日本SoftLayerユーザー会 (JSLUG) 主催の勉強会で発表したlightningTalk資料

1. 日本情報通信株式会社
吉川 裕樹

2. 自己紹介
紹介したいこと
SoftLayerとの関わり
• 2013年10月~某案件スタート
• Virtual Server を想定した契約などはできた
某社向けBare Metal Server提供
• 実際にやってみた、あれこれ
課題

3. 氏名 吉川 裕樹 （よしかわ ゆうき）
趣味 Surfing、子守り
所属 日本情報通信株式会社（NI+C）
• クラウド＆マネージドサービス事業部
 クラウドサービス部 クラウドサービスグループ
 サービス推進部 クラウド推進グループ 兼務

5. 氏名 吉川 裕樹 （よしかわ ゆうき）
所属 日本情報通信株式会社（NI+C）
• クラウド＆マネージドサービス事業部
 クラウドサービス部 クラウドサービスグループ
 サービス推進部 クラウド推進グループ
正解は
a．２個 b．３個 c．４個

6. 今日はセールスはしません。ご安心を！
SoftLayerの特長であるBare Metal Server
の提供時に気を付けるべき事を
自らの経験に基づき
（独断と偏見もあるかもしれませんが）
皆さまにお伝えしたいと思います。

7. 西暦2013年9月某日、某案件にて・・・
• 来週から使いたいので、よろしくお願いします。
• SoftLayerって何だっけ？
• SoftLayerとの契約って？
• カード決済？
• ドル建て？
• 今まで触ってきたクラウドと何が
違うの？
A●S、B●EC、C●oud n、I●J-GIO

8. まずググってみた。日本語の情報は皆無でした。
• 英語の壁
• 英語かぁ
まずは自己紹介だね！
I am a boy.
I am a student.
いや、俺、学生じゃないから、I am 社
会人っていえばいいのかな？
で、社会人って英語でなんて言うの？

9. まずはSoftLayerのサービス仕様から調査開始
• でも3週間後にはお客様へお納めしなきゃ！
3週間ですか

10. 10月某日、期日通りお納めしました！
• Virtual Serverを想定した手順を確立
• 事前準備項目の整理
• 作業計画書の雛形とか
• 契約書関係とか
• クレジットカード会社からの被請求情報
の見え方
• その後の課金情報作成~請求書発行

11. 某社様向けに7台、Bare Metalが欲しいなぁ
• 7台の Bere Metal♪
• 売上いいよね♪
• 簡単にできるんだよね♪

12. Virtual Serverとの違いを調べた
それだけ！？ 想定範囲内では？ 簡単だね！
相違点
構成検討時 物理サーバの可用性を担保する方式の検討が必要
お客様とのやり取りが増える HDDやRAID構成など
オーダー時 入力項目が増える HDDやRAID構成など
プロビジョニング時間が違う 5~20分 ⇒ 2~4時間
契約関連 強いて言うなら、Hourlyを選択できないMENUがある

13. 違う構成のサーバなので、一旦構成を決めて「数
量n」って出来ない・・・
SVR01
SVR02
SVR03
SVR04
SVR05
SVR06
SVR07
数量=7

14. 逆に言うと、同じ構成のサーバなら、「数量n」って
できます。
• 但し、まず1台構成し、アサインされたVLAN上に残るサー
バを構成する手順としています。
お客様毎の
VLAN
SVR01
数量=1 SVR02
SVR03
SVR04
SVR05
SVR06
SVR07
数量=6
SVR01

15. 7台のBere Metalを短時間でご提供するには
※※※※
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※※※※
13:00-18:00
18:30-23:00
18:30-23:00
19:00-23:30
19:00-23:30
19:30-00:30
19:30-00:30
2台ずつプロビジョニングした場合
5時間+5時間+1時間=11時間
3台ずつプロビジョニングした場合
5時間+5時間+30分=10時間30分
オーダー30分
プロビジョニング4時間
確認30分
計 5時間 と仮定

16. 確認って？
CPUやRamが盛られて来たことがあります。
• 2Core 500GBのはずが4Core1000GBとか
• でも、費用は上昇しませんでした。（なのでお得）
困るケース 喜ぶケース
ソフトウェアライセンス費用 OSSをご利用のお客様
日本企業的商習慣 処理能力やリソースが欲しい

17. オーダー時間
• 馴れるにつれてどんどん短縮できました。
プロビジョニング時間
• 実際は前倒しできました。
• 但し複数の大きなディスクを構成する場合、ディスクの構
成時間分は掛かってしまいます。
• 必要に応じてSoftLayerにチケットで連絡し、（ディスク
構成中でしたが）使えるようにしてもらいました。

18. プロビジョニング時間を考慮すると、サービス開始
起算日が翌日になってしまう場合がある。

19. 事前に日本円でのサービス料金を確定して、お
見積書を提出し、お客様から注文書を頂く必要
があるお客様って結構多いです。
お客様が対応できる形式への対応を十分に考
慮しておく必要があります。

20. 独自Portalの必要性
• 日本語Portalを作ります！（支援を仰いで）
• プロビジョニングやビリングも含めた、自動化もしたい。
課金モデル （以下をどうやって両立させるか）
• 日本企業的処理 事前に料金を確定
• クラウドの良さを活かす 従量課金、セルフサービス
提供メニュー （以下をどうやって両立させるか）
• SoftLayerの良さである自由な組合せ
• オーダーしやすい組合せ

21. NI+Cは今後もSoftLayerを扱う方々に対し、
より良い情報を提供していきます！
ご清聴ありがとうございました。