三国志演義 第9集
- 2. 第9集 孫策立業(孫策、旗揚げする) 2009.4.1 更新
-「3時間で~」第9話参照
チャプター① “孫”の旗がなびく中、孫策が「突撃~!」と叫ぶ~
チャプター② 上機嫌で宴会を主催する袁術、そこへヨロイ姿の孫策が現れ….
チャプター③ 孫策、袁術に兵を貸してほしいと懇願~
チャプター④ 向うから火の手があがる。孫策、総攻撃をかける~
チャプター⑤ 太史慈、孫策に兵を集めに行くと語り、孫策はそれを許す~
~約束通り翌日の正午に戻ってきた太史慈を喜び迎える孫策、皆
で酒宴に向かう。
②名門出身を鼻にかける袁術、居候の孫策のことを自分のために動く駒の一つ
としか考えていない。そしてホコリまみれのヨロイを身につけた、宴席に不釣
合いな孫策を馬鹿にし、「この宴会は孫策の凱旋祝いだ」と言いながら孫策に
は末席しか与えない。
女性が侍る華やかな宴席に破れ
た鎧姿で現れる場違いな孫策→
この場面では、召使がせっかく孫
策を上座に案内したのに、袁術は
それを引きとめ、末席の方にあご
をしゃくる。この露骨な差別を見
ることによって、孫策がなぜ独立
したかったかがよく分かる。演義の原文には、この様な細かい描写がなく、私
はかねがね孫策の独立の理由が分からなかった。だから、このドラマの方が分
かりやすくていいと思った。
③このドラマで孫策役になっている俳優さん、実はあまりハンサムではない。
その上、役柄上、袁術の前では情けない田舎侍を演じている。しかし、この孫
策、独立した途端、見違えるように立派になり、大将らしく次々と適切な指示
を行っていた。そして顔までキリリと引き締まるのだから驚き!この役者さん
の演技力はすばらしい。