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Moto Arima
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POがいま押さえておきたい マネジメントのトレンド
PO祭り 2019 Autumnで発表させていただきました「POがいま押さえておきたい マネジメントのトレンド」のスライドになります。 参考になれば幸いです。
Engineering
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POがいま押さえておきたい マネジメントのトレンド
1.
POがいま押さえておきたい マネジメントのトレンド 2019/10/5 PO祭り 2019
Autumn (株)サムザップ 有馬 もと
2.
「有馬もと」の自己紹介 ・東京出身(生まれは町屋、育ちはだいたい中目黒) ・ゲーム開発歴25年近くいっちゃった。ぎゃー。 ・C MAGAZINEの編集者もやってました。 クリスターコーバーンさんとのインタビューとか ・いろんな会社でリーダーやマネージャーをやってました。 Cygamesのエンジニアマネージャとか ・いまはサムザップで、プロダクトのエンジニアリーダーをしつつ エンジニア全体を見つつ…、リーダー教育しつつ…、という感じです。 ・ゲーム業界の高田純次を目指していたり。どーん!
3.
さて
4.
いまのマネジメントの トレンドって何?
5.
なるほど。 それって世界が変わって きてることだよね?
6.
いまの「世間様の動向」を 知ってみる
7.
働く時間に限度 60時間以上の残業の問題視 有休消化の義務化 ライフワークバランス
8.
個人や企業のやれることが増える 個人でもあり管理者でもある 一般小売でもあり仲卸でもある 漫画家でもあり編集者でもあり営業である →特化した能力がある人が幸せになりづらい →才能ある人はなんでもできる世界
9.
早く正解を。無駄は嫌。 社会のイテレーションがとにかく早い 昔の「パソコンできないおじさん」という メタファーが形を変えて同時多発的に起きている 『ケーキが切れない非行少年たち』等の社会問題 も。こうした「置いていかれる人たち」が 増えていて、それが組織に入ってくる
10.
多様性の高まり =ゴールにみんなを向かわせるのが困難 宗教信者の世界的減少 多様性が隠れていることも 多様性同士の衝突もでている
11.
そんななかでの 2019年のマネジメントトレンド
12.
ティール組織 ・600ページにも渡る大書 ・セルフマネジメント/自主経営 まかせちゃう ・ホールネス/全体性 ありのままで働けるようにする ・存在目的 何のためにこの仕事をしているの?
13.
Google re:Work ・https://rework.withgoogle.com/jp/ ・Googleが実施している人事に関する調査 結果、事例、アドバイスなどを公開 ・マネジメント手法も多数掲載。 「心理的安全性」というのもここから ・あらゆるものが詰まっているお宝の書
14.
沢渡あまねさんの本 ・大ベストセラー ・内容的にやっと有馬が探して いた本に出会えた感がある ・エンジニアで言うところの 「リーダブルコード」の本に 近い
15.
アジャイルとスクラムがだめぽよ話 「アジャイルは死んだ」- Dave Thomas http://gotocon.com/dl/goto-amsterdam- 2015/slides/DaveThomasPragmatic_EVENINGKEYNOTEAgileIs Dead.pdf 「方法論の終焉」-
Alistair Cockburn http://alistair.cockburn.us/The+end+of+methodology とかアジャイル憲章作った人たちとかから前から言ってたところ…
16.
アジャイルとスクラムがだめぽよ話 Googleはアジャイル開発していないんだよねー、 アンチスクラムなプロダクトもあるよー、 という話が中の人から最近出る https://www.quora.com/Why-do-some- developers-at-strong-companies-like-Google- consider-Agile-development-to-be-nonsense
17.
アジャイルとスクラムがだめぽよ話 本当のスクラムはこれだけのはず(方法論の終焉から) ・スキルが十分ある人たちで多能工の集団を作る ・その人たちにデモをしてもらったり、頻繁にリリースしてもらう。 ただし、こまかく管理するのはやめる。 ・チームには日ごと月ごとに「観察と調整」(inspect&adapt)させる。 ・誰か一人に自由な時間を与え、 阻害要因を取り除いたり、チームの質を 観察したりしてもらう。 ・ビジネス側には代表者1人を通じて話すようにしてもらう。
18.
アジャイルとスクラムがだめぽよ話 「教科書」通りの アジャイルとスクラムによる開発手法が 社会的、作るモノ、作る人、 ビジネスモデル的に 合わないことが 多くなってきたかも?
19.
タレントマネジメント ・最近また注目を集める。サービスが台頭 (タレントパレット、HITO-Talent…) ・「リーダー候補を育成」するため「人材調達」 「人材育成」「適材適所への配置」 「人材定着」を行う ・事業で足りないところにいれるのではなく、 人のスキルベースで配置を決め育てていく
20.
オープン・ダイアローグ ・精神医療の世界で始められた 「対話」を主題にした治療法 ・ひたすら聞く。ネガティブでも なんでも。聞き出していく。 ・それを意思決定者や関係者全員で 聞く。本人の前で決める ・マネジメントなどへの応用が期待 されている
21.
マネジメントの可視化/定量化 ・「見える化」から「数値化」 ・社風を計測する「ToMo指数」 世界的な指標の確立 ・KPIが取れたら機械学習をさせて 最適化が図れるかもと期待される
22.
これからのマネジメント これからの起きるであろう 未来のマネジメントのパラダイム
23.
これからのマネジメント 個人>組織 個人のゴール>組織のゴール 勝手にやってくれ>組織の意向に従う 同好の人たち>好みの違う人
24.
マネジメントとAI支援 もう人が人を管理する限界を超えている ・HR+AI ・github+AI ・運用+AI ・(HR+github+運用+....)×AI=?
25.
承認欲求を満たすマネジメント ・個人を動かすための手法のひとつ ・fav数のメタファー ・ほめられたいけれど、具体的にどのぐら い貢献したのか、すぐ知りたいという ニーズ ・とにかくほめてくれるおばちゃん、おじ ちゃん
26.
村社会化組織(含むアンチ多様性) ・「同好の士」をどれぐらい集められるかが、これ からのマネジメントのカギになる ・そうした「人集め」「作業開始」「お茶会」 「作業完了」「月日は流れ」「お別れ」のセット
27.
村社会化組織(含むアンチ多様性) ・Linux等のフリーソフト業界ではよくある。 「伽藍とバザール」。結局リーナス戻ったし。 ・かなり辛い話だけれど、社会情勢を見るとそれが これから顕著になる
28.
めんどくさい。やらない ・創造する部分と作業部分の分離がより進む とすると、マネジメント手法もそれぞれに必要 ・もうごちゃごちゃと多すぎなくないか? ・マネジメントにおける「コンマリ」メソッド、 断捨離がトレンドになりそう
29.
こんな未来を見据えつつ今どうすれば? こんなトレンドを思いつつ、 サムザップでいま行っている マネジメント的なところ
30.
プロダクト プランナーエンジニアクリエティブ 組織体制 プロデューサー PM, ディレクター クリエティブリーダー エンジニアリーダー
プランナーリーダー イラストリーダ ー アニメ、シナリ オ インゲーム アウトゲーム インゲーム アウトゲーム メンバー メンバー メンバー メンバー メンバー メンバー メンバー メンバー メンバー メンバー メンバー メンバー … … … … … … SGE 各横軸チーム/グループ
31.
マネジメントに関する対応 サムザップ内の各職種でのマネジメント サムザップ外の各組織との交流(横軸組織) 1か月に1回、上長とメンバーで「1on1」を行っている エンジニアは評価軸を各社で統一。段階を設けた などなど。
32.
ゲーム開発だと手法を取り込みにくい ゲーム開発の場合は映画、アニメ、漫画などの コンテンツ産業とだいたい同じ アニメ「SHIROBAKO」見たらだいたいわかるよね? 違うのは「マネジメントのフォーマット」を 確立できないところ
33.
ゲーム開発だと手法を取り込みにくい ・絵コンテ->チェック->原画->チェック->動画->チェック->撮影みたいな フローで、チェックで問題があればひとつ前の工程に戻れるとする。 ・ゲームだと仕様作成->UI/デザイン発注->プログラムに組み込み->確認 なんだけどすんなりいかない。試して修正したり、仕様に戻って変更とい うのがよくある ・このフローでは、制作進行役が単純に途中の作業を見てわからない。 紙に書かれていたり、動画になっているものだけではないため、ぱっと 見わからない。 ・使っている技術が多岐に渡っていて、ゲーム内容やビジネスモデルでも 選択する技術や人がころころ変わるので、フローを都度作ることになる。
34.
事例 というあたりで最近やっている チームビルドとマネジメント
35.
最近やってる階層的チームビルド コアチームを作る 3人ぐらい 人を見て配属を判断。 「自分はこれをしたい」というのが 持てる利己的である人
36.
最近やってる階層的チームビルド チームに「欠けているもの」を探してそれ を埋めていく ・若者とベテラン ・すぐ作る人と設計をしっかりする人 といった組み合わせで欠けている能力が あればそれを補う人 これでだいたい8人ぐらい
37.
最近やってる階層的チームビルド 人海戦術が必要になったらコアチームを主 導として体制に変える ・リソースの組み込みなどでどうしても 必要な局面が来る ・ほかチームから来るので、異文化交流に 近い ・それでも手を動かしてもらえるように コアチームから指示が出せるよう整える だいたい10~15人ぐらい
38.
手法としては緩いスクラム ・管理ツールとしてwrikeを使用 ・毎週レビュー会というみんなで内容を見る会を 用意。それをイテレーションとしてまわす ・朝会でタスク確認 ・夕会でエンジニアの状況確認
39.
わりとよい「だらだら夕会」 ・夕会ちゃんとやっていたけれど「誰が何やっているか わからない」と言われる ・かなりショックを受けて「じゃあもう適当にしよう」と いうことにした ・おかしを持ち寄って20分ほど、だらだらと各自で喋る。 全員に共有したい事項があればそのとき「ちょっと聞い てー」と話す ・わりと評判がよかった。現在のところ様子見ながら続け ている。
40.
まとめ ・昔のような手法は社会変化とともにだんだん通じなく なっている ・緩く、しかし効果的な手法を、いろいろな視点で見定め て適用し、ダメなら変えるようにしていくのが重要 ・アンテナはっておきましょう。 ・人だ人。やっぱり人
41.
まとめ ありがとうございました! ご質問等あればぜひ! ほか、こちらまで。 arima_moto@sumzap.co.jp
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