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HAZOP-­‐TRIZ連携による	
  
交通安全分析

Traffic	
  Safety	
  Analysis	
  with	
  HAZOP	
  and	
  TRIZ 	
  
日本学術会議安全工学シンポジウム,	
  	
  ,,,,,,,,	
  	
  ……….       
Safety	
  Engineering	
  symposium,	
  ,,,,,,,,	
  
 Tokyo,	
  July	
  5,	
  2017.	
  ver	
  4.0    ,	
  ,,,,	
 	
○	
  小川明秀(大同大学)	
  
  小川 清 <技術士(情報工学)・工学博士>	
  
           	
  	
  (名古屋市工業研究所)	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
1	
は ぞ っ ぷ       トリーズ
目次	
	
  
1.	
  背景(道路安全)・課題・既発表
2.HAZOP-­‐TRIZ連携	
3.交通安全分析	
  
4.まとめと今後の課題()	
  
A.	
  付録	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
2	
茶色・橙色の文字が新規部分	
  道路安全	
 	
まとめの要点	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
1.	
  背景  	
  
 ・課題	
  
 ・既発表	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 3	
HAZOPのやり方を工夫
し,効率的で,体系的で,
網羅的な分析をしよう。	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
 	
   	
  1.	
  背景・課題・事例	
1.1	
  背景:交通安全分析の偏り	
  
1.2 課題	
  
1.3 過去の発表	
  
	
  	
  	
  	
  	
  安全関連規格群	
  
	
  	
  	
  HAZOP魔法の言葉(guide	
  word)	
  
  	
  無逆他大小類部早遅前後	
  
	
  	
  	
  	
  	
  	
  HAZOP作業表(子供用)	
  	
  
1.4	
  事故分析	
  
	
  	
  	
  1.4.1	
  未実施・非公開の理由	
  
	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
4	
過去の発表の要点	
   	
  
	
  	
  	
  	
  HAZOPの困難性	
	
 	
 分析課題	
 	
FTAのある事例をHAZOPで分析。
交通安全分析の偏り	
•  自動車安全は体系的な取り組みが見える(研究
内容(工業)、産業が名古屋では身近)	
  
•  道路安全は体系的な取り組みが見えない(専門
が土木でなく、所属は行政部門ではない)	
  
•  自動車安全と道路安全を同じ手法で分析し、対
策を考える	
  
•  HAZOPでは対策を発想する手法を含まないので、
対策を発想できるTRIZを合わせて用いる	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
5
1.1	
  背景:交通安全分析の偏り	
• 1.1.1 平成29年春の全国交通
安全運動推進要綱	
  
• 1.1.2交通安全運動参加団体	
  
• 1.1.2	
  道路利用会議	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 6	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
1.1.1平成29年春の全国	
  
交通安全運動推進要綱	
– 本運動は,広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図
り,交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習
慣付けるとともに,国民自身による道路交通環境の改
善に向けた取組を推進することにより,交通事故防止
の徹底を図ることを目的とする。	
  
– 約40項目中道路安全は1項目のみ	
  
•  シルバーゾーンやゾーン30を始めとする生活道路等における
歩行者・自転車の安全な通行を確保するための交通安全総
点検の促進	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 7	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
1.1.2交通安全運動参加団体	
•  参加団体には道路関係組織もあり	
  
– 国土交通省、都道府県、市町村、独立行政法人日本高
速道路保有・債務返済機構	
  
•  参加すると道路安全が強化されることが期待でき
る団体等	
  
– (独)交通安全環境研究所	
–  (一財)道路開発振興センター	
–  (公財)交通事故総合分析センター	
  
– 全国道路利用者会議	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 8	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
1.1.3全国道路利用者会議	
•  「道路利用者の安全と利便向上に関する事業」	
  
– 項目だけで記述なし。hWp://www.road-­‐jhuc.jp/	
  
•  通学路や自転車通行空間確保等の交通安全対
策及び「無電柱化」 第六十九回定時総会決議	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 9	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
1.2	
  課題	
•  交通死亡事故を減らすには体系的な取り組みが必須	
  
•  交通死亡事故を分析する手法の未定着	
  
–  FTA,	
  FMEA,	
  HAZOPはIECの国際規格であるため交通死亡事
故分析で利用が進んでいない	
  
–  訴訟、保険計算等で事実関係に争いがある	
  
•  自動車安全と道路安全を共通に分析する手法の未定
着	
  
–  自動車安全はFTA,	
  FMEAが定着し、HAZOPの利用が進んで
いる。TRIZで対策を含めた分析を試行。	
  
–  道路安全を自動車安全の手法で分析	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 10	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
1.3 過去の発表	
  
安全分析において,HAZOP,	
  FMEA,	
  FTAの組み合
わせによる リスクアセスメントの進め方の検討[2]	
•  魔法の言葉・誘導語11(guide	
  word)は他以外対称	
  
– Guided	
  brain	
  storming	
  
– HAZOPの効率化のために,最初は無大小(NML	
  filrst)法
を提案(WCSQ2011)[3]	
  
•  三手法の組合せ:網羅性を確保(上から,下から,中から
の)	
  
– 三手法を用いる訓練方法を提唱	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 11	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
12	
2015年(一昨年)発表の要点	
	
・最初に一人作業	
	
・三手法を組合せ	
	
・三人で班を構成	
	
・人を入れ替え三回実施	
[2]
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
13	
2016年(昨年)の発表の要点	
	
・TRIZで安全分析	
	
・年齢に応じ範囲限定	
	
・HAZOPとの関連確認	
[2]
交通安全分析を	
•  自動車の機能安全対応の事業[4]で,機能安
全では不十分だと知り,自動車安全[5]に取り
組むにはどうしたらよいかを教えてもらい、今
回交通安全を初めて取り組む。	
  
•  自動車安全は毎年実績を積み上げ10年発表
しつづけてきた。	
  
•  自分達の取り組みが交通安全,安全工学にど
のように貢献できるかを確認するために発表。	
  
•  安全技術に必要な技能,理論としてHAZOP,	
  
TRIZ,技能管理等です。	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
14	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
1.4 事故分析例	
•  鉄鋼業における事故	
  
– HAZOP実施[31]。未公表	
  
•  自動車事故	
  
– 急加速問題(HAZOP無?)[32]	
  
•  福島第一原子力発電所事故	
  
– 事故分析多数(HAZOP無?)[33]	
  
•  航空宇宙産業における事故	
  
– 	
X線天文衛星ASTRO-­‐H「ひとみ」 異常事象調査
報告書(HAZOP無?)[34] FTA図あり。	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
15	
FTAのある事例は
HAZOPで分析を。	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
1.4.1	
  未実施・非公開の理由	
•  HAZOP,TRIZの実施率が低い理由	
  
•  未実施:効率的なやり方を説明できる人が少な
い。公開事例が少ない(医療関係は増加中)	
  
•  非公開:係争中、保険交渉中で公開できない	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
16	
なぜHAZOPするのか?(WHY)	
  
いつHAZOPするのか?(WHEN)	
  
どれくらいHAZOPするのか?(How)	
  
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
2.	
  HAZOP-­‐TRIZ	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 17	
HAZOPは抽象的。具体
的な設計指針と組み合
わせると効果的。	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
安全関連規格群[6]	
  	
•  ISO/IEC	
  Guide	
  50	
  子供むけ安全ガイド(JIS未発行)[7]	
  
•  ISO/IEC	
  Guide	
  51	
  安全ガイド(JIS	
  Z	
  8051:2015)[8]	
  
•  IEC	
  設計審査・安全分析	
  
–  IEC	
  61160:2005	
  Design	
  review(JIS未発行)[9]	
  
–  FMEA	
  	
  IEC	
  60812:2006	
  (JIIS	
  C	
  5750-­‐4-­‐3:2011)[10]	
  
–  FTA	
  IEC	
  68025:2006	
  (JIS	
  C	
  5750-­‐4-­‐4:2011)[11]	
  
–  HAZOP	
  IEC	
  68812:2016(JIS未発行)[12]	
  
•  機械安全 ISO	
  12100	
  (JIS	
  B	
  9700:2013)[13]等 	
  
•  電気安全 IEC	
  60065(JIS	
  C	
  6065:2016)[14]等	
  
•  機能安全 IEC	
  61508(JIS	
  C	
  0508:2012)[15]等	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
18	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
2.1	
  HAZOP魔法の言葉(guide	
  word)	
ID
D1 (no) D0
D2 (reverse) D0
D3 (other than)
D4 (more) D5
D5 (less) (quantity) D4
D6 D7
D7 (part of) (quality) D6
D8 (early) D9
D9 (late) (time) D8
DA (before) DB
DB (after) (order) DA
19	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya
無逆他大小類部早遅前後	
•  無:想定するものが無い	
  
•  逆:想定するものの方向が逆	
  
•  他:逆以外の方向,その他	
  
•  大:想定するものより大きい(すべての単位系)	
  
•  小:想定するものより小さい(すべての単位系)	
  
•  類:想定するものと違う分類のもの	
  
•  部:想定するものの一部分	
  
•  早:想定するよりも早い時刻	
  
•  遅:想定するよりも遅い時刻	
  
•  前:想定するよりも前になる	
  
•  後:想定するよりも後になる	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
20	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
表2.HAZOP作業表(子供用)	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 21	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
表3. 分析手法と段階(JAXA)	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
  
22	
  
橙色に着目 (参考文献[17]	
  プロセス改善ナビゲーション	
  
                 ガイドベストプラクティス編 )	
ID Analysis Method | Process
require
ments
basic
design
detailed
design
coding
integrat
ion test
system
test
field
test
operatio
n
1 Mode TransitionAnalysis ○ ○ ○ ○
2 CompletenessAnalysis ○ ○ ○ ○
3 nominal simulation ○ ○ ○
4 software deviation analysis ○ ○ ○ ○
5 single fault simulation ○ ○ ○ ○
6 FMEA,FTA ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
7 double faults simulation ○ ○ ○
8 HAZOP(Hazard and Operability) ○ ○ ○
9 Code clone analysis ○ ○
10 TracabilityAnalysis ○ ○ ○ ○ ○
11 ReachabilityAnalysis ○ ○ ○ ○
12 InterfaceAnalysis ○ ○ ○ ○
13 TimingAnalysis ○ ○ ○
FTA,	
  FMEA,	
  HAZOPの関係	
FTA	
FMEA	
HAZOP	
HAZOP	
HAZOP	
FTA:最上位事象を
起こさないような論
理を検討。	
HAZOP:上から,下
から,真ん中からの
いずれでも可。	
FMEA:部品(下)か
ら故障モードを洗出
[18][19][20][21]	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
23	
図2.FTA,	
  FMEA,	
  HAZOPの関係	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
HAZOPの利点・効能	
•  誘導語が逆を含み対称であるため,一方を忘れるこ
とがなくなる。	
  
•  誘導語が対称(表1.1黄色,橙,空色,薄緑)である	
  
–  11誘導語があるようで誘導語7つだけと同等。	
  
–  誘導語5つ(逆,方向,空間,時間,その他)と同等。	
  
•  誘導語の対称性に着目,すべての誘導語は有用。	
  
–  誘導語を減らす手法は無意味。漏れを誘発して危険。	
  
–  初期段階で少ない誘導語で作業するのは効率的な場合
有(無大小を先に:NML	
  first[2])。	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
24	
空間的な量と質,時間的な時刻(量)と順番(質)に分類	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
2.2	
  TRIZ	
•  1946	
  年にロシア人の G.アルトシューラが研究	
  
•  発明を促進するための誘導語類(発明の原理)	
  
•  複数の概念体系を提供し設計・分析が容易	
  
•  知財部門など分析に協力してもらえる資源[43]	
  
•  中川 徹 (大阪学院大学 名誉教授)	
  の資料利用[44]	
  
– hWp://www.osaka-­‐gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/	
  
– 子供むけ資料あり	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
25	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
2.2.1	
  TRIZの40の視点(発明の原理)	
1	
  分割原理 	
  
2 分離原理	
  
3 局所性質原理 	
  
4 非対称性原理 	
  
5 組合せ原理	
  
6 汎用性定理	
7 入れ子原理	
  
8 つりあい原理	
  
9 先取り反作用原理	
  
10	
  先取り作用定理 	
  
11	
  事前保護定理	
  
12	
  等位性原理	
12	
  逆発想原理	
	
   2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
26	
14 曲面原理	
15	
  可変性原理	
  
16	
  アバウト原理	
17	
  多次元移行原理	
18	
  機械的振動原理	
  
19	
  周期的作用原理	
20	
  連続性原理	
  
21	
  高速実行原理 	
  
22	
  禍転じて福となす原理	
  
23	
  フィードバック原理	
24	
  仲介原理	
  
25	
  セルフサービス原理	
26	
  代替原理	
  
27	
  使い捨て原理	
	
28	
  メカニズムの代替原理	
29	
  流体作用原理	
30	
  薄膜利用原理	
31	
  多孔質利用原理	
32	
  変色原理	
  
33	
  均質性原理	
  
34	
  排除・再生原理	
35	
  パラメータの変更原理	
36	
  相変化原理	
37	
  熱膨張原理	
38	
  高濃度酸素原理	
39	
  不活性雰囲気原理	
40	
  複合材料原理	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
2.2.2	
  分析のねらい	
•  「局所性質」で,部分的に弱いところ,強いところがある	
  
•  「曲面」に,弱いところ,強いところがある。	
  
•  「ダイナミック」で,動くのがはやすぎるか,おそすぎる。	
  
•  「周期的作用」として通信をうまく考案。	
  
•  「災い転じて福」は事後分析でもよい。	
  
•  「セルフ」で,対応するようにできないか。	
  
•  「長寿命より」大事なことは何か。	
  
•  「事前保護」で,何を保護するか。	
  
•  「高速実行」するのは,どういう時か。	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
27	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
2.3	
  TRIZ と	
  HAZOP	
•  原因,対策を考える際に便利	
  
– 特許・設計時に考慮するとよいことを網羅	
  
– パラメータへのHAZOP対応関係の検討	
  
•  すべての対応は設計者・特許検討者以外は困難かもしれない	
  
– 矛盾行列によって対策時の検討項目の洗い出し済	
•  TRIZの40の発明原理とHAZOPの11の誘導語の対応
関係作成	
  
– 類(AS	
  well	
  As),	
  他(Other	
  than)の候補として有望	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
28	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
29	
      見通し	
	
	
	
・TRIZ   対策に直結した事例が出る	
  
	
  
  ・HAZOP 網羅性の確保
2.3.1	
  HAZOP	
  TRIZ発明原理対応表(案)	
無	
 逆	
 他	
 大	
 小	
 類	
 部	
 早	
 遅	
 前	
 後	
分割	
 1	
 1	
 	
 1	
 1	
 	
 2	
 1	
 1	
 1	
 1	
分離	
 1	
 1	
 	
 1	
 1	
 	
 2	
 1	
 1	
 1	
 1	
局所性質	
 1	
 	
  	
 1	
 1	
 	
 2	
 1	
 1	
 1	
 1	
非対称	
 1	
 	
 2	
 1	
 1	
 	
  	
 1	
 1	
 1	
 1	
組み合わせ	
 1	
 	
  	
 1	
 1	
 2	
 	
 1	
 1	
 1	
 1	
汎用性	
 1	
 	
  	
 1	
 1	
 2	
 	
 1	
 1	
 1	
 1	
入れ子	
 1	
 	
  	
 1	
 1	
 2	
 	
 1	
 1	
 1	
 1	
つりあい	
 1	
 	
  	
 1	
 1	
 2	
 	
 1	
 1	
 1	
 1	
先取り反作用	
 1	
 2	
 	
 1	
 1	
 	
  	
 1	
 1	
 2	
 1	
先取り作用	
 1	
 	
  	
 1	
 1	
 	
  	
 1	
 1	
 2	
 1	
事前保護	
 1	
 	
  	
 1	
 1	
 	
  	
 1	
 1	
 2	
 1	
等ポテンシャル	
 1	
 	
  	
 1	
 1	
 2	
 	
 1	
 1	
 1	
 1	
逆発想	
 1	
 2	
 	
 1	
 1	
 	
  	
 1	
 1	
 1	
 1	
曲面	
 1	
 	
  	
 1	
 1	
 2	
 	
 1	
 1	
 1	
 T	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
30	
1:対応項目,2:関係性の深い項目	
 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
2.3.2 表12.HAZOPとTRIZ12ぷらす	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
31	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
3	
  .交通安全分析	
 2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
32	
子供の頃から魔法の言
葉に慣れる。
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
33	
    分析	
・道路安全と自動車安全を同じ手法で分析	
・・自動車安全	
  
	
  	
  ・・HAZOP	
  
  ・・TRIZ	
  
  ・・自動二輪安全	
  
・・道路安全	
・・HAZOP	
  
・・TRIZ	
  
・
3.交通事故分析	
3.1自動車安全	
  
	
  3.1.1自動車の種類ごと、自動運転	
  
3.2	
  道路安全	
  
	
  3.2.1	
  道路の種別ごと	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 34	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
3.2自動車安全	
•  自動車の種別・機能ごとに検討	
  
– 大型乗合自動車	
  
– 大型貨物自動車	
  
– 四輪自動車	
  
•  自動運転自動車	
  
– 自動二輪	
  
– 自転車	
  
– 電動三輪(高齢者用)	
  
•  HAZOP	
  
•  TRIZ	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
35	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
自動車安全(運転)HAZOP(1/2)	
誘	
guide
word	
外れ:逸脱(deviation)	
 なぜ:原因(cause)	
 どうする:対策(action)案	
無	
no	
運転者がいないのに走っている。	
坂でのブレーキのか
け忘れ。	
座席からいなくなればブ
レーキを自動でかける。	
 
〃	
 〃	
視界が見えなくなる。	
ブルーシート等がフ
ロントガラスを覆った。	
視界が悪くなれば減速す
る。	
 
〃	
 〃	
夜なのにライトがつかない	
ライトが切れた。	
ゆっくり走るか、部品屋に
寄る。	
逆	
reverse	
逆車線を走り出した。	
 運転者の勘違い。	
 逆侵入は警告音声を出す。	
他	
  
other
than	
 	
  	
  	
大	
more	
スピードが速い。	
運転者が焦っている。	
定常的には制限速度以上
出せないようにする。	
小	
less	
スピードが遅い	
制限速度を間違え
ていた。体調が悪く
スピードが出せない。	
渋滞ができ、無理な追い
越しをする車が出る。	
類	
as well
as	
蛇行運転をしている	
意識が朦朧としてい
る。スキー帰りで眠
い。	
1時間運転して危なければ
すぐに休憩所で止めて仮
眠する。	
部	
part of	
トラックが司会の一部を遮っていて、
単車が飛び出してきた	
両側をトラックに挟
まれて運転していた。	
トラックに挟まれたら、速度
を落としてやり過ごす。	
早	
early	
 気が急いていた。	
後続車に衝突防止機能を
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
36
自動車安全(運転)HAZOP(2/2)	
誘	
guide
word	
外れ:逸脱(deviation)	
なぜ:原因
(cause)	
どうする:対策
(action)案	
早	
early	
急ブレーキをかけすぎた。	
気が急いていた。	
後続車に衝突防止機
能を入れておいても
らいたい	
遅	
late	
危険が迫っているのにブ
レーキをかけるのが遅すぎ
た	
ちょっと疲れて
いて反応が鈍く
なってた	
自分の車に危険時の
自動ブレーキ機能を
入れておこう	
前	
before	
減速する前にサイドブレーキ
を引いた	
考え事してて勘
違い	
 	
 	
 	
ABSが効き始める前にブ
レーキを離した	
ABSに慣れてな
い	
ABS作動訓練は全員
にする	
後	
after	
加速した後にサイドブレーキ
を引いた	
考え事してて勘
違い	
  	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
37
自動車安全(運転)TIRZ	
分類	
 TRIZ HAZOP 外れ・対策	
 目的・利点・その後	
空間	
 分離	
 逆	
 バンパを分離して衝突の衝撃を吸収する	
  	
 	
 つりあい	
 類	
 前後の自動車の速度で自車速度を保持	
 制限速度以内の場合	
 	
 アバウト	
 大小	
 車庫入れで大体でうまく入れてくれる	
  	
時間	
 先取り反作用	
 前	
 運転席に人がいないとブレーキがかかる	
 坂などでブレーキ忘れによる発進防止	
時間	
 ダイナミック	
 早遅	
 運転速度に応じた監視範囲の拡大	
  	
 	
 周期的作用	
 前後	
定期的に起きてるか確認して、反応がないと警告
音声が鳴る	
  	
 	
 組み合わせ	
 類	
 画像と距離センサで衝突防止	
  	
 	
 事前保護	
 前	
 赤信号の前に減速してくれる	
  	
制約	
 災い転じて	
 逆	
飛び出しで急ブレーキ踏んだけど、衝突しない減
速で止まった	
  	
 	
 セルフ	
 類	
急加速をしようとしたが、必要最小限の加速しか
しない	
  	
 	
 長寿命	
 早	
 タイヤの磨り減りが少なくなるように	
道路の磨り減りが増えるのはだめ。かえって
タイヤ交換を忘れるかも。	
 	
 相変化	
 類	
仮免中で、危険だったので指導者の方に主導権
が移った	
  	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
38
自動二輪安全	
•  自動二輪は四輪に較べ道路の影響を受けやすい	
  
•  道路安全と自動車安全の共同作業場として利用
可能	
  
•  静岡大学でBikeInformancsとしてバイクで情報収
集しながら、安全にも貢献する取り組みあり	
  
•  自分達が現在自動二輪を乗っていないため未取
組	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
39
3.1道路安全	
•  道路の種別ごとに検討	
  
– 高速道路・自動車専用道路	
  
– 歩道付き複数車線道路	
  
– 歩道なし道路	
  
•  HAZOP	
  
•  TRIZ	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
40	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
3.1.1道路安全HAZOP(1/2)	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
41	
誘	
guide
word	
外れ:逸脱(deviation)	
なぜ:原因
(cause)	
どうする:対策(action)
案	
無	
no	
歩道がない。横断歩道がない。
自転車専用道がない。中央分
離帯がない。ガードレールが
ない。停止線がない。車線が
ない。ミラーがない。道路が途
中で切れてる(道路がない)。	
旧来の道路の未
整備。交通量が
少なかった道路。	
優先順位をつけて順
次整備するか、制限
速度を下げる。	
逆	
revers
e	
 左側通行になっている。	
 不明	
右側通行に戻す。	
他	
  
other
than	
 	
  	
  	
大	
more	
道路の幅が広い。制限速度が
高い。交通量が多い。車線が
多い。違法駐車が多い。	
都市の交通事情。	
優先順位をつけて順
次整備するか、制限
速度を下げる。	
〃	
〃	
ゾーン30の地域が広すぎる。	
主要道を含めて
ゾーン30を決め
てしまった。	
主要交通は制限速度
を守らない。迂回路を
設けるか、自動取り締
まりをする
道路安全HAZOP(2/2)	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
42	
誘	
guide
word	
外れ:逸脱(deviation)	
 なぜ:原因(cause)	
 どうする:対策(action)案	
小	
less	
 道路の幅が狭い。制限速度が低い。
交通量・車線・違法駐車が少ない。	
 	
 交通量と事故発生率に基づ
いた整備	
〃	
〃	
ゾーン30の地域が狭すぎる	
主要道が複数箇所。
ゾーン30の指定がし
にくい。	
迂回路を設ける。あるいは
裏道だけ全部ゾーン30指定
する。	
〃	
〃	
 カーブが少ない。	
 広い平野。	
 居眠り運転を誘発	
〃	
〃	
 起伏が小さい。	
 広い平野。	
 居眠り運転を誘発	
類	
as well
as	
 道路が緑・赤で塗り分けてある。	
車線を分かり易く	
色弱・色盲の人の判別のた
めの濃淡	
部	
part of	
 歩道が一部しかない。速度規制表示
が一部しかない。	
「無」ではなく部分的。	
 	
早	
early	
制限速度を高くするのが早すぎる	
道路、交通量に見
合ってない制限速度	
道路事情、交通量に応じた
明確な分岐点で制限速度を
変更する	
遅	
late	
制限速度を低くするのが遅すぎる	
道路、交通量に見
合ってない制限速度	
道路事情、交通量に応じた
分岐点で制限速度を変更	
前	
before	
 よく起こる事故現場の前に停止線。	
  	
  	
後	
after	
よく起こる事故現場の後に標識、ミラー
などがある	
 	
 
3.1.2 道路安全TRIZ	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
43	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
道路安全TRIZ詳細(1/2)	
分類	
TRIZ H 外れ・対策	
 目的・利点・その後	
空間	
分割	
 逆	
自動車、自転車、歩道を分割す
る	
  	
 	
 分離	
 逆	
中央分離帯、ガードレールで車
道・歩道を分離する。立体交差
点。ロータリー交差点	
  	
 	
 局所的性質	
類	
 交差点付近の自動停止機能	
 	
 非対称	
 類	
 交通量に応じて車線の本数変更	
 	
 	
 入れ子	
 類	
  	
  	
 	
 つりあい	
 類	
 車線数と通行量が比例している。	
 	
 	
 曲面	
 類	
カーブのミラーは、カーブに応じ
た見やすい曲面に	
  	
 	
 アバウト	
 大小	
道路の形状ごとに安全速度計算
を	
  	
時間	
先取り反
作用	
 前	
カーブの前は減速しやすい路面
に	
  	
 	
先取り作
用	
 前	
雨や雪がふったら制限速度を下
げる	
  	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
44
道路安全TRIZ詳細(2/2)	
分類	
TRIZ H 外れ・対策	
 目的・利点・その後	
 	
 ダイナミック	
 早遅	
交通量に応じた信号時間	
  	
 	
 周期的作用	
前後	
 	
  	
 	
 組合	
 類	
  	
  	
 	
 事前保護	
 前	
見通しがわるい場所は制限速
度を下げる	
  	
制約	
逆発想	
 逆	
  	
  	
 	
 高速実行	
 大早	
 	
  	
 	
 災い転じて	
 逆	
見通しがわるい場所は照明・ミ
ラーをつける。	
  	
 	
 セルフ	
 類	
  	
  	
 	
 長寿命	
 早	
道路工事を減らす道路管理方
法	
  	
 	
 機械的代替	
類	
  	
  	
 	
 パラメータ	
 大小	
見通しの悪さを定量化して地
図に示す	
 左記以外にも検討	
 	
 相変化	
 類	
車道、自転車道、歩道で路面
の摩擦が違う	
  	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
45
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
46	
       成果	
  
	
・TRIZは道路安全は入れ子、機械的代替以
外はだいたい網羅	
・TRIZは自動車安全の安全運転(自動運
転)が網羅しにくかった(operation)	
・HAZOPは操作(operation)が中心で自動
車安全(運転)は網羅しやすい。
4.まとめと	
  
今後の課題	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 47	
毎回新たな発見がある
のがHAZOP。そのため
に毎回新たな工夫を。	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
4.まとめと今後の課題	
4.1 交通安全の枠組み	
  
4.1.2	
  分析課題対応	
4.1.3	
  HAZOP-­‐TRIZ連携対応	
  
4.1.4	
  効率的な作業のための対応	
  
4.1.5	
  関連取組み	
  
4.2 新たな発見(最初は30点を目指す)	
  
4.2.1	
  失敗しないための指針(改)	
  
4.3 全体のまとめ	
  
4.4	
  今後の課題	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 48	
まとめの要点	
HAZOP困難性対応	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
49	
 HAZOP,	
  TRIZ困難性対応	
  
	
・概念が抽象的・他(Other than), 類(as
well as)が発想しづ	
らい	
 ・・TRIZ・具体的な設計指針と併用。	
 ・・設計者・運用担当必須。要設計図表。
4.1.2 分析課題と対応	
  
•  各分野の専門家を集めていると良い	
  
– 道路安全に対応可能な専門家に打診中	
  
•  分析は写真(動画)・図があるとよい	
  
– バス事故の運転手の動画(左へ切り、頭を下げる)	
  
– 関係者へ依頼予定	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
50	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
4.1.3	
  HAZOP-TRIZ連携対応	
•  TRIZの言葉も抽象的な面があり抽象的な言葉
通しの組合せが発想しにくいことがある	
  
•  国際単位系に基づいた対象を検討	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
51	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
2.1.5 

国

際

単

位

系[]	
52	
  安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み	
2016年 7月 8日
(c)@kaizen_nagoya
手法の比較	
  
	
名称	
 手法	
 用語の具体性	
 枠組み	
 網羅性	
 種	
文献	
HAZOP	
 誘導語	
 抽象的	
FMEAの枠組み
利用	
空間・時間*	
 分	
1	
TRIZ	
 誘導語	
具体的(解決技
術)	
枠組み多数	
 技術・仕様	
 対	
2	
4M5E	
 誘導語	
 体系的	
 二次元	
 人・物・媒体・管理	
分	
 3	
FMEA	
 枠組	
 抽象的	
 詳細な枠組み	
 汎用・ボトムアップ	
両	
 1	
な ぜ な
ぜ	
記法	
 抽象的	
 論理模型記述	
*他の手法と併
用	
分	
3	
FTA	
 記法	
 抽象的	
 論理模型記述	
 事故・トップダウン	
両	
 1	
GSN	
 記法	
 抽象的	
 論理模型記述	
 汎用・目標	
 対	
 4	
UML	
 記法	
 やや抽象的	
 模型記述	
 時間・順番	
 対	
 1	
STAMP	
 記法	
 具体的(制御)	
模型記述
(STAMP/SPA	
制御(時間・順
番)	
対	
5	
FRAM	
 記法	
 やや具体的	
 模型記述	
前提・資源・時間・制
御	
 対	
 5
4.2	
  新たな発見を	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
54	
•  人によって,わかりにくい事(無,逆,	
  入れ子)あり	
  
– 得意分野の違う三人で班を構成し、新たな発見を	
  
•  50点を目指すのではなく,最初は30点を目指す	
  
•  最初から多くの項目を扱おうとしない	
  
– 新たな発見が重要。発見すればもっとやろうと思う。	
  
•  三回実施するなかで誘導語の充足率があがる	
  
– 毎回新しい発見があることが大切	
  
– 無逆・大小・早遅・前後の組みは両方	
  
– 類は設計指針そのもの。他は詳細化してだす。	
  
大小よりも早遅・前後の方が簡単なことがある	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
4.3 全体のまとめ	
•  自動車安全で利用してきたHAZOP-­‐TRIZを用いて道
路安全を検討した	
  
•  交通死亡事故の情報公開の現実的な進捗	
  
•  自動二輪では道路の安全情報を収集	
  
– BikeInformancs: 静岡大学	
  
•  道路安全の専門家との共同作業はこれから	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 55	
道路の詳細を記録・保存	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
4.4 今後の課題	
•  情報収集	
  
– 交通死亡事故情報の30年分開示の提唱	
  
– 道路仕様	
  
– どうやって成果の公開可能性を高めるか	
  
•  交通死亡事故は安全分析報告義務化	
  
•  ゾーン30、自動車乗り入れ禁止区域などの面
での対策の推進	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 56	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
関連取組み	
•  JAXA/IPAクリティカルソフトウェアワークショップ	
  
–  パネルディスカッション:安全なソフトウェアをつくるためにやるべ
きこと[57]	
  
–  製品設計におけるFTAとその支援システムの開発 Fault	
  Tree	
  
Analysis支援システムの実用性評価及び今後の発展性[58]	
  
–  STAMP:	
  ENGINEERING	
  A	
  SAFER	
  WORLD	
  Systems[59]	
  	
  
–  CARDION:	
  概念段階におけるハザード・脅威の抽出手法	
  [60]	
  
•  STAMPがGSN+HAZOPであると言及 	
  
•  JARI自動車機能安全シンポジウム	
  
–  システムアプローチによる機能安全への対応[61]	
  	
  
•  STAMPがGSN+HAZOPであると言及	
  
•  SWEST hWp://swest.toppers.jp	
  
–  HAZOP演習3回	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 57	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
A.	
  付録	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 58	
図表一覧はウェブに。参
考文献等も順次掲載。	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
A.	
  付録	
A.1	
  HAZOPの資料を対象にHAZOP	
  
A.1.1	
  HAZOP参加者の期待が:<事前:参加者>	
  
A.1.2	
  HAZOPの資料が(を):<事前:発表者,参加者>	
A.1.3	
  HAZOPの発表が:<最中:発表者>	
A.1.4	
  HAZOP参加後の成果が:<事後:参加者>	
  
A.2	
  略号一覧(1)-­‐(3)	
  
A.3	
  参考文献(1)-­‐(9)	
  
	
  A.3.11	
  作業表置き場	
  
A.4	
  標準化教育
A.5 オープンソース	
A.6 安全分析以外への応用	
  
A.7 振り返り	
  
A.8 質疑一覧	
  
A.9 図表一覧	
  
A.10	
  謝辞	
  
A.11	
  文書履歴	
 2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 59	
わかったこと	
よかったこと	
	
  	
  	
  	
  
	
  	
  	
  	
  	
  わかってないこと	
 	
	
  	
  	
  	
  	
  	
  	
  あらためたいこと 	
HAZOPのHAZOP	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
k	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
60	
    HAZOPのHAZOP	
  
	
・HAZOPの資料を対象にHAZOPしました。	
	
・JAXA/IPAのクリティカルソフトウェアワー
クショップの発表の時に作ったものです。	
	
図表写真の割合をどのくらいにするとよい
かを検討しました。原則一頁に一つを家庭
しました。	
  
	
  
・文書の遂行もHAZOPの対象によいことが
分かりました。	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
   61	
  
HAZOP参加者の期待が:<事前:参加者>	
誘	
guide
word	
外れ:逸脱(deviation)	
 なぜ:原因(cause)	
 どうする:対策(action)案	
無	
 no	
 HAZOPに興味がない。hazop
の話を聞く気がない	
資料,説明が分かりにくい。略号
(HAZOP[はぞっぷ]など)の読みが入っ
ていない。	
掴みのネタを入れる。(この資料)分かり易い用語(言い
換え)を使う。具体的な例を図で示す。他の発表の関係
を述べる。略号一覧を入れる。	
逆	
rever
se	
 HAZOPが嫌い。hazopの話へ
の攻撃する点を探そう	
分かっている人がやっているから分か
るだけで,手法の善し悪しではないとい
う点がありそう	
一人HAZOPをやってみればすぐに分かることを強調	
他	
other
than	
HAZOPの話の時間に別のも
のが聞きたい	
興味深い発表が多い	
 資料だけ見ても役に立つ内容にする	
大	
 more	
HAZOPへの期待が大きすぎ
る。	
FTA, FMEAをやっていない場合にHA
ZOPがすばらしく見えるかもしれない	
設計指針を3つ以上用いないと偏る可能性があることを
述べる。	
小	
 less	
HAZOPへの期待が小さい。	
どうせ国際規格になるものは役に立た
ない	
共通部分を纏めたものが規格。必要に応じた仕立て
(tailoring)または現地合わせ(fitting)が必要であり,仕立
て方の例として一人HAZOPを,現地合わせの方法として
参加者のお題を示す。	
類	
as
well
as	
他事に興味がある。その時間
は他事をやろう	
仕事の締め切り。突然の案件の発生。	
聞くと得することが匂うような雰囲気を醸し出す。	
部	
part
of	
HAZOPの話の対称性のところ
だけ聞きたい	
対称性を考えるだけでもいろいろなこと
が解決する。	
誘導語,図(写真・動画・現物),設計指針の3点で一人
HAZOPをしてみると分かる	
早	
 early	
資料を見たら分かったので話
は聞かない	
1つのやり方で見れば分かる達人	
 資料に,失敗しないための指針を示しておく	
遅	
 late	
HAZOPの資料を見ても何を
言っているのか分からないの
で聞く気がしない	
事例,図に思い当たるものがない	
 自分で体験してもらう。他の方法でもできるのなら,誘導
語は検査項目として利用するだけでもよい	
前	
befor
e	
話を聞く前に理解しているつも
りになった	
自分でやるつもりがない	
 作業表を配って体験してもらう	
後	
 after	
聞いていないのに役に立たな
いと判断した。	
他のやり方でもできることばかりと感じ
る	
誘導語をFMEA, FTA, なぜなぜ分析,ブレインストーミン
グ等の他のやり方とと組み合わせてやってみてもらう	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
  
62	
  
HAZOPの資料が(を):<事前:発表者,参加者>	
誘	
guide
word	
外れ:逸脱(deviation)	
 なぜ:原因(cause)	
 どうする:対策(action)案	
無	
no	
 事前にあがっていない。
予稿集を買っていない。	
資料,説明が分かりにくい。興
味がない。前日まで作成して
いてあげられず。	
 過去の資料があることを関係者に知らせる	
逆	
reverse	
過去のものはあったが
見ていない。	
  	
過去の資料を見たり,ダウンロードしやすくす
る。	
他	
other
than	
質がひどいので見る気
がしない	
過去のセミナの焼き直し。機
密事項で明確に言えないこと
が多い。	
HAZOPをしたことがない人に,毎回見てもらう。	
大	
more	
1枚づつ印刷して大きす
ぎ。資料の量が多すぎ
る。複数の版がある。	
いろいろな人を想定しすぎ。い
ろいろなことを入れたくなりす
ぎた。	
 誘導語,図,設計指針の3点に絞る	
小	
less	
文字が小さい。資料の
量が少なすぎる。	
制御情報について分かってい
る人を想定して資料を作った	
後日詳細資料を公開する	
類	
as well
as	
 資料が難し過ぎる。	
専門家として仕事をしている
人を前提にしている。	
人,物(製品),作業について区分して伝えるこ
とにより,1つの視点だけでも分かってもらう	
部	
part of	
資料がhazopの一部だ
けしか説明していない	
HAZOPの応用例が増えてき
た。	
実際に作業してみると対象によってやることが
違うことを体験してもらう	
早	
early	
話題の展開が飛び飛び	
演習を想定した資料。間は作
業で埋めて欲しい。	
作業表を配って体験してもらう(今回未実施)	
遅	
late	
同じ事を諄く説明しすぎ	
参加者が何がわかっていない
かをよく理解していない	
 習うより慣れろを標題に入れる	
前	
before	
 結論が前の方すぎる	
 結論を早く伝えたい。	
 実際にやってみなると納得できることを伝える	
後	
after	
結論が後の方すぎる	
論理展開が明確になったもの
だけを結論にしたい。	
 大切なことは3回繰り返す	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
  
63	
  
HAZOPの発表が:<最中:発表者>	
誘	
guide
word	
外れ:逸脱(deviation)	
 なぜ:原因(cause)	
 どうする:対策(action)案	
無	
no	
分からない	
用語構造の違う分野の人が聞い
ている。略号の読みを知らない。	
用語構造の類語辞書を作る。略号一覧に読み
を入れる。	
逆	
reverse	
 当たり前のことしか言っ
ていない	
 過去のセミナの焼き直し	
今回新たに付け加えたことを色・字形(font)を
変えて明確にする。	
他	
other
than	
面白くない	
何を一番伝えたいかで悩んでい
る	
いいたいことを3つに絞る	
大	
more	
説明の量が多すぎる	
hazopを知らないさまざまな人を想
定しすぎ	
設計指針を3つ以上用いないと偏る可能性が
あることを述べる。	
小	
less	
説明が少なすぎる	
制御,情報について分かっている
人を想定している	
図だけでもピンと来てもらえるようなものを入れ
る	
類	
as well as	
説明が難し過ぎる	
専門家として仕事をしている人を
前提にしている	
人,物(製品),作業について区分して伝えるこ
とにより,1つの視点だけでも分かってもらう	
部	
part of	
説明が一部だけ	
一番詳しく説明したい部分に絞っ
た	
 誘導語,図,設計指針の3点は省かない	
早	
early	
 説明が速過ぎる	
 いろいろなことを言いた過ぎる。	
 いいたいことを3つに絞る	
遅	
late	
説明が遅過ぎる	
用意した資料では分からないこと
に発表しながら気が付いた	
作業表を配って体験してもらう	
前	
before	
定義していない用語を
使った。	
定義すべき用語が多過ぎる	
カタカナ語は漢字の言葉に直してみる。漢字の
言葉は大和言葉に直してみる。	
後	
after	
 用語定義が後から出て
きた	
用語定義が前にあるとうざい	
 用語定義が最後にあることを最初に言う	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
  
64	
  
HAZOP参加後の成果が:<事後:参加者>	
誘	
guide
word	
外れ:逸脱(deviation)	
 なぜ:原因(cause)	
 どうする:対策(action)案	
無	
no	
何も分からなかった	
資料,説明が分かりにくい。興味
がない。	
事前に参考資料(プロセス改善ナビゲーショ
ンガイド,セーフウェア)を読む	
逆	
reverse	
HAZOPの結果と事前に分
かっていることの関係を逆に
捉えられた	
わかっている人がやっているから
分かるだけで,手法の善し悪しで
はないという印象を与えた	
発表者の過去の論文,発表を見てもらい変
化を知らせる	
他	
other
than	
説明のまずさだけが印象に
残った	
発表者と興味の方向が違う	
 一人HAZOPした結果を経験者に見てもらう	
大	
more	
 たくさんのことを分かりすぎ
て何が要点だったか見失う	
FTA, FMEAをやっているので
HAZOPで補うところがわかった	
 FTA, FMEA, HAZOPの比較表を作ってみる	
小	
less	
役に立つ道具の1つであるこ
とは分かった。だからどうす
ればいいかが分からない	
参加者の課題と手法の間のつな
ぎ方がピントこない	
一人HAZOPした結果を経験者に見てもらう	
類	
as well
as	
HAZOPでできないことまでで
きると誤解を与えた	
利点を強調しすぎた	
 異なる設計指針,単位に適用してみる	
部	
part of	
HAZOPの理解が一面的に
なった	
説明の一部だけが当てはまる	
 3段階の利用(初期,設計,運用)を示す。	
早	
early	
 ちょっと聞いただけで分かっ
たので別の部屋に行った	
1つのやり方だけで分かったつも
りになる	
資料に,失敗しないための指針を示しておく	
遅	
late	
 いつまでも分からないので
怒れてきた	
参加者の課題とどう噛み合うの
かが明確でない	
一人HAZOPした結果を見せて,どうやったら
いいかわからないところを示す。	
前	
before	
作業せずにわかったつもり
になった	
自分でやるつもりがない	
 一度やってみる。	
後	
after	
作業してもわからなかった	
他のやり方でもできると感じる	
 自分より経験が少ない人と作業してみて,経
験がうまく伝わるか確かめてみる	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
付録B	
  子供向
けHAZOP教材	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 65	
•  魔法の言葉(11)	
  
•  無逆他大小類部早遅前
後(漢字1文字)	
  
•  たんじょうびの贈物を考
える時に使う絵本	
  
– 楽しいことから手法を学
ぶ(倫理2.0に既対応)	
  
– 子供は楽しいことから覚
えるとよい[45]	
  
Q37:誰向けの絵本ですか?	
•  最低年齢は何歳を想定していますか?	
  
•  女の子向けですか,男の子向けですか?	
  
•  HAZOP教材って書いてあるけど本当?	
  
•  おくりもの,贈るより,貰うのがすきな人はどう
したらいいですか?	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
66	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
A37:子供向け,大人も可	
•  六歳の子供がわかるように,ほとんどひらがなだけにしてみ
ました。	
  
•  ちょけねこの性別は不定。だから女の子でも,男の子でも大
丈夫。	
  
•  企業でHAZOPする時に,配ってもらっています。	
  
•  貰うのがすきな子は,何が欲しいかを考える。結果を最後の
表に書くとサンタさんからのプレゼントになるかも。	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
67	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
3.1.1	
  絵本のひろがり	
•  11個の魔法の言葉(無逆他大小類部早遅前後)
が時間・空間の質と量を扱っていることが伝わった	
  
–  組み込みサマーワークショップ(SWEST2015で配布)	
  
–  文学フリマ東京2015秋で販売	
  
–  OSC	
  Tokyo,	
  Nagoya	
  で配布	
  
–  JAXA/IPAクリティカルソフトウェアワークショップで配布	
  
–  企業等での教材として利用	
  
•  贈物をもらう方が好きな子供に受けがいまいち	
  
–  もらうもの,もらったものを書く欄を新設(ver2.0)	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
68	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
Q38:子供にHAZOPって難しくない?	
•  小さい子供に安全分析は無理なのでは?	
  
•  子供にHAZOPって難しくない?	
  
•  絵本で勉強になるの?	
  
•  誰が考えたの?	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
69	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
A38:楽しいことに魔法の言葉を	
•  おともだちへたんじょうびのおくりものをなに
がよいかかんがえる	
  
•  魔法の言葉11通りを考えれば,時間,空間
を網羅する。喜んでもらえる確率あがる	
  
•  時間・空間の質と量,上限と下限を意識する
ようになる	
  
•  「ちょけねこ」の著者のちょけむささんは,友
達への贈り物考えるのが大好きなんですって。	
  
70	
  
2016年 7月 8日
(c)@kaizen_nagoya	
 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya
C	
  略号一覧(1)	
•  @:	
  at	
  mark,	
  twiWer	
  account	
  
•  ©:	
  copyright(著作権)	
  
•  A:	
  Answer,	
  JIS土木及び建築部門記号,	
  ampere(単位)	
  
•  ATK2:	
  Automonve	
  Kernel	
  Version	
  2	
  
•  Ave:	
  average(平均)	
  
•  C:	
  C	
  language,	
  JIS電気部門記号,	
  coulomb(単位)	
  
•  C++:	
  C	
  plus	
  plus	
  
•  CAD:	
  Computer	
  Aided	
  Design	
  
•  CAM:	
  Computer	
  Aided	
  Manufacturing	
  
•  CB: Cernficanon	
  Bodies(認証機関)	
  
•  CASCO:	
  CommiWee	
  on	
  Conformity	
  Assessment(適合性評価委員会)	
  
•  CERT	
  (さーと)Computer	
  Emergency	
  Readiness	
  Teams	
  
•  CEST(せすと)	
  Consornum	
  for	
  Embedded	
  System	
  Technology	
  
•  D:	
  Design(設計),	
  JIS自動車部門記号	
  
•  Dev:	
  Devianon(偏差)	
  
•  DNS:	
  Domain	
  Name	
  Service(領域名奉仕)	
  
•  DNV	
  GL:	
  Det	
  Norske	
  Veritas,	
  Germanischer	
  Lloyd	
  
•  EOB:	
  	
  Extensible	
  Opncal	
  Bench(伸展式光学台)	
  
•  FMEA(えふえむいーえー)	
  failure	
  mode	
  and	
  effecnve	
  analysis	
  
•  FPGA:	
  Field	
  Programmable	
  Gate	
  Array	
  
•  FTA(えふてぃーえー)	
  fault	
  tree	
  analysis	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
71	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
A.2.1 略号一覧(2)	
•  GCC:	
  Gnu	
  Compiler	
  Collecnon,	
  (牛氈鹿編纂集合)	
  
•  GSN:	
  Goal	
  Structuring	
  Notanon(目標構造化記法)	
  	
  
•  GxP:	
  Good	
  x	
  Pracnce(適正 x 基準)	
  
•  HAZOP(はぞっぷ)	
  hazard	
  and	
  operability	
  study	
  
•  HCD:	
  Human	
  Centered	
  Design	
  
•  HDL:	
  Hardware	
  Descripnon	
  Language	
  
•  HRP:	
  High	
  Reliable	
  system	
  Profile	
  
•  Html:hyper	
  text	
  markup	
  language	
  
•  hWp:	
  Hyper	
  Text	
  Transfer	
  Protocol	
  
•  IEC(あいいいし)Internanonal	
  Electrotechnical	
  Commission	
  
•  IECEE:	
  IEC	
  System	
  of	
  Conformity	
  Assessment	
  Schemes	
  for	
  
Electrotechnical	
  Equipment	
  and	
  Components	
  
•  IPA(あいぴーえ)Informanon-­‐technology	
  Promonon	
  Agency,	
  Japan	
  
•  IS(あいえす)Internanonal	
  Standard(国際規格)	
  
•  ISBN:	
  Internanonal	
  Standard	
  Book	
  Number	
  
•  ISO(あいえすお)	
  Internanonal	
  Organizanon	
  for	
  Standardizanon	
  
•  ISSN:	
  Internanonal	
  Standard	
  Serial	
  Number	
  
•  IT:	
  Informanon	
  Technology(情報技術)	
  
•  IV&V:	
  independent	
  verificanon	
  and	
  validanon	
  
•  JARI(じゃり):	
  Japan	
  Automobile	
  Research	
  Insntute(日本自動車研究所) 	
  
•  JAXA(じゃくさ)Japan	
  Aerospace	
  Exploranon	
  Agenc	
  
•  JFA:	
  Japan	
  Football	
  Associanon	
  
•  JIS(じす) Japan	
  Industrial	
  Stndards	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
72	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
A.2.2	
  略号一覧(3)	
•  jp(じぇーぴー):	
  Japan	
  
•  JPAA:	
  Japan	
  Patent	
  AWorneys	
  Associanon(日本弁理士会)	
  
•  JPEG:	
  Joint	
  Photographic	
  Experts	
  Group	
  
•  JSA:	
  Japan	
  Standard	
  Associanon(日本規格協会)	
  
•  Kg:	
  kilogram(単位)	
  
•  LLVM:	
  由来:Low	
  Level	
  Virtual	
  Machine,	
  (低層仮装機機)	
  
•  MISRA(みすら)	
  Motor	
  Industry	
  Soxwre	
  Reliability	
  Associanon	
  
•  mm:	
  millimetor(みりめーとる)	
  	
  
•  MPEG:	
  Moving	
  Picture	
  Experts	
  Group	
  
•  NML(えぬえむえる)No,	
  More,	
  Less	
  
•  NSSLC:	
  由来:Nippon	
  Steal,	
  Sumitomo	
  Kinzoku,	
  System	
  Life	
  Cycle	
  
•  NTP:Network	
  Time	
  Protocol(網時間規約)	
  
•  OS:	
  Operanng	
  System	
  
•  OSC(おーえすし)Open	
  Source	
  Conference	
  
•  Promela:	
  Process	
  Meta	
  Language	
  
•  Q	
  &	
  A:	
  quesnon	
  and	
  answer	
  
•  Q:	
  quesnon,	
  JIS管理システム部門記号	
  
•  RTL:	
  Register	
  Transfer	
  Level(記憶転送水準)	
  
•  SAP:	
  	
  Solar	
  Array	
  Paddle(太陽電池櫂)	
  
•  SD:	
  Sequennal	
  Design(逐次設計)	
  	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
73	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
A.2.2	
  略号一覧(4)	
•  SPIN:	
  Simple	
  Promela	
  Interpreter	
  
•  SSP:	
  Smallest	
  Set	
  Profile(最小集合側面)	
  
•  STAMP:	
  Systems	
  Theorenc	
  Accident.	
  Model	
  and	
  Processes	
  
•  STARC:	
  Semiconductor	
  Technology	
  Academic	
  Research	
  Center(半導体理工学研究
センター)	
  
•  STT:	
  Start	
  Tracker(星姿勢計)	
  
•  Sum:	
  summary(合計)	
  
•  SWEST(えすうぇすと)Summer	
  Workshop	
  on	
  Embedded	
  System	
  Technologies	
  
•  TBT:	
  The	
  Technical	
  Barriers	
  to	
  Trade(貿易の技術的障害)	
  
•  TOPPERS:	
  Toyohashi	
  Open	
  Playorm	
  for	
  Embedded	
  Real-­‐nme	
  System	
  	
  
•  TQM:	
  Total	
  Quality	
  Management(総合的品質管理)	
  
•  TRIZ(とりーず)Teoriya	
  Resheniya	
  Izobretatelskikh	
  Zadatch	
  (露),	
  Theory	
  of	
  invennve	
  
problems	
  solving(英)	
  
•  TS:	
  Technical	
  Specificanon(技術仕様)	
  
•  UML:	
  Unified	
  Modeling	
  Language	
  
•  Unicef:	
  United	
  Nanons	
  Children's	
  Fund	
  
•  url:	
  Uniform	
  Resource	
  Locator	
  
•  USIT:	
  Unified	
  Structured	
  Invennve	
  Thinking(統合的構造化発明思考法)	
  
•  WCSQ:	
  World	
  congress	
  for	
  soxware	
  quality	
  (世界算譜品質会議)	
  
•  WOCS(うぉっくす):	
  Workshop	
  on	
  crincal	
  soxware	
  systems	
  
•  WTO:	
  World	
  Trade	
  Organizanon(世界貿易機構)	
  
•  www:	
  world	
  wide	
  web	
  
•  X:	
  論理回路不定値,	
  JIS情報処理部門記号	
•  Z:論理回路ハイインピーダンス, JIS	
  その他部門記号(適合確認を含む)	
  
•  フリマ:	
  free	
  market	
  
•  知財:知識財産(知的所有権)	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 74	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
D.1 参考文献(1/10)	
[1]	
  始める前に,	
  小川清,岐阜大学,	
  2016,	
  hWps://www.slideshare.net/	
  
kaizenjapan/before-­‐study-­‐gifu-­‐university-­‐2016	
  
[2]	
  HAZOP,	
  FTA	
  and	
  FMEA	
  for	
  risk	
  assessment,	
  安全工学シンポジウム,	
  
小川明秀,	
  小川清,	
  2015,	
  hWps://www.slideshare.net/kaizenjapan/hazopogawa2015	
  
[3]	
  An	
  applicanon	
  on	
  Hazard	
  and	
  operability	
  Study	
  for	
  digital	
  system,	
  
Ogawa	
  Kiyoshi,	
  5th	
  World	
  Congress	
  for	
  Soxware	
  Quality,	
  上海,	
  2011	
  
[4]	
  自動車制御用プラットフォームの機能安全対応,竹内舞,	
  水野智仁,	
  
森川聡久,	
  小川清,	
  斉藤直希,	
  渡部謹二,	
  安全工学シンポジウム,	
  2010	
  	
  
[5]	
  自動車安全,	
  hWps://researchmap.jp/jorwtr60m-­‐51292/#_51292	
  
[6]	
  安全に貢献するソフトウェア関連国際規格,水野智仁,	
  森川聡久,	
  小
川清,	
  斉藤直希,	
  渡部謹二,	
  堀武司,	
  安全工学シンポジウム,	
  2009	
  	
  
[7]	
  ISO/IEC	
  Guide	
  50:2014	
  Safety	
  aspects	
  -­‐	
  Guidelines	
  for	
  child	
  safety	
  in	
  
standards	
  and	
  other	
  specificanons子供むけ安全ガイド(JIS未発行)	
  
[8]ISO/IEC	
  Guide	
  51:2014	
  Safety	
  aspects	
  -­‐	
  Guidelines	
  for	
  their	
  inclusion	
  
in	
  standards安全ガイド(JIS	
  Z	
  8051:2015)	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
75	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
D.2 参考文献(2/10)	
[9]	
  IEC	
  61160:2005	
  Design	
  review,	
  設計審査,	
  IEC	
  2005	
  
[10]	
  IEC61025	
  FTA:	
  Fault	
  tree	
  analysis	
  故障木解析,	
  IEC,	
  2006	
  
[11]	
  IEC60812	
  FMEA:	
  failure	
  mode	
  and	
  effecnveness	
  analysis	
  システム
信頼性の分析技法失敗状態と効果解析 (FMEA),	
  IEC,	
  2006	
  
[12]	
  IEC	
  61882	
  Hazop:	
  hazard	
  analysis	
  and	
  operability	
  study,	
  IEC	
  ,	
  2016	
  
[13]	
  機械安全 ISO	
  12100:2010	
  Safety	
  of	
  machinery	
  	
  General	
  principles	
  
for	
  design	
  -­‐	
  Risk	
  assessment	
  and	
  risk	
  reducnon	
  (JIS	
  B	
  9700:2013)等 	
[14]	
  電気安全 EC	
  60065:2014	
  	
  Audio,	
  video	
  and	
  similar	
  electronic	
  
apparatus	
  -­‐	
  Safety	
  requirements	
  (JIS	
  C	
  6065:2016)等	
[15]	
  機能安全 EC	
  61508-­‐1:2010	
  	
  Funcnonal	
  safety	
  of	
  electrical/
electronic/programmable	
  electronic	
  safety-­‐related	
  systems	
  -­‐	
  Part	
  1:	
  
General	
  requirements	
  (JIS	
  C	
  0508:2012)等	
  
[16]	
  JIS	
  Q	
  31010:2012	
  (IEC/ISO	
  31010:2009)リスクマネジメント−リスク
アセスメント技法	
  
[17]	
  HAZOP手法の応用と展開,	
  小川清,	
  渡部謹二,	
  斉藤直希,	
  電気関
係学会東海支部連合大会,2010	
  	
  
	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
76	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
D.3	
  参考文献(3/10)	
[18]	
  HAZOP手法の展開,	
  小川清,	
  斉藤直希,	
  渡部謹二,	
  安全工学シン
ポジウム,	
  2010	
  
[19]実践HAZOP演習,小川清,	
  SWEST2010(組込みシステム技術に関す
るサマーワークショップ,	
  	
  	
  2010	
  
[20]	
  安全関連系の設計のためのHAZOPの展開,小川清,	
  斉藤直希,	
  渡
部謹二,	
  安全工学シンポジウム,	
  2011	
  
[21]	
  プロセス改善ナビゲーションガイド〜ベストプラクティス編,	
  10事
例のうちの一つがJAXAのIV&V(独立検証)IPA,	
  hWp://www.ipa.	
  go.jpか
らダウンロード可。	
[22]	
  金融情報システムへのHAZOP手法の適用,	
  益田美貴,	
  高野 研一,	
  
安全工学/安全工学会,49(2)	
  (通号 275)	
  2010,ページ104~114,	
  ISSN	
  
0570-­‐4480	
  
[23]	
  術合併症に対する危険源分析 Hazard	
  and	
  Operability	
  Study	
  
(HAZOP	
  Study)の経験:人工股関節置換術における神経合併症を対象
として,	
  大川淳,	
  野村徹,	
  高橋誠,医療の質・安全学会誌,医療の質・安
全学会,	
  7(3):2012,	
  235-­‐238,	
  ISSN	
  1881-­‐3658	
  
[24]実践HAZOP演習(2),小川清,	
  SWEST2011(組込みシステム技術に関
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
77	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
D.4	
  参考文献(4/10)	
[23]	
  HAZOPによるTOPPERS/sspの分析,小川清,クリティカルソフトウェア
ワークショップ,	
  2011	
  
[24]	
  1人HAZOPを組み合わせた効率的な分析作業,	
  小川清,	
  クリティカ
ルソフトウェアワークショップ,	
  2011	
[25]	
  状態遷移図に着目した安全要求分析手法,	
  金 周慧,	
  第8回WOCS,	
  
JAXA/IPA,	
  2011	
  
[26]	
  安全分析,状態記述と形式手法に着目した安全教育とスキル,堀
武司,	
  小川清,	
  斉藤直希,	
  渡部謹二,	
  森川聡久,	
  服部博行,安全工学シ
ンポジウム,	
  	
  	
  2009	
  
[27]	
  HAZOPと関連手法の展開,小川清,	
  名古屋市工業研究所,安全工
学シンポジウム,	
  2013	
  
[28]	
  ISO	
  26262における ソフトウェア安全解析の検討,	
  山本輝俊,	
  
WOCS	
  2012,	
  2012	
  
[29]	
  TOPPERS第三世代カーネル統合仕様書,	
  hWp://	
  
www.toppers.jp/docs/tech/tgki_spec-­‐300.pdf,.2016	
  	
  
[30]	
  端末間経路選択のための片方向遅延測定方,小川清,	
  静岡大学
博士論文,	
  2005	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
78	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
D.5	
  参考文献(5/10)	
[31]	
  名古屋新設ガスホルダーの運転開始について,	
  新日鉄,2004	
  
[32]システムが安全とは何か考える,	
  トヨタ急加速問題のNASA分析を
題材にして,間瀬 順一,	
  SWEST13,	
  hWp://swest.toppers.jp/SWEST13/
slide/swest13-­‐S3-­‐b.pdf,	
  2011	
  
[33] 福島原子力発電所事故調査報告書一覧,	
  hWps://
researchmap.jp/johyczndy-­‐48418/	
  ,2015	
  
[34]	
  X線天文衛星ASTRO-­‐H「ひとみ」 異常事象調査報告書一覧,	
  
hWp://researchmap.jp/jocqvl9km-­‐50024/,	
  2016	
  
[35]万能設計,	
  機能安全とHCD(human	
  centered	
  design)	
  ,	
  hWp://	
  
www.slideshare.net/kaizenjapan/hcdhuman-­‐centered-­‐design,	
  2013	
  
[36]高齢者・障害者設計指針,	
  hWps://researchmap.jp/
jorv9lpca-­‐2024324/,	
  2015	
  
[37]	
  かたちの設計指針,機能安全とHCD(human	
  centered	
  design)	
  ,	
  小
川清,	
  2013	
  
[38]	
  国際単位系,	
  ISO	
  80000-­‐1:2009	
  Quannnes	
  and	
  units	
  Part1:	
  General	
  
[39]	
  ]ソフトウェアFMEA	
  を体系的に実施する出発点としてのMISRA-­‐C,	
  
森川聡久,	
  小川清,WOCS	
  2014,	
  2014	
  2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 79	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
D.6 参考文献(6/10)	
[40]	
  CERT	
  C	
  bibliography,	
  Ogawa	
  kiyoshi,	
  hWps://www.securecoding.cert.org/	
  
confluence/display/c/AA.+Bibliography,	
  	
  2017	
  	
  
[41]	
  STARC	
  RTL設計スタイルガイド を「こう使おう」 Verilog-­‐HDL版 VER4.0	
  
2011年版改定に対応,	
  小川清,	
  hWp://www.slideshare.net/kaizenjapan/how-­‐
to-­‐use-­‐starc-­‐rtl-­‐design-­‐style-­‐guide-­‐veriloghdl-­‐2011-­‐version,	
  2015	
  
[42]トリーズ(TRIZ)の発明原理40	
  あらゆる問題解決に使える[科学的]思考支
援ツール,高木芳徳,ディスカヴァー・トゥエンティワン,	
  2014	
  
[43]	
  より効率的なHAZOP	
  TRIZ	
  を利用した設計変更への対応,	
  小川清,	
  安全
工学シンポ,	
  2012	
  
[44]	
  TRIZ	
  ホームページ,中川徹,	
  hWp://www.osaka-­‐gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/	
  
[45]	
  ちょけねこたんじょうびのおくりもの,ちょけむさ,pritemps,	
  2015	
  
[46]	
  大切におもうこと,日本サッカー協会Respectプロジェクト教材	
hWp://www.jfa.or.jp/respect/,	
  2015	
  
[47]	
  安全なシステム構築のためのソフトウェア技術者に必要なスキル,小川
清,技術融合化シンポジウム技術講演会,2007	
  
[48]	
  ETSSを利用した機能安全対応スキル判定と教育訓練,小川清,	
  渡部謹二,	
  斉藤
直希,	
  堀武司,	
  奥田篤,	
  水口大知,	
  吉岡律夫,	
  渡辺登,安全工学シンポジウム,2008	
  
	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
80
D.7	
  参考文献(7/10)	
[49]	
  MISRA-­‐C++とCERT	
  C++	
  による安全・安心システムへの貢献 STARC	
  
RTL設計スタイルガイドとHAZOPを使って, 小川清, 安全工学シンポジウ
ム,	
  日本学術会議,	
  hWp://www.slideshare.net/kaizenjapan/misra-­‐cpp-­‐
cert-­‐cpp-­‐2016-­‐with-­‐rtl-­‐design-­‐style-­‐guide,2016	
[50]	
  うずく,まる (新鋭短歌シリーズ)中家菜津子,書肆侃侃,	
  2015	
  
[51]	
  HAZOPによる 歌集「うずく,まる」中家菜津子の鑑賞・分析 hWp://
researchmap.jp/joxuvn2vg-­‐2033461/#_2033461,	
  2015	
  
[52]歌集 「うずく,まる」中家菜津子 手帖7弾,	
  TRIZによる短歌鑑賞, 
hWp://researchmap.jp/joquzbdx5-­‐2033461/#_2033461,	
  2015	
  
[53]	
  歌集 計画者の一日 言譜篇・算譜篇,	
  @kaizen_nagoya,	
  pritemps,	
  
2015	
  
[54]	
  歌集 味噌が好き・題詠百,	
  @kaizen,nagoya,	
  pritemps,	
  2016	
  
[55]	
  英語複文の構文解析と編集,その論理と方法,加藤 輝政,小川
清,	
  佐良木 昌,	
  電子情報通信学会・言語理解とコミュニケーション研究
会,	
  1997	
  
[56]	
  サーチャー試験 傾向と対策―データベース検索技術者認定試験
1級・2級,小川清,安藤彰敏,日外アソシエーツ ・紀伊国屋書店,1993	
  
	
  
	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
81	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
D.8 参考文献(8/10)	
   2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
  
82	
  
[57]	
  パネルディスカッション:安全なソフトウェアをつくるためにやるべきこと,	
  
Nancy	
  Leveson,小川清,白坂成功,西康晴,片平真史,第6回クリティカルソフトウェ
アワークショップ,2006	
  
[58]	
  製品設計におけるFTAとその支援システムの開発 Fault	
  Tree	
  Analysis支援
システムの実用性評価及び今後の発展性,	
  平岡洋二,	
  WOCS	
  2012	
  
[59]	
  ENGINEERING	
  A	
  SAFER	
  WORLD	
  Systems,	
  
	
  Thinking	
  Applied	
  to	
  Safety,	
  Nancy	
  G.	
  Leveson,	
  2012	
  
hWps://mitpress.mit.edu/books/engineering-­‐safer-­‐world	
  
[60]	
  	
  CARDION:	
  概念段階におけるハザード・脅威の抽出手法,	
  (株)ニルソフト
ウェア,	
  伊藤昌夫,	
  JAXA/IPA	
  12th	
  WOCS,	
  2014	
  
[61]	
  システムアプローチによる機能安全への対応,dSPACE	
  Japan(株),藤倉俊幸,
自動車機能安全カンファレンス,JARI,	
  2015	
  
[62]	
  ふれふれぼうず<降誕祭版>,	
  ©小川萌,	
  2009	
  
[63]	
  安全関連システムのためのOSの検討,斉藤直希,	
  堀武司,	
  小川清,安全工学
シンポジウム,2009	
  
[64]	
  秘密保持契約書サンプル版の紹介,	
  大島厚,不正競争防止法委員会副委
員長,	
  p.53,	
  Vol.59	
  No.3パテント,	
  2006,	
  hWp://www.jpaa.or.jp/acnvity/publicanon/
patent/patent-­‐library/patent-­‐lib/200603/jpaapatent200603_053-­‐056.pdf	
  
	
   安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
D.9 参考文献(9/10)	
   2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
  
83	
  
[66]	
  UML	
  tools,	
  Model	
  Checkingを適用した実践的非同期制御検証,	
  Go	
  with	
  the	
  Early	
  Bird,富士ゼロック
ス株式会社オフィスプロダクト事業本部コントローラソフトウェア開発部,村石理恵/服部彰宏/野村秀樹/
山本訓稔,2007,	
  hWp://jasst.jp/archives/jasst07e/pdf/D2-­‐3.pdf	
  	
  
[67]	
  spin,	
  ModelChecking技術の専門性の排除とその効用,富士ゼロックス株式会社オフィスプロダクト事
業本部コントローラソフトウェア開発部,野村 秀樹/服部 彰宏/村石 理恵/山本 訓稔,	
  2008,	
  hWp://
www.jasst.jp/archives/jasst08e/pdf/B4-­‐2.pdf	
[68]	
  ISO/IEC	
  Guide	
  71,	
  Guide	
  for	
  addressing	
  accessibility	
  in	
  	
  standards,	
  2014	
  
[69]	
  JISX8341-­‐1 高齢者・障害者等配慮設計指針―情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス―
第1部:共通指針	
[71]	
  JISX8341-­‐2 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-
第2部:パーソナルコンピュータ	
[72]	
  JISX8341-­‐3 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-
第3部:ウェブコンテンツ	
[73]	
  JISX8341-­‐4 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-
第4部:電気通信機器	
[74]	
  JISX8341-­‐5 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-
第5部:事務機器	
[75]	
  JISX8341-­‐6 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-
第6部:対話ソフトウェア	
[76]	
  JISX8341-­‐7 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-
第7部:アクセシビリティ設定	
  
[77]	
  World	
  report	
  on	
  child	
  injury	
  prevennon,	
  UNICEF,2008	
  ISBN	
  978	
  92	
  4	
  156357	
  4	
  
[78]	
  中小企業大学校デザイナ指導者養成講座,	
  1995	
  
[79]	
  応用昆虫学の基礎,中筋 房夫,朝倉書店,	
  2000	
	
	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
D.10 参考文献(10/10)	
   2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
  
84	
  
[80]	
  System	
  C	
  動作合成スタイルガイド,	
  エッチ・ディー・ラボ,	
  2007	
  
[81]	
  ISO/IEC	
  TS	
  17961,	
  Informanon	
  technology	
  -­‐-­‐	
  Programming	
  languages,	
  their	
  environments	
  and	
  system	
  
soxware	
  interfaces	
  -­‐-­‐	
  C	
  secure	
  coding	
  rules,	
  2013	
  
[83]	
  科学分類,	
  小川清,SWEST,	
  2016,hWps://www.slideshare.net/kaizenjapan/ss-­‐65852140	
  
[84]	
  USIT,連載:	
  USIT入門:	
  創造的な問題解決のやさしい方法,中川徹,2007	
  
[85]	
  WTO/TBT協定,1995,	
  	
  hWps://www.jisc.go.jp/cooperanon/wto-­‐tbt-­‐guide.html	
  
[86]	
  ISO/IEC	
  Direcnves	
  part1,	
  Procedures	
  for	
  the	
  technical	
  work,	
  2016	
  
[87]	
  ISO/IEC	
  direcnves	
  part2,	
  Rules	
  for	
  the	
  structure	
  and	
  draxing	
  of	
  Internanonal.	
  Standards,	
  2016	
  
[88]	
  JIS	
  部門記号,	
  hWp://www.jisc.go.jp/jis-­‐act/index.html	
  
[89]	
  GxP,	
  hWp://www.fxis.co.jp/lifesciencesquare/law/	
  
[90]	
  Linux,	
  ISO/IEC	
  23360-­‐1:2006	
  Linux	
  Standard	
  Base	
  (LSB)	
  core	
  specificanon	
  3.1	
  -­‐-­‐	
  Part	
  1:	
  Generic	
  
specificanon	
  
[91]	
  Android,	
  hWps://source.android.com/	
  
[93]	
  MISRA-­‐C++とCERT	
  C++	
  による安全・安心システムへの貢献 STARC	
  RTL設計スタイルガイドとHAZOP,	
  	
  
小川清,	
  安全工学シンポジウム,	
  2016	
  
[94]	
  Space	
  Wire	
  
[95]	
  GCC	
  
[96]	
  LLVM	
  
[97]	
  HAZOPの最初の頃のプレゼン	
  
[98]	
  組み込み中核人材	
  
[99] 津波を含んだプレゼン	
  
[100] 故意を含むプレゼン	
  
	
  
	
  
	
  
	
  
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
E 作業表置き場	
•  Hazop作業表は	
  
hWp://researchmap.jp/kaizen/HAZOP(は
ぞっぷ)/	
  
に置いています。	
  
•  この資料で提示したものは	
  
hWps://researchmap.jp/jolcozn8h-­‐51292/	
  
•  researchmap.jpは月に1日以
上休止しているかも。	
  
•  予備を別の場所に検討中	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 85	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
F 標準化教育	
•  日本規格協会提供hWp://www.jsa.or.jp/stdz/
edu.html	
  
•  共通知識編	
  
•  個別技術分野編	
	
  
– 機械	
  
– 機械安全	
  
– 電気・電子	
  
– 化学	
  
•  標準化と知的財産権	
  
•  適合性評価	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
86	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
F.1	
  標準化教育	
■共通知識編	
  
1	
   	
  標準化の意義	
  
2	
   	
  標準化の方法	
  
3	
   	
  JISの歴史	
  
4	
   	
  JISの作り方とJISマーク制度の改正	
  
5	
   	
  日本の標準化政策	
  
6	
   	
  社内標準化とTQM	
  
7	
   	
  国際規格と国際標準化機関	
  
8	
   	
  国際規格の作り方[86][87]	
  
9	
   	
  品質マネジメントシステム規格	
  
10	
   	
  品質以外のマネジメント関連規格	
  
11	
   	
  適合性評価と認定・認証制度	
  
12	
   	
  計量標準 -国際単位系のしくみと
計量標準の役割-	
  
13	
   	
  WTO/TBT協定と国際標準[85]	
  
14	
   	
  規格が経済に与える影響	
  
15	
   	
  環境・安全に対する標準化の枠組み	
  
16	
   	
  先端技術と標準	
  
17	
   	
  知的財産活用と標準化	
  
18  規格の国際市場性	
  
■個別技術分野編-機械	
1	
  規格と法規	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
87	
2	
  自動車の設計・製造に関連する代表的法規-道路運送
車両法-	
  
3	
  自動車用燃料及び潤滑油の品質保証と排ガス規制に関
連する強制法規	
  
4	
  設計製図と標準	
  
5	
  設計生産情報モデルの標準化 -CAD/CAM用情報モデ
ル-Part	
  1	
  (P.	
  1~28)Part	
  2	
  (P.	
  29~47)Part	
  3	
  (P.	
  48~68)	
  
6	
  機械要素と標準 -軸受の例-	
  
6.1	
  転がり軸受における規格の役割と重要性	
  
6.2	
  すべり軸受における規格の役割と重要性	
  
7	
  機械材料に関わる標準	
  
8	
  機械計測と標準-計測技術の規格と産業の関わり	
  
9	
  機械要素の性能評価と標準-すべり軸受の場合	
  
10	
  新製品開発と標準-品質マネジメントシステムと社内標
準を中心として-	
  
11	
  機械の製品コスト及びメンテナンスと標準	
  
12	
  軸受の国際標準化の取り組み-転がり軸受・すべり軸
受の例-	
  
12.1	
  軸受材料改良による軸受メーカーの標準化戦略	
  
12.2	
  すべり軸受の規格作成活動の事例	
  
13	
  インタフェースの標準化 -工作機械の例-	
  
14	
  鉄道分野における標準化と規格 -主として鉄道車両	
  
15	
  自動車を取り巻く安全と環境に関する国際規格
F.2 標準化教育	
■個別技術分野編-機械安全	
  
1	
   	
  国際安全規格	
  
2	
   	
  機械類の設計の一般原則	
  
■個別技術分野編-化学	
  
1	
   	
  化学分野における標準化の意義・目的	
  
2	
   	
  標準物質とトレーサビリティ	
  
3	
   	
  化合物命名法と国際単位系	
  
4	
   	
  試薬の規格	
  
5	
   	
  分析バリデーション	
  
6	
   	
  医薬GxP分野における電子記録・電子署
名使用に関する法規制対応解釈の標準化	
  
7	
   	
  環境管理システム	
  
8	
   	
  研究,製造組織,施設の管理	
  
9	
   	
  サプライチェーンと情報提供	
  
10	
   	
  化学分野における試験所認定制度	
  
11	
   	
  化学物質を扱う組織の社会的責任	
  
12	
   	
  強制法規と規格	
  
13	
   	
  化学産業と標準化 - 環境・安全・健康
への取り組み -	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
88	
■個別技術分野編-電気・電子	
  
1	
   	
  電気・電子・情報分野における標準化総論	
  
2	
   	
  拡張色空間の国際標準化動向と広色域
ディスプレイ	
  
3	
   	
  快適な社会を支える圧電デバイス	
  
4	
   	
  光実装技術にみる先端技術分野の国際標
準化プロセス	
  
5	
   	
  白物家電製品の安全性及び性能	
  
6	
   	
  テレビと標準化	
  
7	
   	
  電気電子製品の環境標準化	
  
8	
   	
  デジタルオーディオインターフェース規格の
国際標準化	
  
9	
   	
  情報家電	
  
10	
   	
  技術文書 -文書作成・マネジメント-	
  
11	
   	
  技術文書 -図面・線図の作成-	
  
12	
   	
  文字コード標準(日本語文字の符号化)	
  
13	
   	
  標準化作業を支援するツール-IEC国際会
議における会議支援情報システムを例として-
14	
   	
  自動認識及びデータ取得技術の国際標準
化	
  
15	
   	
  計測の信頼性と測定の不確かさ	
  
16	
   	
  電池の歴史と標準化- 一次電池・小形二
次電池を中心として -	
  
17	
   	
  画像・映像圧縮(JPEG/MPEG)-マルチメ
ディアの基盤である画像や映像に関する技術と
関連国際規格-
F.3 標準化教育	
■個別技術分野編-標準化と知的財産権	
  
1	
   	
  知的財産権について 	
  
2	
   	
  知的財産権と競争政策の関係史	
  
3	
   	
  技術標準化における知的財産権と競争政策問題	
  
4	
   	
  パテントプールと技術標準化	
  
5	
   	
  様々なパテントプールの事例研究	
  
6	
   	
  標準化と知的財産のビジネス活用	
  
■個別技術分野編-適合性評価	
  
1	
   	
  適合性評価の全体像	
  
2	
   	
  製品認証	
  
3	
   	
  試験所認定とIEC/CBスキーム	
  
4	
   	
  IECEE	
  CB制度	
  
5	
   	
  マネジメントシステム規格と認証・認定	
  
6	
   	
  要員の認証	
  
7	
   	
  検査と検査機関	
  
8	
   	
  適合性評価に係る国際的フレームワーク	
  
8.1	
  	
   CASCOの活動紹介・認定機関の国際組織と相互承認 ほか	
  
8.2	
  	
   供給者(自己)適合宣言・CBスキーム(IECEE	
  CB制度)	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
89
G. 設計指針	
G.1	
   対応設計指針	
  
	
  G.1.1	
  万能設計・共用品設計(Universal	
  Design)	
  
	
  G.1.2	
  高齢者・障害者設計指針(例)	
  
	
  G.1.3 子供の安全	
  
	
  G.1.4	
  形の設計指針	
  
	
  G.1.5	
  国際単位系	
  
G.2	
  	
  TRIZ	
  
	
  G.2.1	
  	
  TRIZの40の視点(発明の原理)	
  
G.3	
  	
  TRIZ	
  とHAZOP	
  
	
  G.3.1	
  パラメータへのHAZOP対応関係の検討	
  
	
  G.3.2	
  HAZOP	
  TRIZ発明原理対応表(案)	
  
G.4	
  HAZOP-­‐TRIZ連携と課題	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
90	
見通し	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
G.1	
   対応設計指針	
G.1.1 万能設計 ・共用品設計(universal	
  design)[35]	
  
G.1.2 高齢者・障害者設計指針[36]	
  
G.1.3	
  子供の安全[37]	
  
G.1.3 かたちの設計指針[37]	
  
G.1.4 国際単位系[38]	
  
G.1.5	
  より詳細な指針(論理回路・ソフトウェア)	
  
	
    TRIZ[42]	
  =>	
  2.2	
  	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
91	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
G.1.1 万能設計・共用品設計(Universal design)	
92	
  
7 Hazop
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya
Q24:万能設計 (Universal design)と

HAZOPの組み合わせって意味ある?	
•  公平ってどう量りますか?	
  
•  自由度って無限大じゃないの?	
  
•  簡単って人によって違うよね?	
  
•  必要な情報も人によって違うよね?	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
93	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
A24:製品・サービスの制約条件	
•  公平は任意の二つの立場の間で,評価関数を決
めて測ります。値がどれくらいの範囲であればよ
いかは,歴史,慣習,文化によって違うかもしれま
せん。	
  
•  製品・サービスの提供下における制約条件を明確
にすれば,自由度はそこそこの範囲で規定します。	
  
•  なるべく多くの立場の方にとって簡単を目指します。
子供,高齢者,障害者など利用者を想定します。	
  
•  製品・サービスの提供下における制約条件を明確
にし,想定外についても対応することを検討します。	
94	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
G.1.2 高齢者・障害者設計指針(例)	
•  ISO/IECガイド71	
  Guide	
  for	
  addressing	
  accessibility	
  in	
  	
  standards[68]	
  
•  JISX8341-­‐1 高齢者・障害者等配慮設計指針―情報通信における機器,
ソフトウェア及びサービス―第1部:共通指針[69]	
•  JISX8341-­‐2 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,
ソフトウェア及びサービス-第2部:パーソナルコンピュータ[70]	
•  JISX8341-­‐3 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,
ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ[71]	
•  JISX8341-­‐4 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,
ソフトウェア及びサービス-第4部:電気通信機器[72]	
•  JISX8341-­‐5 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,
ソフトウェア及びサービス-第5部:事務機器[73]	
•  JISX8341-­‐6 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,
ソフトウェア及びサービス-第6部:対話ソフトウェア[74]	
•  JISX8341-­‐7 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,
ソフトウェア及びサービス-第7部:アクセシビリティ設定[75]	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
95	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
Q25:高齢者と障害者同時に対応?	
•  高齢者はどんなことに留意しますか?	
  
•  障害者はどんなことに留意しますか?	
  
•  同時に対応するんですか?	
  
•  子供への対応とは関連させないんですか?	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 96	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
A25:ありとあらゆる	
•  交通死亡事故への対策と,認知症への対応に焦点
を当てています。	
  
•  目が見えない方への対応と,耳が聞こえない方へ
の対応が,矛盾がないように設計します。	
  
•  高齢者への対応は,障害者への対応で解決するこ
ともあります。	
  
•  子供の障害者への対応と,障害者対応の子供の場
合とに食い違いがないように気をつけます。	
97	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
G.1.3	
  子供の安全	
•  ISO/IEC	
  Guide	
  50:2014	
  Safety	
  
aspects	
  Guidelines	
  for	
  child	
  
safety	
  in	
  standards	
  and	
  other	
  
specificanons	
  
– Child:	
  person	
  aged	
  under	
  14	
  
years	
  
<-­‐	
  World	
  report	
  on	
  child	
  injury	
  	
  
  prevennon,	
  UNICEF,	
  [77]	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
98	
交通事故	
 22.3
水死	
 16.8
火事	
 9.1
転落	
 4.2
毒	
 3.9
殺人	
 5.8
自殺	
 4.4
戦争	
 2.3
その他	
 31.1
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
Q26:子供への対応は?	
•  死亡事故どうしたら減らせますか?	
  
•  再発防止策に妙案はあるの?	
  
•  誰もが子供だったのに,何でみんなで考えないの?	
  
•  子供自身にも考える機会は設ける?	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 99	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
A26:年齢,体格に応じた木目細かな	
•  子供で一括りにせずに,年齢,体格に応じた木目細
かな対応を考えています。	
  
•  再発防止策を考える時に,HAZOPを使ってもらうよう
に努力しています。	
  
•  今,生きるのに手一杯だと子供の頃の事を忘れたり,
思い出したくない場合もあるかもしれません。	
  
•  年齢や体格だけでなく,心の状態に応じた考える機
会が大事です。	
 100	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
Q27:交通死亡事故は減らせる?	
•  木目細かな対応って何?	
  
•  高齢者の死亡事故対策ってあるの?	
  
•  自転車の死亡事故減らない?	
  
•  道路はこのままでいいの?	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
101	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
A27:やるとよいことはたくさん	
•  自動車の周辺に死角がいっぱい。小さい子供を感知する仕
組みをはじめ,運転記録の安全目的利用を広げることが一
歩かと考えています。	
  
•  能力と必要性がうまく対応していないところが最大の難点。
安全な街乗り自動車の設計が必要かもしれません。	
  
•  自動点灯,反射板など整備の義務付けに対して,免許制度
が有効かどうか悩み中です。	
  
•  死亡事故現場,過去三十年を地図上に示して傾向を見ると
と分かるかもしれません。	
 102	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
G.1.4 形の設計指針	
103	
  安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya
Q28:形の設計指針は何用?	
•  何設計する時に使ったことあるの?	
  
•  どんな形にしたの?	
  
•  やりたいことによって,本当に必要な形って思いつ
かないよね?	
  
•  植物や動物の形が参考になるって本当?	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
104	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
A28:製品・サービスの制約条件	
•  中小企業大学校デザイナ指導者養成講座[78]で
汎用リモコン設計する際に。	
  
•  卵に似ているが握りやすい形。名前は「おすおす」	
  
•  思いついても,すでに有ったりして,考えることお
んなじだよねってことが半分以上。	
  
•  昆虫を一生懸命追いかけている知人[79]参照。	
105	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
G.1.5 

国

際

単

位

系[38]	
106	
  安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya
Q29:全ての単位(国際単位系)を調査しますか?	
•  基本単位以外も必要ですか?	
  
•  全ての単位(国際単位系)を調査しますか?	
  
•  これ以外に必要な単位は何がありますか?	
  
•  関係ないものは省略してもいいですか?	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 107	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
A29:一度はすべての単位を	
•  大小は,時間(秒)を除くすべての単位系を	
  
–  長さは長い,短い	
  
–  質量(kg)は重い,軽い	
  
–  温度は暑い・寒い,熱い・冷たい	
  
–  光度は明るい・暗い	
  
•  早遅は,時間(秒)を含むすべての単位を	
  
•  速度(距離/時間),加速度(距離/時間^2)のように時
間を含む単位は,早・遅で分析しても大・小で分析し
てもよい。どちらにするかを決めればよい	
  
•  放射線のように普段関係がなさそうでも,いざ事故に
なると急に関係がわかる単位もあります。一度は全
部の単位を検討してください。	
108	
  2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
G.1.6	
  より詳細な指針	
  
論理回路・ソフトウェア	
•  論理回路	
  
– STARC	
  RTL 設計スタイルガイド[41]	
  
•  Verilog	
  HDL編	
  
•  VHDL編	
  
– SystemC動作合成スタイルガイド[80]	
  
•  ソフトウェア	
  
– ISO/IEC	
  TS	
  17961[81]	
– MISRA	
  C,	
  MISRA	
  C++[39]	
  
– CERT	
  C,	
  CERT	
  C++[40]	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
109	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
Q30:論理回路とソフトウェアの違いは?	
•  計算機も論理回路じゃないんですか?	
  
•  論理回路設計言語とソフトウェアはどう違うんで
すか?	
  
•  論理回路設計言語もソフトウェアの一種では?	
  
•  論理回路の設計指針とソフトウェアの設計指針の
大きな違いは?	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
110	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
A30:言語という点では同じ	
•  計算機も論理回路の一種です。FPGAも論理回路
の一種です。FPGAは,	
  HDL(論理回路設計言語)
で記述して論理回路を接続し直せます。	
  
•  HDLの記述の仕方により,物理的な処理時間に大
幅な差ができます。	
•  HDLとプログラミング言語の両方を生成できる
System	
  Cなどの言語もあります。大きなくくりでは
一緒と言えるかもしれません。	
  
•  HDLが時間について詳細な規定があり,プログラミ
ング言語は空間について詳細な規定があります。	
  
111	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
Q31:ソフトウェアはMISRA/CERTだけ?	
•  ソフトウェアはMISRA/CERTだけでいいの?	
  
•  MISRAって自動車じゃないの?	
  
•  CERTってセキュリティだけじゃないの?	
  
•  命名規則に名案はある?	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
 112	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
A31:ほかにもどんどん	
•  ほかにもどんどん取り入れてください。重複,矛
盾などの洗い出しもHAZOPで整理してください。	
  
•  MISRA	
  C/C++は動的メモリ管理をしない場合が中
心です。自動車に限定していません。	
  
•  CERT	
  C/C++はセキュリティが対象です。MISRAと
重複しているところもあります。	
  
•  分野ごとに命名規則を考えましょう。複数の分野
をまたぐシステムはそれぞれの命名規則の重複,
矛盾を洗い出すのにHAZOP使ってみてください。	
113	
  
2016年 7月 8日
(c)@kaizen_nagoya	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya
A.5 オープンソース	
•  日本SpaceWireユーザ会	
  
hWps://galaxy.astro.isas.jaxa.jp/SpaceWire/open-­‐
products	
  
•  TOPPERS/HRP2/ATK2/SSPカーネル等[63]	
  
hWps://www.toppers.jp/download.html	
  
•  GCC:	
  Gnu	
  Compiler	
  Collecnon,	
  	
  
hWps://gcc.gnu.org/	
  
•  LLVM,	
  The	
  LLVM	
  Compiler	
  Infrastructure	
  	
  
hWp://llvm.org/	
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
114	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
A.6 安全分析以外への応用	
•  子供向けに楽しいことを企画[45](既出)	
  
•  プログラムのソースコード(安心:seurity)[49]	
  
•  知財	
  
–  TRIZだけを使っている場合にはHAZOPを組合せる	
•  文書見直し,批評に用いる	
  
A.6.1用語構造	
  
A.6.1.1	
  視点の違いによる誤解	
  
A.6.1.2 辞書作成	
  
A.6.1.3	
  JIS	
  部門記号	
  
A.6.1.4	
  GxP,	
  Good	
  x	
  Pracnce(適正x基準)	
  
A.6.2HAZOP,	
  TRIZによる短歌鑑賞	
  
A.6.3	
  短歌の題材としてのHAZOP・TRIZ	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
115	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
A.6.1	
  用語構造	
•  視点によって見えるものが違う[55]	
  
•  分野・立場によって用語定義が違う[56]	
  
– 場合によっては言葉の包含関係が逆転する	
  
– 例:システム>ソフト,ソフト>システム	
  
•  システムごとに用語の構造辞書を作ると良い	
  
•  略号はフルスペル一覧	
  
•  参考文献一覧は入手可能かどうか,最新版
への履歴	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
116	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
A.6.1.1視点の違いによる誤解[97]
n  視点1ではBはAの部分集合	
n  視点2ではAはBの部分集合	
n  誤解:自分は正しく相手が間違い	
安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み	
221	
  2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya
A.6.1.2 辞書 (thesaurus)	
安全規格	
  
・ISO/IEC	
  Guide	
  50(JIS無)	
  
・ISO/IEC	
  Guide	
  51(JIS	
  )	
  
分析手法	
・なぜなぜ分析	
・CARDION	
  
・STAMP	
  
・FMEA,	
  IEC	
  60812	
  
・FTA,	
  	
  IEC	
  61025	
  
・HAZOP,	
  IEC	
  61882	
  
・・分析対象	
・・・部品	
・・・・ソフトウェア	
・・・自然・社会現象	
・・・教育	
・・設計指針	
・・・共用品設計(万能設計)	
・・・形の設計指針	
・・・言語規約	
・・・・MISRA	
  C/C++,	
  CERT	
  C/	
  C++	
  
・・・・ RTL設計スタイルガイド	
  
・・・TIRZ	
  
2017年 7月 5日
(c)@kaizen_nagoya	
118	
・誘導語(guide	
  word)	
  
・・存在(exist)	
  
・・・無(no)	
  
・・方向(direcnon)	
  
・・・逆(reverse)	
  
・・・他(other	
  than)	
  
・・量(quannty)	
  
・・・大(more)	
  
・・・小(less)	
  
・・質(quality)	
  
・・・類(as	
  well	
  as)	
  
・・・部(part	
  of)	
  
・・時刻(nme)	
  
・・・早(early)	
  
・・・遅(late)	
  
・・順番(sequence)	
  
・・・前(before)	
  
・・・後(axer)	
  
作業	
・一人作業	
・班作業	
・・班報告	
・全体報告	
作業分類	
・構想(concept)	
  
・設計(design)	
  
・製造(produce)	
・出荷(release)	
  
・運用(operanon)	
  
国際規格(IS)	
  
・ISO	
  
・・ISO	
  26262	
  
・IEC	
  
・・60812	
  FMEA	
  
・・61025	
  FTA	
  
・・61882	
  HAZO	
  
・ISO/IEC	
  
・・ISO/IEC	
  15504	
  
・・・ISO/IEC	
  33001	
  
国内規格(JIS)	
  
・JIS部門記号*1	
  
GxP*2	
  
組織	
・JAXA	
  
・IPA	
  
・・IPA/SEC	
  
・JARI	
  
・学術団体	
・・日本学術会議	
・・・電気関係学会	
・・SWEST実行委	
  
・・WOCS	
・内部組織	
・・設計部門	
・・利用・運用部門	
・・間接部門	
・取引先	
・・仕入先	
・・納入先	
・・外部委託	
  
教育	
  
・6歳	
  
・12歳	
  
・18歳	
  
制約	
・初期条件(ininal	
  
condinon)	
  
・境界条件	
・終了条件	
・不変条件
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Road Traffic Safety Analysis with HAZOP and TRIZ

  • 1. HAZOP-­‐TRIZ連携による   交通安全分析
 Traffic  Safety  Analysis  with  HAZOP  and  TRIZ   日本学術会議安全工学シンポジウム,    ,,,,,,,,    ……….        Safety  Engineering  symposium,  ,,,,,,,,    Tokyo,  July  5,  2017.  ver  4.0    ,  ,,,,   ○  小川明秀(大同大学)     小川 清 <技術士(情報工学)・工学博士>                  (名古屋市工業研究所) 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 1 は ぞ っ ぷ       トリーズ
  • 2. 目次   1.  背景(道路安全)・課題・既発表 2.HAZOP-­‐TRIZ連携 3.交通安全分析   4.まとめと今後の課題()   A.  付録 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 2 茶色・橙色の文字が新規部分   道路安全   まとめの要点 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 3. 1.  背景      ・課題    ・既発表 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 3 HAZOPのやり方を工夫 し,効率的で,体系的で, 網羅的な分析をしよう。 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 4.      1.  背景・課題・事例 1.1  背景:交通安全分析の偏り   1.2 課題   1.3 過去の発表            安全関連規格群        HAZOP魔法の言葉(guide  word)      無逆他大小類部早遅前後              HAZOP作業表(子供用)     1.4  事故分析        1.4.1  未実施・非公開の理由     2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 4 過去の発表の要点              HAZOPの困難性    分析課題   FTAのある事例をHAZOPで分析。
  • 5. 交通安全分析の偏り •  自動車安全は体系的な取り組みが見える(研究 内容(工業)、産業が名古屋では身近)   •  道路安全は体系的な取り組みが見えない(専門 が土木でなく、所属は行政部門ではない)   •  自動車安全と道路安全を同じ手法で分析し、対 策を考える   •  HAZOPでは対策を発想する手法を含まないので、 対策を発想できるTRIZを合わせて用いる 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 5
  • 6. 1.1  背景:交通安全分析の偏り • 1.1.1 平成29年春の全国交通 安全運動推進要綱   • 1.1.2交通安全運動参加団体   • 1.1.2  道路利用会議 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 6 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 8. 1.1.2交通安全運動参加団体 •  参加団体には道路関係組織もあり   – 国土交通省、都道府県、市町村、独立行政法人日本高 速道路保有・債務返済機構   •  参加すると道路安全が強化されることが期待でき る団体等   – (独)交通安全環境研究所 –  (一財)道路開発振興センター –  (公財)交通事故総合分析センター   – 全国道路利用者会議 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 8 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 9. 1.1.3全国道路利用者会議 •  「道路利用者の安全と利便向上に関する事業」   – 項目だけで記述なし。hWp://www.road-­‐jhuc.jp/   •  通学路や自転車通行空間確保等の交通安全対 策及び「無電柱化」 第六十九回定時総会決議 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 9 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 10. 1.2  課題 •  交通死亡事故を減らすには体系的な取り組みが必須   •  交通死亡事故を分析する手法の未定着   –  FTA,  FMEA,  HAZOPはIECの国際規格であるため交通死亡事 故分析で利用が進んでいない   –  訴訟、保険計算等で事実関係に争いがある   •  自動車安全と道路安全を共通に分析する手法の未定 着   –  自動車安全はFTA,  FMEAが定着し、HAZOPの利用が進んで いる。TRIZで対策を含めた分析を試行。   –  道路安全を自動車安全の手法で分析   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 10 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 11. 1.3 過去の発表   安全分析において,HAZOP,  FMEA,  FTAの組み合 わせによる リスクアセスメントの進め方の検討[2] •  魔法の言葉・誘導語11(guide  word)は他以外対称   – Guided  brain  storming   – HAZOPの効率化のために,最初は無大小(NML  filrst)法 を提案(WCSQ2011)[3]   •  三手法の組合せ:網羅性を確保(上から,下から,中から の)   – 三手法を用いる訓練方法を提唱   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 11 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 14. 交通安全分析を •  自動車の機能安全対応の事業[4]で,機能安 全では不十分だと知り,自動車安全[5]に取り 組むにはどうしたらよいかを教えてもらい、今 回交通安全を初めて取り組む。   •  自動車安全は毎年実績を積み上げ10年発表 しつづけてきた。   •  自分達の取り組みが交通安全,安全工学にど のように貢献できるかを確認するために発表。   •  安全技術に必要な技能,理論としてHAZOP,   TRIZ,技能管理等です。   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 14 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 15. 1.4 事故分析例 •  鉄鋼業における事故   – HAZOP実施[31]。未公表   •  自動車事故   – 急加速問題(HAZOP無?)[32]   •  福島第一原子力発電所事故   – 事故分析多数(HAZOP無?)[33]   •  航空宇宙産業における事故   –  X線天文衛星ASTRO-­‐H「ひとみ」 異常事象調査 報告書(HAZOP無?)[34] FTA図あり。   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 15 FTAのある事例は HAZOPで分析を。 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 16. 1.4.1  未実施・非公開の理由 •  HAZOP,TRIZの実施率が低い理由   •  未実施:効率的なやり方を説明できる人が少な い。公開事例が少ない(医療関係は増加中)   •  非公開:係争中、保険交渉中で公開できない   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 16 なぜHAZOPするのか?(WHY)   いつHAZOPするのか?(WHEN)   どれくらいHAZOPするのか?(How)   安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 17. 2.  HAZOP-­‐TRIZ 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 17 HAZOPは抽象的。具体 的な設計指針と組み合 わせると効果的。 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 18. 安全関連規格群[6]   •  ISO/IEC  Guide  50  子供むけ安全ガイド(JIS未発行)[7]   •  ISO/IEC  Guide  51  安全ガイド(JIS  Z  8051:2015)[8]   •  IEC  設計審査・安全分析   –  IEC  61160:2005  Design  review(JIS未発行)[9]   –  FMEA    IEC  60812:2006  (JIIS  C  5750-­‐4-­‐3:2011)[10]   –  FTA  IEC  68025:2006  (JIS  C  5750-­‐4-­‐4:2011)[11]   –  HAZOP  IEC  68812:2016(JIS未発行)[12]   •  機械安全 ISO  12100  (JIS  B  9700:2013)[13]等    •  電気安全 IEC  60065(JIS  C  6065:2016)[14]等   •  機能安全 IEC  61508(JIS  C  0508:2012)[15]等 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 18 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 19. 2.1  HAZOP魔法の言葉(guide  word) ID D1 (no) D0 D2 (reverse) D0 D3 (other than) D4 (more) D5 D5 (less) (quantity) D4 D6 D7 D7 (part of) (quality) D6 D8 (early) D9 D9 (late) (time) D8 DA (before) DB DB (after) (order) DA 19 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya
  • 20. 無逆他大小類部早遅前後 •  無:想定するものが無い   •  逆:想定するものの方向が逆   •  他:逆以外の方向,その他   •  大:想定するものより大きい(すべての単位系)   •  小:想定するものより小さい(すべての単位系)   •  類:想定するものと違う分類のもの   •  部:想定するものの一部分   •  早:想定するよりも早い時刻   •  遅:想定するよりも遅い時刻   •  前:想定するよりも前になる   •  後:想定するよりも後になる 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 20 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 21. 表2.HAZOP作業表(子供用) 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 21 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 22. 表3. 分析手法と段階(JAXA) 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya   22   橙色に着目 (参考文献[17]  プロセス改善ナビゲーション                    ガイドベストプラクティス編 ) ID Analysis Method | Process require ments basic design detailed design coding integrat ion test system test field test operatio n 1 Mode TransitionAnalysis ○ ○ ○ ○ 2 CompletenessAnalysis ○ ○ ○ ○ 3 nominal simulation ○ ○ ○ 4 software deviation analysis ○ ○ ○ ○ 5 single fault simulation ○ ○ ○ ○ 6 FMEA,FTA ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 7 double faults simulation ○ ○ ○ 8 HAZOP(Hazard and Operability) ○ ○ ○ 9 Code clone analysis ○ ○ 10 TracabilityAnalysis ○ ○ ○ ○ ○ 11 ReachabilityAnalysis ○ ○ ○ ○ 12 InterfaceAnalysis ○ ○ ○ ○ 13 TimingAnalysis ○ ○ ○
  • 24. HAZOPの利点・効能 •  誘導語が逆を含み対称であるため,一方を忘れるこ とがなくなる。   •  誘導語が対称(表1.1黄色,橙,空色,薄緑)である   –  11誘導語があるようで誘導語7つだけと同等。   –  誘導語5つ(逆,方向,空間,時間,その他)と同等。   •  誘導語の対称性に着目,すべての誘導語は有用。   –  誘導語を減らす手法は無意味。漏れを誘発して危険。   –  初期段階で少ない誘導語で作業するのは効率的な場合 有(無大小を先に:NML  first[2])。   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 24 空間的な量と質,時間的な時刻(量)と順番(質)に分類 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 25. 2.2  TRIZ •  1946  年にロシア人の G.アルトシューラが研究   •  発明を促進するための誘導語類(発明の原理)   •  複数の概念体系を提供し設計・分析が容易   •  知財部門など分析に協力してもらえる資源[43]   •  中川 徹 (大阪学院大学 名誉教授)  の資料利用[44]   – hWp://www.osaka-­‐gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/   – 子供むけ資料あり 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 25 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 26. 2.2.1  TRIZの40の視点(発明の原理) 1  分割原理   2 分離原理   3 局所性質原理   4 非対称性原理   5 組合せ原理   6 汎用性定理 7 入れ子原理   8 つりあい原理   9 先取り反作用原理   10  先取り作用定理   11  事前保護定理   12  等位性原理 12  逆発想原理   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 26 14 曲面原理 15  可変性原理   16  アバウト原理 17  多次元移行原理 18  機械的振動原理   19  周期的作用原理 20  連続性原理   21  高速実行原理   22  禍転じて福となす原理   23  フィードバック原理 24  仲介原理   25  セルフサービス原理 26  代替原理   27  使い捨て原理 28  メカニズムの代替原理 29  流体作用原理 30  薄膜利用原理 31  多孔質利用原理 32  変色原理   33  均質性原理   34  排除・再生原理 35  パラメータの変更原理 36  相変化原理 37  熱膨張原理 38  高濃度酸素原理 39  不活性雰囲気原理 40  複合材料原理 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 27. 2.2.2  分析のねらい •  「局所性質」で,部分的に弱いところ,強いところがある   •  「曲面」に,弱いところ,強いところがある。   •  「ダイナミック」で,動くのがはやすぎるか,おそすぎる。   •  「周期的作用」として通信をうまく考案。   •  「災い転じて福」は事後分析でもよい。   •  「セルフ」で,対応するようにできないか。   •  「長寿命より」大事なことは何か。   •  「事前保護」で,何を保護するか。   •  「高速実行」するのは,どういう時か。   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 27 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 28. 2.3  TRIZ と  HAZOP •  原因,対策を考える際に便利   – 特許・設計時に考慮するとよいことを網羅   – パラメータへのHAZOP対応関係の検討   •  すべての対応は設計者・特許検討者以外は困難かもしれない   – 矛盾行列によって対策時の検討項目の洗い出し済 •  TRIZの40の発明原理とHAZOPの11の誘導語の対応 関係作成   – 類(AS  well  As),  他(Other  than)の候補として有望   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 28 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 29. 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 29       見通し ・TRIZ   対策に直結した事例が出る       ・HAZOP 網羅性の確保
  • 30. 2.3.1  HAZOP  TRIZ発明原理対応表(案) 無 逆 他 大 小 類 部 早 遅 前 後 分割 1 1   1 1   2 1 1 1 1 分離 1 1   1 1   2 1 1 1 1 局所性質 1     1 1   2 1 1 1 1 非対称 1   2 1 1     1 1 1 1 組み合わせ 1     1 1 2   1 1 1 1 汎用性 1     1 1 2   1 1 1 1 入れ子 1     1 1 2   1 1 1 1 つりあい 1     1 1 2   1 1 1 1 先取り反作用 1 2   1 1     1 1 2 1 先取り作用 1     1 1     1 1 2 1 事前保護 1     1 1     1 1 2 1 等ポテンシャル 1     1 1 2   1 1 1 1 逆発想 1 2   1 1     1 1 1 1 曲面 1     1 1 2   1 1 1 T 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 30 1:対応項目,2:関係性の深い項目 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 31. 2.3.2 表12.HAZOPとTRIZ12ぷらす 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 31 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 32. 3  .交通安全分析 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 32 子供の頃から魔法の言 葉に慣れる。
  • 33. 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 33     分析 ・道路安全と自動車安全を同じ手法で分析 ・・自動車安全      ・・HAZOP     ・・TRIZ     ・・自動二輪安全   ・・道路安全 ・・HAZOP   ・・TRIZ   ・
  • 34. 3.交通事故分析 3.1自動車安全    3.1.1自動車の種類ごと、自動運転   3.2  道路安全    3.2.1  道路の種別ごと   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 34 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 35. 3.2自動車安全 •  自動車の種別・機能ごとに検討   – 大型乗合自動車   – 大型貨物自動車   – 四輪自動車   •  自動運転自動車   – 自動二輪   – 自転車   – 電動三輪(高齢者用)   •  HAZOP   •  TRIZ   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 35 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 36. 自動車安全(運転)HAZOP(1/2) 誘 guide word 外れ:逸脱(deviation) なぜ:原因(cause) どうする:対策(action)案 無 no 運転者がいないのに走っている。 坂でのブレーキのか け忘れ。 座席からいなくなればブ レーキを自動でかける。   〃  〃 視界が見えなくなる。 ブルーシート等がフ ロントガラスを覆った。 視界が悪くなれば減速す る。   〃  〃 夜なのにライトがつかない ライトが切れた。 ゆっくり走るか、部品屋に 寄る。 逆 reverse 逆車線を走り出した。 運転者の勘違い。 逆侵入は警告音声を出す。 他   other than       大 more スピードが速い。 運転者が焦っている。 定常的には制限速度以上 出せないようにする。 小 less スピードが遅い 制限速度を間違え ていた。体調が悪く スピードが出せない。 渋滞ができ、無理な追い 越しをする車が出る。 類 as well as 蛇行運転をしている 意識が朦朧としてい る。スキー帰りで眠 い。 1時間運転して危なければ すぐに休憩所で止めて仮 眠する。 部 part of トラックが司会の一部を遮っていて、 単車が飛び出してきた 両側をトラックに挟 まれて運転していた。 トラックに挟まれたら、速度 を落としてやり過ごす。 早 early 気が急いていた。 後続車に衝突防止機能を 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 36
  • 37. 自動車安全(運転)HAZOP(2/2) 誘 guide word 外れ:逸脱(deviation) なぜ:原因 (cause) どうする:対策 (action)案 早 early 急ブレーキをかけすぎた。 気が急いていた。 後続車に衝突防止機 能を入れておいても らいたい 遅 late 危険が迫っているのにブ レーキをかけるのが遅すぎ た ちょっと疲れて いて反応が鈍く なってた 自分の車に危険時の 自動ブレーキ機能を 入れておこう 前 before 減速する前にサイドブレーキ を引いた 考え事してて勘 違い       ABSが効き始める前にブ レーキを離した ABSに慣れてな い ABS作動訓練は全員 にする 後 after 加速した後にサイドブレーキ を引いた 考え事してて勘 違い   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 37
  • 38. 自動車安全(運転)TIRZ 分類 TRIZ HAZOP 外れ・対策 目的・利点・その後 空間 分離 逆 バンパを分離して衝突の衝撃を吸収する     つりあい 類 前後の自動車の速度で自車速度を保持 制限速度以内の場合   アバウト 大小 車庫入れで大体でうまく入れてくれる   時間 先取り反作用 前 運転席に人がいないとブレーキがかかる 坂などでブレーキ忘れによる発進防止 時間 ダイナミック 早遅 運転速度に応じた監視範囲の拡大     周期的作用 前後 定期的に起きてるか確認して、反応がないと警告 音声が鳴る     組み合わせ 類 画像と距離センサで衝突防止     事前保護 前 赤信号の前に減速してくれる   制約 災い転じて 逆 飛び出しで急ブレーキ踏んだけど、衝突しない減 速で止まった     セルフ 類 急加速をしようとしたが、必要最小限の加速しか しない     長寿命 早 タイヤの磨り減りが少なくなるように 道路の磨り減りが増えるのはだめ。かえって タイヤ交換を忘れるかも。   相変化 類 仮免中で、危険だったので指導者の方に主導権 が移った   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 38
  • 39. 自動二輪安全 •  自動二輪は四輪に較べ道路の影響を受けやすい   •  道路安全と自動車安全の共同作業場として利用 可能   •  静岡大学でBikeInformancsとしてバイクで情報収 集しながら、安全にも貢献する取り組みあり   •  自分達が現在自動二輪を乗っていないため未取 組 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 39
  • 40. 3.1道路安全 •  道路の種別ごとに検討   – 高速道路・自動車専用道路   – 歩道付き複数車線道路   – 歩道なし道路   •  HAZOP   •  TRIZ   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 40 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 41. 3.1.1道路安全HAZOP(1/2) 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 41 誘 guide word 外れ:逸脱(deviation) なぜ:原因 (cause) どうする:対策(action) 案 無 no 歩道がない。横断歩道がない。 自転車専用道がない。中央分 離帯がない。ガードレールが ない。停止線がない。車線が ない。ミラーがない。道路が途 中で切れてる(道路がない)。 旧来の道路の未 整備。交通量が 少なかった道路。 優先順位をつけて順 次整備するか、制限 速度を下げる。 逆 revers e 左側通行になっている。 不明 右側通行に戻す。 他   other than       大 more 道路の幅が広い。制限速度が 高い。交通量が多い。車線が 多い。違法駐車が多い。 都市の交通事情。 優先順位をつけて順 次整備するか、制限 速度を下げる。 〃 〃 ゾーン30の地域が広すぎる。 主要道を含めて ゾーン30を決め てしまった。 主要交通は制限速度 を守らない。迂回路を 設けるか、自動取り締 まりをする
  • 42. 道路安全HAZOP(2/2) 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 42 誘 guide word 外れ:逸脱(deviation) なぜ:原因(cause) どうする:対策(action)案 小 less 道路の幅が狭い。制限速度が低い。 交通量・車線・違法駐車が少ない。   交通量と事故発生率に基づ いた整備 〃 〃 ゾーン30の地域が狭すぎる 主要道が複数箇所。 ゾーン30の指定がし にくい。 迂回路を設ける。あるいは 裏道だけ全部ゾーン30指定 する。 〃 〃 カーブが少ない。 広い平野。 居眠り運転を誘発 〃 〃 起伏が小さい。 広い平野。 居眠り運転を誘発 類 as well as 道路が緑・赤で塗り分けてある。 車線を分かり易く 色弱・色盲の人の判別のた めの濃淡 部 part of 歩道が一部しかない。速度規制表示 が一部しかない。 「無」ではなく部分的。   早 early 制限速度を高くするのが早すぎる 道路、交通量に見 合ってない制限速度 道路事情、交通量に応じた 明確な分岐点で制限速度を 変更する 遅 late 制限速度を低くするのが遅すぎる 道路、交通量に見 合ってない制限速度 道路事情、交通量に応じた 分岐点で制限速度を変更 前 before よく起こる事故現場の前に停止線。     後 after よく起こる事故現場の後に標識、ミラー などがある    
  • 43. 3.1.2 道路安全TRIZ 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 43 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 44. 道路安全TRIZ詳細(1/2) 分類 TRIZ H 外れ・対策 目的・利点・その後 空間 分割 逆 自動車、自転車、歩道を分割す る     分離 逆 中央分離帯、ガードレールで車 道・歩道を分離する。立体交差 点。ロータリー交差点     局所的性質 類 交差点付近の自動停止機能   非対称 類 交通量に応じて車線の本数変更     入れ子 類       つりあい 類 車線数と通行量が比例している。     曲面 類 カーブのミラーは、カーブに応じ た見やすい曲面に     アバウト 大小 道路の形状ごとに安全速度計算 を   時間 先取り反 作用 前 カーブの前は減速しやすい路面 に     先取り作 用 前 雨や雪がふったら制限速度を下 げる   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 44
  • 45. 道路安全TRIZ詳細(2/2) 分類 TRIZ H 外れ・対策 目的・利点・その後   ダイナミック 早遅 交通量に応じた信号時間     周期的作用 前後       組合 類       事前保護 前 見通しがわるい場所は制限速 度を下げる   制約 逆発想 逆       高速実行 大早       災い転じて 逆 見通しがわるい場所は照明・ミ ラーをつける。     セルフ 類       長寿命 早 道路工事を減らす道路管理方 法     機械的代替 類       パラメータ 大小 見通しの悪さを定量化して地 図に示す 左記以外にも検討   相変化 類 車道、自転車道、歩道で路面 の摩擦が違う   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 45
  • 46. 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 46        成果   ・TRIZは道路安全は入れ子、機械的代替以 外はだいたい網羅 ・TRIZは自動車安全の安全運転(自動運 転)が網羅しにくかった(operation) ・HAZOPは操作(operation)が中心で自動 車安全(運転)は網羅しやすい。
  • 47. 4.まとめと   今後の課題 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 47 毎回新たな発見がある のがHAZOP。そのため に毎回新たな工夫を。 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 48. 4.まとめと今後の課題 4.1 交通安全の枠組み   4.1.2  分析課題対応 4.1.3  HAZOP-­‐TRIZ連携対応   4.1.4  効率的な作業のための対応   4.1.5  関連取組み   4.2 新たな発見(最初は30点を目指す)   4.2.1  失敗しないための指針(改)   4.3 全体のまとめ   4.4  今後の課題   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 48 まとめの要点 HAZOP困難性対応 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 49. 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 49  HAZOP,  TRIZ困難性対応   ・概念が抽象的・他(Other than), 類(as well as)が発想しづ らい  ・・TRIZ・具体的な設計指針と併用。  ・・設計者・運用担当必須。要設計図表。
  • 50. 4.1.2 分析課題と対応   •  各分野の専門家を集めていると良い   – 道路安全に対応可能な専門家に打診中   •  分析は写真(動画)・図があるとよい   – バス事故の運転手の動画(左へ切り、頭を下げる)   – 関係者へ依頼予定   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 50 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 51. 4.1.3  HAZOP-TRIZ連携対応 •  TRIZの言葉も抽象的な面があり抽象的な言葉 通しの組合せが発想しにくいことがある   •  国際単位系に基づいた対象を検討   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 51 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 53. 手法の比較   名称 手法 用語の具体性 枠組み 網羅性 種 文献 HAZOP 誘導語 抽象的 FMEAの枠組み 利用 空間・時間* 分 1 TRIZ 誘導語 具体的(解決技 術) 枠組み多数 技術・仕様 対 2 4M5E 誘導語 体系的 二次元 人・物・媒体・管理 分 3 FMEA 枠組 抽象的 詳細な枠組み 汎用・ボトムアップ 両 1 な ぜ な ぜ 記法 抽象的 論理模型記述 *他の手法と併 用 分 3 FTA 記法 抽象的 論理模型記述 事故・トップダウン 両 1 GSN 記法 抽象的 論理模型記述 汎用・目標 対 4 UML 記法 やや抽象的 模型記述 時間・順番 対 1 STAMP 記法 具体的(制御) 模型記述 (STAMP/SPA 制御(時間・順 番) 対 5 FRAM 記法 やや具体的 模型記述 前提・資源・時間・制 御 対 5
  • 54. 4.2  新たな発見を 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 54 •  人によって,わかりにくい事(無,逆,  入れ子)あり   – 得意分野の違う三人で班を構成し、新たな発見を   •  50点を目指すのではなく,最初は30点を目指す   •  最初から多くの項目を扱おうとしない   – 新たな発見が重要。発見すればもっとやろうと思う。   •  三回実施するなかで誘導語の充足率があがる   – 毎回新しい発見があることが大切   – 無逆・大小・早遅・前後の組みは両方   – 類は設計指針そのもの。他は詳細化してだす。   大小よりも早遅・前後の方が簡単なことがある 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 55. 4.3 全体のまとめ •  自動車安全で利用してきたHAZOP-­‐TRIZを用いて道 路安全を検討した   •  交通死亡事故の情報公開の現実的な進捗   •  自動二輪では道路の安全情報を収集   – BikeInformancs: 静岡大学   •  道路安全の専門家との共同作業はこれから   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 55 道路の詳細を記録・保存 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 56. 4.4 今後の課題 •  情報収集   – 交通死亡事故情報の30年分開示の提唱   – 道路仕様   – どうやって成果の公開可能性を高めるか   •  交通死亡事故は安全分析報告義務化   •  ゾーン30、自動車乗り入れ禁止区域などの面 での対策の推進 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 56 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 57. 関連取組み •  JAXA/IPAクリティカルソフトウェアワークショップ   –  パネルディスカッション:安全なソフトウェアをつくるためにやるべ きこと[57]   –  製品設計におけるFTAとその支援システムの開発 Fault  Tree   Analysis支援システムの実用性評価及び今後の発展性[58]   –  STAMP:  ENGINEERING  A  SAFER  WORLD  Systems[59]     –  CARDION:  概念段階におけるハザード・脅威の抽出手法  [60]   •  STAMPがGSN+HAZOPであると言及   •  JARI自動車機能安全シンポジウム   –  システムアプローチによる機能安全への対応[61]     •  STAMPがGSN+HAZOPであると言及   •  SWEST hWp://swest.toppers.jp   –  HAZOP演習3回 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 57 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 58. A.  付録 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 58 図表一覧はウェブに。参 考文献等も順次掲載。 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 59. A.  付録 A.1  HAZOPの資料を対象にHAZOP   A.1.1  HAZOP参加者の期待が:<事前:参加者>   A.1.2  HAZOPの資料が(を):<事前:発表者,参加者> A.1.3  HAZOPの発表が:<最中:発表者> A.1.4  HAZOP参加後の成果が:<事後:参加者>   A.2  略号一覧(1)-­‐(3)   A.3  参考文献(1)-­‐(9)    A.3.11  作業表置き場   A.4  標準化教育 A.5 オープンソース A.6 安全分析以外への応用   A.7 振り返り   A.8 質疑一覧   A.9 図表一覧   A.10  謝辞   A.11  文書履歴 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 59 わかったこと よかったこと                  わかってないこと                あらためたいこと  HAZOPのHAZOP 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 60. k 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 60     HAZOPのHAZOP   ・HAZOPの資料を対象にHAZOPしました。 ・JAXA/IPAのクリティカルソフトウェアワー クショップの発表の時に作ったものです。 図表写真の割合をどのくらいにするとよい かを検討しました。原則一頁に一つを家庭 しました。     ・文書の遂行もHAZOPの対象によいことが 分かりました。  
  • 61. 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya   61   HAZOP参加者の期待が:<事前:参加者> 誘 guide word 外れ:逸脱(deviation) なぜ:原因(cause) どうする:対策(action)案 無 no HAZOPに興味がない。hazop の話を聞く気がない 資料,説明が分かりにくい。略号 (HAZOP[はぞっぷ]など)の読みが入っ ていない。 掴みのネタを入れる。(この資料)分かり易い用語(言い 換え)を使う。具体的な例を図で示す。他の発表の関係 を述べる。略号一覧を入れる。 逆 rever se HAZOPが嫌い。hazopの話へ の攻撃する点を探そう 分かっている人がやっているから分か るだけで,手法の善し悪しではないとい う点がありそう 一人HAZOPをやってみればすぐに分かることを強調 他 other than HAZOPの話の時間に別のも のが聞きたい 興味深い発表が多い 資料だけ見ても役に立つ内容にする 大 more HAZOPへの期待が大きすぎ る。 FTA, FMEAをやっていない場合にHA ZOPがすばらしく見えるかもしれない 設計指針を3つ以上用いないと偏る可能性があることを 述べる。 小 less HAZOPへの期待が小さい。 どうせ国際規格になるものは役に立た ない 共通部分を纏めたものが規格。必要に応じた仕立て (tailoring)または現地合わせ(fitting)が必要であり,仕立 て方の例として一人HAZOPを,現地合わせの方法として 参加者のお題を示す。 類 as well as 他事に興味がある。その時間 は他事をやろう 仕事の締め切り。突然の案件の発生。 聞くと得することが匂うような雰囲気を醸し出す。 部 part of HAZOPの話の対称性のところ だけ聞きたい 対称性を考えるだけでもいろいろなこと が解決する。 誘導語,図(写真・動画・現物),設計指針の3点で一人 HAZOPをしてみると分かる 早 early 資料を見たら分かったので話 は聞かない 1つのやり方で見れば分かる達人 資料に,失敗しないための指針を示しておく 遅 late HAZOPの資料を見ても何を 言っているのか分からないの で聞く気がしない 事例,図に思い当たるものがない 自分で体験してもらう。他の方法でもできるのなら,誘導 語は検査項目として利用するだけでもよい 前 befor e 話を聞く前に理解しているつも りになった 自分でやるつもりがない 作業表を配って体験してもらう 後 after 聞いていないのに役に立たな いと判断した。 他のやり方でもできることばかりと感じ る 誘導語をFMEA, FTA, なぜなぜ分析,ブレインストーミン グ等の他のやり方とと組み合わせてやってみてもらう 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 62. 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya   62   HAZOPの資料が(を):<事前:発表者,参加者> 誘 guide word 外れ:逸脱(deviation) なぜ:原因(cause) どうする:対策(action)案 無 no 事前にあがっていない。 予稿集を買っていない。 資料,説明が分かりにくい。興 味がない。前日まで作成して いてあげられず。 過去の資料があることを関係者に知らせる 逆 reverse 過去のものはあったが 見ていない。   過去の資料を見たり,ダウンロードしやすくす る。 他 other than 質がひどいので見る気 がしない 過去のセミナの焼き直し。機 密事項で明確に言えないこと が多い。 HAZOPをしたことがない人に,毎回見てもらう。 大 more 1枚づつ印刷して大きす ぎ。資料の量が多すぎ る。複数の版がある。 いろいろな人を想定しすぎ。い ろいろなことを入れたくなりす ぎた。 誘導語,図,設計指針の3点に絞る 小 less 文字が小さい。資料の 量が少なすぎる。 制御情報について分かってい る人を想定して資料を作った 後日詳細資料を公開する 類 as well as 資料が難し過ぎる。 専門家として仕事をしている 人を前提にしている。 人,物(製品),作業について区分して伝えるこ とにより,1つの視点だけでも分かってもらう 部 part of 資料がhazopの一部だ けしか説明していない HAZOPの応用例が増えてき た。 実際に作業してみると対象によってやることが 違うことを体験してもらう 早 early 話題の展開が飛び飛び 演習を想定した資料。間は作 業で埋めて欲しい。 作業表を配って体験してもらう(今回未実施) 遅 late 同じ事を諄く説明しすぎ 参加者が何がわかっていない かをよく理解していない 習うより慣れろを標題に入れる 前 before 結論が前の方すぎる 結論を早く伝えたい。 実際にやってみなると納得できることを伝える 後 after 結論が後の方すぎる 論理展開が明確になったもの だけを結論にしたい。 大切なことは3回繰り返す 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 63. 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya   63   HAZOPの発表が:<最中:発表者> 誘 guide word 外れ:逸脱(deviation) なぜ:原因(cause) どうする:対策(action)案 無 no 分からない 用語構造の違う分野の人が聞い ている。略号の読みを知らない。 用語構造の類語辞書を作る。略号一覧に読み を入れる。 逆 reverse 当たり前のことしか言っ ていない 過去のセミナの焼き直し 今回新たに付け加えたことを色・字形(font)を 変えて明確にする。 他 other than 面白くない 何を一番伝えたいかで悩んでい る いいたいことを3つに絞る 大 more 説明の量が多すぎる hazopを知らないさまざまな人を想 定しすぎ 設計指針を3つ以上用いないと偏る可能性が あることを述べる。 小 less 説明が少なすぎる 制御,情報について分かっている 人を想定している 図だけでもピンと来てもらえるようなものを入れ る 類 as well as 説明が難し過ぎる 専門家として仕事をしている人を 前提にしている 人,物(製品),作業について区分して伝えるこ とにより,1つの視点だけでも分かってもらう 部 part of 説明が一部だけ 一番詳しく説明したい部分に絞っ た 誘導語,図,設計指針の3点は省かない 早 early 説明が速過ぎる いろいろなことを言いた過ぎる。 いいたいことを3つに絞る 遅 late 説明が遅過ぎる 用意した資料では分からないこと に発表しながら気が付いた 作業表を配って体験してもらう 前 before 定義していない用語を 使った。 定義すべき用語が多過ぎる カタカナ語は漢字の言葉に直してみる。漢字の 言葉は大和言葉に直してみる。 後 after 用語定義が後から出て きた 用語定義が前にあるとうざい 用語定義が最後にあることを最初に言う 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 64. 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya   64   HAZOP参加後の成果が:<事後:参加者> 誘 guide word 外れ:逸脱(deviation) なぜ:原因(cause) どうする:対策(action)案 無 no 何も分からなかった 資料,説明が分かりにくい。興味 がない。 事前に参考資料(プロセス改善ナビゲーショ ンガイド,セーフウェア)を読む 逆 reverse HAZOPの結果と事前に分 かっていることの関係を逆に 捉えられた わかっている人がやっているから 分かるだけで,手法の善し悪しで はないという印象を与えた 発表者の過去の論文,発表を見てもらい変 化を知らせる 他 other than 説明のまずさだけが印象に 残った 発表者と興味の方向が違う 一人HAZOPした結果を経験者に見てもらう 大 more たくさんのことを分かりすぎ て何が要点だったか見失う FTA, FMEAをやっているので HAZOPで補うところがわかった FTA, FMEA, HAZOPの比較表を作ってみる 小 less 役に立つ道具の1つであるこ とは分かった。だからどうす ればいいかが分からない 参加者の課題と手法の間のつな ぎ方がピントこない 一人HAZOPした結果を経験者に見てもらう 類 as well as HAZOPでできないことまでで きると誤解を与えた 利点を強調しすぎた 異なる設計指針,単位に適用してみる 部 part of HAZOPの理解が一面的に なった 説明の一部だけが当てはまる 3段階の利用(初期,設計,運用)を示す。 早 early ちょっと聞いただけで分かっ たので別の部屋に行った 1つのやり方だけで分かったつも りになる 資料に,失敗しないための指針を示しておく 遅 late いつまでも分からないので 怒れてきた 参加者の課題とどう噛み合うの かが明確でない 一人HAZOPした結果を見せて,どうやったら いいかわからないところを示す。 前 before 作業せずにわかったつもり になった 自分でやるつもりがない 一度やってみる。 後 after 作業してもわからなかった 他のやり方でもできると感じる 自分より経験が少ない人と作業してみて,経 験がうまく伝わるか確かめてみる 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 65. 付録B  子供向 けHAZOP教材 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 65 •  魔法の言葉(11)   •  無逆他大小類部早遅前 後(漢字1文字)   •  たんじょうびの贈物を考 える時に使う絵本   – 楽しいことから手法を学 ぶ(倫理2.0に既対応)   – 子供は楽しいことから覚 えるとよい[45]  
  • 66. Q37:誰向けの絵本ですか? •  最低年齢は何歳を想定していますか?   •  女の子向けですか,男の子向けですか?   •  HAZOP教材って書いてあるけど本当?   •  おくりもの,贈るより,貰うのがすきな人はどう したらいいですか?   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 66 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 67. A37:子供向け,大人も可 •  六歳の子供がわかるように,ほとんどひらがなだけにしてみ ました。   •  ちょけねこの性別は不定。だから女の子でも,男の子でも大 丈夫。   •  企業でHAZOPする時に,配ってもらっています。   •  貰うのがすきな子は,何が欲しいかを考える。結果を最後の 表に書くとサンタさんからのプレゼントになるかも。   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 67 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 68. 3.1.1  絵本のひろがり •  11個の魔法の言葉(無逆他大小類部早遅前後) が時間・空間の質と量を扱っていることが伝わった   –  組み込みサマーワークショップ(SWEST2015で配布)   –  文学フリマ東京2015秋で販売   –  OSC  Tokyo,  Nagoya  で配布   –  JAXA/IPAクリティカルソフトウェアワークショップで配布   –  企業等での教材として利用   •  贈物をもらう方が好きな子供に受けがいまいち   –  もらうもの,もらったものを書く欄を新設(ver2.0) 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 68 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 69. Q38:子供にHAZOPって難しくない? •  小さい子供に安全分析は無理なのでは?   •  子供にHAZOPって難しくない?   •  絵本で勉強になるの?   •  誰が考えたの?   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 69 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 70. A38:楽しいことに魔法の言葉を •  おともだちへたんじょうびのおくりものをなに がよいかかんがえる   •  魔法の言葉11通りを考えれば,時間,空間 を網羅する。喜んでもらえる確率あがる   •  時間・空間の質と量,上限と下限を意識する ようになる   •  「ちょけねこ」の著者のちょけむささんは,友 達への贈り物考えるのが大好きなんですって。   70   2016年 7月 8日 (c)@kaizen_nagoya 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya
  • 71. C  略号一覧(1) •  @:  at  mark,  twiWer  account   •  ©:  copyright(著作権)   •  A:  Answer,  JIS土木及び建築部門記号,  ampere(単位)   •  ATK2:  Automonve  Kernel  Version  2   •  Ave:  average(平均)   •  C:  C  language,  JIS電気部門記号,  coulomb(単位)   •  C++:  C  plus  plus   •  CAD:  Computer  Aided  Design   •  CAM:  Computer  Aided  Manufacturing   •  CB: Cernficanon  Bodies(認証機関)   •  CASCO:  CommiWee  on  Conformity  Assessment(適合性評価委員会)   •  CERT  (さーと)Computer  Emergency  Readiness  Teams   •  CEST(せすと)  Consornum  for  Embedded  System  Technology   •  D:  Design(設計),  JIS自動車部門記号   •  Dev:  Devianon(偏差)   •  DNS:  Domain  Name  Service(領域名奉仕)   •  DNV  GL:  Det  Norske  Veritas,  Germanischer  Lloyd   •  EOB:    Extensible  Opncal  Bench(伸展式光学台)   •  FMEA(えふえむいーえー)  failure  mode  and  effecnve  analysis   •  FPGA:  Field  Programmable  Gate  Array   •  FTA(えふてぃーえー)  fault  tree  analysis   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 71 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 72. A.2.1 略号一覧(2) •  GCC:  Gnu  Compiler  Collecnon,  (牛氈鹿編纂集合)   •  GSN:  Goal  Structuring  Notanon(目標構造化記法)     •  GxP:  Good  x  Pracnce(適正 x 基準)   •  HAZOP(はぞっぷ)  hazard  and  operability  study   •  HCD:  Human  Centered  Design   •  HDL:  Hardware  Descripnon  Language   •  HRP:  High  Reliable  system  Profile   •  Html:hyper  text  markup  language   •  hWp:  Hyper  Text  Transfer  Protocol   •  IEC(あいいいし)Internanonal  Electrotechnical  Commission   •  IECEE:  IEC  System  of  Conformity  Assessment  Schemes  for   Electrotechnical  Equipment  and  Components   •  IPA(あいぴーえ)Informanon-­‐technology  Promonon  Agency,  Japan   •  IS(あいえす)Internanonal  Standard(国際規格)   •  ISBN:  Internanonal  Standard  Book  Number   •  ISO(あいえすお)  Internanonal  Organizanon  for  Standardizanon   •  ISSN:  Internanonal  Standard  Serial  Number   •  IT:  Informanon  Technology(情報技術)   •  IV&V:  independent  verificanon  and  validanon   •  JARI(じゃり):  Japan  Automobile  Research  Insntute(日本自動車研究所)   •  JAXA(じゃくさ)Japan  Aerospace  Exploranon  Agenc   •  JFA:  Japan  Football  Associanon   •  JIS(じす) Japan  Industrial  Stndards   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 72 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 73. A.2.2  略号一覧(3) •  jp(じぇーぴー):  Japan   •  JPAA:  Japan  Patent  AWorneys  Associanon(日本弁理士会)   •  JPEG:  Joint  Photographic  Experts  Group   •  JSA:  Japan  Standard  Associanon(日本規格協会)   •  Kg:  kilogram(単位)   •  LLVM:  由来:Low  Level  Virtual  Machine,  (低層仮装機機)   •  MISRA(みすら)  Motor  Industry  Soxwre  Reliability  Associanon   •  mm:  millimetor(みりめーとる)     •  MPEG:  Moving  Picture  Experts  Group   •  NML(えぬえむえる)No,  More,  Less   •  NSSLC:  由来:Nippon  Steal,  Sumitomo  Kinzoku,  System  Life  Cycle   •  NTP:Network  Time  Protocol(網時間規約)   •  OS:  Operanng  System   •  OSC(おーえすし)Open  Source  Conference   •  Promela:  Process  Meta  Language   •  Q  &  A:  quesnon  and  answer   •  Q:  quesnon,  JIS管理システム部門記号   •  RTL:  Register  Transfer  Level(記憶転送水準)   •  SAP:    Solar  Array  Paddle(太陽電池櫂)   •  SD:  Sequennal  Design(逐次設計)     2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 73 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 74. A.2.2  略号一覧(4) •  SPIN:  Simple  Promela  Interpreter   •  SSP:  Smallest  Set  Profile(最小集合側面)   •  STAMP:  Systems  Theorenc  Accident.  Model  and  Processes   •  STARC:  Semiconductor  Technology  Academic  Research  Center(半導体理工学研究 センター)   •  STT:  Start  Tracker(星姿勢計)   •  Sum:  summary(合計)   •  SWEST(えすうぇすと)Summer  Workshop  on  Embedded  System  Technologies   •  TBT:  The  Technical  Barriers  to  Trade(貿易の技術的障害)   •  TOPPERS:  Toyohashi  Open  Playorm  for  Embedded  Real-­‐nme  System     •  TQM:  Total  Quality  Management(総合的品質管理)   •  TRIZ(とりーず)Teoriya  Resheniya  Izobretatelskikh  Zadatch  (露),  Theory  of  invennve   problems  solving(英)   •  TS:  Technical  Specificanon(技術仕様)   •  UML:  Unified  Modeling  Language   •  Unicef:  United  Nanons  Children's  Fund   •  url:  Uniform  Resource  Locator   •  USIT:  Unified  Structured  Invennve  Thinking(統合的構造化発明思考法)   •  WCSQ:  World  congress  for  soxware  quality  (世界算譜品質会議)   •  WOCS(うぉっくす):  Workshop  on  crincal  soxware  systems   •  WTO:  World  Trade  Organizanon(世界貿易機構)   •  www:  world  wide  web   •  X:  論理回路不定値,  JIS情報処理部門記号 •  Z:論理回路ハイインピーダンス, JIS  その他部門記号(適合確認を含む)   •  フリマ:  free  market   •  知財:知識財産(知的所有権)   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 74 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 75. D.1 参考文献(1/10) [1]  始める前に,  小川清,岐阜大学,  2016,  hWps://www.slideshare.net/   kaizenjapan/before-­‐study-­‐gifu-­‐university-­‐2016   [2]  HAZOP,  FTA  and  FMEA  for  risk  assessment,  安全工学シンポジウム,   小川明秀,  小川清,  2015,  hWps://www.slideshare.net/kaizenjapan/hazopogawa2015   [3]  An  applicanon  on  Hazard  and  operability  Study  for  digital  system,   Ogawa  Kiyoshi,  5th  World  Congress  for  Soxware  Quality,  上海,  2011   [4]  自動車制御用プラットフォームの機能安全対応,竹内舞,  水野智仁,   森川聡久,  小川清,  斉藤直希,  渡部謹二,  安全工学シンポジウム,  2010     [5]  自動車安全,  hWps://researchmap.jp/jorwtr60m-­‐51292/#_51292   [6]  安全に貢献するソフトウェア関連国際規格,水野智仁,  森川聡久,  小 川清,  斉藤直希,  渡部謹二,  堀武司,  安全工学シンポジウム,  2009     [7]  ISO/IEC  Guide  50:2014  Safety  aspects  -­‐  Guidelines  for  child  safety  in   standards  and  other  specificanons子供むけ安全ガイド(JIS未発行)   [8]ISO/IEC  Guide  51:2014  Safety  aspects  -­‐  Guidelines  for  their  inclusion   in  standards安全ガイド(JIS  Z  8051:2015)   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 75 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 76. D.2 参考文献(2/10) [9]  IEC  61160:2005  Design  review,  設計審査,  IEC  2005   [10]  IEC61025  FTA:  Fault  tree  analysis  故障木解析,  IEC,  2006   [11]  IEC60812  FMEA:  failure  mode  and  effecnveness  analysis  システム 信頼性の分析技法失敗状態と効果解析 (FMEA),  IEC,  2006   [12]  IEC  61882  Hazop:  hazard  analysis  and  operability  study,  IEC  ,  2016   [13]  機械安全 ISO  12100:2010  Safety  of  machinery    General  principles   for  design  -­‐  Risk  assessment  and  risk  reducnon  (JIS  B  9700:2013)等  [14]  電気安全 EC  60065:2014    Audio,  video  and  similar  electronic   apparatus  -­‐  Safety  requirements  (JIS  C  6065:2016)等 [15]  機能安全 EC  61508-­‐1:2010    Funcnonal  safety  of  electrical/ electronic/programmable  electronic  safety-­‐related  systems  -­‐  Part  1:   General  requirements  (JIS  C  0508:2012)等   [16]  JIS  Q  31010:2012  (IEC/ISO  31010:2009)リスクマネジメント−リスク アセスメント技法   [17]  HAZOP手法の応用と展開,  小川清,  渡部謹二,  斉藤直希,  電気関 係学会東海支部連合大会,2010       2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 76 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 77. D.3  参考文献(3/10) [18]  HAZOP手法の展開,  小川清,  斉藤直希,  渡部謹二,  安全工学シン ポジウム,  2010   [19]実践HAZOP演習,小川清,  SWEST2010(組込みシステム技術に関す るサマーワークショップ,      2010   [20]  安全関連系の設計のためのHAZOPの展開,小川清,  斉藤直希,  渡 部謹二,  安全工学シンポジウム,  2011   [21]  プロセス改善ナビゲーションガイド〜ベストプラクティス編,  10事 例のうちの一つがJAXAのIV&V(独立検証)IPA,  hWp://www.ipa.  go.jpか らダウンロード可。 [22]  金融情報システムへのHAZOP手法の適用,  益田美貴,  高野 研一,   安全工学/安全工学会,49(2)  (通号 275)  2010,ページ104~114,  ISSN   0570-­‐4480   [23]  術合併症に対する危険源分析 Hazard  and  Operability  Study   (HAZOP  Study)の経験:人工股関節置換術における神経合併症を対象 として,  大川淳,  野村徹,  高橋誠,医療の質・安全学会誌,医療の質・安 全学会,  7(3):2012,  235-­‐238,  ISSN  1881-­‐3658   [24]実践HAZOP演習(2),小川清,  SWEST2011(組込みシステム技術に関 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 77 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 78. D.4  参考文献(4/10) [23]  HAZOPによるTOPPERS/sspの分析,小川清,クリティカルソフトウェア ワークショップ,  2011   [24]  1人HAZOPを組み合わせた効率的な分析作業,  小川清,  クリティカ ルソフトウェアワークショップ,  2011 [25]  状態遷移図に着目した安全要求分析手法,  金 周慧,  第8回WOCS,   JAXA/IPA,  2011   [26]  安全分析,状態記述と形式手法に着目した安全教育とスキル,堀 武司,  小川清,  斉藤直希,  渡部謹二,  森川聡久,  服部博行,安全工学シ ンポジウム,      2009   [27]  HAZOPと関連手法の展開,小川清,  名古屋市工業研究所,安全工 学シンポジウム,  2013   [28]  ISO  26262における ソフトウェア安全解析の検討,  山本輝俊,   WOCS  2012,  2012   [29]  TOPPERS第三世代カーネル統合仕様書,  hWp://   www.toppers.jp/docs/tech/tgki_spec-­‐300.pdf,.2016     [30]  端末間経路選択のための片方向遅延測定方,小川清,  静岡大学 博士論文,  2005   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 78 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 79. D.5  参考文献(5/10) [31]  名古屋新設ガスホルダーの運転開始について,  新日鉄,2004   [32]システムが安全とは何か考える,  トヨタ急加速問題のNASA分析を 題材にして,間瀬 順一,  SWEST13,  hWp://swest.toppers.jp/SWEST13/ slide/swest13-­‐S3-­‐b.pdf,  2011   [33] 福島原子力発電所事故調査報告書一覧,  hWps:// researchmap.jp/johyczndy-­‐48418/  ,2015   [34]  X線天文衛星ASTRO-­‐H「ひとみ」 異常事象調査報告書一覧,   hWp://researchmap.jp/jocqvl9km-­‐50024/,  2016   [35]万能設計,  機能安全とHCD(human  centered  design)  ,  hWp://   www.slideshare.net/kaizenjapan/hcdhuman-­‐centered-­‐design,  2013   [36]高齢者・障害者設計指針,  hWps://researchmap.jp/ jorv9lpca-­‐2024324/,  2015   [37]  かたちの設計指針,機能安全とHCD(human  centered  design)  ,  小 川清,  2013   [38]  国際単位系,  ISO  80000-­‐1:2009  Quannnes  and  units  Part1:  General   [39]  ]ソフトウェアFMEA  を体系的に実施する出発点としてのMISRA-­‐C,   森川聡久,  小川清,WOCS  2014,  2014  2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 79 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 80. D.6 参考文献(6/10) [40]  CERT  C  bibliography,  Ogawa  kiyoshi,  hWps://www.securecoding.cert.org/   confluence/display/c/AA.+Bibliography,    2017     [41]  STARC  RTL設計スタイルガイド を「こう使おう」 Verilog-­‐HDL版 VER4.0   2011年版改定に対応,  小川清,  hWp://www.slideshare.net/kaizenjapan/how-­‐ to-­‐use-­‐starc-­‐rtl-­‐design-­‐style-­‐guide-­‐veriloghdl-­‐2011-­‐version,  2015   [42]トリーズ(TRIZ)の発明原理40  あらゆる問題解決に使える[科学的]思考支 援ツール,高木芳徳,ディスカヴァー・トゥエンティワン,  2014   [43]  より効率的なHAZOP  TRIZ  を利用した設計変更への対応,  小川清,  安全 工学シンポ,  2012   [44]  TRIZ  ホームページ,中川徹,  hWp://www.osaka-­‐gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/   [45]  ちょけねこたんじょうびのおくりもの,ちょけむさ,pritemps,  2015   [46]  大切におもうこと,日本サッカー協会Respectプロジェクト教材 hWp://www.jfa.or.jp/respect/,  2015   [47]  安全なシステム構築のためのソフトウェア技術者に必要なスキル,小川 清,技術融合化シンポジウム技術講演会,2007   [48]  ETSSを利用した機能安全対応スキル判定と教育訓練,小川清,  渡部謹二,  斉藤 直希,  堀武司,  奥田篤,  水口大知,  吉岡律夫,  渡辺登,安全工学シンポジウム,2008     2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 80
  • 81. D.7  参考文献(7/10) [49]  MISRA-­‐C++とCERT  C++  による安全・安心システムへの貢献 STARC   RTL設計スタイルガイドとHAZOPを使って, 小川清, 安全工学シンポジウ ム,  日本学術会議,  hWp://www.slideshare.net/kaizenjapan/misra-­‐cpp-­‐ cert-­‐cpp-­‐2016-­‐with-­‐rtl-­‐design-­‐style-­‐guide,2016 [50]  うずく,まる (新鋭短歌シリーズ)中家菜津子,書肆侃侃,  2015   [51]  HAZOPによる 歌集「うずく,まる」中家菜津子の鑑賞・分析 hWp:// researchmap.jp/joxuvn2vg-­‐2033461/#_2033461,  2015   [52]歌集 「うずく,まる」中家菜津子 手帖7弾,  TRIZによる短歌鑑賞,  hWp://researchmap.jp/joquzbdx5-­‐2033461/#_2033461,  2015   [53]  歌集 計画者の一日 言譜篇・算譜篇,  @kaizen_nagoya,  pritemps,   2015   [54]  歌集 味噌が好き・題詠百,  @kaizen,nagoya,  pritemps,  2016   [55]  英語複文の構文解析と編集,その論理と方法,加藤 輝政,小川 清,  佐良木 昌,  電子情報通信学会・言語理解とコミュニケーション研究 会,  1997   [56]  サーチャー試験 傾向と対策―データベース検索技術者認定試験 1級・2級,小川清,安藤彰敏,日外アソシエーツ ・紀伊国屋書店,1993       2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 81 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 82. D.8 参考文献(8/10)   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya   82   [57]  パネルディスカッション:安全なソフトウェアをつくるためにやるべきこと,   Nancy  Leveson,小川清,白坂成功,西康晴,片平真史,第6回クリティカルソフトウェ アワークショップ,2006   [58]  製品設計におけるFTAとその支援システムの開発 Fault  Tree  Analysis支援 システムの実用性評価及び今後の発展性,  平岡洋二,  WOCS  2012   [59]  ENGINEERING  A  SAFER  WORLD  Systems,    Thinking  Applied  to  Safety,  Nancy  G.  Leveson,  2012   hWps://mitpress.mit.edu/books/engineering-­‐safer-­‐world   [60]    CARDION:  概念段階におけるハザード・脅威の抽出手法,  (株)ニルソフト ウェア,  伊藤昌夫,  JAXA/IPA  12th  WOCS,  2014   [61]  システムアプローチによる機能安全への対応,dSPACE  Japan(株),藤倉俊幸, 自動車機能安全カンファレンス,JARI,  2015   [62]  ふれふれぼうず<降誕祭版>,  ©小川萌,  2009   [63]  安全関連システムのためのOSの検討,斉藤直希,  堀武司,  小川清,安全工学 シンポジウム,2009   [64]  秘密保持契約書サンプル版の紹介,  大島厚,不正競争防止法委員会副委 員長,  p.53,  Vol.59  No.3パテント,  2006,  hWp://www.jpaa.or.jp/acnvity/publicanon/ patent/patent-­‐library/patent-­‐lib/200603/jpaapatent200603_053-­‐056.pdf     安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 83. D.9 参考文献(9/10)   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya   83   [66]  UML  tools,  Model  Checkingを適用した実践的非同期制御検証,  Go  with  the  Early  Bird,富士ゼロック ス株式会社オフィスプロダクト事業本部コントローラソフトウェア開発部,村石理恵/服部彰宏/野村秀樹/ 山本訓稔,2007,  hWp://jasst.jp/archives/jasst07e/pdf/D2-­‐3.pdf     [67]  spin,  ModelChecking技術の専門性の排除とその効用,富士ゼロックス株式会社オフィスプロダクト事 業本部コントローラソフトウェア開発部,野村 秀樹/服部 彰宏/村石 理恵/山本 訓稔,  2008,  hWp:// www.jasst.jp/archives/jasst08e/pdf/B4-­‐2.pdf [68]  ISO/IEC  Guide  71,  Guide  for  addressing  accessibility  in    standards,  2014   [69]  JISX8341-­‐1 高齢者・障害者等配慮設計指針―情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス― 第1部:共通指針 [71]  JISX8341-­‐2 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス- 第2部:パーソナルコンピュータ [72]  JISX8341-­‐3 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス- 第3部:ウェブコンテンツ [73]  JISX8341-­‐4 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス- 第4部:電気通信機器 [74]  JISX8341-­‐5 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス- 第5部:事務機器 [75]  JISX8341-­‐6 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス- 第6部:対話ソフトウェア [76]  JISX8341-­‐7 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス- 第7部:アクセシビリティ設定   [77]  World  report  on  child  injury  prevennon,  UNICEF,2008  ISBN  978  92  4  156357  4   [78]  中小企業大学校デザイナ指導者養成講座,  1995   [79]  応用昆虫学の基礎,中筋 房夫,朝倉書店,  2000 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 84. D.10 参考文献(10/10)   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya   84   [80]  System  C  動作合成スタイルガイド,  エッチ・ディー・ラボ,  2007   [81]  ISO/IEC  TS  17961,  Informanon  technology  -­‐-­‐  Programming  languages,  their  environments  and  system   soxware  interfaces  -­‐-­‐  C  secure  coding  rules,  2013   [83]  科学分類,  小川清,SWEST,  2016,hWps://www.slideshare.net/kaizenjapan/ss-­‐65852140   [84]  USIT,連載:  USIT入門:  創造的な問題解決のやさしい方法,中川徹,2007   [85]  WTO/TBT協定,1995,    hWps://www.jisc.go.jp/cooperanon/wto-­‐tbt-­‐guide.html   [86]  ISO/IEC  Direcnves  part1,  Procedures  for  the  technical  work,  2016   [87]  ISO/IEC  direcnves  part2,  Rules  for  the  structure  and  draxing  of  Internanonal.  Standards,  2016   [88]  JIS  部門記号,  hWp://www.jisc.go.jp/jis-­‐act/index.html   [89]  GxP,  hWp://www.fxis.co.jp/lifesciencesquare/law/   [90]  Linux,  ISO/IEC  23360-­‐1:2006  Linux  Standard  Base  (LSB)  core  specificanon  3.1  -­‐-­‐  Part  1:  Generic   specificanon   [91]  Android,  hWps://source.android.com/   [93]  MISRA-­‐C++とCERT  C++  による安全・安心システムへの貢献 STARC  RTL設計スタイルガイドとHAZOP,     小川清,  安全工学シンポジウム,  2016   [94]  Space  Wire   [95]  GCC   [96]  LLVM   [97]  HAZOPの最初の頃のプレゼン   [98]  組み込み中核人材   [99] 津波を含んだプレゼン   [100] 故意を含むプレゼン           安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 85. E 作業表置き場 •  Hazop作業表は   hWp://researchmap.jp/kaizen/HAZOP(は ぞっぷ)/   に置いています。   •  この資料で提示したものは   hWps://researchmap.jp/jolcozn8h-­‐51292/   •  researchmap.jpは月に1日以 上休止しているかも。   •  予備を別の場所に検討中 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 85 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 86. F 標準化教育 •  日本規格協会提供hWp://www.jsa.or.jp/stdz/ edu.html   •  共通知識編   •  個別技術分野編   – 機械   – 機械安全   – 電気・電子   – 化学   •  標準化と知的財産権   •  適合性評価 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 86 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 87. F.1  標準化教育 ■共通知識編   1    標準化の意義   2    標準化の方法   3    JISの歴史   4    JISの作り方とJISマーク制度の改正   5    日本の標準化政策   6    社内標準化とTQM   7    国際規格と国際標準化機関   8    国際規格の作り方[86][87]   9    品質マネジメントシステム規格   10    品質以外のマネジメント関連規格   11    適合性評価と認定・認証制度   12    計量標準 -国際単位系のしくみと 計量標準の役割-   13    WTO/TBT協定と国際標準[85]   14    規格が経済に与える影響   15    環境・安全に対する標準化の枠組み   16    先端技術と標準   17    知的財産活用と標準化   18  規格の国際市場性   ■個別技術分野編-機械 1  規格と法規 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 87 2  自動車の設計・製造に関連する代表的法規-道路運送 車両法-   3  自動車用燃料及び潤滑油の品質保証と排ガス規制に関 連する強制法規   4  設計製図と標準   5  設計生産情報モデルの標準化 -CAD/CAM用情報モデ ル-Part  1  (P.  1~28)Part  2  (P.  29~47)Part  3  (P.  48~68)   6  機械要素と標準 -軸受の例-   6.1  転がり軸受における規格の役割と重要性   6.2  すべり軸受における規格の役割と重要性   7  機械材料に関わる標準   8  機械計測と標準-計測技術の規格と産業の関わり   9  機械要素の性能評価と標準-すべり軸受の場合   10  新製品開発と標準-品質マネジメントシステムと社内標 準を中心として-   11  機械の製品コスト及びメンテナンスと標準   12  軸受の国際標準化の取り組み-転がり軸受・すべり軸 受の例-   12.1  軸受材料改良による軸受メーカーの標準化戦略   12.2  すべり軸受の規格作成活動の事例   13  インタフェースの標準化 -工作機械の例-   14  鉄道分野における標準化と規格 -主として鉄道車両   15  自動車を取り巻く安全と環境に関する国際規格
  • 88. F.2 標準化教育 ■個別技術分野編-機械安全   1    国際安全規格   2    機械類の設計の一般原則   ■個別技術分野編-化学   1    化学分野における標準化の意義・目的   2    標準物質とトレーサビリティ   3    化合物命名法と国際単位系   4    試薬の規格   5    分析バリデーション   6    医薬GxP分野における電子記録・電子署 名使用に関する法規制対応解釈の標準化   7    環境管理システム   8    研究,製造組織,施設の管理   9    サプライチェーンと情報提供   10    化学分野における試験所認定制度   11    化学物質を扱う組織の社会的責任   12    強制法規と規格   13    化学産業と標準化 - 環境・安全・健康 への取り組み - 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 88 ■個別技術分野編-電気・電子   1    電気・電子・情報分野における標準化総論   2    拡張色空間の国際標準化動向と広色域 ディスプレイ   3    快適な社会を支える圧電デバイス   4    光実装技術にみる先端技術分野の国際標 準化プロセス   5    白物家電製品の安全性及び性能   6    テレビと標準化   7    電気電子製品の環境標準化   8    デジタルオーディオインターフェース規格の 国際標準化   9    情報家電   10    技術文書 -文書作成・マネジメント-   11    技術文書 -図面・線図の作成-   12    文字コード標準(日本語文字の符号化)   13    標準化作業を支援するツール-IEC国際会 議における会議支援情報システムを例として- 14    自動認識及びデータ取得技術の国際標準 化   15    計測の信頼性と測定の不確かさ   16    電池の歴史と標準化- 一次電池・小形二 次電池を中心として -   17    画像・映像圧縮(JPEG/MPEG)-マルチメ ディアの基盤である画像や映像に関する技術と 関連国際規格-
  • 89. F.3 標準化教育 ■個別技術分野編-標準化と知的財産権   1    知的財産権について    2    知的財産権と競争政策の関係史   3    技術標準化における知的財産権と競争政策問題   4    パテントプールと技術標準化   5    様々なパテントプールの事例研究   6    標準化と知的財産のビジネス活用   ■個別技術分野編-適合性評価   1    適合性評価の全体像   2    製品認証   3    試験所認定とIEC/CBスキーム   4    IECEE  CB制度   5    マネジメントシステム規格と認証・認定   6    要員の認証   7    検査と検査機関   8    適合性評価に係る国際的フレームワーク   8.1     CASCOの活動紹介・認定機関の国際組織と相互承認 ほか   8.2     供給者(自己)適合宣言・CBスキーム(IECEE  CB制度) 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 89
  • 90. G. 設計指針 G.1   対応設計指針    G.1.1  万能設計・共用品設計(Universal  Design)    G.1.2  高齢者・障害者設計指針(例)    G.1.3 子供の安全    G.1.4  形の設計指針    G.1.5  国際単位系   G.2    TRIZ    G.2.1    TRIZの40の視点(発明の原理)   G.3    TRIZ  とHAZOP    G.3.1  パラメータへのHAZOP対応関係の検討    G.3.2  HAZOP  TRIZ発明原理対応表(案)   G.4  HAZOP-­‐TRIZ連携と課題 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 90 見通し 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 91. G.1   対応設計指針 G.1.1 万能設計 ・共用品設計(universal  design)[35]   G.1.2 高齢者・障害者設計指針[36]   G.1.3  子供の安全[37]   G.1.3 かたちの設計指針[37]   G.1.4 国際単位系[38]   G.1.5  より詳細な指針(論理回路・ソフトウェア)      TRIZ[42]  =>  2.2   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 91 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 92. G.1.1 万能設計・共用品設計(Universal design) 92   7 Hazop 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya
  • 93. Q24:万能設計 (Universal design)と
 HAZOPの組み合わせって意味ある? •  公平ってどう量りますか?   •  自由度って無限大じゃないの?   •  簡単って人によって違うよね?   •  必要な情報も人によって違うよね?   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 93 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 94. A24:製品・サービスの制約条件 •  公平は任意の二つの立場の間で,評価関数を決 めて測ります。値がどれくらいの範囲であればよ いかは,歴史,慣習,文化によって違うかもしれま せん。   •  製品・サービスの提供下における制約条件を明確 にすれば,自由度はそこそこの範囲で規定します。   •  なるべく多くの立場の方にとって簡単を目指します。 子供,高齢者,障害者など利用者を想定します。   •  製品・サービスの提供下における制約条件を明確 にし,想定外についても対応することを検討します。 94   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 95. G.1.2 高齢者・障害者設計指針(例) •  ISO/IECガイド71  Guide  for  addressing  accessibility  in    standards[68]   •  JISX8341-­‐1 高齢者・障害者等配慮設計指針―情報通信における機器, ソフトウェア及びサービス―第1部:共通指針[69] •  JISX8341-­‐2 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器, ソフトウェア及びサービス-第2部:パーソナルコンピュータ[70] •  JISX8341-­‐3 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器, ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ[71] •  JISX8341-­‐4 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器, ソフトウェア及びサービス-第4部:電気通信機器[72] •  JISX8341-­‐5 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器, ソフトウェア及びサービス-第5部:事務機器[73] •  JISX8341-­‐6 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器, ソフトウェア及びサービス-第6部:対話ソフトウェア[74] •  JISX8341-­‐7 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器, ソフトウェア及びサービス-第7部:アクセシビリティ設定[75] 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 95 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 96. Q25:高齢者と障害者同時に対応? •  高齢者はどんなことに留意しますか?   •  障害者はどんなことに留意しますか?   •  同時に対応するんですか?   •  子供への対応とは関連させないんですか?   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 96 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 97. A25:ありとあらゆる •  交通死亡事故への対策と,認知症への対応に焦点 を当てています。   •  目が見えない方への対応と,耳が聞こえない方へ の対応が,矛盾がないように設計します。   •  高齢者への対応は,障害者への対応で解決するこ ともあります。   •  子供の障害者への対応と,障害者対応の子供の場 合とに食い違いがないように気をつけます。 97   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 98. G.1.3  子供の安全 •  ISO/IEC  Guide  50:2014  Safety   aspects  Guidelines  for  child   safety  in  standards  and  other   specificanons   – Child:  person  aged  under  14   years   <-­‐  World  report  on  child  injury       prevennon,  UNICEF,  [77] 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 98 交通事故 22.3 水死 16.8 火事 9.1 転落 4.2 毒 3.9 殺人 5.8 自殺 4.4 戦争 2.3 その他 31.1 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 99. Q26:子供への対応は? •  死亡事故どうしたら減らせますか?   •  再発防止策に妙案はあるの?   •  誰もが子供だったのに,何でみんなで考えないの?   •  子供自身にも考える機会は設ける?   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 99 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 100. A26:年齢,体格に応じた木目細かな •  子供で一括りにせずに,年齢,体格に応じた木目細 かな対応を考えています。   •  再発防止策を考える時に,HAZOPを使ってもらうよう に努力しています。   •  今,生きるのに手一杯だと子供の頃の事を忘れたり, 思い出したくない場合もあるかもしれません。   •  年齢や体格だけでなく,心の状態に応じた考える機 会が大事です。 100   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 101. Q27:交通死亡事故は減らせる? •  木目細かな対応って何?   •  高齢者の死亡事故対策ってあるの?   •  自転車の死亡事故減らない?   •  道路はこのままでいいの?   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 101 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 102. A27:やるとよいことはたくさん •  自動車の周辺に死角がいっぱい。小さい子供を感知する仕 組みをはじめ,運転記録の安全目的利用を広げることが一 歩かと考えています。   •  能力と必要性がうまく対応していないところが最大の難点。 安全な街乗り自動車の設計が必要かもしれません。   •  自動点灯,反射板など整備の義務付けに対して,免許制度 が有効かどうか悩み中です。   •  死亡事故現場,過去三十年を地図上に示して傾向を見ると と分かるかもしれません。 102   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 104. Q28:形の設計指針は何用? •  何設計する時に使ったことあるの?   •  どんな形にしたの?   •  やりたいことによって,本当に必要な形って思いつ かないよね?   •  植物や動物の形が参考になるって本当?   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 104 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 105. A28:製品・サービスの制約条件 •  中小企業大学校デザイナ指導者養成講座[78]で 汎用リモコン設計する際に。   •  卵に似ているが握りやすい形。名前は「おすおす」   •  思いついても,すでに有ったりして,考えることお んなじだよねってことが半分以上。   •  昆虫を一生懸命追いかけている知人[79]参照。 105   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 107. Q29:全ての単位(国際単位系)を調査しますか? •  基本単位以外も必要ですか?   •  全ての単位(国際単位系)を調査しますか?   •  これ以外に必要な単位は何がありますか?   •  関係ないものは省略してもいいですか?   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 107 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 108. A29:一度はすべての単位を •  大小は,時間(秒)を除くすべての単位系を   –  長さは長い,短い   –  質量(kg)は重い,軽い   –  温度は暑い・寒い,熱い・冷たい   –  光度は明るい・暗い   •  早遅は,時間(秒)を含むすべての単位を   •  速度(距離/時間),加速度(距離/時間^2)のように時 間を含む単位は,早・遅で分析しても大・小で分析し てもよい。どちらにするかを決めればよい   •  放射線のように普段関係がなさそうでも,いざ事故に なると急に関係がわかる単位もあります。一度は全 部の単位を検討してください。 108  2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 109. G.1.6  より詳細な指針   論理回路・ソフトウェア •  論理回路   – STARC  RTL 設計スタイルガイド[41]   •  Verilog  HDL編   •  VHDL編   – SystemC動作合成スタイルガイド[80]   •  ソフトウェア   – ISO/IEC  TS  17961[81] – MISRA  C,  MISRA  C++[39]   – CERT  C,  CERT  C++[40]   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 109 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 110. Q30:論理回路とソフトウェアの違いは? •  計算機も論理回路じゃないんですか?   •  論理回路設計言語とソフトウェアはどう違うんで すか?   •  論理回路設計言語もソフトウェアの一種では?   •  論理回路の設計指針とソフトウェアの設計指針の 大きな違いは?   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 110 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 111. A30:言語という点では同じ •  計算機も論理回路の一種です。FPGAも論理回路 の一種です。FPGAは,  HDL(論理回路設計言語) で記述して論理回路を接続し直せます。   •  HDLの記述の仕方により,物理的な処理時間に大 幅な差ができます。 •  HDLとプログラミング言語の両方を生成できる System  Cなどの言語もあります。大きなくくりでは 一緒と言えるかもしれません。   •  HDLが時間について詳細な規定があり,プログラミ ング言語は空間について詳細な規定があります。   111   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 112. Q31:ソフトウェアはMISRA/CERTだけ? •  ソフトウェアはMISRA/CERTだけでいいの?   •  MISRAって自動車じゃないの?   •  CERTってセキュリティだけじゃないの?   •  命名規則に名案はある?   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 112 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 113. A31:ほかにもどんどん •  ほかにもどんどん取り入れてください。重複,矛 盾などの洗い出しもHAZOPで整理してください。   •  MISRA  C/C++は動的メモリ管理をしない場合が中 心です。自動車に限定していません。   •  CERT  C/C++はセキュリティが対象です。MISRAと 重複しているところもあります。   •  分野ごとに命名規則を考えましょう。複数の分野 をまたぐシステムはそれぞれの命名規則の重複, 矛盾を洗い出すのにHAZOP使ってみてください。 113   2016年 7月 8日 (c)@kaizen_nagoya 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya
  • 114. A.5 オープンソース •  日本SpaceWireユーザ会   hWps://galaxy.astro.isas.jaxa.jp/SpaceWire/open-­‐ products   •  TOPPERS/HRP2/ATK2/SSPカーネル等[63]   hWps://www.toppers.jp/download.html   •  GCC:  Gnu  Compiler  Collecnon,     hWps://gcc.gnu.org/   •  LLVM,  The  LLVM  Compiler  Infrastructure     hWp://llvm.org/ 2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 114 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 115. A.6 安全分析以外への応用 •  子供向けに楽しいことを企画[45](既出)   •  プログラムのソースコード(安心:seurity)[49]   •  知財   –  TRIZだけを使っている場合にはHAZOPを組合せる •  文書見直し,批評に用いる   A.6.1用語構造   A.6.1.1  視点の違いによる誤解   A.6.1.2 辞書作成   A.6.1.3  JIS  部門記号   A.6.1.4  GxP,  Good  x  Pracnce(適正x基準)   A.6.2HAZOP,  TRIZによる短歌鑑賞   A.6.3  短歌の題材としてのHAZOP・TRIZ   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 115 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 116. A.6.1  用語構造 •  視点によって見えるものが違う[55]   •  分野・立場によって用語定義が違う[56]   – 場合によっては言葉の包含関係が逆転する   – 例:システム>ソフト,ソフト>システム   •  システムごとに用語の構造辞書を作ると良い   •  略号はフルスペル一覧   •  参考文献一覧は入手可能かどうか,最新版 への履歴   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 116 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み
  • 117. A.6.1.1視点の違いによる誤解[97] n  視点1ではBはAの部分集合 n  視点2ではAはBの部分集合 n  誤解:自分は正しく相手が間違い 安全分析におけるHAZOP-­‐TRIZ連携の試み 221  2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya
  • 118. A.6.1.2 辞書 (thesaurus) 安全規格   ・ISO/IEC  Guide  50(JIS無)   ・ISO/IEC  Guide  51(JIS  )   分析手法 ・なぜなぜ分析 ・CARDION   ・STAMP   ・FMEA,  IEC  60812   ・FTA,    IEC  61025   ・HAZOP,  IEC  61882   ・・分析対象 ・・・部品 ・・・・ソフトウェア ・・・自然・社会現象 ・・・教育 ・・設計指針 ・・・共用品設計(万能設計) ・・・形の設計指針 ・・・言語規約 ・・・・MISRA  C/C++,  CERT  C/  C++   ・・・・ RTL設計スタイルガイド   ・・・TIRZ   2017年 7月 5日 (c)@kaizen_nagoya 118 ・誘導語(guide  word)   ・・存在(exist)   ・・・無(no)   ・・方向(direcnon)   ・・・逆(reverse)   ・・・他(other  than)   ・・量(quannty)   ・・・大(more)   ・・・小(less)   ・・質(quality)   ・・・類(as  well  as)   ・・・部(part  of)   ・・時刻(nme)   ・・・早(early)   ・・・遅(late)   ・・順番(sequence)   ・・・前(before)   ・・・後(axer)   作業 ・一人作業 ・班作業 ・・班報告 ・全体報告 作業分類 ・構想(concept)   ・設計(design)   ・製造(produce) ・出荷(release)   ・運用(operanon)   国際規格(IS)   ・ISO   ・・ISO  26262   ・IEC   ・・60812  FMEA   ・・61025  FTA   ・・61882  HAZO   ・ISO/IEC   ・・ISO/IEC  15504   ・・・ISO/IEC  33001   国内規格(JIS)   ・JIS部門記号*1   GxP*2   組織 ・JAXA   ・IPA   ・・IPA/SEC   ・JARI   ・学術団体 ・・日本学術会議 ・・・電気関係学会 ・・SWEST実行委   ・・WOCS ・内部組織 ・・設計部門 ・・利用・運用部門 ・・間接部門 ・取引先 ・・仕入先 ・・納入先 ・・外部委託   教育   ・6歳   ・12歳   ・18歳   制約 ・初期条件(ininal   condinon)   ・境界条件 ・終了条件 ・不変条件