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知って得する!
パブリッククラウドをオンプレミスのように使う裏ワザ
ビットアイル・エクイニクス株式会社
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加速する“クラウドファースト”
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加速するクラウドファースト
「2018年末までに、国内企業の40%が『クラウドファース
ト』戦略を採用し、IT予算全体のうちクラウドサービスに
支出される割合が25%にまで高まる。」
【出典:IDC FutureScape: 世界と国内のサービス市場 2016 Predictions (Doc # JPJ40598915, 2016年1月)】
【出典:ガートナー(2015年3月)】
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①AWSの成長と対抗勢力の台頭
AWS AWS
Microsoft
IBM
Google
…etc
or
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【参考】各事業者の特長と戦略
AWS Microsoft IBM
基本戦略
All in with AWS
(すべてをAWSで)
クラウドOS
(Hybrid Cloud)
サービス
インテグレータ
特長
• グローバルシェ
アNo.1
• 先端をいくサー
ビス開発力
• ユーザーコミュ
ニティ
• WindowsOS
(オンプレ環
境)との連携強
化
• エンタープライ
ズに注力
• ベアメタル
(Softlayer)
• CloudFoundry
(Bluemix)
• VMwareとの戦
略的提携
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②広がるサービス領域(IaaS→PaaS→DBaaS…)
IaaS上でのシステム構築 各種サービスの組み上げ
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③頻繁な新メニューリリース・価格改定
AWSのその年にリリースされた機能改善、新機能、サービスの数
【出典:https://aws.amazon.com/jp/aws_history/】
24 48
82
159
280
516
722
0
100
200
300
400
500
600
700
800
2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015
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パブリッククラウドの制約を正しく理解する
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お客様から聞かれるパブリッククラウドの課題
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をコントロールできない
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ていない
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だが、すべて集約して大丈
夫だろうか
セキュリティや障害に対する
不安
現行システムよりパフォー
マンスが悪化しないか
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パブリッククラウドvsプライベートクラウド
パブリッククラウド プライベートクラウド
導入スピード ◎
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納期数ヵ月
導入コスト ◎
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×
設備投資
運用コスト ○
従量課金
△
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○
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インターネット経由
○
ローカル
NWレイテンシー ×
WAN
◎
LAN
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○
ベンダーサポート
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“いいとこどり”としてのハイブリッドクラウド
• パブリッククラウドとプライベートクラウド(共用環境+専用環境)
• 複数パブリッククラウド(=マルチクラウド)とプライベートクラウド
パブリッククラウド
プライベートクラウド
(オンプレミス)
パブリッククラウドA
パブリッククラウドB
プライベートクラウド 物理環境
専用環境
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お客様のプラットフォームの変化
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様々な要因から、各環境を組み合わせて利用しているお客様が多
い。
インターネットサービス系エンタープライズ系
物理環境
仮想化環境
プライベートクラウド
物理環境
仮想化ホスティング
パブリッククラウド
ハイブリッドクラウド?
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どのような使い分けか
一概には言えない
コスト、性能、運用、セキュリティの軸で使い分け
プライベートクラウド
• 認証系
• 人事データ
• ドキュメントデータ
• 解析結果・レポート
• 会計処理
• 顧客管理
• 機密情報管理
• 本番業務システム
パブリッククラウド
• メール
• コラボレーションツール
• CDN
• ECサービス
• 検証、開発テスト
• コンテンツ配信 アプリなど
• バックアップやDR環境
• ビッグデータ解析
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パブリッククラウドをオンプレミスのように
使う裏ワザ
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部分最適で構築したハイブリッドクラウド
(プライベート or パブリック)
ハイブリッドクラウド最適化に向けての課題
全体最適化されたハイブリッドクラウド
① システム統合(独立したシステムの連携)
② シームレスな移行(オンプレ→クラウド)
プライベート-パブリッククラウド間の
ネットワーク遅延がボトルネックに
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当社が提案するこれからのインフラ構成
クラウド側(DC内)でできるだけ通信を完結させる構成
→パブリッククラウドをオンプレミスのように使うイメージ
インターネット
プライベート
クラウド 専用線
DC構内接続
プライベート
クラウド
オフィスオフィス
トラヒックが分散
トラヒックを集約・
効率化
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低レイテンシーでプライベートなネットワーク接続
ビットアイル・エクイニクスが提供する
低レイテンシーかつプライベートなNWサービス
ビットアイルコネクト Equinix Cloud Exchange
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ビットアイルコネクト
次世代型ハイブリッド・マルチクラウド接続サービス
ビットアイル
クラウド
ニフティ
クラウド
AWS
Azure
SoftLayer
ビットアイル
データセンター
お客様拠点
他社
データセンター
他社
パブリッククラウド
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Equinix Cloud Exchange
全世界で24社のクラウドプロバイダーと接続(2016年3月末時点)
Equinix
Cloud Exchange
お客様拠点
Seller
API
Buyer
API
お客様ラック
???
• 主な機能
• GbE /10GEでの接続
• 99.999%の信頼性
• カスタマーポータル / API
• 開発環境
• (Sandbox, APIカタログ)
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事例紹介
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【導入事例①】広告枠オークション+広告配信
ソネット・メディア・ネットワークス株式会社様 事例
大量のログデータを
解析するための基盤づくり
コロケーションとクラウドのハイブリッド構成で実現
課題
■AWS上でテラバイトを超えるデータ転送、解析に時間がかかる
ソネット・メディア・ネットワークス株式会社では、
同社の提供しているディスプレイ広告配信最適化プラットフォーム「Logicad
(ロジカド)」から生成されるログを解析するためのプラットフォームを、
ビットアイル・エクイニクスのコロケーションサービスと
AWSのハイブリッド構成で構築。
オンプレミス側にHadoopクラスタを構築し、AWSからロードされたログを高
速、低コストに解析できる環境を実現した。
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【導入事例①】広告枠オークション+広告配信 導入ポイント
ソネット・メディア・ネットワークス株式会社様 事例
コロケーションとAWSの組み合わせでハイブリッド環境を構築。
高速なログ解析基盤を実現
コロケーション
サービスとクラウドの
セキュアなネット
ワーク接続により、
ハイブリッド構成を
実現。
■ハイブリッド ■アクセス ■コスト削減 ■手厚い対応
ログ解析環境をオンプ
レミスに移したこと
で、ランニングコスト
を
約50%削減。
交通のアクセスが良い
都市型データセン
ター。
現地での作業も容易で
利便性が高い。
サービス構築から本番
環境稼働後も、
柔軟で手厚いサポート
を提供。
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【導入事例①】広告枠オークション+広告配信 導入イメージ
ビットアイル・エクイニクス データセンター
Amazon Web
Services
広告配信サーバ
データ分析チーム
ソネット・メディア・ネットワークス株式会社様 事例
コロケーションとAWSの組み合わせでハイブリッド環境を構築。
高速なログ解析基盤を実現
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チャレンジ
• Azureからデータセンタ内のタク
シー予約DBに、インターネット経
由で接続
• 「さくさく動かない」予約アプリ。
迫り来る競合他社の脅威。。
• 一貫しない性能により、レプリ
ケーションの遅延、そしてバック
アップ&リカバリのSLAを違反しつ
つあった
• たびたび起こる老朽化した設備の
故障とサービスダウン
オフィス
タクシー予
約データ
ベース
タクシー
予約アプリ
レプリケーションに要する時間:18時間
インターネット
DR-as-a-Service タクシー
予約システム
信頼性に乏しい
バックエンド接続
導入前
導入効果
• タクシー予約DBをクラウドのそ
ばEquinixに配置
• Azureとタクシー予約DBを直接接
続し、ユーザエクスペリエンスを
改善
• レプリケーションに要する時間を
約78%削減(18時間 → 4時間)
• 将来的なマルチクラウド・インテ
グレーションを容易に(計画中)
オフィス
Equinixデータセンター
タクシー予
約データ
ベース
Equinix
Cloud
Exchange
タクシー
予約アプリ
オフサイトバック
アップ(レプリケー
ション)
タクシー
予約システム
導入後
ユーザエクスペリエンスの改善による顧客満足度の向上。運用負担の削減とBCPへの対応。
【導入事例②】交通システム
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【利用例③】VMware SDDCベースのハイブリッド構成
V
M
vSphere
NSX
パブリッククラウド
広域イーサ、
専用線など ベアメタル
プライベートクラウド、
既存の仮想化環境
パブリッククラウド(IBM)
(VMware SDCCベース)
オンプレのVMwareとSoftlayerのハイブリッド構成による容量の拡張、
開発環境の構築、DRバックアップ、データセンター統合
vSphere
NSX
V
M
V
M
拠点B
拠点C拠点A
Metro Connect、
イーサ/専用線など
V
M
V
M
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まとめ
•加速する「クラウドファースト」と進化し続けるパブリック
クラウド
•ユーザ企業で採用が進むハイブリッドクラウド
•パブリッククラウドをオンプレミスのように使う裏ワザ
⇒クラウド側で極力通信を完結させるシステム配置
•DC事業者が提供するパブリッククラウドユーザのための
サービス
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会社紹介
Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved
会社紹介
 2000年設立、2001年データセンターサービス開始
 「東京都心」に自社建設・運営のデータセンターを展開
 2009年クラウドサービス提供開始
 「総合ITアウトソーシング」企業グループ
 2016年1月「株式会社ビットアイル」から
「ビットアイル・エクイニクス株式会社」に社名変更
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利用用途
お客様アプリケーション
クラウド
サービス
データ
センター
サービス
運用
サービス
サービスマップ
ネット
ワーク
サービス
コンテンツ管理/
配信用
プラットフォーム
基幹システム用
プラットフォーム
SaaS/PaaS/
コンテナ環境用
プラットフォーム
ビットアイル
クラウド
コロケーション
インターネット
接続
運用・セキュリティ
イ
ン
テ
グ
レ
ー
シ
ョ
ン
プライベート
ネットワーク接続
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知って得する!パブリッククラウドをオンプレミスのように使う裏ワザ

  • 1. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved 知って得する! パブリッククラウドをオンプレミスのように使う裏ワザ ビットアイル・エクイニクス株式会社
  • 2. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved 加速する“クラウドファースト”
  • 3. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved 加速するクラウドファースト 「2018年末までに、国内企業の40%が『クラウドファース ト』戦略を採用し、IT予算全体のうちクラウドサービスに 支出される割合が25%にまで高まる。」 【出典:IDC FutureScape: 世界と国内のサービス市場 2016 Predictions (Doc # JPJ40598915, 2016年1月)】 【出典:ガートナー(2015年3月)】
  • 4. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved ①AWSの成長と対抗勢力の台頭 AWS AWS Microsoft IBM Google …etc or
  • 5. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved 【参考】各事業者の特長と戦略 AWS Microsoft IBM 基本戦略 All in with AWS (すべてをAWSで) クラウドOS (Hybrid Cloud) サービス インテグレータ 特長 • グローバルシェ アNo.1 • 先端をいくサー ビス開発力 • ユーザーコミュ ニティ • WindowsOS (オンプレ環 境)との連携強 化 • エンタープライ ズに注力 • ベアメタル (Softlayer) • CloudFoundry (Bluemix) • VMwareとの戦 略的提携
  • 6. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved ②広がるサービス領域(IaaS→PaaS→DBaaS…) IaaS上でのシステム構築 各種サービスの組み上げ
  • 7. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved ③頻繁な新メニューリリース・価格改定 AWSのその年にリリースされた機能改善、新機能、サービスの数 【出典:https://aws.amazon.com/jp/aws_history/】 24 48 82 159 280 516 722 0 100 200 300 400 500 600 700 800 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015
  • 8. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved パブリッククラウドの制約を正しく理解する
  • 9. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved お客様から聞かれるパブリッククラウドの課題 AWSは魅力だが、すべて 集約して大丈夫だろうか メンテナンスのタイミング をコントロールできない オンプレの機材やソフトウェ アライセンスの償却も終わっ ていない パブリッククラウドは魅力 だが、すべて集約して大丈 夫だろうか セキュリティや障害に対する 不安 現行システムよりパフォー マンスが悪化しないか
  • 10. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved パブリッククラウドvsプライベートクラウド パブリッククラウド プライベートクラウド 導入スピード ◎ 納期数時間~数日 × 納期数ヵ月 導入コスト ◎ 初期費用無料 × 設備投資 運用コスト ○ 従量課金 △ 固定課金 パフォーマンス △ 共有リソース ○ 専有リソース セキュリティ △ インターネット経由 ○ ローカル NWレイテンシー × WAN ◎ LAN 自社運用負担 × セルフマネジメント ○ ベンダーサポート
  • 11. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved “いいとこどり”としてのハイブリッドクラウド • パブリッククラウドとプライベートクラウド(共用環境+専用環境) • 複数パブリッククラウド(=マルチクラウド)とプライベートクラウド パブリッククラウド プライベートクラウド (オンプレミス) パブリッククラウドA パブリッククラウドB プライベートクラウド 物理環境 専用環境
  • 12. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved お客様のプラットフォームの変化 ライセンス、パフォーマンス、セキュリティ、安定性など・・・ 様々な要因から、各環境を組み合わせて利用しているお客様が多 い。 インターネットサービス系エンタープライズ系 物理環境 仮想化環境 プライベートクラウド 物理環境 仮想化ホスティング パブリッククラウド ハイブリッドクラウド?
  • 13. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved どのような使い分けか 一概には言えない コスト、性能、運用、セキュリティの軸で使い分け プライベートクラウド • 認証系 • 人事データ • ドキュメントデータ • 解析結果・レポート • 会計処理 • 顧客管理 • 機密情報管理 • 本番業務システム パブリッククラウド • メール • コラボレーションツール • CDN • ECサービス • 検証、開発テスト • コンテンツ配信 アプリなど • バックアップやDR環境 • ビッグデータ解析
  • 14. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved パブリッククラウドをオンプレミスのように 使う裏ワザ
  • 15. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved 部分最適で構築したハイブリッドクラウド (プライベート or パブリック) ハイブリッドクラウド最適化に向けての課題 全体最適化されたハイブリッドクラウド ① システム統合(独立したシステムの連携) ② シームレスな移行(オンプレ→クラウド) プライベート-パブリッククラウド間の ネットワーク遅延がボトルネックに
  • 16. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved 当社が提案するこれからのインフラ構成 クラウド側(DC内)でできるだけ通信を完結させる構成 →パブリッククラウドをオンプレミスのように使うイメージ インターネット プライベート クラウド 専用線 DC構内接続 プライベート クラウド オフィスオフィス トラヒックが分散 トラヒックを集約・ 効率化
  • 17. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved 低レイテンシーでプライベートなネットワーク接続 ビットアイル・エクイニクスが提供する 低レイテンシーかつプライベートなNWサービス ビットアイルコネクト Equinix Cloud Exchange
  • 18. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved ビットアイルコネクト 次世代型ハイブリッド・マルチクラウド接続サービス ビットアイル クラウド ニフティ クラウド AWS Azure SoftLayer ビットアイル データセンター お客様拠点 他社 データセンター 他社 パブリッククラウド
  • 19. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved Equinix Cloud Exchange 全世界で24社のクラウドプロバイダーと接続(2016年3月末時点) Equinix Cloud Exchange お客様拠点 Seller API Buyer API お客様ラック ??? • 主な機能 • GbE /10GEでの接続 • 99.999%の信頼性 • カスタマーポータル / API • 開発環境 • (Sandbox, APIカタログ)
  • 20. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved 事例紹介
  • 21. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved 【導入事例①】広告枠オークション+広告配信 ソネット・メディア・ネットワークス株式会社様 事例 大量のログデータを 解析するための基盤づくり コロケーションとクラウドのハイブリッド構成で実現 課題 ■AWS上でテラバイトを超えるデータ転送、解析に時間がかかる ソネット・メディア・ネットワークス株式会社では、 同社の提供しているディスプレイ広告配信最適化プラットフォーム「Logicad (ロジカド)」から生成されるログを解析するためのプラットフォームを、 ビットアイル・エクイニクスのコロケーションサービスと AWSのハイブリッド構成で構築。 オンプレミス側にHadoopクラスタを構築し、AWSからロードされたログを高 速、低コストに解析できる環境を実現した。
  • 22. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved 【導入事例①】広告枠オークション+広告配信 導入ポイント ソネット・メディア・ネットワークス株式会社様 事例 コロケーションとAWSの組み合わせでハイブリッド環境を構築。 高速なログ解析基盤を実現 コロケーション サービスとクラウドの セキュアなネット ワーク接続により、 ハイブリッド構成を 実現。 ■ハイブリッド ■アクセス ■コスト削減 ■手厚い対応 ログ解析環境をオンプ レミスに移したこと で、ランニングコスト を 約50%削減。 交通のアクセスが良い 都市型データセン ター。 現地での作業も容易で 利便性が高い。 サービス構築から本番 環境稼働後も、 柔軟で手厚いサポート を提供。
  • 23. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved 【導入事例①】広告枠オークション+広告配信 導入イメージ ビットアイル・エクイニクス データセンター Amazon Web Services 広告配信サーバ データ分析チーム ソネット・メディア・ネットワークス株式会社様 事例 コロケーションとAWSの組み合わせでハイブリッド環境を構築。 高速なログ解析基盤を実現
  • 24. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved チャレンジ • Azureからデータセンタ内のタク シー予約DBに、インターネット経 由で接続 • 「さくさく動かない」予約アプリ。 迫り来る競合他社の脅威。。 • 一貫しない性能により、レプリ ケーションの遅延、そしてバック アップ&リカバリのSLAを違反しつ つあった • たびたび起こる老朽化した設備の 故障とサービスダウン オフィス タクシー予 約データ ベース タクシー 予約アプリ レプリケーションに要する時間:18時間 インターネット DR-as-a-Service タクシー 予約システム 信頼性に乏しい バックエンド接続 導入前 導入効果 • タクシー予約DBをクラウドのそ ばEquinixに配置 • Azureとタクシー予約DBを直接接 続し、ユーザエクスペリエンスを 改善 • レプリケーションに要する時間を 約78%削減(18時間 → 4時間) • 将来的なマルチクラウド・インテ グレーションを容易に(計画中) オフィス Equinixデータセンター タクシー予 約データ ベース Equinix Cloud Exchange タクシー 予約アプリ オフサイトバック アップ(レプリケー ション) タクシー 予約システム 導入後 ユーザエクスペリエンスの改善による顧客満足度の向上。運用負担の削減とBCPへの対応。 【導入事例②】交通システム
  • 25. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved 【利用例③】VMware SDDCベースのハイブリッド構成 V M vSphere NSX パブリッククラウド 広域イーサ、 専用線など ベアメタル プライベートクラウド、 既存の仮想化環境 パブリッククラウド(IBM) (VMware SDCCベース) オンプレのVMwareとSoftlayerのハイブリッド構成による容量の拡張、 開発環境の構築、DRバックアップ、データセンター統合 vSphere NSX V M V M 拠点B 拠点C拠点A Metro Connect、 イーサ/専用線など V M V M
  • 26. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved まとめ •加速する「クラウドファースト」と進化し続けるパブリック クラウド •ユーザ企業で採用が進むハイブリッドクラウド •パブリッククラウドをオンプレミスのように使う裏ワザ ⇒クラウド側で極力通信を完結させるシステム配置 •DC事業者が提供するパブリッククラウドユーザのための サービス
  • 27. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved 会社紹介
  • 28. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved 会社紹介  2000年設立、2001年データセンターサービス開始  「東京都心」に自社建設・運営のデータセンターを展開  2009年クラウドサービス提供開始  「総合ITアウトソーシング」企業グループ  2016年1月「株式会社ビットアイル」から 「ビットアイル・エクイニクス株式会社」に社名変更
  • 29. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved 利用用途 お客様アプリケーション クラウド サービス データ センター サービス 運用 サービス サービスマップ ネット ワーク サービス コンテンツ管理/ 配信用 プラットフォーム 基幹システム用 プラットフォーム SaaS/PaaS/ コンテナ環境用 プラットフォーム ビットアイル クラウド コロケーション インターネット 接続 運用・セキュリティ イ ン テ グ レ ー シ ョ ン プライベート ネットワーク接続
  • 30. Copyright © 2016 Bit-isle Equinix Inc. All Rights Reserved

Editor's Notes

  1. 本日はお忙しいところ、お集まりいただきまして誠にありがとうございます。 ビットアイル・エクイニクス 前川と申します。 マーケティング本部で、主にクラウドサービスのプロダクトマネジメントを担当しております。 どうぞよろしくお願い致します。 本セッションでは、約40分間、 「知って得する!パブリッククラウドをオンプレミスのように使う裏ワザ 大公開」 と題しまして、ビットアイル・エクイニクスをご利用いただいているお客様の事例を交えながら、 パブリッククラウドをより快適にご利用いただくための構成やサービスについてご紹介いたします。 どうぞよろしくお願いいたします。
  2. まずはパブリッククラウドの最近の動向について振り返ってみたいと思います。
  3. 最近、当社のお客様からもよく聞かれるキーワードが、「クラウドファースト」です。 クラウドファーストというのは、企業が情報システムの設計や移行に際してクラウドサービスの採用を第一に検討する方針のことです。 IDCJapanの調査データによりますと、 「2018年末までに、国内企業の40%が『クラウドファースト』戦略を採用し、IT予算全体のうちクラウドサービスに 支出される割合が25%にまで高まる。」 と言われています。 また、ガートナーの日本におけるクラウドコンピューティングの採用状況のグラフを見ましても、年々着実に採用率が高くなっていることがわかります。
  4. 続いて、パブリッククラウドの業界トレンドを3つほどご紹介していきたいと思います。 一つ目はAWSの成長と対抗勢力の台頭です。 こちらのスライドに掲載したグラフは、主要なパブリッククラウドのマーケットシェアと年間成長率を表しています。 こちらはあくまでグローバルでの市場データですが、国内でも同じような傾向がみられます。 (MorganStanleyのデータでは3年後にAzureがAWSのシェアを抜くというデータもあるそうです。) 数年前にはAWSしか現実的な選択肢がありませんでしたが、ここ最近はAzureやその他クラウド事業者のサービスが 充実化し、AWSに機能で追い付いてきたというのがあげられます。 その一方で、ここに記載されているメガクラウドベンダー以外は、機能開発や値下げ競争に追従できず、 撤退や縮小を余儀なくされています。 VmwareのvCloudAirが今年4月に日本リージョンの撤退を表明したのも記憶に新しいところです。
  5. 一口にパブリッククラウドといっても、事業者によってその戦略や方向性は様々です。 参考までに、主要なパブリッククラウド事業者の特長を簡単にまとめてみました。 AWSは市場のリーダーとして、ALL in with AWS、すべてAWSで巻き取るという戦略を打ち出しています。 彼らの強みは先端をいくサービス開発力と、ユーザコミュニティです。 一方、Microsoft Azureは、基本的な機能を追従しながら、Macrosoftが持つOSとのハイブリッド機能を 全面的に打ち出しています。 これによって、オンプレミスのITインフラとハイブリッドで接続しながら、Azureに取り込むという狙いがあるようです。 そしてIBMの戦略は各種クラウドサービスのソリューション提供です。 ベアメタルサーバを強みとするSoftlayerを買収し、CloudFoundryとしてBlueMixも提供しています。 さらに今年2016年2月にはVmware社との戦略的提携も発表しました。 AWSやAzureといった競合他社のサービスも含め、幅広くお客様のニーズに対応できる体制を整えています。
  6. 2つめのトレンドとして、サービス領域がどんどん広がっていることがあげられます。 クラウドサービスの創造期には、AWSのS3やEC2に代表されるストレージやIaaSが中心でした。 そこから、各社DBaaSやSaaSにどんどんサービス領域を広げてきています。 最近で言えば、IoT関連のアプリケーションサービスも各社取り揃えてきています。 数年前はIaaS上でシステムを構築していたのが、今では各コンポーネントの組み上げで システムを素早く簡単に構築することが可能になってきています。
  7. そして3つ目のトレンドが、頻繁な新メニューリリースと、価格改定です。 こちらのグラフですが、何を表しているかお分かりになりますでしょうか。 実はAWSのその年にリリースされた機能改善、新機能、サービスの数を表しています。 この傾向はAWSに限ったことではありませんで、各事業者がサービス領域の拡充と併せて、機能改善や価格改定を頻繁に行っており、 驚異的なスピードでサービス強化がなされています。
  8. 続いて、当社のお客様から聞かれるパブリッククラウドの制約についてお話しをいたします。
  9. ここまでパブリッククラウドの優位性についてについてご紹介してきましたが、 その利用に対して全く課題がないわけではありません。 お客様から聞かれる代表的な声として、 例えば、 ①パブリッククラウドの良さはわかるが、すべてのリソースを集約しても大丈夫なのか? ②現行システムより、パフォーマンスが悪化しないか?(社内ユーザから文句を言われたりしないか?) ③セキュリティや障害に対する不安 ④メンテナンスのタイミングをコントロールできないなど、共用サービスならではの制約は問題ないか? ⑤既存オンプレミスのシステムをどうするのか、 といったような声が聞かれます。 これ以外にもまだ制約事項は多々ございます。
  10. これらの課題は、既存のオンプレミスのシステム、いわゆるプライベートクラウドと比較した機能差に に対しての不安とも言えます。 こちらは一般的なパブリッククラウドとプライベートクラウドの比較をまとめたものです。 パブリッククラウドは、導入スピード、導入コスト、使った分だけ課金されるといった柔軟性が大きなメリットです。 その一方でパフォーマンス性能やセキュリティ、NWレイテンシー、自社の運用負担といった課題があります。
  11. こうした課題を受けて、折衷案として登場したのがハイブリッドクラウドです。 パブリッククラウドとプライベートクラウドを、組み合わせて使うというインフラ構成です。 また、最近ではパブリッククラウド事業者のサービスの多様化やAzureなどAWS以外の事業者の台頭に伴って、 複数のパブリッククラウドを組み合わせて使うマルチクラウドを採用する企業も多く見られるようになりました。 このマルチクラウドは、一つのベンダーによるロックインの回避という効果もあり、それもこの傾向を後押ししているものと考えます。
  12. 当社のお客様でもハイブリッドクラウドの採用の経緯は様々です。 当社ではお客様の業態に合わせて、エンタープライズ系とインターネットサービス系という分け方をするんですが、 両カテゴリのハイブリッドクラウド採用の経緯は特徴的でわかりやすいです。 企業の情シスなどのエンタープライズ系のお客様は、社内のサーバルームにあった機器をデータセンターに移行させた後、仮想化環境やプライベートクラウドを構築して、サーバの集約や利便性を高めるような環境構築を行う傾向が多いです。 一方、インターネットサービス系のお客様、特にソーシャルゲームのお客様は当初からパブリッククラウドの採用に積極的でした。 ゲームタイトルごとにアタリ、ハズレがあるので、高額の投資をさけ、利便性の高い、パブリッククラウドを受け入れやすい環境にあったというのが背景にあります。 そして、そのゲームが安定し、長期運用の目途が立ったころに、コスト削減を目的にリソースをホステッドプライベートクラウドに集約するというお客様もいらっしゃいました。 いずれにしましても、ほとんどのお客様が最終的にハイブリッドクラウドという構成を採用されています。 初めからハイブリッドクラウドを作るという目的意識があったわけではなく、最適な環境を求め、設計・構築していく中で、このような形にシフトしてきたのだと考えます。
  13. こちらはシステムごとのプライベートクラウドとパブリッククラウドの使い分けのイメージです。 例えば、人事データや会計・顧客管理のシステムはプライベートクラウドで、 メールやECサービス、ビッグデータ解析など、汎用系システムや比較的新しい要件に対応するためのシステムはパブリッククラウドでという傾向があるようです。 ただし、これも一概に言えるものではありませんので、参考までにご覧いただければと思います。
  14. ここから、いよいよパブリッククラウドをオンプレミスのように使う裏ワザについてお話させていただきます。
  15. まずは、これまでのハイブリッドクラウドの課題と、当社が考えるこれからのハイブリッドクラウドについてお話させていただきます。 これまでのハイブリッドクラウドは、どちらかというと部分最適でシステムごとにプライベートクラウドかパブリッククラウドかを選び、それをネットワークでつなげるという構成をとられてきたと思います。 ところが、これからのハイブリッドクラウドはそれだけでは不十分です。 部分最適で組み合わせたシステムを統合管理したり、APIで連携したり、 またオンプレからクラウド、プライベートクラウドからパブリッククラウドへシームレスに移行できる構成でなければなりません。 最近では、そうした全体最適化されたものを初めて、ハイブリッドクラウドと定義するのだという話も聞かれます。 そうした時に課題となってくるのが、ネットワークです。 インターネットを経由することによるセキュリティの不安もそうですが、何より遅延によるボトルネックがシステムを連携させる上で大きな足かせとなってきます。
  16. 当社ではこうした課題を解消するために、通信をできるだけクラウド側、すなわちデータセンター内でクローズさせるようなインフラ構成というのを昨今提案させていただいています。 例えば、オンプレミスでプライベートクラウドを構築して、さらにパブリッククラウドをインターネット経由で接続しているとします。 このような構成の場合、プライベートクラウドとパブリッククラウドでシステム連携をさせようと思ったら、トラヒックがインターネットを介していったり来たりと分散してしまいます。 そこで、プライベートクラウドをパブリッククラウドの近いデータセンター側に移設し、プライベートクラウドとパブリッククラウド間のトラヒックをクラウド側で完結させるという構成をとります。 そうすることで、余分な通信をWANに流さないで済むため、NW帯域や通信料金を抑えることができますし、インターネットを経由することによるセキュリティリスクも最小限に抑えられます。 これがズバリ、パブリッククラウドをオンプレミスのように使う裏ワザです。 インパクト重視でタイトルを決めてしまいまして、なーんだと思われた方もいらっしゃるかと思いますが、なにとぞご容赦下さいませ。 システム配置の比重がオンプレからクラウドにどんどんシフトしていく中で、こうしたNW構成の見直しを図り、通信効率を改善していくことがより重要となります。 そうすることで、企業がますますクラウドファースト戦略に取り組みやすい環境を整えることができると考えています。 次に、こうした構成を採用する上で、具体的にどこのデータセンターを使えばいいのかという疑問が出てきます。
  17. 当社が提供するパブリッククラウドの利用者向けのネットワークサービスを二つご紹介いたします。 ビットアイルコネクトと、エクイニクス・クラウドエクスチェンジというサービスです。 この二つのサービスの共通のメリットは、 ①すぐに接続できる ②どこにでも接続できる ③(インターネットを経由しない)プライベート回線で接続できる という点です。
  18. まずビットアイルコネクトについてご紹介させていただきます。 このサービスを利用することで、ビットアイル内の物理環境やクラウド環境をインターネットを介さずにシームレスに接続することができます。 しかも、既にAWS、Azure、Softlayer、ニフティといったパブリッククラウドと接続していますので、ビットアイル以外の環境ともすぐにハイブリッドクラウドを構築することができます。
  19. 続いてエクイニクス・クラウドエクスチェンジというサービスですが、 こちらはEquinixのDC内で、各パブリッククラウドとすぐそばでつながるという、マルチクラウド提供サービスです。 主な機能としましては、 ①ギガビット/10Gでの接続 ②99.999%の信頼性 ③カスタマーポータルとAPIの提供 といったものがございます。 Youtubeにエクイニクス・クラウドエクスチェンジの紹介動画をいくつかアップしていますが、ここで3分ほどお時間を頂戴して、そのうちの一つをご覧ください。
  20. 続きまして、当社サービスの採用事例のご紹介です。
  21. ソネット・メディア・ネットワークス株式会社では、同社の提供しているディスプレイ広告配信最適化プラットフォーム「Logicad(ロジカド)」から生成されるログを解析するためのプラットフォームを、 ビットアイル・エクイニクスのコロケーションサービスとAWSのハイブリッド構成で構築いたしました。 オンプレミス側にHadoopクラスタを構築し、AWSからロードされたログを高速、低コストに解析できる環境を実現いたしました。 この時のお客様の一番の課題としては、 AWS上でテラバイトを超えるデータ転送、解析に時間がかかる ということでした。 この課題に対して、ビットアイル・コネクトというAWS Direct Connectを通してビットアイル・エクイニクスのラック間とAWS環境を接続するサービスを利用して、解決いたしました。
  22. ビットアイル・エクイニクスの環境を利用した時の導入ポイントはこのようになっています。 まずは、ハイブリッド環境に対応したセキュアで高速転送が可能なネットワーク接続サービスがあったため。 次に、交通のアクセスが良いところにデータセンターが立地されているので、現地での作業を行いやすいという利点がありました。 コスト削減効果。 ログ解析をオンプレミス環境に移したことでランニングコストが約50%も削減されたとのことです。 そして、手厚い対応。 サービス構築から本番環境稼働後も、柔軟で手厚いサポートを提供したことを導入のポイントとして挙げていただきました。 ディスク故障の発生時などにも、電話1本で対応している点や 緊急性の高いものに関しては、当日の修理にも対応している点など、サポート体制を高く評価していただいております。
  23. こちらの図は導入イメージになります。 当初、ソネット・メディア・ネットワークス様では、AWS環境内で生成されたログをEMRやRedshift、オンプレミス環境にはカラムナーデータベースを用いて解析しておりました。 しかし、生成されるログは2014年では1日で約400GBほどでしたが、翌年には約2倍までに膨れ上がりました。 データ量増加に伴い、AWS上でテラバイトを超えるデータ転送、解析に時間がかかり、そのため、コストの問題も発生しました。 解析サイクルとスピード低下が課題になっておりました。 そこで、ログ解析のサイクルを高速化させるために、同社ではさまざまな解析製品やサービスを検討し、最終的には、オンプレミス環境にHadoopクラスタを構築し、AWSと接続するハイブリッド構成にすることが、性能やコスト面で大きなメリットがあるという結論に達しました。 HadoopクラスタにはマルチCPU、大容量メモリ、大容量のディスクが必要になります。 パブリッククラウドはディスク容量単価こそ安いものの、CPU単価やメモリ単価が高いため、オンプレミスでHadoopクラスタを構築することになりました。 現在では、Amazon S3に保管された配信ログをHadoopクラスタにロードして解析を行っております。 ビットアイル・エクイニクスのデータセンター内のお客様ラックとAWS環境の接続にはビットアイル コネクトを採用し、高速で安定性の高いネットワーク環境を実現しております。
  24. 続いて、エクイニクスクラウドエクスチェンジを利用した事例をご紹介いたします。 タクシー予約の手配システムを、お客様拠点にあるタクシー予約データベースと、パブリッククラウドのAzureで構築したフロント用Webシステムを連携して、タクシー予約アプリを構築しておりました。 ところが、インターネットを介したNW遅延により、アプリがサクサク動かない、使いにくいといったクレームが実際の利用者から寄せられておりました。 また、一貫しない性能により、レプリケーションの遅延が起こり、バックアップやリカバリのサービス品質が満たせない、 さらに、お客様拠点のシステムの老朽化による設備の故障やサービスダウンのリスクといった課題も抱えていました。 こうした課題に対して、お客様拠点にあったプライベートクラウドを、エクイニクスのデータセンターに移設し、パブリッククラウドに近いところでハイブリッド連携させる構成を採用しました。 これにより、タクシー予約アプリがさくさく動くようになり、アプリ利用者の満足度を向上させることができました。 またDBのレプリケーションに要する時間も約78%削減することができ、確実にデータバックアップをとれるようになりました。 今後は、SoftlayerやSAPHanaといったパブリッククラウドと連携させ、よりシステムの利便性を向上させることを計画されておられます。
  25. 最後、こちらは利用例ですが、こちらはオンプレのVmwareとSoftLayerを、クラウドエクスチェンジを介してハイブリッドに接続している構成になります。 VmwareのNSXという仮想ネットワーク製品の機能を使い、複数のクラウドを仮想レイヤ2のネットワークで接続し、DRバックアップやデータセンター統合を実現することができます。 拠点のプライベートクラウドをシームレスにパブリッククラウドに移行させることができる環境の一例です。 IBMがVmwareと戦略定期提携を発表したことで、こうした機能がより充実化して事例も今後増えてくるものと考えています。
  26. まとめです。 まずパブリッククラウドの最近の動向として、「クラウドファースト」の流れと、進化を続けるクラウドサービスの動向をご紹介しました。 次に、ユーザ企業の動向として、ハイブリッドクラウドが多くの企業で採用さていること。 そしてパブリッククラウドをオンプレミスのように使う裏ワザとして、クラウド側で極力通信を完結させるようなインフラ構成の見直し、トラヒックの効率化についてご説明しました。 最後に、当社のようなDC事業者もパブリッククラウドと対抗するのではなく、パートナーとして成長すべく、パブリッククラウドをより快適に利用するためのサービスの開発に取り組んでいることを、事例を交えてご案内しました。 今後、我々自身も、お客様のニーズに即したサービスを開発していき、ビジネスに貢献できるように努めてまいります。
  27. それでは初めに、当社の会社紹介になります。
  28. 当社は、2000年に会社を設立しまして、2001年からデータセンターサービスを行っております。 東京に5棟と大阪に拠点を持つ、都心型データセンターを展開しているデータセンター事業者です。 都心部にはIXなどインターネット環境が集中していますので、レイテンシーが低く、 また、ベンダー各社の保守・サービス拠点も多くありますので、万が一機材等に障害が行った場合でもすぐに駆けつけられる環境にあります。 それから、2009年からクラウド事業に参入し、主にホステッドプライベートクラウドなどのサービスを提供しております。 昨年の10月には株主構成が変わりまして、世界最大級のデータセンター事業者であるエクイニクスの傘下に入りました。 そして、今年の1月から会社名が「株式会社ビットアイル」から「ビットアイル・エクイニクス株式会社」に変更になりました。 「エクイニクス・ジャパン」とは別の会社として、ビットアイル・エクイニクスとして今まで通りのサービスを継続して行っております。
  29. こちらは、ビットアイル・エクイニクスのサービスマップになります。 当社はデータセンター専業事業者ですが、お客様のシステムを総合的にアウトソーシングいただけるようサービスを展開しております。 お客様のシステムを安定稼働させるためのインフラ基盤として、コロケーションサービスにはじまり、H/W機器まで弊社でご提供するサーバレンタル、NW機器レンタル といったサービスを提供しております。 またIaaSやストレージといったインフラ系のクラウドサービスも提供しております。 そしてお客様の要件に応じた様々な構成が組めるネットワークサービス、それらを下支えする運用・セキュリティサービスを展開しております。 さらにこれらを統合的に設計・構築・運用するのが、インテグレーションサービスも行っております。 最近は、ビットアイル・エクイニクス内だけでなく、お客様拠点や他社のパブリッククラウドへもインターネットを介さずに、セキュアでプライベートに 接続できるコネクトサービスに特に注力しております。 本日は、当社がこうしたサービスを展開する中で、特にパブリッククラウドの利用についてお客様から聞かれるお声や傾向を、共有させていただければと思っております。
  30. 私からは以上になります。 ご清聴ありがとうございました。