2組　Fグループ 2013年7月9日（火曜）5限実施

1. 日本の大学秋入学
導入
チームF

2. 秋入学とは

3. 既に導入
→ 明治大学国際教養学部、慶應義塾大学
早稲田大学国際教養学部・商学部
検討中
→ 東京大学、九州大学などの
有名国公立大学
関関同立、京都大学は否定的
秋入学の導入状況

4. 留学の受入れ、送り出しがしや
すい
グローバル人材の育成
ギャップターンの有効利用
秋入学を採用する意味って？

5. 秋入学を採用した場合の、３月の高校
卒業から９月の大学入学までの、
７か月の空白の期間。
秋入学賛成派はこの期間に、秋入学予
定者に様々な経験をし、個人の成長を
期待している。
ギャップターン！って？

6. 私たちは反対しま
す
大学秋入学制度について

7. 就職面での問題
ギャップターンの使い道
グローバル人材は育成できない
反対する３つの理由

8. 卒業から入社までに
半年ズレが生じる！
そして問題が生じる。
就職面での問題

9. 多くの就職行事が春採用に基準を合わせている
企業への入社、他教育機関のスタート、官庁の採用
試験
などなど。。。
http://www.adecco.co.jp/vistas/adeccos_eye/26/index02
.html
どうしてズレがでるのか

10. 秋入学を導入すると、、、、
８月 大学卒業
↓
４月 就職
就職面での問題
およそ７か
月のブラン
ク

11. ７か月のブランクがあると、、、
無駄に過ごす可能性（アルバイト・遊び惚
け）
家計の負担（成人一人を半年養う）
就活時と違う人間に（やる気・技術・能
力・意識の低下）
（留学、ボランティア活動等のチャンスだが、実際それ
ら の受け皿が整っているわけでもない）
具体的には。。

12. 秋入学によって生まれる入社までのブランクに対す
る
保護者の意見→ 多くの保護者が心配……
ベネッセ調べ
http://benesse.jp/blog/20120927/p3.html
ブランクに対して

13. ７か月のブランクがいやな
ら企業や就職先が入社・採
用を春と秋の２回に分けれ
ばいい。
秋入学賛成派の意見

14. 37%
25%
38%
選考回数
２回に分けて
１回にまとめて
わからない
秋入学賛成者の意見
春入学と秋入学が混在する場合
企業のアンケート結果
www.hrpro.co.jp/pdf/report/result_120125.pdf

15. 41%
29%
30%
入社時期
できると思う
できないと思う
わからない
秋入学賛成者の意見
春入学と秋入学が混在する場合
企業のアンケート結果
www.hrpro.co.jp/pdf/report/result_120125.pdf

16. 意外に多く（４０％）の企業が
秋入学への対応として年２回の
選考と入社が可能であると述べ
ている。
→ブランクなくてもいけるや
ん！
秋入学賛成派の意見

17. まず単純に４０％はよく考えたら十分な数
字ではない。
採用試験、入社を２回に分けることの企業
がもつリスク（コスト面、手間がかかる、
人事面）
教師や公務員などは？どう頑張っても４月
就職になる
→現実的に厳しい
賛成派に対する反論

18. 秋入学にすると卒業と入社就職
時期とのギャップが生じ、様々
問題が発生するという点で、秋
入学を導入すべきではない。ま
た２回に分けて採用・入社をす
るのは現実的に厳しい。
これらを踏まえて

19. 就職面での問題
ギャップターンの使
い道
グローバル人材は育成できない
反対する３つの理由

20. ギャップターンは
有効に使えない
インターンシップな
どの受け皿がない
企業の対応の難
しさ
ギャップターンの観点から

21. Q.ギャップターンに、大学入学予定者をイン
ターンシップとして受け入れることはできます
か
「受け入れられる」
とする企業
は、
大手企業・・32％
中小企業・・ 15～
20％
昨夏に大学生のイン
ターンシップを受け
入れた企業は、
大手企業・・・5割
超、
https://www.hrpro.co.jp/report_top.php HRプロ株式会社

22. ギャップターンは有
効に使える
海外留学・ボラン
ティアなどで就職の
武器
６ヶ月という期
間
こういった意見もあるので
は・・

23. ・ 子供を「留学させたい」又は「条件が合えば留学させても
よい」
と回答した割合は、全体の52.8％
・ 「子供を留学させるうえで重視すること、障害になるこ
と」
と回答した世帯の理由の77.6％・・・・・・・・留学費用
「留学させることはできない」
と回答した世帯の理由の94.8％・・・・・・・・留学費用
留学には「費用」が足かせに

24. Q.ギャップターンは採用選考時に
参考にすると思いますか
https://www.hrpro.co.jp/report_top.php HRプロ株式会
社
ギャップターンが選考時の評
価の対象にされてしまうと、
逆に画一的な体験ばかりにな
り差別化が難しくな
る・・・・・・例えば
①インターンシップやボラン
ティアをしておいたらとりあえ
ず大丈夫だ
②似たような体験が増え企業
が差別化を図るのが難しくな
る
③受け皿が不足しているの
であぶれる人も大勢出てき
て、格差が生まれる

25. 仮に導入された場合、もちろんインターンシップ・
ボラン ティア・留学などがスムーズ
にいくことが理想
今現在のところ現実的に厳しい
大学側が各専攻の予習プログラムなどを課してみ
る
高校までの教育の補強に努める
などはどうであろうか
ギャップイヤーのこれからの方
向性

26. 企業・民間団体の受け皿が整っていない
個人差が激しくなる
（勉強に励む者もいれば、息抜きする学生もい
る）
ギャップターンが選考時の対象とされてしま
うと、逆に画一的な体験ばかりになり差別化が
難しくなる
中途半端な期間であり、家庭状況、貧富の差
ギャップターンまとめ

27. 就職面での問題
ギャップターンの使い道
グローバル人材は育成でき
ない
反対する３つの理由

28. 秋入学導入する
ギャップターンに海外経験
グローバル人材

29. ２０１３年５月１日、下村博文文部科学
相は、ワシントンで高校卒業から秋入学
までの期間に短期留学する学生に対し
て、奨学金を給付する構想を明らかにし
た。
ギャップターンを海外留学に利用して
という、国の考えが読み取れる

30. しかし、秋入学導入だけ
で

31. 秋入学導入によって、グ
ローバル人材はできない

32. 「未知の世界、時に非常に厳しい環境に、『面白そうだ』
『やってみたい』という気持ちで、積極的に飛び込んでいく前
向きな気持ち、姿勢・行動力を持っていること。そして、入社
後に一皮、二皮剥けるため、『最後までやり抜く』『タフネス
さ』があること。しっかりと自分の頭で考え、課題を解決しよ
うとすること。」（厚生労働省、第9回雇用政策研究会資料。
2012年7月23日）
そもそも、グローバル人材とは
わかりにく
い！！！！！！！

33. 秋入学によって
グローバル人材
はできない
内向き
志向
DATA

34. 0
20
40
60
80
100
2011年 2012年
海外勤務を希望する割合(%)
各年度
2012年新卒就職活動調査
レジェンダ・コーポレーション株式会社調査
http://www.leggenda.co.jp/news/press/ 20101222-01.html
DATA

35. 新卒者の２０１１年の海外勤務希望率４
７．７％から２０１２年は４１．１％に落
ち込んだ
このデータから、新卒者の内向き傾向が読み取
れる

36. もう一方で……
秋学期を導入する
ギャップターンが生まれ、海外に行きやすく
なる。
グローバル人材が増え
る

37. しかし、調査によると……..
「可能なら外国へ留学したい
か？」
0
10
20
30
40
50
60
70
日本 アメリカ 中国 韓国
海外へ留学したい学生のお割合
（％）
はい
いいえ
出典：「中学生・高校生の生活と意識－日本・アメ
リカ・中国・韓国の比較」（日本青尐年研究所，２

38. 日本の高校生・中学生の留学したい
という割合は４１％、したくないと
いう割合は、５９％であった。
ギャップターンがあるという理由
で、海外に出ていくとは、この結果から
考えにくい

39. 結論
秋入学を導入することで、
ギャップターンが生まれ、
学生が海外経験をし、グ
ローバル人材になるという
ほど、一筋縄 で
いく問題ではない。

40. 就職面での問題
ギャップターンの使い道が曖昧
グローバル人材が育成できない
以上三つの点から私たちは秋入学制度について
反対します。
まとめ

41. 制度の説明がまだ社会全体に行
き届いているとは言えない現状
があり、また、現在東大ではプ
チ秋入学制度が検討されている
⇒より具体的に社会に説明の機
会を検討していくべきである。
入学制度のこれから

42. 全ての大学が統一して秋入学を採用するこ
と
→企業も対応しやすい
高校卒業から秋入学まで（公職員の場合は大学
卒業から就職までも）のギャップにいる学生全員に対
応できる受け皿を考えること
→差別をなくせる
日本学生の内向き志向の改善
→低学年からの英語教育、企業が海外経験を
評価する。
これが可能であれば秋入学も夢ではない
最後に