2021年4月14日の「みんなのPython勉強会 #68」のトークのスライドです。 pythonというプログラミング言語はもはやただのコンピュータを操る道具だけではなくなってきた。この言語を軸にしてコンピュターを通してインプットとアウトプットだけのの価値に留まらず、国籍、人種、社会地位等々問わず誰でも参加ができ、人間のインプットをよりいい世界を生み出せるアウトプットに変える機会を私に与えてくれたのは、pythonである。 皆さんと同じpythonでプログラミングを始めることの出発点から、世界のPyCon、仕事の仲間、 PSF、とコミュニティーを出会いの旅をテーマにして私の人間のためのpythonの話をしたいと思います。

1. 人間のための
python
@iqbalabd from 株式会社Xoxzo
2021-04-14 for #stapy68

2. ● はじめまして、ゾクゾー の イクバルです。
● PyCon JP, PyCon MY 立ち上げメンバーの一
人。
● PyCon APAC 2017 座長、現在PyCon APACの
調整役
● PSFのD&I (多様性の受容促進) WG と
Trademarks (商標管理) WG の一人
● ゾクゾーは 7カ国の国籍からできてる12人の
チームです。製品は99%python
お前、誰よ?

3. 今日のお話
01. 技術的の話ではない
02. Pythonを通していろんな人と人の繋がりをメインに
03. 今日の話を聞いて明日から「Pythonの向かい側は人間 」と意識してもらえ
れば
04. 最後に自分なりに共通点をみつけて喜んでもらえれば最高でございます。

4. はじめてのPyCon
● 2010年6月9日から11日シンガポールで
開催
● 当時PSFの会長 Steve Holdenさんは基調
講演
● 誰も知りませんでした

5. 01 価値にフォーカス
何をするも、最初は価値の話から。

6. 価値とは
01. 人を喜ばせること
02. 人が喜ぶ価値は言葉を超えてどんな文化でも通じる
03. 何が嬉しいのか嬉しくないのか、そこが価値観の違い

7. 02 行動で表現
価値を伝えるために、まず言葉を使う前に行動で。

8. PyCon JPのはじまり
六本木 2011年。Steveさんと奥様の会食。
その後、寺田さんからのメールで「作戦会議」を開いた

9. PyCon JPのはじまり
● 2010年7月1日にはじめて4人で会いました。2011年1月mini
PyCon JP誕生した
● 2010年のシンガポールPyCon APACはじめ、各地PyCon開催され
てきた
● 日本も2013年9月にPyCon APAC主催できた

10. PyCon MYのはじまり
2013年の10月、マレーシアのコミュニティーのリーダーSwee MengにPyCon
MYもやろうと連絡した。2014の3月 Mini PyCon MY誕生した。

11. PyCon MYのはじまり
● 2014年から2016年毎年mini含めてPyCon MY開催していた
● 2017年8月に東南アジアに戻ってMYはAPACを主催
● 2020年にAPACを２回目の主催だが、COVID19の影響で急遽オ
ンラインに切り替えた

12. PyCon THのはじまり
2017年にバンコクでDylan Jayと会った。
バンコクではじめてPyCon TH開催されたのは2018年

13. PyCon THのはじまり
● Dylanは仕切ってバンコクでPyCon THが2018と2019開催できた
● 2021年は、PyCon APACを主催する予定

14. いろいろな PyCon in アジア
SGのBeng KeatとMartin
2018年のPyCon ID in Jakarta
2018年のPyCon PH in Manila

15. いろいろな PyCon in アジア
PyCon APAC in Seoul 2016年8月

16. 03 言葉の壁を越えて意識の変化
以外なこと。

17. 意識の変化
01. 英語でうまく話できる人「頭がいい」と思い込んでしまう

18. 頭がいい人は、頭がいい人だ
言葉は、表現の１つの仕方だけで、話すよりゆっくり聞いて引き出す力
が大事。

19. 意識の変化
01. 英語でうまく話できる人「頭がいい」と思い込んでしまう。
02. 多様性の受容は、違うところだけをフォーカスしていてた

20. 皆って、本当に違う？
皆は違う。でも本当に違うかな？

21. 意識の変化
01. 英語でうまく話できる人「頭がいい」と思い込んでしまう。
02. 多様性の受容は、日本に住む人と外国にいる人だけと思っていた
03. 他の人はやってくれるだろう、と思ってしまった。

22. PSF理事会のポストに立候補
● 2020年に挑戦。空席4に対する候補者26人中11位だった
● 投票権持つ1,151人のうち、実際に投票したのは462人だけだっ
た。
● Pythonの世界はもっと広いのに欧米だけか。

23. PSFのD&Iイニシアチブ
PSFは、この問題を認識していて改善するために
Diversity & Inclusion (D&I) ワークグループ
を発足した

24. 意識の変化
01. 英語でうまく話できる人「頭がいい」と思い込んでしまう。
02. 他の人はやってくれるだろう、と思ってしまった。
03. 多様性の受容は、日本に住む人と外国にいる人だけと思っていた
04. 人を喜ばすために、機会を与えることで見える化。

25. 人に機会を与えること
促進されている多様性の受容は、今までなかった機会をできるだけ多く
の人に与えることに繋がる。
手に入れた機会で、自分自身向上可能になり貢献できシステム （社会）
に付加価値をもたらす
PyLadies、(PyLadies Caravan)、Django Girls、Python Bootcampなど
など
機会を与えるために場を作る。見える化のために頑張る。

26. 最後に
● 言葉の壁を乗り越えるために、価値を行動で伝える。
● Pythonの価値は、どれだけ人を喜ばすことに値する。
● 人を喜ばすために、コードだけじゃない。
● 多様性の受容は、違うとこではなくて似ているとこを見るべき
● 自分を、見える化にしてください。

27. お薦めの１冊
● 異文化理解力 by エリン・メイヤー
● Xoxzo LearnDay #8 に発表した
● 仕事上では、大変参考になった

28. アンケートを答えて下さい
PSFのD&Iイニシアチブの一環として、
皆さんのことについてを教えて下さい。

29. ご清聴ありがとうございます。
@iqbalabd

30. Questions?