WordPressのサーバの選び方
〜クラウド・VPS・レンタルサーバのお話〜
自己紹介
遠藤進悟
➜ 株式会社蔵守所属
➜ 静岡県富士宮市在住
➜ たぬき
➜ WordBenchしずおかモデレーター
➜ WordCampTokyo2013〜2017スタッフ
➜ KUSANAGI静岡ユーザーグループ
もくじ
1. サーバの種類のおさらい
2. Webサイトタイプ別サーバの選び方
3. サービスの選び方
4. まとめ
サーバの種類のおさらい
主なサーバの種類
1. 共用型レンタルサーバ
2. VPS
3. クラウド
4. 専用サーバ
共有型レンタルサーバ
● 一番よくある「レンタルサーバー」と呼ばれるサービス
● 一つのサーバを区切って利用するタイプ
● 同じサーバ内の別アカウントが高負荷だとその影響を受けてしまう
● サーバの保守はサービス側がやってくれる
● 利用できるプログラムやバージョンに制限がある
● 安い
物理的なサーバ
A
◯◯.com
B
△△.net
C
××.info
D
□□.com
E
◯◯.net
F
××.co.jp
G
△△.com
VPS(Virtual Private Server)
● 決まったリソース・処理能力(CPU・メモリ)のサーバを利用できる
● 物理的なサーバを仮想的に分けて利用する
● 処理能力に関してはほぼ専有
● 帯域は共有だがオプションで広げられる場合もある
● サーバそのものを借りるので、構築や保守も自分で行う必要がある
● 環境は自由に変更できる(バージョン・プログラムなど)
物理的なサーバ
A
Web DataBase Mail
B
Web DataBase
C
MailFile
物理的なサーバ
A B C
物理的なサーバ
A B C
クラウド
● リソースや処理能力(CPU・メモリ)を自由に変更できる
● 複数のサーバを仮想的に区切って利用
● 処理能力はほぼ専有
● 帯域は共有だがオプションで広げられる場合もある
● サーバそのものを借りるので、構築や保守も自分で行う必要がある
● 環境は自由に変更できる(バージョン・プログラムなど)
専用サーバ
● 決まったリソース・処理能力(CPU・メモリ)のサーバを利用できる
● 物理的なサーバ利用する
● 処理能力に関しては専有
● サーバそのものを借りるので、構築や保守も自分で行う必要がある
● 環境は自由に変更できる(バージョン・プログラムなど)
物理的なサーバ
Web
DataBase
MailWeb
DataBase File
サーバの種類のまとめ
価格 スペック 自由度 導入難易度
共用レンタルサーバー ★★★★ ★★ ★ ★★★★★
VPS ★★★★★ ★★★★ ★★★ ★★★
クラウド ★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★
専用サーバー ★ ★★★★★ ★★ ★★
Webサイトタイプ別サーバの選び方
個人サイト・ブログ
● コンテンツ不定期更新・そこまで増えない
● お問い合わせフォームは一応ある
● 会員・EC機能などはない
共用型レンタルサーバ(スタンダードプラン)
中小企業のコーポレートサイト
● アクセスもコンテンツも多くはない
● お問い合わせフォームはある
● 会員・EC機能などはない
共用型レンタルサーバ(ビジネスプラン)
オウンドメディア
● 記事コンテンツ・画像がどんどん増える
● PVの増加は安定している
● 会員・EC機能などはない
共用型レンタルサーバ(〜20万PV/月)
VPS(20万PV/月以上)
ECサイト
● EC機能付きのWebサイト
● WooCommerceやWelCartを利用している
● 決済機能がついている
VPS (PVが安定している)
クラウド(キャンペーンなどをおこなう)
サービスの選び方
PHP7系に対応している
● WordPressの推奨動作環境がPHP7.2以上
● WordPressやプラグインのアップデートにも対応できる
● PHP5系よりも高速処理
● 今後もPHPのアップデートに対応してくれると期待できる
● クラウドやVPS、専用サーバの場合はPHP7系の環境を構築しよう
SSLが導入しやすい
● WordPressの動作条件に「HTTPS support」が含まれている
● これからのWebサイトはHTTPSがデフォルト
● 個人ブログやスタートアップにはLet'sEncrypt(無料SSL)が利用できるところがおす
すめ
● HTTP/2に対応しているとより高速に表示できるようになるかも
WordPressの簡単インストールが利用できる
● できるだけ最新版に近いバージョンが利用できるのが望ましい
● 権限設定が適切にされている場合が多い
● クラウドやVPSの場合は環境の構築も含め、きっちり技術のあるところに頼んだほう
が安全
コントロールパネルが利用しやすい
● 自分にあったものにするのがいい
● 各サービスごとに癖がある
● サポートページに載ってたりする
● クラウドやVPSの場合もサーバの把握などしやすくなる
→ コントロールパネルから設定ができる必要はない
→ 黒い画面(ターミナル)が利用できる など
WordPressのコミュニティに参加している
● WordCampやWordBenchに参加していることで、直接サービスの中の人と話をする
ことができる
● WordPressの最新情報を積極的に収集している
まとめ
まとめ
● 安易に安価なサーバを選ぶと後悔することになるかも
● サービスも色んな種類があるので、できるだけWordPressに合ったものを
● クラウドやVPSを利用する場合は、サーバの保守もしないとだめ
● Webサイトの1年・2年先を見越してサーバも選ぶといいよ
● ブログや他の人のおすすめを鵜呑みにするのではなく、自分で触ってみるのも大事
● WordCamp Tokyo が9月にあるので、そこでいろんな話が聞けるよ

WordPressのサーバーの選び方