Web API をデバックするときに必要なたったひとつのこと
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Web API 開発の観点からみたロギングのコツについて。 kanazawa.rb meetup 33 発表資料。
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Web API をデバックするときに必要なたったひとつのこと
- 1. Web API をデバッグするときに必要な たったひとつのこと 2015/05/16 - Kanazawa.rb meetup 33
- 2. かしこいロギング こたえ
- 3. かしこいロギング こたえ
- 4. Web API の特徴 • 多数の構成要素 • ロードバランサ, リバースプロクシ, アプケーションサーバー, DB ... • プロセス, スレッド … • 多数の並列処理 • 複数クライアント, 多重 API コール …
- 5. client A client B RP RP App Server App Server DB DB Process α ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ Process β ・ ・ ・ ・ ・ ・ LB client A からの API コール x の 処理パスを特定して それぞれの log を 目 grep して…
- 6. そんな装備で大丈夫か？
- 7. –T.K, 2013 “開発環境はそんな複雑じゃない。複数 Terminal 開いて log を tail しておけば十分。”
- 10. かしこさの種 • ロギング全般 • いろいろある。おおい。 • おググりください。 • Web API に絞ると • 集約と識別
- 11. 集約と識別
- 12. 集約と識別
- 13. ログの集約 • すでに様々なアプローチがある • 古くは syslog • イマドキは fluentd
- 14. 集約と識別
- 15. ログの識別 • API Call を識別する • 構成要素横断で識別 • サーバやプロセスをまたいでも識別できることが大事 • API Call 毎に識別 • クライアント毎ではなく Call 毎であることが大事
- 16. どうやって？ • 識別子を発行して構成要素間で伝搬 • だれが発行？ • どうやって伝搬？
- 17. だれが発行？
- 19. どうやって伝搬？
- 20. ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ client A client B RP RP App Server App Server DB DB ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ LB ① API Call ② 識別子発行 ③ 識別子付き で logging ④ 識別子付き でIPC(call) ⑤ 識別子付き で logging ⑥ 識別子付き でIPC(call) ⑦ 識別子付き で logging ⑧ 識別子付き でIPC(call) ⑨ 識別子付き で logging ⑩ 識別子付き でIPC(res) ⑫ 識別子付き でIPC(res) ⑪ 識別子付き で logging ⑬ 識別子付き で logging ⑭ 識別子付き でIPC(res) ⑮ 識別子付き で logging ⑯ API Response
- 21. シンプルな話
- 23. どうやって？ • 識別子を発行して構成要素間で伝搬 • だれが発行？ • どうやって伝搬？
- 24. どうやって？ • 識別子を発行して構成要素間で伝搬 • だれが発行？ • どうやって発行？ • どうやって伝搬？ New!
- 25. client A client B RP RP App Server App Server DB DB ・ ・ ・ LB ① API Call ② 識別子発行 LB ①' API Call ②' 識別子発行 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
- 26. client A client B RP RP App Server App Server DB DB ・ ・ ・ LB ① API Call ② 識別子発行 LB ①' API Call ②' 識別子発行 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
- 27. ログの識別 • API Call を識別する • 構成要素横断で識別 • サーバやプロセスをまたいでも識別できることが大事 • API Call 毎に識別 • クライアント毎ではなく Call 毎であることが大事
- 28. ログの識別 • API Call を識別する • 構成要素横断で識別 • サーバやプロセスをまたいでも識別できることが大事 • API Call 毎に識別 • クライアント毎ではなく Call 毎であることが大事 一意性 (Uniqueness)
- 29. client A client B RP RP App Server App Server DB DB ・ ・ ・ LB ① API Call ② 識別子発行 LB ①' API Call ②' 識別子発行 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
- 30. client A client B RP RP App Server App Server DB DB ・ ・ ・ LB ① API Call ② 識別子発行 LB ①' API Call ②' 識別子発行 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 識別子発行 サーバー×The ボトルネック
- 31. 分散型ユニークID生成問題
- 36. 分散型採番手法 • 演算コスト問題 • Snowflake • Twitter の Tweet ID 生成手法 • 衝突確率は上がる • Twitter にとっては十分低確率
- 37. まとめ • Web API におけるかしこいロギング • 収集と識別を実現する • 識別子には分散型ユニークID生成手法をもちいる