2012年10月25日




   今さら聞けないシリーズ
もう迷わないパソコン選び
  パソコンの基礎を学び、どんなパソコンを選べばよいかがよくわかる




           抜粋資料
パソコンの構造を知ろう




              出典:「情報機器と情報社会のしくみ」

                              1
パソコンの構造を知ろう




              出典:「情報機器と情報社会のしくみ」

                              2
代表的なパソコンの装置

           CPU
入力装置                 出力装置

           メモリ



         ハードディスク



                            3
パソコン選びで知っておきたい6項目
以下の6項目を理解するとパソコン選びがわかる!

①CPU

②ハードディスク

③メモリ

④光学ドライブ

⑤OS

⑥モニタ
                          4
①CPUとは
             人間でいえば「脳」
      スイッチのオン・オフを繰り返し、演算を行う装置

                   【ポイント】
                   速いほうがいいが、コストと用途を考慮して選択する

                     主なCPU   性能   価格       用途
                                       グラフィック、ゲーム、
                   Core i7   ◎    △    動画

                   Core i5   ◎    ○    グラフィック


                   Core i3   ○    ○    グラフィック、ビジネス
参考)
Core i7のトランジスタ数は                       ビジネス、インターネッ
                   Celeron   △    ◎    ト
7 億 7400 万個に達する


                                                     5
②ハードディスクとは
円盤状のディスクにデータを保存・読み出しする装置

                 【ポイント1】
                 速度の違いがある
                 ①5,400rpm
                 ②7,200rpm

                 【ポイント2】
                 サイズの違いがある
                 ①2.5インチ(ノート)
                 ②3.5インチ(デスクトップ)
                      出典:「情報機器と情報社会のしくみ」

                                      6
SSDという選択肢もある
フラッシュメモリでデータを保存・読み出しする装置

                            ハードディスクのような
                            機械装置がないため衝撃
                            などに強い!
                            サイズはハードディスク
                            と同じ規格が多い。



           【ハードディスクと比較】
           ①○:高速動作!(100倍)
           ②○:発熱量が少ない
           ③○:衝撃に強い
           ④×:高価
           ⑤×:容量が少ない
           ⑥△:書き換え回数に制限がある
            1日に書き込むデータ量を10GBとすると、10GBは500万ページだから、8,300億
            ページ書き込めるSLCチップのSSDであれば16万6,000日以上、つまりは454年以
            上利用できることになる


                                                      7
保存容量はハイスピードで増大している
        保存領域は、実質無限大になっていく・・・!?
                                            2,700年分
                                7年分
※新聞で換算してみると・・・



                    1年分

   0.5日分           1年分          7年分




フロッピーディスク(1.4MB)   CD(700MB)   DVD(4.7GB)   ハードディスク(2TB)
                                                           8
③メモリとは
     データを「一時的に」保存・読み出しする装置

実際の作業に例えると
(A)メモリ・・・机の上
(B)ハードディスク・・・本棚、ラック
                        (B)ハードディスク
(A)メモリ

              取りに行くのに
              時間がかかる




    すぐとれる




                                 9
メモリ選びのポイント
①デスクトップ用

                   【ポイント1】
                   4GB必須!
                   容量は大きいほうがいいが、最大
                   のメモリ容量はマザーボードやOS
                   の種類で決まる。


②ノートブック用           【ポイント2】
                   増設時には注意!規格の
                   違いがある
                   ①種類(DDR3、DDR2など)
                   ②動作周波数


                                 出典:I-O DATA

                                         10
④光学ドライブとは
   外部からのデータを読み込み・書き込みする装置

                         【ポイント】
                         基本的に「DVD super multi」が標準
                         装備されていることが多い


                                      2層の書き込
                                      み領域を持つ
                                      8.5GBのDVD




                                                  出典:I-O DATA
※映像を扱うための「ブルーレイ」対応も増えてきている
                                                          11
⑤OS(オペレーティング・システム)とは
コンピュータシステム全体を管理する基本のソフトウェア




                             12
OS(オペレーティング・システム)の役割
  コンピュータシステム全体を管理する基本のソフトウェア

    機能                    解説

          タスクを実行する順番を管理し、その順番にあわせてタスクに必要な資源
タスクの管理    (CPU、メインメモリ、ファイル、入力装置など)を割り当てる機能。


          プログラム開始時にメインメモリを割り当て、プログラムの終了でメインメモ
メモリの管理    リを開放する機能。仮想記憶なども行う。

          補助記憶装置の空いている領域にファイルを書き込んだり、補助記憶装置
ファイルの管理   からファイルを読み込んだりする機能。


          各インターフェイスに接続している入力装置、モデム、プリンタなどの周辺機
周辺機器の管理   器の制御を管理する機能。


APIの提供    アプリケーションソフトが共通して利用できるインターフェイスを提供する。


                                        出典:京都産業大学

                                                13
知っておきたいWinodws7の主な種類

       エディション                   説明
                    一般ユーザー向けであり、販売されているパソコンに、
Home Premium        最も多く採用されています。

                    ビジネスユーザー向けであり、WindowsXPが動作しま
Professional        す
                                                   ベ
Ultimate            最上位エディションであり、全ての機能が使えます。
                                                   ス
                                                   ト
                                                   チ
     動作環境                     説明                   ョ
                                                   イ
32ビット
                ○:周辺機器のドライバーなどは充実している
                ×:メモリは4GB以下しか搭載できない
                                                   ス
                ○:メモリが4GB以上搭載できる
64ビット           ○:64ビット対応ソフトは動作が速い
                ×:古い装置の接続や動作ができない可能性がある

                                                   14
⑥モニタ
                                   画面の粒の数




モニタ選びで注目すべきは「画面サイズ」+       「解像度」
【解像度 1,920×1,080】    【解像度 1,280×720】




               解像度                     解像度

               大                       一般
同じ画面サイズでも「解像度」が大きいと表示範囲は大きくなる
                                            15
パソコン選びのポイント まとめ
         用途に応じて構成を考えます(ひとつの目安として)

                     ②ハード            ④光学ド
   用途       ①CPU              ③メモリ                 ⑤OS      ⑥モニタ
                     ディスク             ライブ

グラフィック、                              DVD super
                                                 Widows7   解像度
ゲーム、       Core i7   1TB~     8GB~    multi+ブ
                                                 64ビット     1,920×1,080
動画編集                                  ルーレイ

                                     DVD super   Widows7   解像度
グラフィック     Core i5   500GB~    8GB
                                       multi     64ビット     1,920×1,080


ビジネス                                 DVD super   Widows7   解像度
           Core i3   500GB     4GB
インターネット                                multi     64ビット     1,280×720


ビジネス、                                DVD super   Widows7   解像度
           Celeron   320GB     △
インターネット                                multi     32ビット     1,280×720


                                                                       16
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デル(http://www.dell.co.jp/)     ソニースタイル(http://store.sony.jp/)




マウスコンピューター                     HP ヒューレット・パッカード
(http://www.mouse-jp.co.jp/)   (http://h50146.www5.hp.com/directplus/personal/)

                                                                          17
ありがとうございました



              18

パソコン選び(抜粋)

  • 1.
    2012年10月25日 今さら聞けないシリーズ もう迷わないパソコン選び パソコンの基礎を学び、どんなパソコンを選べばよいかがよくわかる 抜粋資料
  • 2.
    パソコンの構造を知ろう 出典:「情報機器と情報社会のしくみ」 1
  • 3.
    パソコンの構造を知ろう 出典:「情報機器と情報社会のしくみ」 2
  • 4.
    代表的なパソコンの装置 CPU 入力装置 出力装置 メモリ ハードディスク 3
  • 5.
  • 6.
    ①CPUとは 人間でいえば「脳」 スイッチのオン・オフを繰り返し、演算を行う装置 【ポイント】 速いほうがいいが、コストと用途を考慮して選択する 主なCPU 性能 価格 用途 グラフィック、ゲーム、 Core i7 ◎ △ 動画 Core i5 ◎ ○ グラフィック Core i3 ○ ○ グラフィック、ビジネス 参考) Core i7のトランジスタ数は ビジネス、インターネッ Celeron △ ◎ ト 7 億 7400 万個に達する 5
  • 7.
    ②ハードディスクとは 円盤状のディスクにデータを保存・読み出しする装置 【ポイント1】 速度の違いがある ①5,400rpm ②7,200rpm 【ポイント2】 サイズの違いがある ①2.5インチ(ノート) ②3.5インチ(デスクトップ) 出典:「情報機器と情報社会のしくみ」 6
  • 8.
    SSDという選択肢もある フラッシュメモリでデータを保存・読み出しする装置 ハードディスクのような 機械装置がないため衝撃 などに強い! サイズはハードディスク と同じ規格が多い。 【ハードディスクと比較】 ①○:高速動作!(100倍) ②○:発熱量が少ない ③○:衝撃に強い ④×:高価 ⑤×:容量が少ない ⑥△:書き換え回数に制限がある 1日に書き込むデータ量を10GBとすると、10GBは500万ページだから、8,300億 ページ書き込めるSLCチップのSSDであれば16万6,000日以上、つまりは454年以 上利用できることになる 7
  • 9.
    保存容量はハイスピードで増大している 保存領域は、実質無限大になっていく・・・!? 2,700年分 7年分 ※新聞で換算してみると・・・ 1年分 0.5日分 1年分 7年分 フロッピーディスク(1.4MB) CD(700MB) DVD(4.7GB) ハードディスク(2TB) 8
  • 10.
    ③メモリとは データを「一時的に」保存・読み出しする装置 実際の作業に例えると (A)メモリ・・・机の上 (B)ハードディスク・・・本棚、ラック (B)ハードディスク (A)メモリ 取りに行くのに 時間がかかる すぐとれる 9
  • 11.
    メモリ選びのポイント ①デスクトップ用 【ポイント1】 4GB必須! 容量は大きいほうがいいが、最大 のメモリ容量はマザーボードやOS の種類で決まる。 ②ノートブック用 【ポイント2】 増設時には注意!規格の 違いがある ①種類(DDR3、DDR2など) ②動作周波数 出典:I-O DATA 10
  • 12.
    ④光学ドライブとは 外部からのデータを読み込み・書き込みする装置 【ポイント】 基本的に「DVD super multi」が標準 装備されていることが多い 2層の書き込 み領域を持つ 8.5GBのDVD 出典:I-O DATA ※映像を扱うための「ブルーレイ」対応も増えてきている 11
  • 13.
  • 14.
    OS(オペレーティング・システム)の役割 コンピュータシステム全体を管理する基本のソフトウェア 機能 解説 タスクを実行する順番を管理し、その順番にあわせてタスクに必要な資源 タスクの管理 (CPU、メインメモリ、ファイル、入力装置など)を割り当てる機能。 プログラム開始時にメインメモリを割り当て、プログラムの終了でメインメモ メモリの管理 リを開放する機能。仮想記憶なども行う。 補助記憶装置の空いている領域にファイルを書き込んだり、補助記憶装置 ファイルの管理 からファイルを読み込んだりする機能。 各インターフェイスに接続している入力装置、モデム、プリンタなどの周辺機 周辺機器の管理 器の制御を管理する機能。 APIの提供 アプリケーションソフトが共通して利用できるインターフェイスを提供する。 出典:京都産業大学 13
  • 15.
    知っておきたいWinodws7の主な種類 エディション 説明 一般ユーザー向けであり、販売されているパソコンに、 Home Premium 最も多く採用されています。 ビジネスユーザー向けであり、WindowsXPが動作しま Professional す ベ Ultimate 最上位エディションであり、全ての機能が使えます。 ス ト チ 動作環境 説明 ョ イ 32ビット ○:周辺機器のドライバーなどは充実している ×:メモリは4GB以下しか搭載できない ス ○:メモリが4GB以上搭載できる 64ビット ○:64ビット対応ソフトは動作が速い ×:古い装置の接続や動作ができない可能性がある 14
  • 16.
    ⑥モニタ 画面の粒の数 モニタ選びで注目すべきは「画面サイズ」+ 「解像度」 【解像度 1,920×1,080】 【解像度 1,280×720】 解像度 解像度 大 一般 同じ画面サイズでも「解像度」が大きいと表示範囲は大きくなる 15
  • 17.
    パソコン選びのポイント まとめ 用途に応じて構成を考えます(ひとつの目安として) ②ハード ④光学ド 用途 ①CPU ③メモリ ⑤OS ⑥モニタ ディスク ライブ グラフィック、 DVD super Widows7 解像度 ゲーム、 Core i7 1TB~ 8GB~ multi+ブ 64ビット 1,920×1,080 動画編集 ルーレイ DVD super Widows7 解像度 グラフィック Core i5 500GB~ 8GB multi 64ビット 1,920×1,080 ビジネス DVD super Widows7 解像度 Core i3 500GB 4GB インターネット multi 64ビット 1,280×720 ビジネス、 DVD super Widows7 解像度 Celeron 320GB △ インターネット multi 32ビット 1,280×720 16
  • 18.
    ウェブサイトでパソコンを選んでみよう♪ デル(http://www.dell.co.jp/) ソニースタイル(http://store.sony.jp/) マウスコンピューター HP ヒューレット・パッカード (http://www.mouse-jp.co.jp/) (http://h50146.www5.hp.com/directplus/personal/) 17
  • 19.