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Shonai ishi10a2 1. 2. まとめ
• 「薬物乱用頭痛」 16 例(含む疑診)のうち、 14 例が
元々は片頭痛患者であった。
• 治療は簡単ではないが、鎮痛剤の減量と予防薬の投与
により、確診 10 例中 6 例で薬物乱用から離脱出来た。
• 頭痛予防薬として抗てんかん薬(デパケン)が有効だ
った。
• 確実な診断(頭痛の性状、薬物使用状況確認、二次性
頭痛の除外)と患者教育( MOH 、鎮痛剤の知識、頭
痛ダイアリー)が重要。
3. 4. 結語
• 「薬物乱用頭痛」 (MOH) は正しい診断と適切な治
療で改善する。
• MOH 患者は、指導教育しても脱落しやすい傾向が
ある。
• 片頭痛患者は病院よりも診療所を受診する可能性
が高く、「医源性」の症例も少なくない。
• 頭痛治療に関わっている診療所医師が「薬物乱用
頭痛」について正しい知識と経験を持つ事も必要
(安易な鎮痛剤処方を慎むべき)。
5. 6. 薬物乱用頭痛とは(1)
国際頭痛分類第 2 版
「 8. 物質またはその離脱による頭痛」
• 8.1 急性の物質使用または曝露による頭痛
• 8.2 薬物乱用頭痛 (MOH)
• 8.3 慢性薬物使用による有害事象としての頭痛
• 8.4 物質離脱による頭痛
7. 8. 9. 10. 全頭痛患者: 1356 例( H20.3.3 〜 H22.11.27)
★ ( 二次性または分類不能を除く)
• MCH : 684
例 (50. 4%)
• 片頭痛: 425 例
(31.3%)
• 混合性頭痛: 133 例
( 9.8% )
• 群発頭痛: 7
例 (0.5%)
11. 症例1
32 才、女性
病歴: 25 才頃から頭痛が多くなった。
片頭痛タイプ。市販薬飲んでいた。
27 才妊娠出産。この時期は頭痛は軽かった。
それ以降、また頭痛持ちになった。
2年程前からAクリニック受診。片頭痛の診断でレルパックスとロ
キソニン処方。頭痛があるとすぐに飲む。
H21 年3月〜毎日ロキソニン内服(日に2、3回)。
レルパックスもほぼ毎日服用(言えばくれる)。
現症:神経脱落症状なし
脳 MRI で器質的疾患を否定。
12. 13. 14. 15. 症例2
51 才、女性
病歴:頭痛は小学校高学年からある。妊娠出産後、 35
才頃から生理の前に頭痛が多くなった。片頭痛タイプ。
加えて頸椎椎間板ヘルニアや転倒による肩骨折のため
整形外科より鎮痛剤処方され毎日服用していた。受診
少し前から頭痛が酷く、ボナフェック座薬効かず家族
が服用していた片頭痛頓挫薬で少し楽になった。
現症:神経脱落症状なし
脳 MRI で器質的疾患を否定。
16. まとめ1
• 開院以来2年 9 ヶ月の間に、分類可能な一次性
頭痛 1356 例を診察した。
• 最も多いのは筋収縮性頭痛 684 例 (50. 4%) 。
• 続いて片頭痛 425 例 (31.3%) 。
• 安易な鎮痛剤服用による「薬物乱用頭痛」を
27 例 (2.0%) 経験した。
17. まとめ2
• 初診時だけでなく再診時にも繰り返して、鎮痛
剤乱用の弊害を説明指導した。
• 鎮痛剤の処方を徐々に減らし、頭痛の性状に合
致する対症薬、予防薬を投与した。
• 患者の自覚を促し、使用薬剤量を減らす上でも
「頭痛ダイアリー」は有用であった。
• 薬物離脱の継続には定期的受診を勧める。
18. 19. 20. 21. 22. 薬物乱用頭痛とは(3)
薬物乱用頭痛( MOH )診断基準( 2005 )
A. 頭痛は1ヵ月に 15 日以上存在し、 C および D を満た
す
B. 頭痛の急性治療および対症療法(あるいはその両方)
のために使用された1つ以上の薬物を3ヵ月を超えて
定期的に乱用している
C. 頭痛は薬物乱用のある間に出現もしくは著明に悪化す
る
D. 乱用薬物の使用中止後、 2 ヵ月に以内に頭痛が消失、
または以前のパターンにもどる
23. 薬物乱用頭痛とは(4)
慢性片頭痛と薬物乱用頭痛の付録診断基準の追加について (2006)
A8.2 薬物乱用頭痛の診断基準 ( Appendix 8.2 )
• A 頭痛は1ヵ月に 15 日以上存在する.
• B 8.2 のサブフォームで規定される 1 種類以上の急性期・対
症的治療薬を 3 ヵ月を超えて定期的に乱用している
1. 3 ヵ月以上の期間、定期的に1ヵ月に
10 日以上エルゴタミン、 トリプタン、オピオイド、または複合鎮痛薬
を使用している
2. 単一成分の鎮痛薬、あるいは、単一では乱用
には該当しないエルゴタミン、トリプタン、オピオイドのいずれかの組み合
わせで合計月に 15 日以上の頻度で 3 ヵ月を超えて使用している.
• C 頭痛は薬物乱用により発現したか、著明に悪化している.
25. MOH 患者の治療成績
• 16 例(男3、女 13) 中、 1 回または2回しか来院せず中断
が6例(よって、確実な診断例は 10 例)
• 10例中6例で MOH 離脱し、現在も通院中。
• 離脱出来なかった4例中2例は他院での鎮痛剤服用を中止
出来ず、治療から脱落。
• 再来しなくなった、離脱出来なかった計 10 例は市販薬を購
入したり、他院に移って処方を受けている可能性がある。
• MOH の離脱に成功しても、再発率は高いので継続して患者
教育と綿密な治療計画が大切。