TracLightning の 社内への導入と 継続的な運用のために -   - 2008/10/18  かおるん@中村 薫
アジェンダ 自己紹介 社内での TracLightning 活用状況 TracLightning 導入まで 継続して使用してもらうために -   -
自己紹介 名 前:中村 薫(なかむら かおる) 性 別:♂ 年 齢:27歳 出 身:千葉県 現住所:東京都 Blog  :かおるんダイアリー   http://d.hatena.ne.jp/kaorun55/ Twitter : http://twitter.com/kaorun55 -   -
社内での TracLightning 活用状況 現在の状況( 2009 年 10 月 現在) TracLightning は社内の標準管理ツール 用途によって3種類のサーバマシンで稼働 社内で約30プロジェクトを管理 周囲の反応 概ね良好(特に社長の反応が良い) 客先からの案件情報の want に Trac + SVN -   -
TracLightning 導入に至るまでの経緯 1、今までの業務経歴 -   -
TracLightning 導入に至るまでの経緯 1、今までの業務経歴 -   -
TracLightning 導入に至るまでの経緯 2、 Share Point Services ( SPS )と Visual Source Safe ( VSS ) の導入 目的 プロジェクトの管理 結果 見積もり2ヶ月のところ1ヶ月で完了 得たこと ToDo 、問題点を可視化する利点 -   -
TracLightning 導入に至るまでの経緯 2、 Share Point Services ( SPS )と Visual Source Safe ( VSS ) の導入 問題点 VSS  クライアントが使いづらい クライアントをいちいち立ち上げるのがめんどくさい SPS  と  VSS  の連携ができない ソース管理が結局 ZIP ベースになる -   -
TracLightning 導入に至るまでの経緯 3、 Trac  との出会い 2回目の大炎上プロジェクトへ再度ヘルプに行った際に、 All-in-one-Trac  を使っていた。 Subversion  サーバとして使用していた -   -
TracLightning 導入に至るまでの経緯 4、実プロジェクトへの導入 All-in-one-Trac  を試験的にプロジェクトへ導入 4人のプロジェクト まずは一人で使ってみた Subversion  によるバージョン管理 手ごたえを感じたところでメンバーに紹介 メンバー絶賛 -   -
TracLightning 導入に至るまでの経緯 5、 All-in-one-Trac  から  TracLightning  へ All-in-one-Trac  を調べてるうちに  TracLightning  に辿り着く 機能の豊富さから  TracLightning  に乗り換え -   -
TracLightning 導入に至るまでの経緯 6、 TracLightning  実運用 自分一人での開発業務があったので、  TracLightning  を導入 ToDo 、問題点の可視化 ガントチャートによる日程調整 Subversion  によるバージョン管理 -   -
TracLightning 導入に至るまでの経緯 7、社内標準へ 社内に広めるために勉強会を開く まずは  Subversion  から 新人が絶賛 マネージャに紹介 実業務で試用することに 業務用に  Trac  勉強会 社長の一声で標準化 -   -
TracLightning 導入に至るまでの経緯 8、導入以降 全社的に炎上プロジェクトがなくなった 使い方をきちんと教えてあげることで、自発的に使ってくれるようになった -   -
今の環境 -   - テスター 開発者 バグをチケットに登録 バグを修正 ビルド インストーラ作成 アップデート ソースを修正したら チケットをクローズ ソースを ダウンロード テスト
今の環境 設計 UML ツール・ Enterprise Architect との連携( Subversion による管理) ビルド Hudson との連携 テスト TestLink との連携 設計~実装~ビルド~テストを シームレスに連携 -   -
導入のまとめ Trac  を社内標準にするために まずは一人で使ってみる チームメンバー(特に発言力のある人)を巻き込む 徐々に勢力を拡大 Small start & Quick Win 一番のキモは。。。 Excel と互換性があることかも? -   -
継続して使ってもらうために チケットの登録をもっと簡単に することが継続利用の近道 -   -
ExcelTracAddIn -   -
Shibuya.trac http://sourceforge.jp/projects/shibuya-trac/ で公開しています 無保証ですが、ご自由にお使いください 今ご紹介したソフトは -   -
継続のまとめ Trac  を継続して使うには、チケットをいかに登録してもらうかがキモ 複数の登録方法を提供することで、チケットを作りやすい環境つくりましょう Excel  をフロントエンドにすることで、チケットへの敷居も下がり、抵抗感も減るのでは? -   -
ご清聴ありがとうございました -   - -   -

TracLightningの社内標準化と継続的な運用のために

Editor's Notes

  • #6 3回の炎上 1回目 公官庁向け通信システム 全く管理されていないプロジェクト 4ヶ月間、客先にて不休の作業 人間の肉体的強さを思い知る 2回目 公官庁向けコンソールシステム 形だけ管理されてるプロジェクト 6ヶ月間、客先にて不休の作業 この頃からプロジェクト管理の手法を模索し始める 3回目 公官庁向けデータ処理システム それなりに管理されているプロジェクト 1ヶ月ほど客先にて不休の作業 このプロジェクトの最中に Share Point Services を立ち上げた TracLighting 導入後はボヤですんでいるものがほとんど
  • #8 最初の目的はプロジェクトの管理のみ
  • #9 VSS クライアントが使いづらい ・クライアントをいちいち立ち上げるのがめんどくさい ・ソース管理が結局 ZIP ベースになる
  • #12 このころから blog を書き出す
  • #17 全てを Trac でやろうとしない