2017年11月25日におこなわれた .NETラボ 勉強会 2017年11月 でLTした発表資料です。

1. Visual Studio Live Shareで
リモートペアプログラミング
2017/11/25
.NETラボ勉強会2017年11月
なかしょ（中島進也）

2. Profile
• 名前：なかしょ（中島 進也）
• Twitter：@nakasho_dev
• ブログ：なかしょの技術日誌
http://nakasho-dev.hatenablog.jp/
• 最近の興味
➢TDD、アジャイル開発、Xamarin、Chatbot
• 主な参加コミュニティ
➢JXUG、.NETラボ、Cogbot
※本資料は私個人の意見であり、所属企業・部門見解を代表するもの
ではありません。
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3. Visual Studio Live Shareとは
• Microsoft Connect(); 2017で発表
• 開発者はコードベースとそのコンテキストを共有できる
• チームメイトは共有されたワークスペースを、シームレスか
つ安全に読み取り、ナビゲートし、編集し、重要なデバッグ
を行うことができる
• 対応ツールはVisual Studio、および、VS Code
➢Windows、Mac、LinuxなどOSが異なっても利用可能
• 2018年第一四半期からプライベートプレビューが開始予定
➢ただし米国のみの限定プレビュー
3https://code.visualstudio.com/docs/supporting/live-share-faq

4. Live Shareによりリモートで可能となるもの
• バグを一緒に解決する
• 他の人のマシンを再現しない問題を表示する
• デザイン問題を解決する
• プログラミングを組み合わせる
• コーディングインタビューを行う
• チームの他のメンターに指導する
• アドホックコードレビューを実行する
4https://code.visualstudio.com/docs/supporting/live-share-faq

5. Live Shareセッション中に共有されるもの
• キーボードとマウスの入力を全て転送することはない。
• 各コラボレーション活動に必要なデータだけをチームメイト
のマシンに伝える。
➢ワークスペースを共有すると、フォルダ構造が共有される。
➢ファイルを共同編集すると、そのファイルの内容が共有される。
➢共同でデバッグする場合、コールスタックやローカルなどのステッ
プやデバッグ状態などのデバッグアクションが共有される。
5https://code.visualstudio.com/docs/supporting/live-share-faq

6. Live Shareにおける通信の安全性
• 共有者とそのチームメイトがそれぞれインターネットにアク
セスできることが要件
• ライブ共有セッション中のチームメンバー間の安全な通信は
Azure Relayにより提供
• 共有コードは、共有を開始した人のマシン上にある。
➢Live Shareは、共有されているコード上のデータを検査または収集
しない。
6https://code.visualstudio.com/docs/supporting/live-share-faq

7. Connect(); で紹介されたデモ
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8. 今までのペアプログラミング
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• 同一のロケーションで一つのPCに２つのディスプレイ、キー
ボード、マウスをつなげて画面を共有していた。

9. Live Shareによるペアプログラミング
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• 異なるロケーションでもコーディングはLiveShare、音声は
Skype、情報共有はTeamsなどでペアプロが可能
Live Share
Skype
Teams

10. なぜペアプログラミングが必要か
• 誰も受動的にはならない
➢Driver、Navigator
➢長くても30分で役割を交代、1テスト毎でも可
• 相乗効果により設計の質が上がる
➢常にレビューが行われることで思い込みによる実装を防ぐ
• コードを知るメンバが常に２人以上存在する
➢ペアは毎日入れ替える。
➢AB・CD → AC・BD → BC・AD
• チームとしての成長
➢個人の知識・ノウハウが継承できる。
➢経験者と初心者のペアでも初心者から学ぶことは多々ある。
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11. ご清聴ありがとうございました。
なかしょ（中島 進也）
@nakasho_dev
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