46. René Descartes
philosopher
(1596-1650, France)
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「方法序説」 (1637年)
Discours de la méthode pour bien conduire sa raison et chercher la vérité dans les sciences
(1) 自己の精神に照らして疑う余地のないまでに明晰であることのみを真として受け取ること.
(2) 大問題を小さな問題に分割すること.
(3) 単純な問題から複雑な問題へと考察を進めること. そして
(4) 一つ問題を解決するごとに再検査すること
[*] http://www-history.mcs.st-andrews.ac.uk/history/Mathematicians/Descartes.html
[13] P.J.Davis, R.Hersh, 椋田直子訳, デカルトの夢, (株)アスキー, 1998, 320pages.
「数学的帰納法」
57. 5色定理から4色定理へ
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1879年 ケンプが部分的に証明
1976年 アッペルとハーケンが1405個の不可避集合に対してコンピュータによ
る演算を利用して証明
1996年 ロバートソンがアルゴリズムとプログラムを改良(不可避集合を633個へ)
2004年 ゴンティエが定理証明支援系Coqを用いた検証可能な証明を与えた
A computer-checked proof of the Four Color Theorem
場合分けの多い証明は, その正しさの検証には, 定理証明支援系を使うと便利で確実である.
機械検証可能な証明の基本は, 帰納的定義, 帰納的証明である.
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