「ECキャンパス」は全国のネットショップを運営する店長さんに学びの場となるWEBキャンパスを提供します。「売上を伸ばしたいけどやり方がわからない」「セミナーに参加したいけど高い」「地方なのでまわりに相談する人がいない」といったお悩みを解決します。共通の悩みを持った仲間と学び、助け合い、ノウハウを共有し、それぞれの目標に向かってがんばって行きましょう！ http://ec-campus.tv/

1. ⼀眼レフではじめる商品写真撮影のイロハ
〜 光を変えればここまで違う！ 〜
studio9 中原 ⼀雄

2. はじめに
⾒た⽬がすべてではないけれど。。
どっちの⽅が買いたくなりますか？
どちらが⾼く売れそうですか？

3. ハンドメイド、⼿作り作品の通販・販売サイト minne（ミンネ） http://minne.com/
＊画像はハメコミ。実際には存在しない商品です。。

4. ハンドメイド、⼿作り作品の通販・販売サイト minne（ミンネ） http://minne.com/
＊画像はハメコミ。実際には存在しない商品です。。

5. ⼆つの商品は光の向きを変えただけ。
２枚⽬の写真が今⽇の⽬標！

6. 本⽇のコンテンツ
カメラは光を記録する
必要な機材
上⼿に光を捕らえる設定
光の向きによる印象の違い（デモ）
硬い光と柔らかい光（デモ）
実際に体験してみる！

7. 本⽇のコンテンツ
カメラは光を記録する
必要な機材
上⼿に光を捕らえる設定
光の向きによる印象の違い（デモ）
硬い光と柔らかい光（デモ）
実際に体験してみる！

8. カメラは光を記録する
光をコントロールするだけで⾒え⽅が変わります
あなたが⾒ているモノは「モノそのもの」ではなく、
「モノに反射した光」です
モノに当てる光を変えれば⾒え⽅が変わる！

9. ⼈⼝光か⾃然光か
どこでも同じ結果が得られる⼈⼝光が便利
・⼈⼝光
メリット：いつでも、誰でも同じ結果が得られる
技術次第であらゆる表現が可能になる
デメリット：ライティング機材が必要
多少の学習コストがかかる
・⾃然光
メリット：機材コストが少なくて済む
初⼼者でも⾃然な結果になりやすい
デメリット：時間、天気、場所に左右される
応⽤が利きにくい

10. 本⽇のコンテンツ
カメラは光を記録する
必要な機材
上⼿に光を捕らえる設定
光の向きによる印象の違い（デモ）
硬い光と柔らかい光（デモ）
実際に体験してみる！

11. 必要な機材
最低限必要な機材
・ライト
蛍光灯タイプ：
○光の状態が⾒た⽬で分かりやすく、
初⼼者でもはじめやすい
○低コスト
×応⽤が利きにくい（上級レベル）
×光量が⼩さい
ストロボタイプ： ○あらゆる応⽤が利く
○光量が⼤きい
×光の状態が⾒えないため難しい
×初期コストがかさむ

12. 蛍光灯ライトの種類
撮りたい商品のサイズと効率で決めましょう
汎⽤デスクライト： ○低コスト、すぐ⼿に⼊る
×光量が⼩さい（⼤型商品厳しい）
△光が硬い
専⽤蛍光灯： ○光量が⼤きい（種類が豊富）
○効率良く撮れる
○結果が安定する
○柔らかい光が得やすい
×デスクライトに⽐べると⾼価
×場所をとる
商品＆⼈物撮影の撮影機材屋 オムニバス (http://store.omnivas.jp/)

13. あったほうがいい機材
できれば揃えましょう
レフ版：
三脚：
光を反射させてコントロールするた
めの板
スチレンボード(5mm)を⽤意すれ
ばOK
効率良く撮りたい時、⾒せ⽅をこだ
わりたいときに便利
背景紙など： ⼩さなものなら画⽤紙やランチョン
マットなどでも代⽤可
専⽤のロール紙も売ってます

14. 光の⾊を揃える
なかなか気づかないですが⾮常に重要です
部屋とライトの⾊を揃える
電球は種類によって光の⾊が違います
⾊がバラバラだと商品の⾊が正しく出ません
⾊の種類と⾊温度（K：ケルビン）
電球⾊：約3000K（撮影には適さない）
昼⽩⾊（ナチュラル⾊）：約5000K（太陽光に近くおすすめ）
昼光⾊（クール⾊）：約6500K（やや⻘⽩い。これでもOK）
＊⽩熱電球（タングステン）は⾊温度が低く、発熱も⼤きいので初
⼼者にはおススメしません。
＊最近流⾏のLEDは写真撮影⽤の⾼級品を使わないと正しい⾊が出
ないので注意。

15. ⾊温度が揃っていない例
ミックス光での撮影はプロでも⼤変。。

16. 本⽇のコンテンツ
カメラは光を記録する
必要な機材
上⼿に光を捕らえる設定
光の向きによる印象の違い（デモ）
硬い光と柔らかい光（デモ）
実際に体験してみる！

17. カメラの設定
最低限やっておくべきカメラの設定
撮影モード： Av(A)モード
F値： F4〜5.6くらい
F値を⼤きくするとブレやすくなります。。
⼩さくしすぎるとボケ過ぎる
ISO感度： 慣れないうちはオートでOK
⾃分で調整できるならSS1/100s程度にな
るように設定（⼿持ちの場合）
ホワイトバランス：最近のカメラならオートでもそれなりに合
います。合わなければ蛍光灯にセット。
将来的にはマニュアルを使えるようになり
たい。

18. ピントの設定
ピント合わせは全てにおいて優先します
AFモード： ONE SHOT(キヤノン）、S-AF or AF-S（その他）
＊ニコンのカメラは標準でAF-Aになってることがあるので注意
AFエリア： キヤノン⇒１点ＡＦ / ニコン⇒シングルポイントＡＦ /
ペンタックス⇒セレクトモード
オリンパス⇒シングルターゲットＡＦ / パナソニック⇒
１点フォーカス / ソニー⇒フレキシブルスポットＡＦ
1箇所でピントを合わせるモードにする
＊三脚を使える⼈は将来的にMF（マニュアルフォーカス）を使え
るようになると便利です。

19. AFモードの設定
（フォーカスモード）
AFエリアの設定
キヤノンの場合
キヤノン
ニコン J1
Rf. デジカメWatch http://dc.watch.impress.co.jp/
推奨！
⾮推奨
オリンパスの場合
Rf. E-meister(http://kassy2009.seesaa.net/article/358046241.html )

20. 明るさの設定
気持ち明るめに撮るのが上⼿に⾒えるコツ
・明るさは露出補正でしか変わりません！
写真の明るさはライトを強くしても変わりません。
F値を変えても変わりません。
明るさを変えられるのは「露出補正」だけです。
露出補正：
（+/-)ボタンを押して変更します。
プラスにすると明るく、マイナスにすると暗くなります。
⽩背景のときは＋1.0〜1.7
⿊背景のときは－0.7〜1.3くらいがおすすめ

21. 本⽇のコンテンツ
カメラは光を記録する
必要な機材
上⼿に光を捕らえる設定
光の向きによる印象の違い（デモ）
硬い光と柔らかい光（デモ）
実際に体験してみる！