. 22. 片や現在の受託開発は…1から10まで全部聞かないと作れない
  23. 23. (例)要件定義で出てくるもの 下のサムネイルだけではなんか寂しいか ら、「次の写真」「前の写真」へのリンクを つけたい前へ | 次へ ちょっとこの画像のサイズ大きすぎてメイ ンの外観写真のインパクトが薄れるから もうちょっと小さいサイズにしたい 3列表示だと隙間ができちゃう場合って、 4列にできないかなぁ。
  24. 24. (例)開発側からの確認事項 タブ押したときって、どの写真に遷移 するんですか? 規定より小さいサイズで入稿された 場合、どう表示しますか?前へ | 次へ 一番最後の写真に関しては「次へ」 のリンクは出さないでいいですか? サムネイルの並び順は写真のコード 昇順でよいですか?
  25. 25. これでは…SIはサービス業として再生しなくては!
  26. 26. (例)「フォトアルバム系の機能はこれできまり!」って カタログがあればいちいち確認しなくてもよい ● メイン画像とサブ画像セットで1回の入稿として扱う。 – それぞれの画像に対してキャッチコピーをつける。 – 画像ごとのキャッチコピーとは別に一覧表示用のキャッチコピー もつける。 – 一覧表示用のキャッチはサムネイルと同時に出す。 – 写真にはタグ付けができ、それで検索が可能。 – 写真が規定より小さいサイズの場合は、センタリングして余白を 埋めて、規定サイズにする。 ● 他へのページのリンクをつける (相互集客効果)前へ | 次へ – 入稿物は並び順の属性をもち、写真の入稿時に指定する。 – 一番最後の並び順の写真からは一番最初の写真へリンクする。 – 掲載主で1件の写真しかない場合だけ、「前へ」「次へ」のリン ク自体をトルツメする。 – ● これでお任せしていただければ○○円で提供できます。
  27. 27. SIerのサービス業化のために必要なこと たくさんのプロジェクトの経験を活用し お客様にプロフェッショナルな 「サービス」を提供しよう!
  28. 28. 第1部 おわり
  29. 29. 第2部SIerも変わらなきゃの事例
  30. 30. 第2部の事例のベースとなる環境開発プロセスモデル ウォータフォールだがSCRUMに近い開発言語 Java BTSフレームワーク redMine SAStruts BuildDB Maven2 Oracle / MySQL / Solr CIIDE Hudson → Jenkins Eclipse QA Testlink
  31. 31. 「おまかせ」してもらえる プロフェッショナルな開発ができるようになろう
  32. 32. プロジェクトマネージャに 権限が集中していて専門性が発揮できていない ことが多い
  33. 33. 計画と遂行での 役割を分ける
  34. 34. ITSSでも…
  35. 35. 拡大解釈してこう考えるITA 計画に責任を持つPM 遂行に責任を持つ
  36. 36. ITAが計画フェーズで行うべき 5つの設計
  37. 37. 1. System meta design2. Process design3. Automation design4. Communication design5. Presentation design ※これらは直行してないので内容にはダブりがあります
  38. 38. System meta design
  39. 39. 1.開発者が何を決めるかを決める2.アーキテクチャにあわせて体制 を決める3.高度のスキルを要求する機能を 集中させる
  40. 40. システムのデザインコンセプト inject フレームワーク サブシステム分割 設計ドキュメント 開発環境 ・・・
  41. 41. PMとの関わりの部分でアーキテクチャが重要なのは、チーム体制を左右するから
  42. 42. コンウェイの法則システムを設計する組織は、その構造をそっくりまねた構造の設計を生み出してしまう
  43. 43. 失敗例:アーキテクチャが密なところで、チーム分割してしまう。アーキテクチャが疎なのに、○○共有会なるものをたくさんやってしまう。
  44. 44. プログラマの生産性の問題プログラマの生産性は、その能力によって10〜20倍違いがある本当にそう思うが、エンタープライズの開発では、そうでないプログラミングの領域もたくさん存在するのも事実。
  45. 45. 体制とアーキテクチャを結び付けた例例えばこんなシステム間連携をするプロジェクトがあったとする Aシステム Bシステム Cシステム Dシステム
  46. 46. ハブ-スポーク型のアーキテクチャを採用し、高スキルなエンジニアを集めてチームを作ると効率よく開発できた。Aシステム Bシステム MediatorCシステム Dシステム
  47. 47. Process Design
  48. 48. 1.アーキテクチャにあわせてタス クの順番を決める2.開発者の日々の作業のリズム を設計する
  49. 49. WBSじゃ分からないことどういう順序でタスクを進めるか?ボトルネックとなりそうなタスクはどれか?そしてこれはアーキテクチャにも依存する
  50. 50. Serviceクラスを作るためには、Entityクラスを先に作る必要があって、Entityクラスを作るためには、ER図に物理名が埋まっている必要があって、ER図に物理名が埋まっているためには…
  51. 51. Automation Design
  52. 52. 1.ボトルネックタスクのところを中 心に自動化する2.自動化によって浮いたパワーをど こに使うかを設計する
  53. 53. 例DBAがボトルネックになると、開発全体に影響がでるので、徹底してそこを自動化しています。
  54. 54. Project repository Programmer DBA Source Maven codes projects Maven Entityprojects Data H2 for Tests Database ERD Apache Solr
  55. 55. 自動化のアンチパタンxxxをxxxツールによって自動化し生産性向上しました (おわり)
  56. 56. 例えば、「redMineを使いたいんですけど」「今のExcelと何が違うの?」「更新のメール送んなくても自動で送信してくれるんすよ」「そんなこと面倒臭がってちゃダメだ。社会人なんだから。」「…分かりました(やれやれバカな上司だ)」な会話は効果の狙い所が異なるから起こる
  57. 57. 自動化を導入するときは、効果を定量化するまでいかなくても、自動化によって○○という役割にあてていたパワーを△△に使うことができますという文脈で話をするとよいです。
  58. 58. Communication Design
  59. 59. 1.コミュニケーションパスを 設計する2.コミュニケーション手段を 設計する
  60. 60. チケットをどういう順序でまわしていくかは、トラッカ毎にこと細かに決めています。
  61. 61. SIerのコミュニケーションはメールに依存しすぎ。1日200通とか…多い人でも1日100通以内に収まるようにコミュニケーションパスと手段を設計する連絡的なものはIMにしている。 「チケット確認してください」 「tomcat再起動します」 「ビルド失敗だよ」
  62. 62. Presentation Design Most important
  63. 63. 1.成果の見える化を計画する2.形式知を暗黙知に変換させる
  64. 64. ふりかえりのアンチパタン突発のタスクがたくさんあって、進捗遅れの原因となった。次からはタスク見積りにバッファをもたせて、余裕のある計画作りをします。 (おわり)
  65. 65. こういうふりかえりでないとどういうものを作ったのか?お客さまが喜んでくれたところは?時間がかかったことは何か?それはそれだけの時間をかけるものだったのか? ※収益的な話は外してます
  66. 66. SIのプロジェクトにおける課題 共同化 表出化 内面化 連結化内面化→共同化連結化→内面化に壁がある
  67. 67. プロジェクト間のキャズムを超える超えさせる手助けをするのがITAの役割。 ここは今考えています。
  68. 68. 第2部 おわり
  69. 69. 本日のダイジェスト SIはサービス業に立ち返ろうそのためにはまずプロフェッショナルな 仕事が必要なんじゃないかな プロジェクトを計画と遂行で責任の所在を分けて挑戦してみてます (参考になれば!)
  70. 70. ありがとうございました

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