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ビブリオバトルしぞーかの活動について
- 1. 静岡県大学図書館協議会 事例報告 ビブリオバトルしぞーかの 活動について 利根川 奈々（TONEGAWA Nana） 静岡大学附属図書館 ・ ビブリオバトルしぞーか
- 2. 本に関するイベント • 読書会 • 読み聞かせ • 輪読会 • ブックトーク • ソーシャルリーディング • ビブリオバトル ← New!! 2
- 3. ビブリオバトルとは？｜発祥 2007年、当時京都大学に在学していた谷口忠大氏によって考案 研究室の勉強会を もっと面白く したい！ ・即興性を大切に ・レジュメなしに紹介し合う ・その中で一番イイ本を勉強する ビブリオバトルの原型が誕生 参考：http://www.bibliobattle.jp/biburiobatoruno-rekishi 3
- 4. ビブリオバトルとは？｜公式ルール 1. 発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる 2. 順番に一人5分間で本を紹介する 3. それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッショ ンを2-3分行う 4. 全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか？」を基 準とした投票を参加者全員一票で行い、最多票を集めたものを『チャ ンプ本』とする 参考：http://www.bibliobattle.jp/koushiki-ruru 4
- 8. ビブリオバトルとは？｜ビブリオバトル普及委員会 • ビブリオバトルをより広く普及させることを目的とする活動団体 • 役員 5名 • 委員 102名（2012年11月現在） 普及委員会人数の推移 8
- 9. ビブリオバトルと私 • 在学していた大学で開催していた – 昨年度の学園祭でビブリオバトル首都決戦2011の地区決戦を開催 – Ustreamで視聴 • どんなものかは知っていたが、参加経験なし 9
- 10. 静岡開催のきっかけ • ビブリオバトル春のワークショップ2012 （6月9日－10日） – 合宿形式のワークショップ – 全国における活動報告や新たな提案等の情報交換 – 名古屋で開催 • ある普及委員から静岡県内での初開催にお誘いいただく – ビブリオバトル首都決戦2012の予選会、地区決戦の開催 10
- 11. ビブリオバトル首都決戦とは • 今年で３回目 • 主催：東京都、（財）文字・活字文化推進機構 • 協力：ビブリオバトル普及委員会、読売新聞社 • バトラー資格は大学生、大学院生 首都決戦 地区決戦 予選会 11
- 12. 初開催までの道のり • 上司に相談、学生モニターのミーティングで紹介 • 主催をどうするか • 予選会だけ？地区決戦もできる？ • 7月末 普及委員会に入会 – 地区決戦主催団体のエントリーには、普及委員会への入会が必須 • 8月初旬 地区決戦主催団体にエントリー、採択 12
- 13. 広報手段 • ソーシャルメディア – Twitter（@bibshizuoka） – Facebookページ – UstreamとTwitterで開催の様子を実況生中継 • 掲示、配布 – 静大図書館内の掲示 – ポスター – ビラ配り • 他団体のご協力 – 静大生のラジオサークルの番組内で紹介 – 静岡新聞による取材記事 – 県大図協メーリングリスト 13
- 14. 静岡県内で開催した予選会・地区決戦｜１ • 中部予選会（2012/09/22） – 静岡大学附属図書館 5階ハーベストルーム – 3名 – 静岡大学 – 24名 • 西部予選会（2012/09/24） – 静岡大学附属図書館 浜松分館オープンテラス – 5名 – 静岡大学、浜松学院大学 – ・開催場所 15名 ・バトラー数 ・バトラーの所属大学 ・観覧者数 14
- 15. 静岡県内で開催した予選会・地区決戦｜２ • 最終予選会（2012/10/13） – 静岡大学附属図書館 5階ハーベストルーム – 5名 – 静岡大学、静岡理工科大学 – 15名 • 静岡地区決戦（2012/10/13） – 静岡大学附属図書館 5階ハーベストルーム – 3名 – 静岡大学、静岡理工科大学 ・開催場所 – 12名 ・バトラー数 ・バトラーの所属大学 ・観覧者数 15
- 16. 開催の様子｜中部予選会(2012/09/22) 16
- 17. 開催の様子｜中部予選会(2012/09/22) 17
- 18. 開催の様子｜西部予選会(2012/09/24) 18
- 19. 開催の様子｜西部予選会(2012/09/24) 19
- 20. 参加した学生の声 • より多くの人に多くの良書を広めることができ、本に よって人を見る機会が増えたらいいなと思います。 • 職員さんのビブリオバトルが見たいです。 • 「ビブリオバトル」はやってみて初めてその面白さが分 かる。もっと多くの学生に知ってもらい、参加できる機 会があればいいと思う。 • せっかくの楽しいイベントですので、もっと多くの人を 巻き込んでいけたらいいなと思います。 20
- 21. Library of the Year 2012 大賞を受賞！ • Library of the Year とは – これからの図書館のあり方を示唆するような先進的な活動を行っている 機関に対して、NPO法人 知的資源イニシアティブが毎年授与する賞 • 大賞の最終選考対象 – CiNii – saveMLAK – ビブリオバトル – 三重県立図書館 • 谷口代表『図書館には様々な役割がありますが，その一つとして 「本との出会い」に焦点を当てるならば，ビブリオバトルは少なく とも図書館の機能の一部を持つと見なせる』 （大賞受賞のコメント より） 21
- 22. まとめ・感想 • 新しいことを始めることは大変…orz • 広報は公式の力をどんどん使うべき（信頼性、拡散力） • ビブリオバトルが大学図書館で根付くと良いこと – 図書館が積極的な姿勢で利用者サービスを広げることができる – 学生が自主的に考え、企画・実施することで 成長の機会を提供できる • 東北大図書館 米澤誠さんによる考察 – オープン性（開放的） – パブリック性（公的） – ソーシャル性（社会的） 22