1. ２０１３．８．３１政府広域災害訓練
を振り返って

2. 中京病院略図
病床数
６１３床

3. 配電盤の位置
配電盤

4. 津波・液状化による浸水
南館が停電
津波・液状化による浸水
配電盤
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5. 地震・津波発生時のミッション
• 停電する南館に入院している患者を重症度が
高い順に本館へ移動
• 津波襲来前に当院へ駆け込む避難民への対策
• 当院での治療継続が困難な入院患者のピック
アップ・搬出

6. 当直体制
＜救急車対応＞
＜入院患者対応＞
救急科（3次）
後期研修医①（1・2次）
内科当直
外科当直
ICU当直
小児科当直
産婦人科当直
各科待機医
＜Walk in対応＞
後期研修医②
研修医1年目
研修医2年目
看護師（救急外来・各病棟）
薬剤部
検査部
放射線部
警備
事務
非常時は近隣在住者（２キロ以内）が病院に参集

7. 本部立ち上げ
・ 中央診療棟3F（海抜8.9m）のリハビリ室に本部を設置
・ 当直医、当直看護科長は本部に集合し作戦会議

8. 衛星回線
・ 南向きにアンテナを設置

9. 指揮命令と役割分担
・ 当直長（当直医のなかの最高学年医師）を本部長とした
指揮命令系統を確立
・ 実働班として、南館担当グループと本館担当グループの
2グループを構成した

10. 院内情報収集
・ 当院では患者情報、職員情報、破損情報、ライフライン、
部門別情報を書き込む用紙が常備されている

11. EMISによる情報発信
・ 浸水により当院が孤立しても、情報を発信する手段がある
ことを訓練参加者に認知してもらった。

12. 患者搬出
高岡病院DMAT
信州大学ドクヘリ
愛知医大ドクヘリ

13. 振り返って
• 救急科当直医は救命救急センター入院患者への対応などに
追われるため、災害医療の知識がほとんどない医師が本部
長を務める想定で訓練をおこなった
• 「やはり本部業務は救急科にやってもらわないと困る」と
いう意見がでた
• 院内災害マニュアルは、緊急時に使用しづらいという問題
が生じた
• マニュアルを簡易化したアクションカード作成が急務であ
る
• 衛星回線を接続したが、県庁やDMAT拠点病院（八事日
赤）との通信は十分にできなかった
• 衛星回線使用料が15万円にのぼった
• 衛星回線よりも医師会無線のほうが通信状況が良かった