12. BRDF の式全体
Ka
I = Kdρ (λ ,θ ) + Ksρ s (λ , VH ) • D • G • ( NL) Ks :
π ( NV )
I = Kdρ (λ ,θ ) + Ksρ s (λ , VH ) • D • G • ( NL)
環境光
鏡面反射
反射率
光の波長 R,G,B
ベクトルの掛け算
NL 光の入射角
H → L と V の harfVector
H = (L+V)/2
D : Distributing function
光の拡散率 : Backup 式
→ D(NH)
G : 減衰率(ざらざらを)表現
ブリン式に基づく
Kd ・ Tx ・ ρ(λ,θ)
全体の reflectance
13. Ashikhmin 照明モデル
ρ (V , L) = ρ d (V , L) + ρ s (V , L)
ρd :diff
ρs :spec
ρ(V,L) は二つに分解可能である。
Secular 成分について見ていくと、 phong のモデルとして以下の式が挙げられる。
( NH )
ρ s (V , L) = c
NL
n
しかしこの時 ,ρd(V,L)=ρd(V,L) でないため Helmoholtz の相反性を満たしていない。
そのため相反性を満たす Neumann & Neumann の BRDF の式+金属物質の関係式 Frensel 項
が追加された式は以下の通りである。
n
( NH )
ρ s (V , L) = c
F ( KH )
K は L か V のどちらか
max( NV , NL)
14. Ashikhmin 照明モデル
Ashikhmin らは、この BRDF に異方性を追加した。
異方性は、反射のパラメータ n を拡張。
n に関して、従法線ベクトル方向 u 、接ベクトル方向 v に応じて反射率が違うものと
設定。
ここで、従法線ベクトルや接ベクトルは、それぞれの局所座標で直行する必要がある
。
N
しかし場所に応じて向きは異なり、例えば、CDの裏面をレンダリングしようと思え
ば、 従法線ベクトルや接ベクトルは、CDの動径方向と、円周方向に取るのが適切で
ある。
15. Ashikhmin 照明モデル
Ashikhmin らによる BRDF は、次のようになる。
nu cos 2 φ + nv sin 2 φ
( NH )
ρ s (V , L) = c
F ( KH )
max( NV , NL)
nu = nv の異方性がないときには、 Ashikhmin らの BRDF は、 Neumann & Neumann の
BRDF と一致
係数cにおいては以下の通り
R(V ) = ∫ ρ (V , L) cos θ | dθ | ≤ 1
Ashikhmin らは、拡散光成分に関しても議論しており、彼らは、 Shirley らによ
る総エネルギーの保存を考慮した、拡散光に関する BRDF も導いたページに式を
記載する。
16. Ashikhmin モデルで使われる BRDF の
式
1
2
1
2
nu cos 2 φ + nv sin 2 φ
(nu + 1) (nv + 1) ( NH )
ρ s (V , L) = Rs
F ( KH )
8π
( HK ) max( NV , NL)
28
NV 5
NL 5
ρ d (V , L) =
Rd (1 − Rs )(1 − (1 −
) )(1 − (1 −
) )
23π
2
2