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2014-12 REVIVE JAPAN CUP 「サスラエ!国内留学JAPAN―『国内留学』推進政策」

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REVIVE JAPAN CUPポリシー部門入選作の要約スライドです。

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2014-12 REVIVE JAPAN CUP 「サスラエ!国内留学JAPAN―『国内留学』推進政策」

  1. 1. サスラエ!国内留学JAPAN~「国内留学」推進政策~ 山本泰弘(筑波大学「人間の安全保障/ヒューマンセキュリティ」講座) ・・ 1
  2. 2. 富、名声、語学力。 この世の全てを手に入れる者、 いわゆる「グローバル人材」。 文部科学省の放った一言は 若者を海外へ駆り立てた。 「留学への支援?欲しけりゃくれてやる。 “トビタテ!”日本の未来はそこに懸かってる」(意訳) 大人たちはグローバル人材を求め、 若者を追い立てる。 世はまさに大留学時代! アニメ「ONE PIECE」オープニングの名ゼリフのパロディ 2 出典:Amazon.co.jp http://www.amazon.co.jp/dp/B00005HT7V
  3. 3. 背景 ――現代はいわば「海外留学翼賛体制」 世論“最近の若者は内向き志向” 中高年“俺たちは海外に行きたくても行けなかった” 経済界“大学はグローバル人材を輩出せよ” →文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」政策 AKB48の 「恋するフォーチュンクッキー」を 踊ってPRする文部科学大臣ら→ 出典:文部科学省Webサイト http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/02/1344307.htm ・・ 3
  4. 4. あまりに単純すぎないか? 4
  5. 5. 問題点① 若者A“海外で日本の田舎について 聞かれたけど全然答えられなかった” 若者B“俺も福島の現状聞かれたから 「ムリなんじゃね」って答えといた” 若者C“世界の貧困を救いたいです!えっ? 先進国の日本に貧困なんてあるんですか?” ――自国のことをよく知らない、“灯台下暗し”の 半端なグローバル人材を生みかねない 5
  6. 6. 問題点② 若者X“海外留学に何十万円かかると思ってんの?! 行けるのは恵まれた家庭だけだよ” 若者Y“僕はヤツらのような「意識高い」層じゃ ないんでwww英語とかできないですしwww” 親Z“この前惨殺事件があったでしょ、 うちの娘を危険な海外にやれるわけがない!” ――海外留学のコストとリスクを背負えるのは、 若者全体のごくわずか。 6
  7. 7. 発想 ――これまで知らなかった日本を知る機会を設けたい。 ――意欲と能力がそこそこの人も異文化体験できないか。 そこで求められるのが、【国内留学】。 ※国内留学とは… 国内の見知らぬ地に、一定期間滞在して 学んだり遊んだりすること。 イメージとしては、「運転免許合宿」。 7
  8. 8. 【発案のヒント:免許合宿】 学生が二週間ほど、 田舎の自動車学校で合宿し、 遊びや観光をしながら過ごす よく聞く言葉 “免許合宿で山形行きました!いいところですね” 滞在型旅行×異文化体験×地域振興 これを応用して、 被災地や他の地方に滞在するプランを作れないか? 出典:免許インデックス有限会社合宿免許ブログタイムズ http://www.gasshuku.jp/blog/2014/05/post_24.html 8
  9. 9. プラン例①観光庁プレゼンツ: 「復興する三陸の観光振興策を旅しながら探る二週間」 1日目: 旅の課題(「復興」を見どころにした観光振興策を提案する)の 説明と、三陸の現状のレクチャー、参加者懇親会 2‐5日目: 地元経済や観光分野のキーパーソンからレクチャーを受けつつ、 復興の進捗が見える点・未達の点を見て回る 6日目: 各自の関心をシェアする中間発表会 7‐10日目: 取材・調査を兼ねた自由旅行 11日目: 旅の経験をもとにした観光振興策のプレゼンやディスカッション 最終日:修了証授与 出典:岩手日報・東日本大震災ニュース「被災地の現実忘れない日米学生が宮古を訪問」 http://www.iwate-np.co.jp/311shinsai/y2013/m08/sh1308151.html 9
  10. 10. プラン例②各地のひなびた旅館にて: 「和のお作法とおもてなし住み込みお稽古の旅」 1日目: 旅館着。参加者懇親会 2‐5日目: レクチャーを受けつつ、旅館雑務のお手伝い (レクチャー科目・旅館や地域の歴史、・地域の観光資源、 ・着物の着付けと振舞い、・接客練習) 6日目: 女将による地元ガイドツアー 7‐11日目: 仲居さんの指導のもと、接客のお手伝い 12日目: 修了証授与。以後は客として滞在・観光 10 出典:熱海温泉大月ホテル和風館 http://www.wafuukan.com/photo/room/89
  11. 11. このような地方への滞在旅行を、 「国内留学」として文科省がお墨付きを与え、 メジャー化させる。 11
  12. 12. 行動 ①文部科学省 「国内留学」推進をアナウンス 被災地域を対象にしたモデルプランを実施 ②旅行業界 国内留学プランを開発・販売 ③経済界 採用活動において国内留学を海外留学に準じて評価 ④大学・高校など 学生・生徒が国内留学しやすいよう制度改善 12
  13. 13. 効果 高 留学への意欲・能力 低 海外留学者 非留学者 【現状】 非留学者 海外留学者 国内留学者 ← ← ← ← ← もともと 高い意欲と能力の ある人しか 海外留学しない 意欲や能力が そこそこの人も 国内留学ならできる 国内留学を ステップに 海外留学へ 【実施後】 13
  14. 14. 効果 地方に滞在する若者が多くなることで、 各地の地域経済が潤う。 旅行・教育産業に新たな市場を生み、内需拡大。 広範な層の若者(来日留学生も含む)が 国内の異文化・異風土を体験し、 それまで知らなかった日本の魅力や課題を知る。 14 ・・・・・
  15. 15. 効果 地域資源に触れた若者のアイディアをもとに 新たなビジネスやまちづくりが生まれる。 地方での生き方をイメージするきっかけとなり、 移住して自ら産業・文化の担い手になる若者が増える。 被災地へ滞在する若者を継続的に確保し、 復興への社会的関心を持続させることができる。 15

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