SlideShare a Scribd company logo
UDC2020静岡
WikipediaTown OnLineを考える
2020/8/23
CivicTechLab.
アジェンダ
WikipediaTownの今までの姿 19:00-19:15
再構築しないかい? 19:15-19:20
やり方を考えよう! 19:20-20:20
• オープンデータや公開データでできること考えよう!
• 論文で補足できるものはないだろうか!
• そもそも1日ではなく、地域の織り成しはは複数日程でよかろう!
準備しなきゃいけないことってなんやろう 20:20-20:45
• 地域が育つための、人、物、スキルとは!
よし、次のターゲット決めようぜ! 20:45-21:00
CivicTechLab.
今日の目的はできる方法を考える!
でも、本当にやりたいのは、地域のことを
みんなで調べて残すことですよね?
オンラインでも、やれてこそでは?
だって、協調と協力があればできるもの。
何しろ、地元のことに遠隔から手伝えるって嬉しいし
そういうことを知る人が増えることだって嬉しい。
今こそやり方を考えてみようじゃないの。
CivicTechLab.
オーソドックスな
今までのスタイル
☆ウィキペディアタウンってなぁに?
自分のまちのことを知ってもらうために
ウィキペディアにまちのことを書くこと
まちをスキ
になろう!
本を読んで
まちのこと
よく知ろう!
まちを歩いて
今まで気にして
なかったものを
じっくり見よう!
歴史のお話はまちを
調べるためのヒントだよ!
WikipediaTownが効果的な4つのジャンル
情報発信 教育
シビックプライド
育成
公民連携
情報発信の効果
調べる=情報検索の時代。
検索結果に反映するのは
・閲覧数が多い記事
・企業のページ
・公的なページ
・オープンデータ
情報をWikipediaを
使ってオープンにする
↓
誰もが情報にアクセス
できる
シビックプライドの育成
現在
・文化財の情報知られていない
・若年層と高齢者の交流の場が
少ない
・地域史は学校でしか学ばない
将来
・住民でも知り得なかった地域文化の発見
・地元の価値の再確認
・世代間交流の創造
・同分野の趣味による横の交流が生まれる
・コミュニティの中で地域を知ることに
よって、思い出と掛け合わせた地域史
教育による地域愛の向上
教育
<図書館司書に対してのメリット>
・郷土資料の活用
・自館の資料活用率上昇
・リファレンス能力の向上
<教育者のメリット>
・情報の活用方法を学ぶ
・教員の学びの場ができる
・学校統廃合時の情報を残す場ができる
<市民に対するメリット>
・情報リテラシーの向上
・ネットリテラシーの向上
・生涯学習成果のアウトプット
が得られる
<学生のメリット>
・文章能力の向上
・資料を使った勉強スキルの向上する
・インターネットを使った調べ物学習へ
の足がかり
函南町 京丹後市
賀茂郡静岡県
公民連携
市役所
学校
図書館
市民
学びの場
資料の利活用
情報発信
WikipediaTown
市民がWikipediaTownを
行う事で、それぞれの
機関のハブとなり
公民連携を取りやすくな
る。
オープンデータが
きっかけで
公的機関同士も
つながる!
WikipediaTown 開催時のフロー(準備)
役割 準備
コーディネーター
ウィキペディアン
参加者
司書さん
学芸員さん
テーマ決め
日程
調整
解説
依頼
会議室予約
リファレンス
解説
依頼
参加者へ
告知
移動方法
調整
参加
申し込み
WikipediaTown 開催時のフロー(当日)
役割 当日の行動
コーディネーター
ウィキペディアン
参加者
司書さん
学芸員さん
現場移動
会場準備
趣旨説明
Wikipedia
説明
リファレンス
した書籍
うけとり
対象の
バックグラウ
ンド説明
移動手配
対象物の
解説
ポイントの
アドバイス
図書館に移動
記事作成
アドバイス
リファレンス
記事の筋立て
班分け
記事発表
再構築しないかい?
 基本を守りながら、機能を組み立て直したい。
◆ 「自分の街のことを知る」
◆ 「現場を見にいく」
◆ 「資料をもとに記事を共同で作る」
事前準備
できること
日付を分けて
できること
オンラインで
できること
・動画による現場の説明
・個別で現場を確認する
・オープンデータの利用
・検索できる論文の利用
・オンラインでの情報共有
・分散して図書館を利用
・図書館の利用期間を決める
→ 情報カードの利用
例えば、動画について学芸員さんや住職に聞く
 江浦横穴
◆ https://www.youtube.com/watch?v=51X-gmMyaO4&t=12s
 大泉寺
◆ https://www.youtube.com/watch?v=5AzhYRWR7c0
CivicTechLab.
みんなで話しながら雛形作れる?
例えば、Google ドキュメントに雛形作って確認し合う
• https://docs.google.com/document/d/1vOUQGno6rs38QyIcnwjkxGJGqxa_kjETTWZv24rr4Vg/e
dit?usp=sharing
こんな手順でできないかな?
現場の情報を
確認する
雛形(テンプ
レート)を選
ぶ
章立てする要
素をあーだこ
うだオンライ
ンで話す
並び替えと
取捨選択
担当部分を
決める
Googleドキュメント
で共有
Zoomとチャットを
併用し、Google
ドキュメントに記載
Zoomとチャットを
併用し、Google
ドキュメントの並び替え
誰がどこを書くか決める
CivicTechLab.
オープンデータ等で出来るものを考える
裾野市史
• http://www.city.susono.shizuoka.jp/kanko/6/2/8113.html
楽しい郷土史だより
• http://www.city.susono.shizuoka.jp/kanko/6/2603.html
裾野市史関連刊行物のPDFデータ公開
• http://www.city.susono.shizuoka.jp/kanko/6/9369.html
広報すその
• http://www.city.susono.shizuoka.jp/soshiki/3/3/4/3/oldkouhou/oldkouhou.html
葛山城(駿河国)
• https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%9B%E5%B1%B1%E5%9F%8E_(%E9%A7%BF%E6%B2%B3
%E5%9B%BD)
CivicTechLab.
複数論文で検討できるものを考える
Google Scholar使ってみようぜ!
• https://scholar.google.co.jp/
例えば「GovTech」について調べてみよう。
• https://docs.google.com/spreadsheets/d/1vkCMuAdwmnNV7nb2wlNBIHClZWLTX8meAk0v4Hbf
9Ho/edit?usp=sharing
CivicTechLab.
会社帰りに図書館行って調べてもOK
むしろ図書館は、分散して活用して欲しい
• テーマによっては、図書館側でパスファインダー作ってる時もあるので
それがあると、ささっと調べやすくなる。
• 借りてもいいし、その場で調べて「情報カード」に起こしてもいい。
• あとは、最近のネタであれば新聞検索も有用です。
新聞検索で調べてから、図書館でその日の該当部分をコピーするといい。
最終的に「オープンデータ的な資料」「論文資料」「新聞」「書籍」の
情報がデジタルで共有できれば、記事の作成が可能になる。
CivicTechLab.
雛形と資料を突き当てる
Google ドキュメントの雛形に、それぞれが書き起こした情報カードの
ファイル名なり、リンクを貼っていこう!
記事に必要な
部分を情報
カード化する
ファイルにす
る(紙に書い
たものを写真
でもいい)
共有のGoogle
ドライブに保
存
雛形の該当部
分にコメント
とURLつける
記事の作成!
Googleスライドや
スプレットシートを
うまく使うといい
紙派の人向けには
写真がアップできると
いいでしょう
共有フォルダを
GoogleDriveに
つくろう
Googleドキュメントに
記載していこう
パソコンが使えない人のために、紙→写真で起こす、のプロセスは残しておきたい。
CivicTechLab.
そもそも複数日程でもよくね?
現場に動画とりにいくぜ!
詳しい人に取材しちゃうぜ!
図書館に事前にリファレンスお願いしちゃうぜ!
代わる代わるで本を調べに行っちゃうぜ(情報シート)
さーて、みんなで執筆しようか!
(ABD方式?で各自の調査を話してから)
綺麗にするターン!
CivicTechLab.
時間構成とオンライン/オフラインを考える
日程とオンライン/オフラインを設計しよう
方法 準備 ガイダンス 現地確認 資料集め 記事作成
オンライン ・参加者告知 ・Zoomでの説明 ・動画の共有 ・雛形と章立て
・オンラインで可能
な資料集め
・最終報告会
・FBGroopなどで記事
のアドバイス
オフライン ・現場の写真
・現場の解説の動画
・レファレンス対象
のテーマ
・行きたい方は後か
ら現場確認もOK
・図書館での資料集
め
・各自で作成
1週間程度期間を
とってもいい
最終日を決める基本は同日、2-2.5時間程度
WikipediaTown 開催時のフロー(準備)
役割 準備
コーディネーター
ウィキペディアン
参加者
司書さん
学芸員さん
テーマ決め
日程
調整
解説
依頼
レファレンス
依頼
解説
依頼
参加者へ
告知
説明動画
作成
参加
申し込み
オフライン オンライン
WikipediaTown 開催時のフロー(当日)
役割 当日の行動 執筆期間 発表会
コーディネーター
ウィキペディアン
参加者
司書さん
学芸員さん
オンライン
会場準備
趣旨説明
Wikipedia
説明
レファレンス
書籍リスト
対象の
バックグラウ
ンド説明
対象物の
解説
ポイントの
アドバイス
記事作成
アドバイス
レファレンス
記事の筋立て
班分け
記事発表
オフライン オンライン
準備しなきゃいけないことってなんやろう
CivicTechLab.
それに必要な準備は?人は?対象は?
WikipediaTownOnlineに必要な人、物、スキルは?
担当 スキル マインド モノ
コーディネーター ・オンラインWSのスキル
・Wikipedia知識
・自治体を説得するエビデン
ス
・状況観察とサポーター ・配信機材
・ウィキメディアコモンズの
画像UP動画
ウィキペディアン ・記事作成中のアシスト
参加者 ・オンライン/PCスキル
・ボイス書き起こし
・遠隔でも調べようと思う気
持ち
・複写資料の準備
司書さん ・パスファインダー
・禁貸資料の取り扱い
・一次資料、二次資料の説明
学芸員さん ・動画作成 ・オープンマインド
その他のプレイヤー
CivicTechLab.
それじゃ、次、どれターゲットにするかい?
そんなわけで、ようやく次回の記事作りのターゲットを考えよう。

More Related Content

More from Hiroyuki Ichikawa

裾野市アイデアソン チームB
裾野市アイデアソン チームB裾野市アイデアソン チームB
裾野市アイデアソン チームB
Hiroyuki Ichikawa
 
裾野市アイデアソン チームC
裾野市アイデアソン チームC裾野市アイデアソン チームC
裾野市アイデアソン チームC
Hiroyuki Ichikawa
 
裾野市アイデアソン チームD
裾野市アイデアソン チームD裾野市アイデアソン チームD
裾野市アイデアソン チームD
Hiroyuki Ichikawa
 
裾野市アイデアソン チームA
裾野市アイデアソン チームA裾野市アイデアソン チームA
裾野市アイデアソン チームA
Hiroyuki Ichikawa
 
袋井市Bpr研修(第5回)
袋井市Bpr研修(第5回)袋井市Bpr研修(第5回)
袋井市Bpr研修(第5回)
Hiroyuki Ichikawa
 
袋井市Bpr研修(第4回)
袋井市Bpr研修(第4回)袋井市Bpr研修(第4回)
袋井市Bpr研修(第4回)
Hiroyuki Ichikawa
 
袋井市Bpr研修(第3回)
袋井市Bpr研修(第3回)袋井市Bpr研修(第3回)
袋井市Bpr研修(第3回)
Hiroyuki Ichikawa
 
袋井市Bpr研修(第2回)
袋井市Bpr研修(第2回)袋井市Bpr研修(第2回)
袋井市Bpr研修(第2回)
Hiroyuki Ichikawa
 
自治体DX推進計画を進めるためには
自治体DX推進計画を進めるためには自治体DX推進計画を進めるためには
自治体DX推進計画を進めるためには
Hiroyuki Ichikawa
 
業務フロー作成(基礎編)
業務フロー作成(基礎編)業務フロー作成(基礎編)
業務フロー作成(基礎編)
Hiroyuki Ichikawa
 
データアカデミー 指標作成型4
データアカデミー 指標作成型4データアカデミー 指標作成型4
データアカデミー 指標作成型4
Hiroyuki Ichikawa
 
データアカデミー 指標作成型3
データアカデミー 指標作成型3データアカデミー 指標作成型3
データアカデミー 指標作成型3
Hiroyuki Ichikawa
 
データアカデミー 指標作成型2
データアカデミー 指標作成型2データアカデミー 指標作成型2
データアカデミー 指標作成型2
Hiroyuki Ichikawa
 
データアカデミー 指標作成型1
データアカデミー 指標作成型1データアカデミー 指標作成型1
データアカデミー 指標作成型1
Hiroyuki Ichikawa
 
BPR版データアカデミーその4
BPR版データアカデミーその4BPR版データアカデミーその4
BPR版データアカデミーその4
Hiroyuki Ichikawa
 
BPR版データアカデミーその3
BPR版データアカデミーその3BPR版データアカデミーその3
BPR版データアカデミーその3
Hiroyuki Ichikawa
 
BPR版データアカデミーその2
BPR版データアカデミーその2BPR版データアカデミーその2
BPR版データアカデミーその2
Hiroyuki Ichikawa
 
BPR版データアカデミーその1
BPR版データアカデミーその1BPR版データアカデミーその1
BPR版データアカデミーその1
Hiroyuki Ichikawa
 
裾野を広げる裾野方式 LINE Bot
裾野を広げる裾野方式 LINE Bot裾野を広げる裾野方式 LINE Bot
裾野を広げる裾野方式 LINE Bot
Hiroyuki Ichikawa
 
三重県オープンデータ研修
三重県オープンデータ研修三重県オープンデータ研修
三重県オープンデータ研修
Hiroyuki Ichikawa
 

More from Hiroyuki Ichikawa (20)

裾野市アイデアソン チームB
裾野市アイデアソン チームB裾野市アイデアソン チームB
裾野市アイデアソン チームB
 
裾野市アイデアソン チームC
裾野市アイデアソン チームC裾野市アイデアソン チームC
裾野市アイデアソン チームC
 
裾野市アイデアソン チームD
裾野市アイデアソン チームD裾野市アイデアソン チームD
裾野市アイデアソン チームD
 
裾野市アイデアソン チームA
裾野市アイデアソン チームA裾野市アイデアソン チームA
裾野市アイデアソン チームA
 
袋井市Bpr研修(第5回)
袋井市Bpr研修(第5回)袋井市Bpr研修(第5回)
袋井市Bpr研修(第5回)
 
袋井市Bpr研修(第4回)
袋井市Bpr研修(第4回)袋井市Bpr研修(第4回)
袋井市Bpr研修(第4回)
 
袋井市Bpr研修(第3回)
袋井市Bpr研修(第3回)袋井市Bpr研修(第3回)
袋井市Bpr研修(第3回)
 
袋井市Bpr研修(第2回)
袋井市Bpr研修(第2回)袋井市Bpr研修(第2回)
袋井市Bpr研修(第2回)
 
自治体DX推進計画を進めるためには
自治体DX推進計画を進めるためには自治体DX推進計画を進めるためには
自治体DX推進計画を進めるためには
 
業務フロー作成(基礎編)
業務フロー作成(基礎編)業務フロー作成(基礎編)
業務フロー作成(基礎編)
 
データアカデミー 指標作成型4
データアカデミー 指標作成型4データアカデミー 指標作成型4
データアカデミー 指標作成型4
 
データアカデミー 指標作成型3
データアカデミー 指標作成型3データアカデミー 指標作成型3
データアカデミー 指標作成型3
 
データアカデミー 指標作成型2
データアカデミー 指標作成型2データアカデミー 指標作成型2
データアカデミー 指標作成型2
 
データアカデミー 指標作成型1
データアカデミー 指標作成型1データアカデミー 指標作成型1
データアカデミー 指標作成型1
 
BPR版データアカデミーその4
BPR版データアカデミーその4BPR版データアカデミーその4
BPR版データアカデミーその4
 
BPR版データアカデミーその3
BPR版データアカデミーその3BPR版データアカデミーその3
BPR版データアカデミーその3
 
BPR版データアカデミーその2
BPR版データアカデミーその2BPR版データアカデミーその2
BPR版データアカデミーその2
 
BPR版データアカデミーその1
BPR版データアカデミーその1BPR版データアカデミーその1
BPR版データアカデミーその1
 
裾野を広げる裾野方式 LINE Bot
裾野を広げる裾野方式 LINE Bot裾野を広げる裾野方式 LINE Bot
裾野を広げる裾野方式 LINE Bot
 
三重県オープンデータ研修
三重県オープンデータ研修三重県オープンデータ研修
三重県オープンデータ研修
 

Wikipedia town Online