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オンプレミスのパッケージ製品からマルチテナントのSaaS製品へ
- 1. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. エムオーテックス株式会社 橋爪 創一 2021/12/09 オンプレミスのパッケージ製品から マルチテナントのSaaS製品へ
- 2. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. 橋爪 創一（はしづめ そういち） 現在 ：エムオーテックス株式会社 2017年入社 LANSCOPEクラウド版 DevOpsチーム 経歴 ：医療パッケージ開発、ECサイト運用保守 AWS歴：約3年 自己紹介
- 3. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. l SaaS/マルチテナントへの挑戦 l SaaS化における課題/工夫 l SaaS化による効果 l まとめ アジェンダ
- 4. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. 会 社 名 エムオーテックス株式会社 代 表 取 締 役 社 長 宮崎 吉朗 設 立 1990年7月 拠 点 大阪本社・東京本部・名古屋支店・九州営業所 従 業 員 数 308名（2021年4月現在） 事 業 内 容 自社プロダクトの企画・開発・販売 会社紹介
- 5. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. プロダクト紹介 モバイル管理 位置情報管理 盗難・紛失対策 外部脅威対策 標的型攻撃対策 ランサムウェア対策 IT資産管理 パソコン情報収集 アプリ管理・配布 操作ログ管理 PC操作を記録 アラート通知 情報漏えい対策 デバイス制御 Webフィルタ ⾃動化 クラウドサービス連携で情シ ス・総務の業務を⾃動化 エンドポイントにおけるIT資産管理・セキュリティ・効率化のためのソフトウェア
- 6. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. LANSCOPEオンプレミス版、クラウド版の実績 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 4⽉ 6⽉ 8⽉ 10⽉ 12⽉ 2⽉ 4⽉ 6⽉ 8⽉ 10⽉ 12⽉ 2⽉ 4⽉ 6⽉ 8⽉ 10⽉ 12⽉ 2⽉ 4⽉ 6⽉ 8⽉ 10⽉ 12⽉ 2⽉ 4⽉ 6⽉ 8⽉ 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 導入社数20,000社突破！導入後も93%以上の方が使い続けているLANSCOPEシリーズ 導入後も93％以上の方に使い続けていただける「製品力」と「サポート力」が強み 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 1⽉ 4⽉ 7⽉ 10⽉ 1⽉ 4⽉ 7⽉ 10⽉ 1⽉ 4⽉ 7⽉ 10⽉ 1⽉ 4⽉ 7⽉ 10⽉ １⽉ ４⽉ 7⽉ 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 ＜ LANSCOPEオンプレミス版 導⼊社数実績 推移 ＞ 5,000社突破 ＜ LANSCOPEクラウド版 導⼊社数実績 推移 ＞ ※2021年9月末現在
- 7. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. % 10% 25% 38% 26% 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 今後もオンプレミス製品 を使い続ける 2年以内に SaaS 製品への移⾏ を検討している 時期は未定だが SaaS 製品への 移⾏を検討している よくわからない ※ テクノ・システム・リサーチ社『2020-2021年版 エンドポイント管理市場のマーケティング分析』より作成 IT 資産管理ツール分野におけるクラウドシフト傾向 63%の組織がクラウド製品への移行を検討中
- 8. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2021年度4月-9月 2020年度10月-3月 LANSCOPE オンプレミス版 LANSCOPE クラウド版 49% 51% 37% 63% ■製品購⼊・検討に関する問い合わせの内訳 ■LANSCOPE シリーズ 新規導⼊の内訳 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2021年度4月-9月 2020年度10月-3月 LANSCOPE オンプレミス版 LANSCOPE クラウド版 64% 36% 38% 62% 弊社での実際の変化 製品導入に関するお問い合わせ・新規導入ともに、 クラウドサービス製品が増加している
- 9. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. SaaS/マルチテナントへの挑戦
- 10. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. 2012 An 2018 An 3.0 LANSCOPEの歴史 PC管理ツール LanScope Cat をリリースして以降、24年間弊社の主力製品 モバイルデバイス管理ツール LanScope An をリリース 始めてのSaaS製品 マルチテナントへ移行 クラウド基盤もAWSへ移行 1997 Cat
- 11. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. LANSCOPEの歴史 2020 An 4.0 2021 リブランディング 2021 リブランディング Windows管理のノウハウ移植 Windows管理機能を大幅強化 リブランディングを行い、オンプレミス版と クラウド版へ名称変更
- 12. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. l 2012年、LanScope An をリリース l 背景にはスマートフォンの普及 l モバイルデバイスを管理するにあたりクラウドのほうが適していたためSaaS を選択 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 スマートフォン普及率 スマートフォン普及率 出処：総務省「情報通信白書」 LanScope An リリース SaaSを始めたきっかけ SaaSを始めたものの、 シングルテナントに近い アーキテクチャだった
- 13. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. l データベースをテナントごとに用意するシングルテナントに近いアーキテ クチャだった為、テナントが増えるたびにテーブル数が増え、性能の限界 を迎えた。 l 併せて、使用していたコンポーテントのサポートが終了を迎える マルチテナント型への移行 性能問題を解決するため、いちから作り直す経営判断を行なった 2018年、マルチテナント型SaaS、LanScope An 3.0 をリリース
- 14. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. マルチテナント型への移行 コンピューティングやストレージはテナント間で共通 リクエストに識別IDを含めることで個別処理を実現
- 15. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. SaaS化における課題/工夫
- 16. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. SaaS化における課題/工夫 l 既存事業主体の組織体制への対応 l 柔軟でスピーディーに対応できる受発注システム対応 l 新しい技術へのチャレンジ クラウドビジネス立ち上げで直面した３つの課題への対応
- 17. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. MOTEX 営業 マーケティング サポート 開発 ■ MOTEX従来の組織構造 MOTEX クラウドサービス 本部 マーケティング サポート 開発 ■ クラウドサービス立上時の組織 営業 既存事業主体の組織体制への対応 クラウドビジネス立ち上げを専任組織化 製品開発・マーケティング・サポートをひとつの部門へ
- 18. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. LanScope Cat の受注・出荷に特化した 業務システムを自社で開発・運用 LTVの最大化を支援する サブスク管理業務システムの導入 オンプレ パッケージ販売 クラウド サブスク 金額 伝票数 自社実績・他社ヒアリングも踏まえた伝票数推計 柔軟でスピーディに対応できる受発注システム対応 受発注トランザクションの増加 価格・メニューの多様化
- 19. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. 技術的な課題の解決 マルチテナントかつ拡張性の高いシステムを作るため、サーバーレスや 、NoSQLデータベースなどの新しい技術に挑戦 リレーショナルデータベース Windows Server Delphi/C# NoSQL（DynamoDB） サーバーレス（Lambda、ECS） 開発言語（Scala） オンプレミス版での開発技術 クラウド版の開発技術 勉強会の実施や、ペアプログラミング・モブプログラミングを導入
- 20. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. SaaS化による効果
- 21. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. l お客様にとって検討・導⼊のハードルが圧倒的に低い l APIにより⾊々な製品・サービスとの連携 l アーキテクチャ次第で継続的なコスト削減が可能 クラウド型製品で提供することはお客様の負担を大きく低減 かつメーカーにとっても大きなメリット SaaS化による効果
- 22. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. 検討・導入のハードルが圧倒的に低い クラウド版 オンプレミス版 コスト サーバー費用 不要 必要 ライセンス費用 イニシャル+ランニング また は ランニング のプランを２つ用意 イニシャル+ランニング 調達/メンテナンス 調達 不要 必要 構築 不要 必要 メンテナンス 不要 必要 バージョンアップ サーバー 不要 必要 クライアント 必要（自動アップデート） 必要（サーバーから配 信） 管理メンテナンス不要、バージョンアップ不要 常に最新バージョンで最新の価値をお届け
- 23. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. APIがあれば他サービスとの連携が無限に広がる 自製品だけでは解決できないお客様課題の解決へ APIにより色々な製品・サービスとの連携
- 24. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. アーキテクチャ次第で継続的なコスト削減が可能 サーバーレスのサービスを主体としたアーキテクチャ 使った分だけ支払うことでAWSサービス利用料を削減 AWSのサービスアップデートによるコスト削減を享受することも 1000個以上 1500個以上 20本以上 50本以上 200本以上
- 25. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. 技術的な課題の解決 https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/managed-service-day-2021-2/ サーバーレス採用時の話は、7月開催の「そろそろマネージド、クラウド ネイティブで行こう!サーバーレスへのチャレンジ」でも発表
- 26. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. まとめ
- 27. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. まとめ l 市場の大きな流れはクラウドへのシフト l お客様の選択肢を増やすためにも、クラウドの選択肢を製品へ l マルチテナントにすることで真にクラウドのメリットが得られる 全てはお客様のために、クラウドという選択肢を
- 28. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. 採用してます！ l カジュアル面談やってます！
- 29. © 2021, AmazonWeb Services, Inc. or its Affiliates. ありがとうございました