Code4Lib Japan Conference 2015 にて発表したスライドです。 ビブリオバトルLODプロジェクトの詳細は https://sites.google.com/site/bibliobattlelod/ へ。

1. ビブリオバトルLOD
ビブリオバトルイベント情報と書誌情報のリンキング
Code4Lib Japan Conference 2015
2015-09-06
常川真央(Tsunekawa Mao) 1

2. 常川真央 ( Tsunekawa Mao )
• 所属：日本貿易振興機構
アジア経済研究所図書館
• システムライブラリアン
• 2012年10月〜2013年3月：
– 国立国会図書館に非常勤
調査員として勤務
• ビブリオバトル普及員会
普及委員
• 趣味
– ビブリオバトル
2今日はここの話

3. ビブリオバトルとは
• 書評ゲームの一種
• 公式ルール
1. 発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集
まる．
2. 順番に一人５分間で本を紹介する．
3. それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に
関するディスカッションを２～３分行う．
4. 全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みた
くなったか？」を基準とした投票を参加者全員一票
で行い，最多票を集めたものを『チャンプ本』とする．
(http://www.bibliobattle.jp/koushiki-ruru より)
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4. 4とあるビブリオバトラーの発表の様子

5. 5

6. 6

7. 7http://www.kunimiya.info/profile/bibliobattle/

8. ビブリオバトルの開催状況
8( http://www.bibliobattle.jp/pu-ji-zhuang-kuang-deta より )

9. ウェブ上のビブリオバトル情報
(カレンダー、動画、開催報告...etc)
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10. 問題
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Event
Book
Movie
ビブリオバトルに関する情報
が互いにリンクされていない
＝ビブリオバトル固有の文
脈が見えてこない

11. ビブリオバトルの開催情報に
隠された意味
• ビブリオバトル情報の特徴
– 「出来事」のデータである
– 本の情報が含まれている
– ルールが定められており、取り出せる情報が統
制されている
– 図書館などの施設で全国的に開催されている
• 図書館が開催されているイベント情報を蓄積
し、コレクションに文脈情報を付与するテスト
ケースとして使える
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12. Schema.org と BibFrame
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http://www.kanzaki.com/works/2015/pub/0131mls.html#s27

13. ビブリオバトルLODプロジェクト
• 全国のビブリオバトル
の開催情報を集約
• Linked Dataとして整理・
公開
• ビブリオバトル開催情報
を様々な局面で活用する
ことを目指す
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https://sites.google.com/site/bibliobattlelod/

14. ビブリオバトル情報から様々なサービスを展開可能！
ビブリオバトルLODで何ができるか？
• イベント情報の集約
– 全国のイベント開催情報の分布を詳細に調査可
• 紹介本を集約
– ビブリオバトルで紹介された本の検索サービス
• 会場情報の集約
– ビブリオバトルを開催できる会場の共有
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15. ビブリオバトルLODの関係図
Organizer
主催者
Event
イベント
Game
ビブリオ
バトル
Presentation
プレゼン
Place
会場
Book
紹介本
Movie
動画
開催
含む
含む
紹介
開催地
記録
Presenter
バトラー
発表
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16. 試作したLinked Dataを公開
(2014年)
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17. ビブリオバトルLODの問題
1. データ構造が複雑すぎてデータを作りにくい
2. データを複数の人が協力して入力・蓄積しにくい
3. プログラマー以外はデータを活用しにくい
まずは誰でも入力して活用できる
データベースサイト構築を目指すことに
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18. Bibliobattle Records
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19. データの一覧・検索
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20. データの検索機能
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イベントの検索

21. プレゼンの詳細画面
紹介本の情報
(ISBNから自動取得）
対戦者の発表リスト
発表動画
(URLから自動取得)
勝敗情報
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22. 紹介本の検索・入力補完機能
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23. 動画情報の検索・入力補完機能
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24. 会場情報の活用例
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25. 紹介本情報の活用
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26. NDLの書誌データとの連結
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NDL Linked Data
Bibliographic
Records
Authority
NDC-LD
Present
ation
紹介
ビブリオバトルLOD
Game
Event
Book
Present
ation
Bibliographic
Records
NDC-LD
Book ISBN

27. 紹介本の検索機能
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28. チャンプ本獲得数で絞込み
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29. NDC分類の絞込み
• NDLの書誌情報にある
NDC番号に基いて分類
絞込検索を実現
• 分類のラベル取得は
試験公開中のNDC-LD
のSPARQLエンドポイント
から取得（開発版での
一時的な実装）
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30. 今後の予定
• 少数の協力者に試験的に利用してもらい、
サービスを改善中
• 一定水準に達した段階で公開
• データ入力、サービス開発等、協力者募集中!
– ご関心のある方、サービスを使ってみたい、見てみ
たいという方は常川(Twitter: @kunimiya)へ！
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31. ご静聴ありがとうございました
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