ふるさと納税に関する一般質問の添付資料です。

1. ふるさと納税を活用した地域活
性化についてのご提案
宇陀市議会議員 勝井太郎

2. ふるさと納税の現状
 大きな金額が集まっている時もあるが、篤志家によ
る厚意や個人の遺言などどちらかといえばイレギュ
ラーな寄付である。
 継続的な寄付が集まっていない。
 ふるさと納税を集めて何か政策を進めていこうとい
う意識が行政当局には存在していない。
 自主財源を確保するという当たり前の意識が行政当
局から欠落している。
ふるさと納税は住民税の一割相当額を他市の自治体に
寄付を出来ることが本来の目的です。その目的はほ
とんど達成されていないのが現状です。
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3. 総務省ホームページより一部抜粋
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4. 4
総務省ホームページより一部抜粋

5. ふるさと納税を取り巻く環境が変わり始めて
います。
2000 円を自己負担すれば 1 万円程度の寄付ならばほ
ぼ例外なく全額税額控除の対象となる。
2000 円を超える価値ある商品などをもらえるので
あれば積極的にふるさと納税を活用したいという市
民が増えている。
ふるさと納税を活用して地域の特産品を発信をして
いる自治体が出始めている。
インターネットを活用して特産品の売り込みや資金
調達の手段としてふるさと納税を活用する自治体が
出始めている。
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6. ふるさと納税から見える宇陀市の課題。
交付税に頼りふるさと納税だけでなく税収を上げる
という意識が希薄。行政運営は堅実ではあるが課題
解決のための知恵が出にくい環境になっている。
ICT や新技術に対する理解が不足している。ワンク
リックやワンタッチで寄付や納税ができるようにな
り、意見を求めることもできる。積極的に活用すべ
き。
若年層や女性など行政への距離が遠い層への巻き込
みをせねばならないという意識が欠落している。広
い世代への市政への参加の必要性を認識すべき。
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7. 先進事例 北海道上士幌町
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平成 25 年度から激増してい
る

8. 上士幌町がふるさと納税を集めている理由。
地域の特産品を寄付のお礼に配送をしている。
1 万円から 100 万円まで寄付への特典を用意してい
る。
インターネットの積極活用とクレジット決済の導入
。
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9. 上士幌町がふるさと納税を集めている理由。
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ふるさと納税
ポータルサイ
トを活用し
て、インター
ネットモール
で特産品を買
う感覚で寄付
を集めてい

10. 先進事例 三重県松阪市
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11. 先進事例 三重県松阪市
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松阪市は住民協議会が
ふるさと納税を通じて自
主財源を確保するための
支援を行っている。

12. 先進事例 神奈川県鎌倉市
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鎌倉市は観光ガイド
板の設置費用をクラ
ウドファンディング
によって調達。
これもふるさと納税
として扱われ税額控
除の対象。

13. まとめ
 大幅なふるさと納税増のためにはインターネット
ポータルサイトの活用が不可欠。
 魅力ある特産品や目を引く商品開発を行っている自
治体がふるさと納税を集めている。
 クレジットカード決済とスマートフォン一つででき
る手軽さが必要。
 クラウドファンディングの活用がこれからのトレン
ド。
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14. 宇陀市が今しなければならないこと
 ｓｇ宇陀を活用した特産品の掘り起こし
 ふるさと納税をした方に対する特典の見直しととも
に特典の大幅な拡充
 まちづくり協議会や NPO への寄付をふるさと納税を
通じて行えるように条件整備
 インターネットポータルサイトの活用とクレジット
カード決済の導入
 クラウドファンディングの活用
行政だけで行わず一緒に動くパートナーが必要です
。
明確な目標値が必要です。
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15. 具体的な提案
 1 万円の寄付から 100 万円の寄付まで寄付をする方の
所得に合わせたメニューを用意する。 ( 年収 300 万
円から 1 億円 )
 まちづくり協議会や NPO への寄付をふるさと納税を
通じて行えるように条件整備を行う。
 インターネットポータルサイトの活用とクレジット
カード決済の導入を行う。
 クラウドファンディングを活用した資金調達と事業
化。
まずは、地域にいる ICT に強い人材とコネクション
を作り
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