クラウドを活用し 始めた 中小企業の実態 
株式会社KADOKAWA 
アスキークラウド編集長 
WEB PROFESSIONAL編集長
自己紹介 
株式会社KADOKAWA 
◦アスキークラウド編集長 
◦Web Professional編集長
社齢区分ごとの売上高 (2013年、N=3514) 
0 
1,000 
2,000 
3,000 
4,000 
5,000 
6,000 
0 
50 
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150 
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250 
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20~ 
30~ 
40~ 
50~ 
60~ 
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80~ 
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100~ 
110~ 
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億 
兆 
合計 
最大 
最小 
平均
売上高増減 (2012-2013年、N=3514) 
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300 
400 
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1000 
0 
5 
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0~ 
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億 
兆 
合計 
最大 
最小 
平均
売上高増減率 (2012-2013年、N=3514) 
-10.0% 
-5.0% 
0.0% 
5.0% 
10.0% 
15.0% 
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件数 
最大 
最小 
平均
社齢区分ごとの従業員数 (2013年、N=3111) 
0 
2,000 
4,000 
6,000 
8,000 
10,000 
12,000 
14,000 
16,000 
18,000 
20,000 
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万 
合計 
最大 
最小 
平均
従業員数増減 (2012-2013年、N=3111) 
(300) 
(200) 
(100) 
0 
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200 
300 
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120~ 
130~ 
140~ 
万 
合計 
最大 
最小 
平均
従業員数増減率 (2012-2013年、N=3111) 
-10.0% 
-5.0% 
0.0% 
5.0% 
10.0% 
15.0% 
20.0% 
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件数 
最大 
最小 
平均
社齢10歳未満企業に注目す ると… … 
売上高の増減額約284億円(全社齢では約214億円) 
売上高の増加率20.6%(全社齢では11.4%) 
10代は24.1%、20代は11.3% 
従業員の増減数204名(全社齢では155名) 
従業員数の増減率9.1%(全社齢では4.9%) 
10代は13.%、20代は11.1%
若年企業に起きていること 
10歳未満の企業は、売上高や従業員数で見ると存在感 がない 
しかし、増加率で見ると、売上でも従業員数でも、明らか に全体よりも成長している 
起業支援策や解雇規制の緩和/撤廃が議論されている が、実際には若い会社が資金を獲得し、雇用の移動が起 きている 
特に学生時代から才能を発揮する優秀なプログラマーが若い会社 を好むようになった 
カリフォルニア州では、同業他社への転職を禁じる雇用契約は無効 だとする州法があり、シリコンバレーの人材交流を促している
中小企業とクラウドサービス 
若い会社はクラウドサービスと相性がいい 
売上(取引)が急激に増えた! 
見積書/請求書の発行が大変 
仕入れ先の確保が大変 
従業員が急激に増えた! 
給与計算が大変 
費用計上が大変
注目のクラウドサービス 
見積書/請求書の発行が大変 
misoca 
MakeLeaps 
仕入れ先の確保が大変 
クラウドワークス 
ランサーズ 
給与計算が大変 
freee 
クラウドワークス 
経理処理が大変 
freee 
マネーフォワード(どちらかというと家計簿だが)
freeeの場合 
Webに感度の高い新興企業が使い始めている 
20代で起業した個人事業主、零細企業が多い 
約40%は、理容、美容、飲食などの小売り業 
約35%は、Webデザイナー(デザイン事務所)などのWeb系 
約10%は、行政書士、司法書士などの士業と不動産会社 
会計ソフトfreeeの登録事業者は10万件を突破 
公称、7月16日 
リスティング広告に最初に飛びついたのも中小企業
なぜ大手SIerが売りに来ない のか? 
頭のいい大企業はオンラインに懐疑的 
「全国の中小事業者にサービスを売り歩くのは 無理」だと気付いてしまう 
頭のいいスタートアップはオンラインからし か始められない 
ウェブだけでも10万社くらいはいける! 
10万社×月額1000円×12か月=12億円 
小さな会社なら食っていける 
大きな会社は入ってこられない
高齢企業はなぜクラウドサー ビスに懐疑的なのか? 
頭のいいユーザー企業は、外注先に依存 することの危険性を知っている 
継続的にサービスを使うより、買った方が安い 
レンタカーを5年間借り続けるならリースで保有するほうが安い 
いつまで続くか分からない会社に大事なデータ は預けられない
クラウドサービスは高い? 
弥生会計 
弥生会計14 スタンダード<新・消費税対応版>実勢価格3万円 
freee 
個人事業主プラン980円×12か月=1万1760円 
法人プラン1980円×12か月=2万3760円 
税制が変わらなければ、パッケージソフトのほうが安い
いつ終わるかわからない サービスは不安 
freeeは投資ファンドから8億円調達 
創業したばかりの会社にとっては、freeeの寿命>自社の寿命なら構わない 
経理データが消失したらたまらない 
パッケージソフトでも、データをインポートできてもエクスポートできない場合 がある
クラウドサービスを導入する と起きること 
効率が高まる 
パッケージソフトは、会計や決済の専任担当者が使うことを前提に している 
クラウドサービスは、素人が使うことを前提にしていることが多い 
会社が明るくなる 
社長夫人=専務=経理担当だと、従業員と経営陣が話す時間がな い 
クラウドサービスを導入して効率が高まると、従業員との会話が増 えることがある
中小企業のクラウド活用で起 きること 
宣伝や決済は外から見えるので追いつきやすい 
会計や給与計算は外からは見えないので気づけない 
若いライバルがクラウドサービスを使い始めたことに、中高年 企業は気づけない 
根本的なところで、コスト構造や事業環境に差がついてしまう かもしれない 
大企業にも普及したサイボウズ(グループウェア)も、はじ めは中小企業に入り、大企業の部署単位に入り、大企業 全体に導入された
どうしますか? 
「効率が上がる」はコンピューターの普及期からずっと言われている 話 
クラウドサービスは専門家でなくても使える場合があり、会社の雰囲 気が変わるような、説明しにくいメリットがある 
クラウドサービスしか使えなかったライバルが成長すると、手が付けら れなくなる

クラウドを活用し始めた中小企業の実態